お疲れ様です。院長です。

5月2日のサンデーイルネスでございます。

さぁ。

ゴールデンウイークでございまするよ。

思えば、今年のお正月の休み明け、次の大型連休は、ゴールデンウイークだなぁ…

まだまだ先だなぁ…

と嘆いていたのが、昨日の事のようです(笑)

今年は、2日、3日、4日、5日とお休みさせていただきます。

ま、29日も休んだけどね。

曜日の巡りがあまり良くなかったねぇ…。

まぁ、休みすぎるとやる気メーターがゼロになっちゃうんで、そうなると元に戻すのが大変ですから、これくらいがちょうど良いんですけどね。

どうせ、何日休んでも、最後の日は、あと一日休みだったらなぁ〜って思いますし、5月5日の夜には、とても悲しい気持ちになってると思います。

そして、次の大型連休はお盆やなぁ…。

とか言うてます(笑)

今年のゴールデンウイークも、コロナが猛威を振るっておりますな。

2年続けて緊急事態ですか…。

不要不急の外出、移動は避ける様言われてますし、わたくし院長は家で大人しく、ジム、飲む、寝るを繰り返そうと思ってます。

が、やはりそうもいかない人も多いでしょうし、コロナ的にはこの連休は一つの山場でしょうね。

去年も何だかんだで、連休明けに感染者数が増えましたし、ここは踏ん張りどころなんですが…

この一年、踏ん張れ踏ん張れと言い過ぎましたね(笑)

さすがに、もう慣れが出てますし我慢にも限界があるかと…。

それは経済にも言える事で、時短で協力金が出る業種はまだ良いかもしれませんが、それ以外で収入源の業種の方は、もう1年以上ですからさすがにキツイ。

コロナ倒産が続けば、もう自粛言うてる場合じゃなくなりますからねぇ…。

後はワクチン次第ってトコでしょうけど、あくまでワクチンです。

インフルエンザのワクチンを毎年打ってるってな人なら分かると思うんですが、ワクチン打っても罹る人は罹ります。

さすがに数は減るでしょうけど、ワクチンが全国民に行き渡り集団免疫が出来る頃には、ウイルス自体が変異してるでしょうし、このイタチごっこに人類は勝てるのか…

いや、負けてる場合じゃありませんしね。

何とかここを踏ん張りましょう。

では、今日は「未熟児貧血（未熟児早期貧血、未熟児後期貧血）」について解説していきたいと思います。

どんな病気かと言いますと、胎児は母親の子宮のなかでは、胎盤(たいばん)を通して母親から酸素の供給を受けています。

肺呼吸と違い、少ない酸素をしっかり受け取り、体内に運ばなければならないので、胎児の血液は大変濃く、ヘモグロビン（血色素(けっしきそ)）も酸素と固く結びつく性質をもっています。

ところが、出生後、私たちと同じ肺呼吸を始めると、酸素の供給が十分になるため、赤血球産生をコントロールするエリスロポエチンというホルモンの量が減り、急に赤血球が作られなくなります。

約１カ月間、このような状況が続きます。

その間にも赤ちゃんの体は大きくなり、血液の全体量は増えるため、赤血球濃度は薄まります。

これがいわゆる新生児貧血です。

普通、貧血がある程度ひどくなると、再びエリスロポエチンが産生され、骨髄(こつずい)で赤血球が作られて自然回復が図られます。

しかし、未熟児においては生まれた時の体重が少ないわけで、当然、赤血球の量も少ないことになります。

その一方で、生後の体重増加の割合は大きく、血液の薄まり方もひどくなり、貧血がひどくなります。

これが未熟児の早期貧血といわれるものです。

また、生後3カ月〜1年ほどたってから未熟児にみられる貧血は、未熟児の後期または晩期(ばんき)貧血と呼ばれるもので、鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)です。

母体から十分な鉄をもらう前に、早めに産まれたために発症します。

そのほかに、葉酸(ようさん)やビタミンEの欠乏による特別な貧血もまれに存在し、2〜3カ月のころに発症します。

末梢血液の検査と血清鉄(けっせいてつ)のチェックが重要です。

早期貧血では正球性正色素性(せいきゅうせいせいしきそせい)貧血で、血清鉄値は低くはありません。

一方、後期貧血は小球性低色素性(しょうきゅうせいていしきそせい)貧血で、血清鉄値は低下します。

未熟児早期貧血には輸血しか方法がなかったのですが、近年、エリスロポエチンの使用が可能となりました。

そのほかの後期にみられる貧血には鉄剤を与えます。葉酸欠乏による巨赤芽球貧血(きょせきがきゅうひんけつ)、ビタミンEの不足による溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)には、それぞれ不足物質の補充を行います。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。







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