肝臓に聞いてみよう。あかんぞう。
2016年04月18日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
4月18日月曜日です。
もう4月も後半戦やん…
心地よい春の日差しはあと数週間でしょうねぇ…
もう一月もすれば、梅雨はくるし暑い季節がやってきます。
私的には暑いのが苦手なんですが、夏が好き!
って人はかなり多いですよね。
でも、暑い季節は、体調も崩しやすくなってきます。
暑さにスタミナが奪われちゃいますから…
今日は、そんなスタミナにも関係する、大事な部分「肝臓」のお話。
肝臓がいかに大切かは、今まで何度も力説してきましたが、こういう季節の変わり目、もう一度肝臓について学習し、肝臓を助けてやりましょう。
身体を動かすには、体内に栄養素をいれる必要があるわけです。
つまり、食品を食べることによって、人間は栄養素を体内に吸収します。
身体に入った栄養は、そのまま身体の各細胞に分配されているわけではありません。それぞれの消化器官で栄養を化学変化させて、各細胞が吸収できる形にまで代謝する必要があるんですな。
その中心を担っているのが肝臓です。肝臓はそれ以外にもたくさんの仕事をこなし、昼夜を問わず活動しています。
そんな肝臓が弱ると生命維持にも支障をきたします。
なので、今日は肝機能を高める栄養素をご紹介しちゃいましょう。
肝機能…
落ちたら、ほんとに身体動かなくなるからね。
肝機能障害って、ほんとにしんどい疾患ですから、何としても予防しないとね。
まず、肝臓を正常に働かせるためには、ビタミン類は欠かせません。
ビタミンが不足すると、肝臓は送られてきた栄養分をうまく処理できず、各細胞にエネルギーを行き渡らせることができません。
そして、この時身体の中では、各細胞達がエネルギー不足が原因となり、倦怠感が続いたり、体調を崩したりとさまざまな弊害が起こるわけです。
肝臓に必要なビタミンのなかでも重要なのが「抗酸化ビタミン」と呼ばれるビタミンA、C、E。肝臓のエースと覚えましょう。
働き者の肝臓は多くの酸素を使いますが、酸素を使ったときの廃棄物として、「活性酸素」が発生してしまいます。
この「活性酸素」って聞いたことあるでしょ?
詳しくは分からんけど、身体に悪いんでしょ!
みいな…
そうです。身体に悪い物質なんですね。
特に、老化の原因と言われてまして、簡単に言っちゃうと身体のあらゆる部分を錆びさせます。
酸素を多く使う肝臓では特に発生しやすくなってまして、活性酸素を除去する抗酸化力がないと肝機能に悪影響が及びます。
で、このような活性酸素に対抗できるのが「抗酸化ビタミンエース」というわけです。
まぁ、どんな食品にたくさん含まれてるかは何度も紹介してるので割愛しますが、このACEの不足にはまず注意することですね。
私なんかは、基本不規則な食生活なんで、あらかじめマルチビタミンやミネラルカルシウムなどはサプリメントで補ってます。
もちろん、食品からがベスト。
そんなこたぁ〜百も承知です(笑)
でも、なかなか取れないのがビタミンなんですよね。
その中でもビタミンA。
こいつは、ビタミンといえど野菜類からの摂取は難しく、レバーやらウナギやらと割とガッツリしたものに多く含まれてたりします。
そんなん、毎日うなぎやレバー食べれませんやん。
週に一度とか?
あんたの肝臓は24時間、365日動いとるんやで?
つまり、毎日栄養素を摂取しないと機能低下を招く可能性があるんです。
だから、食生活に自信のない人は、ほんとサプリメントを考えてみましょう。
また、亜鉛やセレンなどのミネラルも肝臓での代謝や解毒をする上で必要な栄養素。
この、亜鉛やセレンも牡蠣、うなぎ、レバー、ナッツなどに多く含まれてますから、こちらも押さえておきましょう。
私は、毎日亜鉛も飲んでますよ。
特に、高齢にさしかかる男性は、この亜鉛が色々助けてくれますから、是非摂取していただきたい栄養素です。
でも、毎日、牡蠣なんか食えませんからねぇ…
他にも、肝臓は解毒や代謝をするために、2000種類以上の酵素を作り出すと言われています。
酵素は、壊れた肝細胞を修復してくれますが、この酵素を作り出すために必要なのが良質の蛋白質なんです。
身体に取り入れられた蛋白質は、胃や腸でアミノ酸に分解されて肝臓に運ばれ、肝臓で再び身体を構成するための蛋白質に変化します。
人間の身体は蛋白質で出来てるんです。
とにかく、高齢者も含めて、日本人は蛋白質の摂取量が極端に少ないです。
つまり、糖質を取り過ぎて蛋白質を取り切れてないんです。
なので、ゴハン少な目でその分肉でも魚でも、大豆でも、高蛋白な食品をガンガン食いましょう。
もちろん、ビタミンACEや蛋白質だけではありません。
最後に食物繊維。
これをキッチリ取ることで、肝臓の負担を劇的に減らせます。
大腸に便が溜まってしまうと有害物質が発生されてしまいます。
これを解毒するのも肝臓の役割だから、大腸に便を溜めないようにするだけで、肝臓機能はかなり助かるわけです。
特に便秘気味の女性は、常にこの有害物質を出しては、それを肝臓が解毒する…
肝臓の負担を減らすためにも、食物繊維をしっかり取ってお通じを良くしましょう。
その他にも、食物繊維は脂質や糖質の吸収も遅らせることができるため、一石二鳥の栄養素ですよね。
どうです?
暑い季節は肝臓も今より疲れます。
ビタミンACE、蛋白質、食物繊維をキッチリ摂取しましょうね。
あと、暑くなるとビアガーデンなんて良いですよね。
もちろん、アルコールの飲み過ぎは、一番肝臓に負担ですからね。
週に2日は休刊日。
これだけは徹底して下さいよ。おとーさん(笑)
では、今週も頑張りましょう〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月18日月曜日です。
もう4月も後半戦やん…
心地よい春の日差しはあと数週間でしょうねぇ…
もう一月もすれば、梅雨はくるし暑い季節がやってきます。
私的には暑いのが苦手なんですが、夏が好き!
って人はかなり多いですよね。
でも、暑い季節は、体調も崩しやすくなってきます。
暑さにスタミナが奪われちゃいますから…
今日は、そんなスタミナにも関係する、大事な部分「肝臓」のお話。
肝臓がいかに大切かは、今まで何度も力説してきましたが、こういう季節の変わり目、もう一度肝臓について学習し、肝臓を助けてやりましょう。
身体を動かすには、体内に栄養素をいれる必要があるわけです。
つまり、食品を食べることによって、人間は栄養素を体内に吸収します。
身体に入った栄養は、そのまま身体の各細胞に分配されているわけではありません。それぞれの消化器官で栄養を化学変化させて、各細胞が吸収できる形にまで代謝する必要があるんですな。
その中心を担っているのが肝臓です。肝臓はそれ以外にもたくさんの仕事をこなし、昼夜を問わず活動しています。
そんな肝臓が弱ると生命維持にも支障をきたします。
なので、今日は肝機能を高める栄養素をご紹介しちゃいましょう。
肝機能…
落ちたら、ほんとに身体動かなくなるからね。
肝機能障害って、ほんとにしんどい疾患ですから、何としても予防しないとね。
まず、肝臓を正常に働かせるためには、ビタミン類は欠かせません。
ビタミンが不足すると、肝臓は送られてきた栄養分をうまく処理できず、各細胞にエネルギーを行き渡らせることができません。
そして、この時身体の中では、各細胞達がエネルギー不足が原因となり、倦怠感が続いたり、体調を崩したりとさまざまな弊害が起こるわけです。
肝臓に必要なビタミンのなかでも重要なのが「抗酸化ビタミン」と呼ばれるビタミンA、C、E。肝臓のエースと覚えましょう。
働き者の肝臓は多くの酸素を使いますが、酸素を使ったときの廃棄物として、「活性酸素」が発生してしまいます。
この「活性酸素」って聞いたことあるでしょ?
詳しくは分からんけど、身体に悪いんでしょ!
みいな…
そうです。身体に悪い物質なんですね。
特に、老化の原因と言われてまして、簡単に言っちゃうと身体のあらゆる部分を錆びさせます。
酸素を多く使う肝臓では特に発生しやすくなってまして、活性酸素を除去する抗酸化力がないと肝機能に悪影響が及びます。
で、このような活性酸素に対抗できるのが「抗酸化ビタミンエース」というわけです。
まぁ、どんな食品にたくさん含まれてるかは何度も紹介してるので割愛しますが、このACEの不足にはまず注意することですね。
私なんかは、基本不規則な食生活なんで、あらかじめマルチビタミンやミネラルカルシウムなどはサプリメントで補ってます。
もちろん、食品からがベスト。
そんなこたぁ〜百も承知です(笑)
でも、なかなか取れないのがビタミンなんですよね。
その中でもビタミンA。
こいつは、ビタミンといえど野菜類からの摂取は難しく、レバーやらウナギやらと割とガッツリしたものに多く含まれてたりします。
そんなん、毎日うなぎやレバー食べれませんやん。
週に一度とか?
あんたの肝臓は24時間、365日動いとるんやで?
つまり、毎日栄養素を摂取しないと機能低下を招く可能性があるんです。
だから、食生活に自信のない人は、ほんとサプリメントを考えてみましょう。
また、亜鉛やセレンなどのミネラルも肝臓での代謝や解毒をする上で必要な栄養素。
この、亜鉛やセレンも牡蠣、うなぎ、レバー、ナッツなどに多く含まれてますから、こちらも押さえておきましょう。
私は、毎日亜鉛も飲んでますよ。
特に、高齢にさしかかる男性は、この亜鉛が色々助けてくれますから、是非摂取していただきたい栄養素です。
でも、毎日、牡蠣なんか食えませんからねぇ…
他にも、肝臓は解毒や代謝をするために、2000種類以上の酵素を作り出すと言われています。
酵素は、壊れた肝細胞を修復してくれますが、この酵素を作り出すために必要なのが良質の蛋白質なんです。
身体に取り入れられた蛋白質は、胃や腸でアミノ酸に分解されて肝臓に運ばれ、肝臓で再び身体を構成するための蛋白質に変化します。
人間の身体は蛋白質で出来てるんです。
とにかく、高齢者も含めて、日本人は蛋白質の摂取量が極端に少ないです。
つまり、糖質を取り過ぎて蛋白質を取り切れてないんです。
なので、ゴハン少な目でその分肉でも魚でも、大豆でも、高蛋白な食品をガンガン食いましょう。
もちろん、ビタミンACEや蛋白質だけではありません。
最後に食物繊維。
これをキッチリ取ることで、肝臓の負担を劇的に減らせます。
大腸に便が溜まってしまうと有害物質が発生されてしまいます。
これを解毒するのも肝臓の役割だから、大腸に便を溜めないようにするだけで、肝臓機能はかなり助かるわけです。
特に便秘気味の女性は、常にこの有害物質を出しては、それを肝臓が解毒する…
肝臓の負担を減らすためにも、食物繊維をしっかり取ってお通じを良くしましょう。
その他にも、食物繊維は脂質や糖質の吸収も遅らせることができるため、一石二鳥の栄養素ですよね。
どうです?
暑い季節は肝臓も今より疲れます。
ビタミンACE、蛋白質、食物繊維をキッチリ摂取しましょうね。
あと、暑くなるとビアガーデンなんて良いですよね。
もちろん、アルコールの飲み過ぎは、一番肝臓に負担ですからね。
週に2日は休刊日。
これだけは徹底して下さいよ。おとーさん(笑)
では、今週も頑張りましょう〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院