弱肉強食やしねぇ。
2021年07月30日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月30日の金曜日でございます。
さぁ7月も終りですなぁ〜。
明日は土曜日ですから、今日が月末の支払いって事になります。
当院では給料日ですな。
払いたくねぇ(笑)
毎月思っております(笑)
そんな月末、今日も元気にネタにいきましょう。
以前、このブログでイギリスでは、全ての動物が感覚と感情を持つ「衆生」(しゅじょう)であることを認める法案が可決されたってお話しを書いたんですが、読んだ方はいますかね。。
「衆生」ってのは、「命ある者」、「心をもつ者」を意味するサンスクリット語の訳語だそうで、生きとし生けるもの(生類)のことを指すそうです。
ですがこの法案は、あくまでも「背骨のある動物(脊椎動物)のみ」が対象だったんですが、英政府は甲殻類や頭足類、などの非脊椎動物も法案に含めることを検討しているんだそうです。
つまり、改正された法案が可決されれば、ロブスターやエビ、タコやイカなどを生きたまま茹でる調理方法が完全に禁止され、違法となる可能性があるようなんです。
因みにスイス、ノルウェー、ニュージーランドでは、既に生きたままロブスターを調理する行為は違法となっているそうです。
イギリスでも今年5月に可決された動物愛護法案の改正審議が行われ、議会は「全脊椎動物が感覚と意識を有していると法的に認める」という動物福祉(感覚)法案を検討しました。
ですが、エビやカニ、イカやタコなどの甲殻類や頭足類も意識を有し、痛みを感じると主張する団体が法律の拡張改正を支持するよう促したことから、適用範囲を拡大するか否かの審議を行っているということのようです。
以前、生きたままロブスターを茹でることにおいては、解決策としてマリファナ(大麻)のような薬物で鎮静させることで痛みを和らげることができるという主張があったそうなんですが、科学者はこれはほとんど効果がないことを指摘しています。
動物福祉の慈善団体は、電気機器で非脊椎動物にショックを与えて気絶させたり、冷機で凍結したりする方が、生きたまま沸騰して死なせるよりもまだ人道的な方法であると主張しています。
まぁ、動物は大事にしなきゃいけませんがねぇ…。
ここまでいくといきすぎかと(笑)
動物愛護という精神はとても大事だとは思いますが、ヒトが他の生物を食する以上、どこかで線引きしなきゃいけません。
つまり、「食用は除く!」
これは絶対でしょう。
ここをぼやかしたら、牛豚鶏はなんで殺してええんですかって論議が常につきまといますもんね。
2006年の動物福祉法には、甲殻類と軟体動物が意識を有しているという感覚の「十分な証拠」が発見された場合、それらを含めるべきという条項が既に規定されているんだそうです。
すでに、3年前の2018年、支援団体は、当時の環境長官にエビやタコなどの甲殻類と軟体動物も痛みを感じる意識があるという「十脚甲殻類および頭足類軟体動物における感覚の証拠に関する報告」という論文を提出しています。
また、十脚甲殻類の人道的な対応を求めて活動する動物福祉団体『Crustacean Compassion』の共同創設者メイジー・トムリンソンさんは、メディア取材で「これらの敏感で魅惑的な生き物が、痛みを感じて苦しむ能力については十分な証拠があり、彼らは食品業界で恐ろしい扱いを受けています」と法案拡張に強い賛成を示しているんだとか…。
更に、イギリス環境食糧農村地域省(DEFRA)のスポークスマンは、このように話しています。
【私たちは、世界で最も高い動物福祉基準のいくつかを持っていることを誇りに思っており、全ての動物が不必要な痛みや苦痛を回避できるように、そして動物福祉の基準を更に強化することに全力で取り組んでいます。】
だって。
利用可能な科学的証拠によって、この法案は慎重に検討されることになるようですな。
ですが多数の国民からは「こんな細かいことを議論するより、国民の高い税金を調整することに集中しろ」「もっと最優先させなければならない重要事項があるのでは?」「ここまでくると、漁ももうすぐ禁止になるね」といった批判的な声も多いようです。
そりゃそうでしょ。
自然界の成り立ち的な部分もありますやん。
食物連鎖、弱肉強食みたいな…。
大体の捕食者は、獲物を生きたまま食べますしね。
人間だけ愛護しなきゃいけないってのも微妙でしょ?
「食用を除く」って括りだけシッカリ決めてしまえば、釣った魚をそのまま絞めるのも、カニをゆでるのも問題ないですやん。
むやみに殺生してるわけではないですしね。
ま、今回の法案の論点は、殺す殺さないではなく、苦しませるかどうかってことですけど、それもねぇ…。
結局、殺すんやしねぇ…。
まぁ、せめて苦しませないでって気持ちも分からんでもないですが、これはやりすぎ感ありますね。
ま、魚を生食する文化のある日本では、到底とおる法案じゃないですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月30日の金曜日でございます。
さぁ7月も終りですなぁ〜。
明日は土曜日ですから、今日が月末の支払いって事になります。
当院では給料日ですな。
払いたくねぇ(笑)
毎月思っております(笑)
そんな月末、今日も元気にネタにいきましょう。
以前、このブログでイギリスでは、全ての動物が感覚と感情を持つ「衆生」(しゅじょう)であることを認める法案が可決されたってお話しを書いたんですが、読んだ方はいますかね。。
「衆生」ってのは、「命ある者」、「心をもつ者」を意味するサンスクリット語の訳語だそうで、生きとし生けるもの(生類)のことを指すそうです。
ですがこの法案は、あくまでも「背骨のある動物(脊椎動物)のみ」が対象だったんですが、英政府は甲殻類や頭足類、などの非脊椎動物も法案に含めることを検討しているんだそうです。
つまり、改正された法案が可決されれば、ロブスターやエビ、タコやイカなどを生きたまま茹でる調理方法が完全に禁止され、違法となる可能性があるようなんです。
因みにスイス、ノルウェー、ニュージーランドでは、既に生きたままロブスターを調理する行為は違法となっているそうです。
イギリスでも今年5月に可決された動物愛護法案の改正審議が行われ、議会は「全脊椎動物が感覚と意識を有していると法的に認める」という動物福祉(感覚)法案を検討しました。
ですが、エビやカニ、イカやタコなどの甲殻類や頭足類も意識を有し、痛みを感じると主張する団体が法律の拡張改正を支持するよう促したことから、適用範囲を拡大するか否かの審議を行っているということのようです。
以前、生きたままロブスターを茹でることにおいては、解決策としてマリファナ(大麻)のような薬物で鎮静させることで痛みを和らげることができるという主張があったそうなんですが、科学者はこれはほとんど効果がないことを指摘しています。
動物福祉の慈善団体は、電気機器で非脊椎動物にショックを与えて気絶させたり、冷機で凍結したりする方が、生きたまま沸騰して死なせるよりもまだ人道的な方法であると主張しています。
まぁ、動物は大事にしなきゃいけませんがねぇ…。
ここまでいくといきすぎかと(笑)
動物愛護という精神はとても大事だとは思いますが、ヒトが他の生物を食する以上、どこかで線引きしなきゃいけません。
つまり、「食用は除く!」
これは絶対でしょう。
ここをぼやかしたら、牛豚鶏はなんで殺してええんですかって論議が常につきまといますもんね。
2006年の動物福祉法には、甲殻類と軟体動物が意識を有しているという感覚の「十分な証拠」が発見された場合、それらを含めるべきという条項が既に規定されているんだそうです。
すでに、3年前の2018年、支援団体は、当時の環境長官にエビやタコなどの甲殻類と軟体動物も痛みを感じる意識があるという「十脚甲殻類および頭足類軟体動物における感覚の証拠に関する報告」という論文を提出しています。
また、十脚甲殻類の人道的な対応を求めて活動する動物福祉団体『Crustacean Compassion』の共同創設者メイジー・トムリンソンさんは、メディア取材で「これらの敏感で魅惑的な生き物が、痛みを感じて苦しむ能力については十分な証拠があり、彼らは食品業界で恐ろしい扱いを受けています」と法案拡張に強い賛成を示しているんだとか…。
更に、イギリス環境食糧農村地域省(DEFRA)のスポークスマンは、このように話しています。
【私たちは、世界で最も高い動物福祉基準のいくつかを持っていることを誇りに思っており、全ての動物が不必要な痛みや苦痛を回避できるように、そして動物福祉の基準を更に強化することに全力で取り組んでいます。】
だって。
利用可能な科学的証拠によって、この法案は慎重に検討されることになるようですな。
ですが多数の国民からは「こんな細かいことを議論するより、国民の高い税金を調整することに集中しろ」「もっと最優先させなければならない重要事項があるのでは?」「ここまでくると、漁ももうすぐ禁止になるね」といった批判的な声も多いようです。
そりゃそうでしょ。
自然界の成り立ち的な部分もありますやん。
食物連鎖、弱肉強食みたいな…。
大体の捕食者は、獲物を生きたまま食べますしね。
人間だけ愛護しなきゃいけないってのも微妙でしょ?
「食用を除く」って括りだけシッカリ決めてしまえば、釣った魚をそのまま絞めるのも、カニをゆでるのも問題ないですやん。
むやみに殺生してるわけではないですしね。
ま、今回の法案の論点は、殺す殺さないではなく、苦しませるかどうかってことですけど、それもねぇ…。
結局、殺すんやしねぇ…。
まぁ、せめて苦しませないでって気持ちも分からんでもないですが、これはやりすぎ感ありますね。
ま、魚を生食する文化のある日本では、到底とおる法案じゃないですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院