雷型空気清浄機
2021年06月03日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
6月3日の木曜日でございます。
早めの梅雨が始まりましたが、ここ数日快晴ですな。
近畿地方では5月の16日だかに梅雨入りしてるわけで、本来なら大体1ヶ月間くらい梅雨が続くわけですが、その計算でいくと6月半ば過ぎには梅雨があけてしまいます。
そこから夏になって、早めに夏が終わるんでしょうか…。
それもちょっと考えにくいですし、ダラダラ夏が続くんでしょうか…。
6月半ばから夏ってのもちょっと考えにくいですし、やはりダラダラ梅雨が続くんでしょうかねぇ。
これ、どっちにしろかなりの異常気象ですよねぇ。
桜の開花も早かったですし、全部前倒しになってるんやね。
で、余った分は梅雨と夏が延びると…。
これはまさに地球温暖化の悪影響でございますな。
こりゃ、今年の夏の暑さも覚悟しといた方がいいかもしれません。
長い梅雨と長い夏…。
ゾッとするな(笑)
まぁ、正確にはゾッと寒気がくるんではなく、ムシムシと暑いわけですから、身体にも負担がかかります。
コロナもまだまだ、オリンピックを開催したら、もう一波乱ありそうですし、気合いで乗り切るってのにも限度がある気がしますわな。
そもそも、この地球温暖化、何が原因やってことですが、一番はやはり温室効果ガスの排出と言われています。
二酸化炭素やメタンに代表されるものですな。
なかでも、地球温暖化の1番の原因といわれるのが、二酸化炭素で、二酸化炭素は、ガソリンで車を動かす事や飛行機を飛ばすこと、電気を作ったり、ゴミを燃やしたりすることで、大量に発生しています。
つまり、産業の向上に比例して排出量が増えていくわけですね。
そして、地球温暖化の2番目の原因といわれるのがメタンと言われています。
メタンは、牛や豚などの家畜のゲップや天然ガスを掘り出すときなどに出てくるものです。
ですから、ガソリン車の廃止、クリーンエネルギー、家畜を減らすための代替肉なんかが日々研究されてるわけです。
で、前置きが長くなりましたが、今日のネタはここからです。
こういった温室効果ガスを出さない工夫が最優先なのはもちろんなんですが、今日は「雷」に温室効果ガスを除去する働きがあるってお話しをしたいと思います。
雷は結構怖いです(笑)
ぴかっと稲光が閃き、ゴロゴロと凄まじい音が鳴り響くあの感じ、何とも言えない恐怖心を煽られます。
実際に落雷で命を失うこともありますし、家屋に落ちて火災になることもあります。
そんな落雷ですが、実は地上に達する雷はほんの一部なんだそうで、多くの雷は雲の中でいくつもの化学反応を生じさせ、そのおかげで大気中に含まれるメタンや一酸化炭素といった温室効果ガスを除去し、空気をきれいにしてくれるそうなんです。
そしてその効果はこれまで考えられていた以上にずっと大きなものかもしれないそうなんです。
つまりは、雷の空気清浄効果ってことですな。
雷は大気に含まれる窒素分子と酸素分子を分解し、「ヒドロキシルラジカル(OH)」や「ヒドロペルオキシルラジカル(HO2)」といった化学物質ををつくり出します。
雷に空気清浄機能があるのは、これらが大気中に含まれるメタンや一酸化炭素といった温室効果ガスを除去してくれるからです。
しかも、目に見える雷だけではありません。
最新の研究によれば、目に見えない微弱な雷であってもそれらが大量につくられているそうなんです。
2012年に計測された大気のデータを調べていた米ペンシルベニア州立大学の気象学者ウィリアム・ブリュヌ氏は、まず計測機器の故障を疑ったそうです。
そのデータは、NASAが飛ばした飛行機が、コロラド州とオクラホマ州の上空にただよう嵐雲から集めたもので、奇妙なことに、データが指し示すOH(水酸化物イオン)とHO2(超酸化水素)はあまりにも大量だったそうなんです。
ブリュヌ氏らが混乱したのは、大量のOHとHO2が記録されていながら、飛行機や地上から雷が観測されていなかったことです。
はっきり目に見える雷が発生するには、オゾンや酸化窒素が必要になります。
ですが、周辺にそれらがあったというデータは検出されていなかったんですね。
しかし実験の結果、目に見える雷よりもずっとエネルギーが少ない微弱な電流であっても、おなじ化学物質がつくられることが明らかになったわけです。
データにはまだ不確かな部分も当然多いです。
ごく限られた地域を、ごく限られた期間、観測しただけのものに過ぎないからですね。
ですが、試算によれば、雷によって生成されるOHは、世界中の大気酸化の2〜16%を引き起こしているそうなんです。
しかしこうした化学反応は、現在の大気モデルに組み込まれていません。
今回、雷に強力な空気清浄効果があることが確認されたわけです。
今後のステップは、オクラホマ州とコロラド州以外の場所でも計測を進めることであるそうです。
雷をともなう嵐のほとんどは熱帯で発生します。
高原と熱帯の嵐では構造が異なりますので、もっと飛行機で測定を行い、不確かな部分を解明する必要があるのは明らかですからね。
温暖化が進むにつれて、雷や落雷は増加するだろうと考えられています。
しかしそれは、これまで研究者が想定していた以上に、大気中に含まれる温室効果ガスを除去してくれているのかもしれないんですね。
雷の凄まじいエネルギーを利用することが出来たら…
スゴイ事ですよね。
今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月3日の木曜日でございます。
早めの梅雨が始まりましたが、ここ数日快晴ですな。
近畿地方では5月の16日だかに梅雨入りしてるわけで、本来なら大体1ヶ月間くらい梅雨が続くわけですが、その計算でいくと6月半ば過ぎには梅雨があけてしまいます。
そこから夏になって、早めに夏が終わるんでしょうか…。
それもちょっと考えにくいですし、ダラダラ夏が続くんでしょうか…。
6月半ばから夏ってのもちょっと考えにくいですし、やはりダラダラ梅雨が続くんでしょうかねぇ。
これ、どっちにしろかなりの異常気象ですよねぇ。
桜の開花も早かったですし、全部前倒しになってるんやね。
で、余った分は梅雨と夏が延びると…。
これはまさに地球温暖化の悪影響でございますな。
こりゃ、今年の夏の暑さも覚悟しといた方がいいかもしれません。
長い梅雨と長い夏…。
ゾッとするな(笑)
まぁ、正確にはゾッと寒気がくるんではなく、ムシムシと暑いわけですから、身体にも負担がかかります。
コロナもまだまだ、オリンピックを開催したら、もう一波乱ありそうですし、気合いで乗り切るってのにも限度がある気がしますわな。
そもそも、この地球温暖化、何が原因やってことですが、一番はやはり温室効果ガスの排出と言われています。
二酸化炭素やメタンに代表されるものですな。
なかでも、地球温暖化の1番の原因といわれるのが、二酸化炭素で、二酸化炭素は、ガソリンで車を動かす事や飛行機を飛ばすこと、電気を作ったり、ゴミを燃やしたりすることで、大量に発生しています。
つまり、産業の向上に比例して排出量が増えていくわけですね。
そして、地球温暖化の2番目の原因といわれるのがメタンと言われています。
メタンは、牛や豚などの家畜のゲップや天然ガスを掘り出すときなどに出てくるものです。
ですから、ガソリン車の廃止、クリーンエネルギー、家畜を減らすための代替肉なんかが日々研究されてるわけです。
で、前置きが長くなりましたが、今日のネタはここからです。
こういった温室効果ガスを出さない工夫が最優先なのはもちろんなんですが、今日は「雷」に温室効果ガスを除去する働きがあるってお話しをしたいと思います。
雷は結構怖いです(笑)
ぴかっと稲光が閃き、ゴロゴロと凄まじい音が鳴り響くあの感じ、何とも言えない恐怖心を煽られます。
実際に落雷で命を失うこともありますし、家屋に落ちて火災になることもあります。
そんな落雷ですが、実は地上に達する雷はほんの一部なんだそうで、多くの雷は雲の中でいくつもの化学反応を生じさせ、そのおかげで大気中に含まれるメタンや一酸化炭素といった温室効果ガスを除去し、空気をきれいにしてくれるそうなんです。
そしてその効果はこれまで考えられていた以上にずっと大きなものかもしれないそうなんです。
つまりは、雷の空気清浄効果ってことですな。
雷は大気に含まれる窒素分子と酸素分子を分解し、「ヒドロキシルラジカル(OH)」や「ヒドロペルオキシルラジカル(HO2)」といった化学物質ををつくり出します。
雷に空気清浄機能があるのは、これらが大気中に含まれるメタンや一酸化炭素といった温室効果ガスを除去してくれるからです。
しかも、目に見える雷だけではありません。
最新の研究によれば、目に見えない微弱な雷であってもそれらが大量につくられているそうなんです。
2012年に計測された大気のデータを調べていた米ペンシルベニア州立大学の気象学者ウィリアム・ブリュヌ氏は、まず計測機器の故障を疑ったそうです。
そのデータは、NASAが飛ばした飛行機が、コロラド州とオクラホマ州の上空にただよう嵐雲から集めたもので、奇妙なことに、データが指し示すOH(水酸化物イオン)とHO2(超酸化水素)はあまりにも大量だったそうなんです。
ブリュヌ氏らが混乱したのは、大量のOHとHO2が記録されていながら、飛行機や地上から雷が観測されていなかったことです。
はっきり目に見える雷が発生するには、オゾンや酸化窒素が必要になります。
ですが、周辺にそれらがあったというデータは検出されていなかったんですね。
しかし実験の結果、目に見える雷よりもずっとエネルギーが少ない微弱な電流であっても、おなじ化学物質がつくられることが明らかになったわけです。
データにはまだ不確かな部分も当然多いです。
ごく限られた地域を、ごく限られた期間、観測しただけのものに過ぎないからですね。
ですが、試算によれば、雷によって生成されるOHは、世界中の大気酸化の2〜16%を引き起こしているそうなんです。
しかしこうした化学反応は、現在の大気モデルに組み込まれていません。
今回、雷に強力な空気清浄効果があることが確認されたわけです。
今後のステップは、オクラホマ州とコロラド州以外の場所でも計測を進めることであるそうです。
雷をともなう嵐のほとんどは熱帯で発生します。
高原と熱帯の嵐では構造が異なりますので、もっと飛行機で測定を行い、不確かな部分を解明する必要があるのは明らかですからね。
温暖化が進むにつれて、雷や落雷は増加するだろうと考えられています。
しかしそれは、これまで研究者が想定していた以上に、大気中に含まれる温室効果ガスを除去してくれているのかもしれないんですね。
雷の凄まじいエネルギーを利用することが出来たら…
スゴイ事ですよね。
今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院