使用済みレゴブロック
2021年07月27日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
7月27日の火曜日でございます。
7月も残り5日程となりました。
オリンピックも盛り上がってますし、ついでにコロナもフツフツと…。
もう、みんな家にいましょう。
これ、もっかい、一番最初の「ステイホーム」に戻らないと結局繰り返しが続いてしまいますよ。
一番最初の「ステイホーム」はみんな家にいましたもんね。
そんなステイホームが必要な昨今、今日のネタはステイホームの強い味方的なグッズにまつわるお話しです。
一部マニアには絶大な人気があり、踏んだら激痛を伴うことで知られている、強度、耐性を持つレゴブロックは、大人から子供まで、世界中で愛され続けています。
そのレゴ社が今回、なかなかな事を発表したんです。
なんと、使用済みペットボトルを再利用して作った環境にやさしいレゴブロックの試作品を開発したそうなんです。
まだ試作段階らしいですが、満足のいく品質になることが予想されており、順調にいけば2年以内には販売できるようになるとのことです。
更に2030年までには全てのパーツを持続可能な資源由来のプラスチックにするという目標を明かしたそうです。
これはスゴイね。
さすが世界のレゴですな。
年間数十億のブロックを製造しているレゴ社の従来のブロックは、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン)でできており、その3つの物質が合体して、ブロックに強度、耐性、光沢性を与えることで、加圧してもその圧力に負けない、つまり壊れない、という特質を持っています。
環境への取り組みに熱心な同社は、2018年にサトウキビの搾りかすである廃糖蜜を原料とするバイオエタノールを脱水縮合して製造された持続可能なバイオエチレン製パーツの生産を開始しました。
ですが、この素材は従来のレゴブロックのような頑強なパーツには不向きで、現在は木や枝、葉、ミニフィギュアのアクセサリーなど100種以上の小さく柔らかいパーツに使用されているそうなんです。
今回、レゴ社がリサイクル素材を利用したレゴブロックを開発するのは初となるわけです。
レゴ社は、米国食品医療薬品局(FDA)および欧州食品安全機関(EFSA)の承認を受けたアメリカの会社から調達した再生プラスチックを使用したペットボトルを材料にして、環境にやさしいレゴブロックの試作品を作成。
この試作品は、従来のレゴブロックのように頑丈で、構造の完全性と他のブロックとの十分な「くっつき力」を備えていることを証明しなければならず、素材に添加剤を加えて作られるそうです。
プロセスとしては、ペットボトルを粉砕して粒状のフレークにした後洗浄し、耐久性を高めるための処理(この詳細は企業秘密なんだとか…)をし、その後ブロックの形に整えていきます。
このプロセスで使用される1リットルのペットボトルで、10個の4x2レゴブロックが製造可能になるんだそうです。
レゴ社は、ブロックを染色する塗料も油性ではなく、持続可能な色素を利用する予定だそうで、品質テストや更なる開発作業をあと1年は続けていくという事だそうです。
レゴグループの環境責任者であり副社長のティム・ブルックス氏は、記者会見で次のように話しています。
【過去3年の実験で、250種の材料を使った結果、品質、安全性、強度を含む厳正な要件を満たす試作品が完成しました。
最大の課題は、既存のブロックと同じぐらい耐久性があり、頑丈で高品質であること、過去60年間に製造されたレゴの要素に適合する新たな素材を再考し、革新することです。
当社の製品が、子供や大人を刺激する遊びとして使用されるだけではなく、その素材が地球にプラスの影響を与えられることを望んでおり、何世代にもわたる子供たちの持続可能な未来を築くため、今我が社は自分たちの役割を果たすことに尽力しております。
まだまだ長い道のりですが、これまでの進歩には満足しています。】
だそうです。
まぁ、かなり困難な事だったんでしょうね。
ホント、レゴってメチャクチャ硬いもんねぇ。
あの硬さをペットボトルから作るって、なかなか凄い気はします。
まだ開発途中といったところではありますが、レゴ社は記者会見で「よりよい環境を求めて2022年までに製造をカーボンニュートラルにし、2030年までには全てのパッケージを持続可能なものにする他、全てのパーツを再利用したプラスチックで製造したい」と希望を述べています。
現在、150人以上の社員が製品の持続可能性の向上に取り組んでおり、目標達成のために、レゴ社は3年間で最大4億ドル(約444億円)を投資する予定だということです。
投資額もなかなか凄いですな。
ですが、こういった大企業が率先して環境問題に取り組むことで、そこからいわゆる下請けの企業なんかにも影響力が出るでしょうし、この進歩は大きなものだと思いますね。
わたくし院長、レゴは作ったことないですが、この新しい製品が登場したら、一度買ってみたいと思います。
これは、生きてるうちにいけるでしょう(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月27日の火曜日でございます。
7月も残り5日程となりました。
オリンピックも盛り上がってますし、ついでにコロナもフツフツと…。
もう、みんな家にいましょう。
これ、もっかい、一番最初の「ステイホーム」に戻らないと結局繰り返しが続いてしまいますよ。
一番最初の「ステイホーム」はみんな家にいましたもんね。
そんなステイホームが必要な昨今、今日のネタはステイホームの強い味方的なグッズにまつわるお話しです。
一部マニアには絶大な人気があり、踏んだら激痛を伴うことで知られている、強度、耐性を持つレゴブロックは、大人から子供まで、世界中で愛され続けています。
そのレゴ社が今回、なかなかな事を発表したんです。
なんと、使用済みペットボトルを再利用して作った環境にやさしいレゴブロックの試作品を開発したそうなんです。
まだ試作段階らしいですが、満足のいく品質になることが予想されており、順調にいけば2年以内には販売できるようになるとのことです。
更に2030年までには全てのパーツを持続可能な資源由来のプラスチックにするという目標を明かしたそうです。
これはスゴイね。
さすが世界のレゴですな。
年間数十億のブロックを製造しているレゴ社の従来のブロックは、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン)でできており、その3つの物質が合体して、ブロックに強度、耐性、光沢性を与えることで、加圧してもその圧力に負けない、つまり壊れない、という特質を持っています。
環境への取り組みに熱心な同社は、2018年にサトウキビの搾りかすである廃糖蜜を原料とするバイオエタノールを脱水縮合して製造された持続可能なバイオエチレン製パーツの生産を開始しました。
ですが、この素材は従来のレゴブロックのような頑強なパーツには不向きで、現在は木や枝、葉、ミニフィギュアのアクセサリーなど100種以上の小さく柔らかいパーツに使用されているそうなんです。
今回、レゴ社がリサイクル素材を利用したレゴブロックを開発するのは初となるわけです。
レゴ社は、米国食品医療薬品局(FDA)および欧州食品安全機関(EFSA)の承認を受けたアメリカの会社から調達した再生プラスチックを使用したペットボトルを材料にして、環境にやさしいレゴブロックの試作品を作成。
この試作品は、従来のレゴブロックのように頑丈で、構造の完全性と他のブロックとの十分な「くっつき力」を備えていることを証明しなければならず、素材に添加剤を加えて作られるそうです。
プロセスとしては、ペットボトルを粉砕して粒状のフレークにした後洗浄し、耐久性を高めるための処理(この詳細は企業秘密なんだとか…)をし、その後ブロックの形に整えていきます。
このプロセスで使用される1リットルのペットボトルで、10個の4x2レゴブロックが製造可能になるんだそうです。
レゴ社は、ブロックを染色する塗料も油性ではなく、持続可能な色素を利用する予定だそうで、品質テストや更なる開発作業をあと1年は続けていくという事だそうです。
レゴグループの環境責任者であり副社長のティム・ブルックス氏は、記者会見で次のように話しています。
【過去3年の実験で、250種の材料を使った結果、品質、安全性、強度を含む厳正な要件を満たす試作品が完成しました。
最大の課題は、既存のブロックと同じぐらい耐久性があり、頑丈で高品質であること、過去60年間に製造されたレゴの要素に適合する新たな素材を再考し、革新することです。
当社の製品が、子供や大人を刺激する遊びとして使用されるだけではなく、その素材が地球にプラスの影響を与えられることを望んでおり、何世代にもわたる子供たちの持続可能な未来を築くため、今我が社は自分たちの役割を果たすことに尽力しております。
まだまだ長い道のりですが、これまでの進歩には満足しています。】
だそうです。
まぁ、かなり困難な事だったんでしょうね。
ホント、レゴってメチャクチャ硬いもんねぇ。
あの硬さをペットボトルから作るって、なかなか凄い気はします。
まだ開発途中といったところではありますが、レゴ社は記者会見で「よりよい環境を求めて2022年までに製造をカーボンニュートラルにし、2030年までには全てのパッケージを持続可能なものにする他、全てのパーツを再利用したプラスチックで製造したい」と希望を述べています。
現在、150人以上の社員が製品の持続可能性の向上に取り組んでおり、目標達成のために、レゴ社は3年間で最大4億ドル(約444億円)を投資する予定だということです。
投資額もなかなか凄いですな。
ですが、こういった大企業が率先して環境問題に取り組むことで、そこからいわゆる下請けの企業なんかにも影響力が出るでしょうし、この進歩は大きなものだと思いますね。
わたくし院長、レゴは作ったことないですが、この新しい製品が登場したら、一度買ってみたいと思います。
これは、生きてるうちにいけるでしょう(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院