加速覚醒(アクセルアローザル)
2021年06月08日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
6月8日の火曜日でございます。
今年の梅雨は、降らない日も結構ありますが、降るとまとまって降る感じですね。
まぁ梅雨って期間にある程度降る量が決まってるんだとしたら、まとまって降れば、その分降らない日も多くなりますよね。
で、ダラダラ降る場合は、やはりそれだけ雨の日が多いという事になりますかね。
では今年のように、早い梅雨入りをした場合、早く梅雨が明けるのか、それとも降らない日で帳尻を合わすのか…。
もはや、気象が異常すぎて予測がつきませんわね。
どちらにせよ、当分は梅雨ですから、まぁ梅雨を楽しむしかないですね。
とは言えこの梅雨時、どうも古傷が痛むって方が多いんですよね。
これは一説には「気圧痛」と呼ばれるもので、雨の降り始めと降り終わりに痛みが発生するものです。
一説にというからには、諸説あるわけで確実ではないようなんですが、この「気圧痛」は頭痛を引き起こす事もあります。
これも原因がハッキリしない部分があるんですが、まぁ、この時期身体はダルイですよね。
で、今日のネタなんですが、車の運転による「ストレス反応」のお話しでもしてみようかと思います。
自覚がなくても半数近くに「過覚醒」が生じることが判明したんだそうです。
「過覚醒」とは自律神経(交感神経、副交感神経)のうち、交感神経が過剰に高ぶっている状態を指します。
運転すると人が変わるなんて人もこれが原因かもしれませんね。
これは覚醒水準が必要以上に活性化したり、強いストレスなどを受けたときにみられるもので、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状の一種でもあるんですね。
米ヒューストン大学とテキサスA&M大学のグループは、テキサス州カレッジ・ステーションの街中を普通に運転してもらうという実験を行ないました。
ドライブするには良好な状況で、道は空いており、天気もいいと。
それなのに表面上はほとんどわからないんですが、ドライバーにある変化が起きてることが明らかになったそうなんです。
それが「過覚醒」という症状なわけです。
常に気持ちが昂ってしまうこの状態で、比較的ゆっくりとしたスピードであっても、被験者の半数にそんな症状が現れていたそうなんです。
研究者らは、この症状を「アクセルアローザル(加速覚醒)」と呼んでいるそうです。
どことなくスピードの快感を連想させる用語ですが、決して楽しい反応ではありません。
一種の急性ストレス反応で、普段意識されないかもしれませんが、運転中にドライバーが多大なストレスを感じていることを示しているのだという事のようです。
実験では、11人のドライバー(18〜27歳)に、あらかじめ決められた19キロのコースを運転してもらいました。
車内にはサーマルカメラが搭載されており、鼻のまわりで生じる発汗が測定されました。
そうした汗は、交感神経の興奮を示すもので、無意識に現れるものです。
また、これに加えて、加速・速度・ブレーキ・ハンドル操作といった運転データも記録されました。
決してスリルあふれるドライブではありません。
ごく普通の運転をシミュレーションするために定められた、ありふれたコースです。
にも関わらず、ドライバーの半数が、加速に対して大きく反応していたのだそうです。
そうした被験者は加速覚醒が生じなかったグループに比べて、50%近くも大きなストレスを受けていることが示されていたそうです。
被験者の数は少ないですが、こうしたストレス反応が一貫して観察されたことから、生まれつき人間に備わっている特徴である可能性が濃厚であるとのことなんです。
その一方、もう半数の人たちにそうしたストレス反応が現れなかった理由は明らかではありません。
遺伝的な体質と関係がある可能性もあると、研究グループは推測している。
つまり、通勤や仕事、あるいは買い物などで日頃から車を運転する人たちの半分は、それだけで大きなストレスにさらされているということなんですね。
それが健康に与える長期的な影響はわかりませんが、ストレス反応である以上、いい影響があるとは思えませんよね。
まぁ、例えば通勤とか、あるいはジムに行くとか、これからテンション上げて行くって時にはひょっとすると良い効果があるかもしれません。
ですが、帰りが逆効果ですから、何とも言えないですけどね。
因みにわたくし院長は、運転はしますがどちらかと言うと嫌いです。
注意するのが疲れますし、目がしょぼしょぼしてくるし腰も痛いし、出来れば後部座席でゆっくりしたい派です。
と、最後はどうでもいい情報をぶっこみましたが、ドライバーのみなさん、安全運転で今日も頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月8日の火曜日でございます。
今年の梅雨は、降らない日も結構ありますが、降るとまとまって降る感じですね。
まぁ梅雨って期間にある程度降る量が決まってるんだとしたら、まとまって降れば、その分降らない日も多くなりますよね。
で、ダラダラ降る場合は、やはりそれだけ雨の日が多いという事になりますかね。
では今年のように、早い梅雨入りをした場合、早く梅雨が明けるのか、それとも降らない日で帳尻を合わすのか…。
もはや、気象が異常すぎて予測がつきませんわね。
どちらにせよ、当分は梅雨ですから、まぁ梅雨を楽しむしかないですね。
とは言えこの梅雨時、どうも古傷が痛むって方が多いんですよね。
これは一説には「気圧痛」と呼ばれるもので、雨の降り始めと降り終わりに痛みが発生するものです。
一説にというからには、諸説あるわけで確実ではないようなんですが、この「気圧痛」は頭痛を引き起こす事もあります。
これも原因がハッキリしない部分があるんですが、まぁ、この時期身体はダルイですよね。
で、今日のネタなんですが、車の運転による「ストレス反応」のお話しでもしてみようかと思います。
自覚がなくても半数近くに「過覚醒」が生じることが判明したんだそうです。
「過覚醒」とは自律神経(交感神経、副交感神経)のうち、交感神経が過剰に高ぶっている状態を指します。
運転すると人が変わるなんて人もこれが原因かもしれませんね。
これは覚醒水準が必要以上に活性化したり、強いストレスなどを受けたときにみられるもので、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状の一種でもあるんですね。
米ヒューストン大学とテキサスA&M大学のグループは、テキサス州カレッジ・ステーションの街中を普通に運転してもらうという実験を行ないました。
ドライブするには良好な状況で、道は空いており、天気もいいと。
それなのに表面上はほとんどわからないんですが、ドライバーにある変化が起きてることが明らかになったそうなんです。
それが「過覚醒」という症状なわけです。
常に気持ちが昂ってしまうこの状態で、比較的ゆっくりとしたスピードであっても、被験者の半数にそんな症状が現れていたそうなんです。
研究者らは、この症状を「アクセルアローザル(加速覚醒)」と呼んでいるそうです。
どことなくスピードの快感を連想させる用語ですが、決して楽しい反応ではありません。
一種の急性ストレス反応で、普段意識されないかもしれませんが、運転中にドライバーが多大なストレスを感じていることを示しているのだという事のようです。
実験では、11人のドライバー(18〜27歳)に、あらかじめ決められた19キロのコースを運転してもらいました。
車内にはサーマルカメラが搭載されており、鼻のまわりで生じる発汗が測定されました。
そうした汗は、交感神経の興奮を示すもので、無意識に現れるものです。
また、これに加えて、加速・速度・ブレーキ・ハンドル操作といった運転データも記録されました。
決してスリルあふれるドライブではありません。
ごく普通の運転をシミュレーションするために定められた、ありふれたコースです。
にも関わらず、ドライバーの半数が、加速に対して大きく反応していたのだそうです。
そうした被験者は加速覚醒が生じなかったグループに比べて、50%近くも大きなストレスを受けていることが示されていたそうです。
被験者の数は少ないですが、こうしたストレス反応が一貫して観察されたことから、生まれつき人間に備わっている特徴である可能性が濃厚であるとのことなんです。
その一方、もう半数の人たちにそうしたストレス反応が現れなかった理由は明らかではありません。
遺伝的な体質と関係がある可能性もあると、研究グループは推測している。
つまり、通勤や仕事、あるいは買い物などで日頃から車を運転する人たちの半分は、それだけで大きなストレスにさらされているということなんですね。
それが健康に与える長期的な影響はわかりませんが、ストレス反応である以上、いい影響があるとは思えませんよね。
まぁ、例えば通勤とか、あるいはジムに行くとか、これからテンション上げて行くって時にはひょっとすると良い効果があるかもしれません。
ですが、帰りが逆効果ですから、何とも言えないですけどね。
因みにわたくし院長は、運転はしますがどちらかと言うと嫌いです。
注意するのが疲れますし、目がしょぼしょぼしてくるし腰も痛いし、出来れば後部座席でゆっくりしたい派です。
と、最後はどうでもいい情報をぶっこみましたが、ドライバーのみなさん、安全運転で今日も頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院