(続)(続)コロナ探知犬
2021年05月25日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
5月25日の火曜日でございます。
5月も大詰め、もうすぐ支払い週間じゃないの。
ここんとこずっとですが、コロナの影響もあり、業績が芳しくないですなぁ。
一応、緊急事態宣言も今月末までってことですが、これでコロナが終わるわけではもちろんありませんし、延長されるでしょう。
いつになったら終わるねん感のあるコロナですが、今日は久々にコロナ関連のお話しでもしてみましょう。
今日のネタはテレビなんかでも紹介されてたことがあるので、知ってる方もいるかと思いますが、コロナ探知犬のお話しです。
これまでの研究で、訓練した犬は、人間の唾液や脇の下から採取したサンプルから新型コロナウイルスの匂いを94%の高精度で嗅ぎ分けられることがわかっています。
実際にドバイでは、コロナ検出のために特別に訓練された医療探知犬をドバイ空港に配備したという話もこのブログで書きました。
その成果は素晴らしく、92%の精度で脇の下から採取したサンプルからウイルスを感知しているといいますからバカに出来ませんな。
92%っつったら、下手すればPCR検査よりも精度が高いかもしれません。
更に今回、犬は尿からも新型コロナウイルスを嗅ぎ分けることに成功したそうなんです。
犬の嗅覚が優れていることは周知の事実ですし、実際に麻薬を嗅ぎ分けたり、爆発物を嗅ぎ分けたりする犬は、関係機関で活躍してるわけですし、ウイルスの臭いを嗅ぎ分けられるとしても、まぁ不思議ではない気はしますね。。
すでに彼らが唾液や汗、器官に含まれる新型コロナウイルスの臭いを嗅ぎ当てられることが明らかになっているそうです。
ですが米ペンシルベニア大学獣医学部のグループによる今回の研究では、ウイルスがそれほど含まれないおしっこからでも検出が可能であるということがわかったそうなんです。
その難題に挑戦したのは、ラブラドール・レトリバー8匹とベルジアン・シェパード1匹でした。
彼らには、新型コロナの臭いを嗅いだら反応するよう、感染患者7人のおしっこによるトレーニングがほどこされました(なお犬が感染しないよう、熱・薬剤処理でウイルスは不活性化されていたそうです)。
そして3週間のトレーニングを経た頃には、犬たちは平均96%の確率で新型コロナ入りのおしっこを嗅ぎ当てられるようになったそうなんです。
なお「特異度」は99%で、「感度」は68%だったそうです。
これ、前者は、「本当は陰性なのに偽陽性になることはほとんどない」、後者は「本当は陽性なのに、しばしば見逃されて陰性と判定されることがある」ということだそうです。
ですが一応、犬たちを擁護すると、感度が低かったのは、実験がかなり厳密に行われたことに原因があるそうです。
陽性のおしっこのそばを歩いて、1度でも反応しないことがあれば、見逃したとみなされたんだとか…。
いかに優れた嗅覚を持つ犬とはいえ、おしっこから放たれるウイルスの臭いを嗅ぎ当てるのは簡単ではありません。
感染の証拠になる臭いが、異なる人間のおしっこが放つさまざまな臭いに紛れているからです。
犬は、人によってそれぞれ異なる臭いを一般化した上で、ウイルスに起因する臭いを嗅ぎ分けねばならないわけです。
実際犬たちは、感染の状態ではなく、そうした患者個人の臭いを区別することに苦労していたようです。
また新型コロナから回復したばかりの人のおしっこにも混乱していたそうです。
そこにウイルスの存在を感じさせる臭いがあるのは明らかながら、検査結果は陰性なのでこれに反応しても正解にはならないという難しさです。
今回の実験は、少人数の患者のおしっこでトレーニングが行われました。
そのためか、まったく新しい患者では感染を当てることができなかったそうです。
犬による尿の感染テストを実用化するには、この点が課題になるそうです。
なお犬たちは今、患者が着ていたTシャツの臭いで感染の有無を当てるという、さらに難易度が高そうなチャレンジに挑んでいるとのこと。
これも訓練次第では、実用化出来るようになるんでしょうねぇ…。
ですが、これらの探知犬、日本では活躍することはないんでしょうねぇ。
わたくし院長的には、まずこの嗅ぎ分けられる犬を利用して、予備検査をし、それで犬に陽性と判断された人はPCR検査に回すとかすれば、十分活躍できると思うんですが…。
どうも日本政府は、国民に頑張らそうとするだけの気がしてなりません。
てか、頑張ってるしね(笑)
犬、頑張れ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月25日の火曜日でございます。
5月も大詰め、もうすぐ支払い週間じゃないの。
ここんとこずっとですが、コロナの影響もあり、業績が芳しくないですなぁ。
一応、緊急事態宣言も今月末までってことですが、これでコロナが終わるわけではもちろんありませんし、延長されるでしょう。
いつになったら終わるねん感のあるコロナですが、今日は久々にコロナ関連のお話しでもしてみましょう。
今日のネタはテレビなんかでも紹介されてたことがあるので、知ってる方もいるかと思いますが、コロナ探知犬のお話しです。
これまでの研究で、訓練した犬は、人間の唾液や脇の下から採取したサンプルから新型コロナウイルスの匂いを94%の高精度で嗅ぎ分けられることがわかっています。
実際にドバイでは、コロナ検出のために特別に訓練された医療探知犬をドバイ空港に配備したという話もこのブログで書きました。
その成果は素晴らしく、92%の精度で脇の下から採取したサンプルからウイルスを感知しているといいますからバカに出来ませんな。
92%っつったら、下手すればPCR検査よりも精度が高いかもしれません。
更に今回、犬は尿からも新型コロナウイルスを嗅ぎ分けることに成功したそうなんです。
犬の嗅覚が優れていることは周知の事実ですし、実際に麻薬を嗅ぎ分けたり、爆発物を嗅ぎ分けたりする犬は、関係機関で活躍してるわけですし、ウイルスの臭いを嗅ぎ分けられるとしても、まぁ不思議ではない気はしますね。。
すでに彼らが唾液や汗、器官に含まれる新型コロナウイルスの臭いを嗅ぎ当てられることが明らかになっているそうです。
ですが米ペンシルベニア大学獣医学部のグループによる今回の研究では、ウイルスがそれほど含まれないおしっこからでも検出が可能であるということがわかったそうなんです。
その難題に挑戦したのは、ラブラドール・レトリバー8匹とベルジアン・シェパード1匹でした。
彼らには、新型コロナの臭いを嗅いだら反応するよう、感染患者7人のおしっこによるトレーニングがほどこされました(なお犬が感染しないよう、熱・薬剤処理でウイルスは不活性化されていたそうです)。
そして3週間のトレーニングを経た頃には、犬たちは平均96%の確率で新型コロナ入りのおしっこを嗅ぎ当てられるようになったそうなんです。
なお「特異度」は99%で、「感度」は68%だったそうです。
これ、前者は、「本当は陰性なのに偽陽性になることはほとんどない」、後者は「本当は陽性なのに、しばしば見逃されて陰性と判定されることがある」ということだそうです。
ですが一応、犬たちを擁護すると、感度が低かったのは、実験がかなり厳密に行われたことに原因があるそうです。
陽性のおしっこのそばを歩いて、1度でも反応しないことがあれば、見逃したとみなされたんだとか…。
いかに優れた嗅覚を持つ犬とはいえ、おしっこから放たれるウイルスの臭いを嗅ぎ当てるのは簡単ではありません。
感染の証拠になる臭いが、異なる人間のおしっこが放つさまざまな臭いに紛れているからです。
犬は、人によってそれぞれ異なる臭いを一般化した上で、ウイルスに起因する臭いを嗅ぎ分けねばならないわけです。
実際犬たちは、感染の状態ではなく、そうした患者個人の臭いを区別することに苦労していたようです。
また新型コロナから回復したばかりの人のおしっこにも混乱していたそうです。
そこにウイルスの存在を感じさせる臭いがあるのは明らかながら、検査結果は陰性なのでこれに反応しても正解にはならないという難しさです。
今回の実験は、少人数の患者のおしっこでトレーニングが行われました。
そのためか、まったく新しい患者では感染を当てることができなかったそうです。
犬による尿の感染テストを実用化するには、この点が課題になるそうです。
なお犬たちは今、患者が着ていたTシャツの臭いで感染の有無を当てるという、さらに難易度が高そうなチャレンジに挑んでいるとのこと。
これも訓練次第では、実用化出来るようになるんでしょうねぇ…。
ですが、これらの探知犬、日本では活躍することはないんでしょうねぇ。
わたくし院長的には、まずこの嗅ぎ分けられる犬を利用して、予備検査をし、それで犬に陽性と判断された人はPCR検査に回すとかすれば、十分活躍できると思うんですが…。
どうも日本政府は、国民に頑張らそうとするだけの気がしてなりません。
てか、頑張ってるしね(笑)
犬、頑張れ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院