テイクアウト
2021年07月08日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月8日の木曜日でございます。
もうすぐ梅雨明け、夏が来ます。
去年もコロナでしたが、今年もコロナじゃん。
相変らずな状況で、なんでも東京あたりは、4回目の緊急事態宣言が出るとかなんとか…
京都はなんとかマンボーも解除されそうですが、大阪がマンボーなんで、あっちから人が来るのでは…
やはり飲食店が一番危ないんでしょうかねぇ。
そうとばかりは限らない気もするんですが、やはり一番あおりを受けてる業種でしょうね。
で、ここ1〜2年のあいだに、飲食業界でも唯一と言っていいほど業績を伸ばしているのが、テイクアウト事業です。
Uber Eatsをはじめ、出前館だの、フードパンダだの様々なサービスが登場しています。
これ、割高ですけど、やはり便利ですよね。
わたくし院長も、何度か利用したことがあります。
もう、疲れて帰ると、それすら面倒な事の方が多いですが、非常に便利だと思います。
で、今日のネタとしては、便利になると必ず起るのが、副反応的な問題です。
今日は、テイクアウト用の使い捨て容器が、海岸に漂着するゴミの大半を占めていたってなお話しをしてみたいと思います。
環境保護に向け、世界では様々な取り組みが行われています。
プラスチック削減もその1つなわけですが、海にはまだプラスチック廃棄物が大量に漂流しており、海岸に流れ着くことも少なくありません。
その漂着廃棄物の中で、88%という高い割合を占めているのが、テイクアウト用の使い捨て容器だといいますから、確実に「便利」に対する副反応ですな。
スペインのアンダルシア 州カディス県プエルト・レアルにあるカディス大学のカルメン・モラレス・カゼレス博士とアンドレス・コザール博士は、地域の廃棄物目録からのデータを使用して、世界中で見つかった1200万以上のゴミを、製品の種類、材料、推定される原産地に分類する調査を行ないました。
すると、海を汚染しているプラスチック廃棄物として最も広く普及しているのが、ビニール袋、ペットボトル、テイクアウト用使い捨て容器、食品包装紙の4つであることがわかりました。
この4つに加えて、瓶や缶、プラスチックのフォークやスプーンなど、使用後すぐに廃棄された製品が、海岸線や海岸近くの海に蓄積する廃棄物の88%を占めていることも判明しました。
プラスチック製の蓋や漁具などを含むわずか10種類のプラスチック製品が、ごみの4分の3を占めていたということです。
これは、世界的に広く使用され、劣化が極めて遅いためです。
カゼレス博士は、ゴミの 80% がプラスチックであることは、驚きではありませんでしたが、テイクアウト用の使い捨て容器の比率が高いことには驚いたそうです。
ファストフードのゴミだけでなく、水やコカコーラのような飲料ボトル、缶なども含まれています。
海洋ゴミの最大の割合を占めるものが何であるのか、ということを理解することは汚染を減らすために重要であり、その知識や情報を持つことは責任ある生産と消費のパターンを確保し、無駄な廃棄を止めるための行動を起こすことに繋がります。
また、ヨーロッパの42の川から海に流れ込むゴミについても調査したところ、浮かんでいる海洋ゴミの多さで上位3位となったのが、トルコ、イタリア、イギリスだったということです。
これは、今年5 月にグリーンピースが明らかにしていたことを裏付ける結果となっています。
リサイクルのためにトルコに送られたイギリスのプラスチック廃棄物が、海に廃棄され、海洋汚染を広げていたようなんです。
更に、最近行われた別の調査では、アメリカとイギリスの市民は、他の主要国よりもプラスチック廃棄物の1人当たりの排出量が多いことも判明したそうです。
研究者たちは、最良の選択肢として、使い捨てのビニール袋など、テイクアウト用使い捨て容器などを禁止することを推奨していますが、プラスチックを避けることが不可欠とみなされる製品については、生産者は製品の回収と安全な処分に対して、より多くの責任を負うべきであると述べています。
グリーンピースUKのプラスチック廃棄運動家、ニーナ・シュランクさんは、このように語っています。
これらの包括的な調査は、プラスチック汚染に立ち向かう最善の方法として、政府が使い捨てのプラスチック包装を厳しく制限することであると結論付けています。
現在、発生している大量のプラスチック廃棄物が、全てリサイクルされるということは絶対にないことですから。と…
まぁ、これが一番手っ取り早い方法ですわね。
もう、プラスチック禁止にしちゃう案。
当然、問題が起こるでしょうけど、例えば2030年には全廃する。
とか決めてしまえば、それまでにいくらでも対応出来ますし、プラスチック製品を主体とする業務をおこなっている企業なんかも、他の産物に移行する期間があればイケると思うんですけどね。
いつかやらなきゃって思うんなら、今やるべきですもんね。
2030年に全廃って決めてしまえば、2030年以降、プラスチックゴミは確実になくなっていくわけですから…。
こういうの、誰が決めるんでしょうね(笑)
世界の偉い人達、是非、この案を採用して下さい。
イケるはずです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月8日の木曜日でございます。
もうすぐ梅雨明け、夏が来ます。
去年もコロナでしたが、今年もコロナじゃん。
相変らずな状況で、なんでも東京あたりは、4回目の緊急事態宣言が出るとかなんとか…
京都はなんとかマンボーも解除されそうですが、大阪がマンボーなんで、あっちから人が来るのでは…
やはり飲食店が一番危ないんでしょうかねぇ。
そうとばかりは限らない気もするんですが、やはり一番あおりを受けてる業種でしょうね。
で、ここ1〜2年のあいだに、飲食業界でも唯一と言っていいほど業績を伸ばしているのが、テイクアウト事業です。
Uber Eatsをはじめ、出前館だの、フードパンダだの様々なサービスが登場しています。
これ、割高ですけど、やはり便利ですよね。
わたくし院長も、何度か利用したことがあります。
もう、疲れて帰ると、それすら面倒な事の方が多いですが、非常に便利だと思います。
で、今日のネタとしては、便利になると必ず起るのが、副反応的な問題です。
今日は、テイクアウト用の使い捨て容器が、海岸に漂着するゴミの大半を占めていたってなお話しをしてみたいと思います。
環境保護に向け、世界では様々な取り組みが行われています。
プラスチック削減もその1つなわけですが、海にはまだプラスチック廃棄物が大量に漂流しており、海岸に流れ着くことも少なくありません。
その漂着廃棄物の中で、88%という高い割合を占めているのが、テイクアウト用の使い捨て容器だといいますから、確実に「便利」に対する副反応ですな。
スペインのアンダルシア 州カディス県プエルト・レアルにあるカディス大学のカルメン・モラレス・カゼレス博士とアンドレス・コザール博士は、地域の廃棄物目録からのデータを使用して、世界中で見つかった1200万以上のゴミを、製品の種類、材料、推定される原産地に分類する調査を行ないました。
すると、海を汚染しているプラスチック廃棄物として最も広く普及しているのが、ビニール袋、ペットボトル、テイクアウト用使い捨て容器、食品包装紙の4つであることがわかりました。
この4つに加えて、瓶や缶、プラスチックのフォークやスプーンなど、使用後すぐに廃棄された製品が、海岸線や海岸近くの海に蓄積する廃棄物の88%を占めていることも判明しました。
プラスチック製の蓋や漁具などを含むわずか10種類のプラスチック製品が、ごみの4分の3を占めていたということです。
これは、世界的に広く使用され、劣化が極めて遅いためです。
カゼレス博士は、ゴミの 80% がプラスチックであることは、驚きではありませんでしたが、テイクアウト用の使い捨て容器の比率が高いことには驚いたそうです。
ファストフードのゴミだけでなく、水やコカコーラのような飲料ボトル、缶なども含まれています。
海洋ゴミの最大の割合を占めるものが何であるのか、ということを理解することは汚染を減らすために重要であり、その知識や情報を持つことは責任ある生産と消費のパターンを確保し、無駄な廃棄を止めるための行動を起こすことに繋がります。
また、ヨーロッパの42の川から海に流れ込むゴミについても調査したところ、浮かんでいる海洋ゴミの多さで上位3位となったのが、トルコ、イタリア、イギリスだったということです。
これは、今年5 月にグリーンピースが明らかにしていたことを裏付ける結果となっています。
リサイクルのためにトルコに送られたイギリスのプラスチック廃棄物が、海に廃棄され、海洋汚染を広げていたようなんです。
更に、最近行われた別の調査では、アメリカとイギリスの市民は、他の主要国よりもプラスチック廃棄物の1人当たりの排出量が多いことも判明したそうです。
研究者たちは、最良の選択肢として、使い捨てのビニール袋など、テイクアウト用使い捨て容器などを禁止することを推奨していますが、プラスチックを避けることが不可欠とみなされる製品については、生産者は製品の回収と安全な処分に対して、より多くの責任を負うべきであると述べています。
グリーンピースUKのプラスチック廃棄運動家、ニーナ・シュランクさんは、このように語っています。
これらの包括的な調査は、プラスチック汚染に立ち向かう最善の方法として、政府が使い捨てのプラスチック包装を厳しく制限することであると結論付けています。
現在、発生している大量のプラスチック廃棄物が、全てリサイクルされるということは絶対にないことですから。と…
まぁ、これが一番手っ取り早い方法ですわね。
もう、プラスチック禁止にしちゃう案。
当然、問題が起こるでしょうけど、例えば2030年には全廃する。
とか決めてしまえば、それまでにいくらでも対応出来ますし、プラスチック製品を主体とする業務をおこなっている企業なんかも、他の産物に移行する期間があればイケると思うんですけどね。
いつかやらなきゃって思うんなら、今やるべきですもんね。
2030年に全廃って決めてしまえば、2030年以降、プラスチックゴミは確実になくなっていくわけですから…。
こういうの、誰が決めるんでしょうね(笑)
世界の偉い人達、是非、この案を採用して下さい。
イケるはずです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院