お疲れ様です。院長です。

7月19日の月曜日でございます。

夏ですな。

毎日毎日暑いですが、これも温暖化のなせる業なんでしょうなぁ…。

ここ日本では、暑い暑いですんでますが、なんと北極圏では本当にヤバイことになってるようなんです。

なんとシベリアでは、地温が48度を記録していたことが衛星画像で明らかになったんだそうです。

北極圏を含むシベリアは、極寒の地として知られていますが、それはもう過去の話となってしまうかもしれません。

新たに公開された衛星画像によって、一部地域で地温が48度に達していたことが明らかにされたんです。

特にシベリア東部にあるサハ共和国では、持続的な熱波が到来しており、6月21日に撮影された地温（地表面の温度）を示す画像によると、ベルホヤンスク付近で摂氏48°度を記録、気温においても38度を記録し、昨年に引き続き北極圏での過去最高気温となっているそうです。

かなりヤバイでしょ？

念のためにこの数字は「気温」ではなく地面の表面の温度を示す「地温」ですからね。

気温だったら死んじゃいますよね(笑)

ですが、暑いことに変わりはなく、ベルホヤンスクでは昨年に引き続き、気温も38度に達しており、史上最高気温となっています。

まぁ、日本じゃ、気温38度くらいなら、ここ数年そこまで珍しいことじゃなくなってますが、シベリアですからね。

ベルホヤンスクは北極圏のすぐ内側に位置するシベリアの遠隔地で約1300人が暮らしています。

この地の気候は極端で、1月の平均最高気温は氷点下42度という極寒ですが、6月には平均で20度まで上昇します。

ですが今回、6月の平均気温の約倍の温度となってしまったわけなんですよね。

こうなると完全に異常事態です。

そして異常な暑さはシベリアの各地で観測されており、たとえばコヴォロヴォの地温は43度、サスキラフの地温は37度が記録されたそうです。

記録的な暑さは、極寒の地だったシベリアに様々な影響を与えるわけですよね。

まず懸念されるのが、永久凍土の融解です。

ここにはメタンなどの強力な温室効果ガスが閉じ込められており、永久凍土が解けてしまえばそれが放出されて、温暖化を加速させてしまうんです。

さらにシベリアの大地自体も不安定になります。

そのため建物への被害や、地滑りといった自然災害が起こりやすくなってしまいます。

また永久凍土は氷河期のマンモスやサイ、アナグマなど、太古の時代の動植物が当時のままの姿で保存されていることでも知られています。

氷が解ければ、そうした動植物が露出し、いずれは腐って永遠に失われてしまうでしょう。

北極圏でも夏季に気温が高くなるのは珍しいことではありませんが、ここ数年は異常な高温が続いています。

シベリアでは昨年も記録史上最高気温が観測されており、北極圏では世界平均の2倍の速さで温暖化が進んでいると考えられているそうなんです。

こうした高温は永久凍土を解かすだけではなく、山火事をも引き起こしており、それによって記録的な量の二酸化炭素が放出され、おそらく今後も同じような暑さに見舞われるだろう可能性を高めています。

今年は北極圏での熱波が長引いており、欧州連合（EU）のコペルニクス気候変動サービス（CAMS）は、今年3月、4月、5月は、北極圏の平均気温が平年より約10度高かったと報告しました。

さらには、現在アメリカの一部の州でも熱波が到来中なんだそうです。

アリゾナ州ではここ数日、気温が49度近くになる日が続いたそうで、高速道路などでうずくまっているイヌワシが発見されたんだとか…。

このイヌワシに外傷は一切なく、アリゾナ州動物局が保護して調べたところ、その原因は極端な暑さによるものと判明したそうです。

イヌワシも熱中症に罹るわけですな。

アリゾナ州南部では先週「高温警報」を発令されており、6月17日には高温により飛べなくなった20羽の猛禽類が保護されたそうです。

こりゃ〜、ホントにヤバイね。

日本でも年々気温は上昇してますし、世界中が温暖化の影響を受けてます。

ホント、この温暖化問題をテーマにした時は、毎回言ってますが、ボチボチ世界中が一丸となって手を打たないと、近い将来ってのがホントにきちゃいますよ。

いつもこういう問題の時、わたくし院長の生きてるうちは大丈夫ですけどね。

なんて言葉で〆るんですが、この問題は生きてるうちにヤバい事になりそうです。

みんなで力を合わせましょう。

どうやるかは分かりませんが(笑)

ではまた〜。





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