お疲れ様です。院長です。

5月7日の金曜日でございます。

連休明けで、明日は休みだ〜って方はもう一頑張りでございますよ。

やはり長く休んでしまうと、体調が戻らないと言うかやる気が出ないよねぇ(笑)

そりゃ仕方ない。

にんげんだもの。

ってことで、ボチボチ本気を出さないといけませんが、それは来週からにしましょう(笑)

今週休んで、来週からは全開バリバリで働くぞっと。

ってことで、今日もネタにいきますが、まずはちょっとショッキングな見出しを見て貰いましょう。


【「地球上最悪の侵略的植物」淡路島で繁殖、拡大しつつあり完全除去に10年以上か。】


なんかややこしそうでしょ？

生態系や稲作への悪影響が懸念される特定外来生物の水草が、兵庫県洲本市五色町都志米山の本田（ほんでん）池で確認されました。

「地球上で最悪の侵略的植物」と言われるほど繁殖力が強い「ナガエツルノゲイトウ」なんだそうです。

周辺にも拡大しつつあり、住民らが駆除に乗り出したそうなんです。

専門家は「被害を防ぐには初動が重要。行政も連携して対応すべきだ」と警鐘を鳴らしてるんだとか…。

池を管理する住民組織「米山逆池（さかさまいけ）田主（たず）」によると、県職員が現地を昨秋に視察した際、繁殖に気づき、岡本賢三代表（59）が環境省などに確認したところ、数年前に池に入ったとみられるそうです。

河川やため池の保全に努める市民グループ「兵庫・水辺ネットワーク」（神戸市）によると、塩分や乾燥にも強く、わずかな茎や根からも増殖し続け、広がると在来植物の成長を阻害し、水田では稲の収穫量が落ちるそうなんです。

茎や葉が水路に詰まり、他の作物への被害や水害につながる恐れもあるといいますから、もう迷惑千万とはこのことですな。

尼崎、伊丹両市や稲美町のほか、琵琶湖（滋賀県）や印旛沼（千葉県）など国内各地で確認され、ブラックバスなどの生息地で見られることが多いため、釣り人が媒介している可能性が指摘されているそうです。

本田池では今、水面の約6割を覆ってますが、完全な除去は難しく、運搬の過程で拡散する危険性もあるそうなんです。

このため、光合成を妨げて枯死させる駆除法を選択し、11日に住民らと排水口付近の約100平方メートルを遮光シートで覆い、池の外へ流出しないよう周辺を網で囲いました。

11月に効果を確認し、成功していれば、隣接する範囲にシートを移していく作戦で、約1500平方メートルある池で全て終えるには、10年以上かかる見込みだという話しです。

気が遠くなるな。

10年かぁ…。

既に近くの水路や下流の池でも繁殖が確認され、対策が急がれるんですが、「一つの地域の力ではどうしようもない」と現地の人々はおっしゃってます。

今後、他のため池管理団体とも危機感を共有し、勉強会などを企画していく考えだそうです。

そりゃ、これだけの作業ともなると地域の力ではキツイでしょうねぇ。

しかも、こんな時期ですし、役所も色々仕事が忙しいでしょうしねぇ。

兵庫・水辺ネットワーク事務局によると、米国では州ごとに警告が出されるほど深刻な事態に陥っているといい、「淡路島全体の問題として行政も動き、一気に封じ込める必要がある。

対応が遅れるほど駆除は困難になり、労力も費用もかかる」と訴えています。

ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されており、許可なく植えたり移動させたりすると、外来生物法違反となります。

個人は懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人だと1億円以下の罰金が科されるそうです。

駆除作業後は服や靴、道具、車両のタイヤなどに茎や根が付着していないか確認する必要があるほど危険な植物のようです。

ではこのナガエツルノゲイトウ、どんな草かといいますと、南米原産の多年草で、1980年代に県内で発見され、国内初の確認事例となり、その後に各地で拡大しました。

茎は空洞で水に浮き、流れ着いた先で繁殖するほど繁殖力が強く、陸地や海浜でも育ち、引き抜いても、土中深くまで伸びる主根がわずかでも残っていると再生し、また繁殖するらしいです。

こりゃ、とっとと本気出さないとアッちゅうまに日本中に拡がりますねぇ。

ですが、行政が動いてくれるでしょうか…。

このコロナ禍の真っ只中、それどころじゃねぇわってのが本音でしょうね。

実にタイミングが悪いですが、こちらも「地球上最悪の侵略的植物」てな恐ろしい生き物なんですから、早急に手を打たないとヤバイと思います。

この声が行政に届けばいいんですが…。

届かないでしょうねぇ(笑)

ではまた〜。






京都　中京区　円町　弘泉堂鍼灸接骨院