健康診断はちゃんと受けましょう。
2016年04月27日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
4月27日水曜日。
もうすぐ世間ではGWじゃないですか。
当院もカレンダー通りですがお休みをいただきます。
4月ももう終わりですねぇ…
4月はスタートの時期ですから、みなさん良いスタートきれたでしょうかねぇ…
後、4月と言えば健康診断。
お勤めされてる方や、学生さんはわりと受けやすい環境にあったりするんですが、やはり年に1度くらいは受けたいもの。
では、今日はそんな健康診断なお話でも〜…
まず最初は、なぜ空腹で健康診断を受けなければならないか?
これをいってみたいと思います。
健康診断を受診する前に渡される案内書には、「朝食を抜いてください」「前日の22時までには夕食を済ませてください」などの、食事に関する注意が必ず書かれています。
そして、我慢できずにちょっと食べてきちゃった〜とか、よくある話。
でも、この「空腹」、どんな意味があるんでしょうか。
逆に言うと、食事をして健康診断を受けちゃったら、どんな影響があるんでしょうか…
食事を抜かずに健康診断を受けた場合、特に影響を受けるのが「血液検査」です。その中でも、糖尿病のリスクを検査するための「空腹時血糖」という項目に影響が出ちゃいます。
そりゃ「空腹時血糖」やもんね。
そもそもの定義ミスってことになりますな(笑)
「空腹時血糖」とは、その名の通り、空腹時の血糖値を測るもの。実は満腹だったとなれば、正しい数値が出ないことは、容易に想像ができますよね。
このほか、脂質異常のリスクを調べるための「中性脂肪」も、空腹時の数値が必要となります。
この2つの検査項目の共通点は、「食事をとることで値が上がる」ということです。
ですから、「空腹時の数値」がそもそもの基準であり、それ以外は一切参考にならないわけですね。
食後すぐに検査をすると、数値がぐっと上がって「異常値」と判断されてしまう可能性があるわけです。すると誤った判定のまま、糖尿病や脂質異常が疑われ、「再検査」とかの烙印を押されてしまうわけですね。
また、健康診断は、基準値との比較をするほか、前年や前々年の自分の健診結果と比較することも重要視されているため、過去の健診と条件が違うと、正しい比較ができなくなるなどの悪影響を生じてしまい、結果や経過に意味をなさなくなっちゃうわけですね。
そのため、前提として決められた「空腹状態」は、きちんと守ることが大切だということです。
なので、「診断前10時間の絶食」が基本とされています。
ですから、健康診断の時間から起算して、約10時間前から食事を抜くことが基本です。とは言え、「10時間前までなら食べてもかまわない」と言っても、時間ギリギリまで暴飲暴食をしているようでは健康診断に差し支えてしまいます。検査前日は、体にやさしい食事を早めの時間にとりましょう。前日の飲酒も基本的には禁止です。
後、もうひとつよく注意が必要なのが、健康診断当日の「水分補給」ですね。
朝食を抜くと、どうしてもお腹がすいたり口が寂しくなるもの。喉も渇いてしまいます。水分補給は、基本的には禁止されない場合が多いですが、重要なのは「何を飲むか」です。
案内書にはおそらく、「水・お茶なら問題なし」などと記してある場合が多いです。水やお茶を飲む分にはかまいませんが、それ以外のものを口にしないように気をつけてください。
ただし、検査内容によっては水分そのものを制限している場合もありますので、その案内にしたがいましょうね。
お酒はもちろん、コーヒーやジュースなどはカフェインや糖分が入っているため、摂らないようにしましょう。
私的には、お茶にもカフェインが入っていますのでお茶も避けて、出来れば水で我慢すべきだと思います。
せっかくの検査なんですから、出来るだけ正確にしたいですもんね。
それから、喫煙される方は、飲酒と同様に前日からやめておくのが好ましいでしょうと広く言われています。
タバコに含まれているニコチンは、血管を収縮させてしまうので、血圧検査において悪い数値を出す可能性が高いですから…
って、ここでちょっと疑問なんですが、仮に一日禁煙して、多少血管を広げ、血流をよくして血圧を下げる(血圧の上下はそれだけが要因ではないですが…)ことが出来ても、それはそれで自分の本当の数値じゃないんじゃないのと…
まぁ、空腹時に関しては仕方ないにしても、それ以外で急場しのぎの「数値を良くする」行為は、結果的に自分のためになってないので、まぁほどほどにした方がいいかもですね。
悪いところを見つけるための健康診断ですから、あくまでいつもの自分でないと意味がない気はします。
なので、喫煙者はいつも通り、朝からプカプカ吸っていきましょう(-。-)y-゜゜゜(笑)
と、ここまでは一般的な話なんですが、ちょっとマニアックなお話。
血液検査の前日はあまり激しい筋トレは良くないです。
筋トレって激しければ激しいほど、筋線維が破壊され、内部で微小損傷および毛細血管から出血しています。
で、この状態だと、白血球がこの炎症を抑えようと、過剰に動き出すわけです。
ですから、私は毎回、この「白血球」の数値が異常値をしめし、骨折レベルの数字をたたき出します。
最初、筋トレのせいだと気づく前は、再検査とかして炎症をさがしたりされましたからね。
今では、昨日激しい筋トレしちゃいました。って言えば大丈夫ですけどね。
ですから、健康診断に限らず、血液検査をする前は、食事とタバコと筋トレ。
この3点に注意して下さいね〜
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月27日水曜日。
もうすぐ世間ではGWじゃないですか。
当院もカレンダー通りですがお休みをいただきます。
4月ももう終わりですねぇ…
4月はスタートの時期ですから、みなさん良いスタートきれたでしょうかねぇ…
後、4月と言えば健康診断。
お勤めされてる方や、学生さんはわりと受けやすい環境にあったりするんですが、やはり年に1度くらいは受けたいもの。
では、今日はそんな健康診断なお話でも〜…
まず最初は、なぜ空腹で健康診断を受けなければならないか?
これをいってみたいと思います。
健康診断を受診する前に渡される案内書には、「朝食を抜いてください」「前日の22時までには夕食を済ませてください」などの、食事に関する注意が必ず書かれています。
そして、我慢できずにちょっと食べてきちゃった〜とか、よくある話。
でも、この「空腹」、どんな意味があるんでしょうか。
逆に言うと、食事をして健康診断を受けちゃったら、どんな影響があるんでしょうか…
食事を抜かずに健康診断を受けた場合、特に影響を受けるのが「血液検査」です。その中でも、糖尿病のリスクを検査するための「空腹時血糖」という項目に影響が出ちゃいます。
そりゃ「空腹時血糖」やもんね。
そもそもの定義ミスってことになりますな(笑)
「空腹時血糖」とは、その名の通り、空腹時の血糖値を測るもの。実は満腹だったとなれば、正しい数値が出ないことは、容易に想像ができますよね。
このほか、脂質異常のリスクを調べるための「中性脂肪」も、空腹時の数値が必要となります。
この2つの検査項目の共通点は、「食事をとることで値が上がる」ということです。
ですから、「空腹時の数値」がそもそもの基準であり、それ以外は一切参考にならないわけですね。
食後すぐに検査をすると、数値がぐっと上がって「異常値」と判断されてしまう可能性があるわけです。すると誤った判定のまま、糖尿病や脂質異常が疑われ、「再検査」とかの烙印を押されてしまうわけですね。
また、健康診断は、基準値との比較をするほか、前年や前々年の自分の健診結果と比較することも重要視されているため、過去の健診と条件が違うと、正しい比較ができなくなるなどの悪影響を生じてしまい、結果や経過に意味をなさなくなっちゃうわけですね。
そのため、前提として決められた「空腹状態」は、きちんと守ることが大切だということです。
なので、「診断前10時間の絶食」が基本とされています。
ですから、健康診断の時間から起算して、約10時間前から食事を抜くことが基本です。とは言え、「10時間前までなら食べてもかまわない」と言っても、時間ギリギリまで暴飲暴食をしているようでは健康診断に差し支えてしまいます。検査前日は、体にやさしい食事を早めの時間にとりましょう。前日の飲酒も基本的には禁止です。
後、もうひとつよく注意が必要なのが、健康診断当日の「水分補給」ですね。
朝食を抜くと、どうしてもお腹がすいたり口が寂しくなるもの。喉も渇いてしまいます。水分補給は、基本的には禁止されない場合が多いですが、重要なのは「何を飲むか」です。
案内書にはおそらく、「水・お茶なら問題なし」などと記してある場合が多いです。水やお茶を飲む分にはかまいませんが、それ以外のものを口にしないように気をつけてください。
ただし、検査内容によっては水分そのものを制限している場合もありますので、その案内にしたがいましょうね。
お酒はもちろん、コーヒーやジュースなどはカフェインや糖分が入っているため、摂らないようにしましょう。
私的には、お茶にもカフェインが入っていますのでお茶も避けて、出来れば水で我慢すべきだと思います。
せっかくの検査なんですから、出来るだけ正確にしたいですもんね。
それから、喫煙される方は、飲酒と同様に前日からやめておくのが好ましいでしょうと広く言われています。
タバコに含まれているニコチンは、血管を収縮させてしまうので、血圧検査において悪い数値を出す可能性が高いですから…
って、ここでちょっと疑問なんですが、仮に一日禁煙して、多少血管を広げ、血流をよくして血圧を下げる(血圧の上下はそれだけが要因ではないですが…)ことが出来ても、それはそれで自分の本当の数値じゃないんじゃないのと…
まぁ、空腹時に関しては仕方ないにしても、それ以外で急場しのぎの「数値を良くする」行為は、結果的に自分のためになってないので、まぁほどほどにした方がいいかもですね。
悪いところを見つけるための健康診断ですから、あくまでいつもの自分でないと意味がない気はします。
なので、喫煙者はいつも通り、朝からプカプカ吸っていきましょう(-。-)y-゜゜゜(笑)
と、ここまでは一般的な話なんですが、ちょっとマニアックなお話。
血液検査の前日はあまり激しい筋トレは良くないです。
筋トレって激しければ激しいほど、筋線維が破壊され、内部で微小損傷および毛細血管から出血しています。
で、この状態だと、白血球がこの炎症を抑えようと、過剰に動き出すわけです。
ですから、私は毎回、この「白血球」の数値が異常値をしめし、骨折レベルの数字をたたき出します。
最初、筋トレのせいだと気づく前は、再検査とかして炎症をさがしたりされましたからね。
今では、昨日激しい筋トレしちゃいました。って言えば大丈夫ですけどね。
ですから、健康診断に限らず、血液検査をする前は、食事とタバコと筋トレ。
この3点に注意して下さいね〜
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院