ルナ・アーク
2021年04月09日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
4月9日の金曜日でございます。
4月もここまでくると、さすがに春感出てきます。
まぁ、季節という意味で言えば、次は夏ですから、しばらく過ごしやすいかと思いますが、ここんとこ数年は暑くなるのが早いです。
5月頃からすでに暑く、そのまま梅雨入り、知らん間に夏!みたいな…。
まぁ、4月いっぱい位は大丈夫でしょうし、短い春を楽しまないとね。
春は、春眠なんて言葉もあるように、うららかな気候で、眠くなりますな。
まぁ、実際はこれだけ空調設備が整った現代ですから、室内は常に一定の快適な温度になってますし、季節は関係ないと言えばそうなんですけどね。
ですが、人間に限らず生物全般、太陽光を浴びるって事は非常に大事な事で、人間の場合でも、自律神経を整えたり、体内時計を調整したりと健康を保つ上でとても重要です。
今くらいの気候だと、いわゆるお日様が気持ちいいですから、出来るだけ身体に浴びて、健康を取り戻しましょう。
って事で、きょうもネタに突入ですが、今日のネタはそんな生物にあらゆる恩恵を与えてくれる、太陽とは真逆のような存在ー。
太陽と言えば月。
今日は月に関するお話しです。
旧約聖書によれば、神から洪水で地上の生物を消し去る計画を聞かされたノアは、あらゆる動物のつがいを方舟に乗せて世界の滅亡に備えたそうですな。
今、地球上ではいくつもの脅威に直面しており、世界滅亡は決して絵空事ではなくなっています。
万が一のときに備えて、地球内生命体を復活させるためのバックアップを保存しておくノアの箱舟のようなものが必要と考えるのも当然なのかもしれません。
そこでアリゾナ大学の科学者らが提唱しているのが「ルナアーク(月の箱舟)」計画です。
月の地下に存在する溶岩洞に、地球上の動植物、約670万種から採取した種・胞子・精子・卵のサンプルを冷凍保存しておこうというんですな。
溶岩洞とは、火口から流れ出た溶岩の表面が高まったあとも、内部だけが流れ続けることで形成される洞窟で、月の地下には200以上の溶岩洞が存在するといわれています。
月の溶岩洞は、月面基地の設置場所としても候補に挙げられています。
というのも、太陽からの放射線を防いでくれるシェルターとしておあつらえ向きでありながら、世界一の超高層ビル、ブルジュ・ハリファが小さく見えるほど広いものがあるからです。
地球のものの場合、せいぜい地下鉄くらいの大きさで、地震やプレートの移動などによって徐々に侵食されてしまいますが、月ではそのような心配がありません。
くわえて、月の溶岩洞の内部は、マイナス25度の天然の冷凍庫となっていて、痛みやすい生体サンプルを保存するにはぴったりの環境が整っているわけなんです。
とは言っても、月面にアーク(方舟)を作るのはそう簡単な話ではありません。
研究グループの計算では、地球上の生物670万種それぞれから50サンプルずつ採取し、月に運び込むとすると、少なくとも250機のロケットを打ち上げる必要があるそうなんです。
ちなみに国際宇宙ステーションの建設では、ロケット40機が打ち上げられたそうですから、その6倍以上です。
運び込まれた生体サンプルは、エレベーターシャフトから溶岩洞内の地下施設に持ち込まれ、冷凍保存モジュールに収納されます。
更に「量子浮揚(量子物理学の特性を使用して、磁気源上で超伝導体を浮揚させるプロセス)」なる現象を利用して、サンプルは金属面の上に浮かんだまま保管されるそうです。
また、収納されたサンプルは、磁力レールに沿って移動するロボットによって管理されます。
必要な電力は、月面に設置されたソーラーパネルで供給するんだとか…。
ですがはたして、世界滅亡後に保存されている遺伝物質から生物を復活させるのは誰なんでしょう?
生き残った人類なのか、それとも、異星の生命体なんでしょうか…
我々がこの世からいなくなっても粛々と稼働し続けるルナアーク・システムー
この計画が本当に稼働すれば、人類が滅亡してこその保存なわけで、ルナアーク・システムは、いつ、誰が来てくれるかも分からないまま、待ち続けるしかないんですよね。
まぁ、ロマンがある話とも言えますが、なんか悲しい気持ちにさせますねぇ…(笑)
それと、月に収納されてるのは動植物、約670万種から採取した種・胞子・精子・卵のサンプルなわけで、これらが月の変化によって、勝手に動きだすって事もないことはないよね。
ま、いずれにせよ、我々人類が滅亡してからの話ですから、確認のしようもないわけですが、この行為がなにかよくない事を招かなければいいんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月9日の金曜日でございます。
4月もここまでくると、さすがに春感出てきます。
まぁ、季節という意味で言えば、次は夏ですから、しばらく過ごしやすいかと思いますが、ここんとこ数年は暑くなるのが早いです。
5月頃からすでに暑く、そのまま梅雨入り、知らん間に夏!みたいな…。
まぁ、4月いっぱい位は大丈夫でしょうし、短い春を楽しまないとね。
春は、春眠なんて言葉もあるように、うららかな気候で、眠くなりますな。
まぁ、実際はこれだけ空調設備が整った現代ですから、室内は常に一定の快適な温度になってますし、季節は関係ないと言えばそうなんですけどね。
ですが、人間に限らず生物全般、太陽光を浴びるって事は非常に大事な事で、人間の場合でも、自律神経を整えたり、体内時計を調整したりと健康を保つ上でとても重要です。
今くらいの気候だと、いわゆるお日様が気持ちいいですから、出来るだけ身体に浴びて、健康を取り戻しましょう。
って事で、きょうもネタに突入ですが、今日のネタはそんな生物にあらゆる恩恵を与えてくれる、太陽とは真逆のような存在ー。
太陽と言えば月。
今日は月に関するお話しです。
旧約聖書によれば、神から洪水で地上の生物を消し去る計画を聞かされたノアは、あらゆる動物のつがいを方舟に乗せて世界の滅亡に備えたそうですな。
今、地球上ではいくつもの脅威に直面しており、世界滅亡は決して絵空事ではなくなっています。
万が一のときに備えて、地球内生命体を復活させるためのバックアップを保存しておくノアの箱舟のようなものが必要と考えるのも当然なのかもしれません。
そこでアリゾナ大学の科学者らが提唱しているのが「ルナアーク(月の箱舟)」計画です。
月の地下に存在する溶岩洞に、地球上の動植物、約670万種から採取した種・胞子・精子・卵のサンプルを冷凍保存しておこうというんですな。
溶岩洞とは、火口から流れ出た溶岩の表面が高まったあとも、内部だけが流れ続けることで形成される洞窟で、月の地下には200以上の溶岩洞が存在するといわれています。
月の溶岩洞は、月面基地の設置場所としても候補に挙げられています。
というのも、太陽からの放射線を防いでくれるシェルターとしておあつらえ向きでありながら、世界一の超高層ビル、ブルジュ・ハリファが小さく見えるほど広いものがあるからです。
地球のものの場合、せいぜい地下鉄くらいの大きさで、地震やプレートの移動などによって徐々に侵食されてしまいますが、月ではそのような心配がありません。
くわえて、月の溶岩洞の内部は、マイナス25度の天然の冷凍庫となっていて、痛みやすい生体サンプルを保存するにはぴったりの環境が整っているわけなんです。
とは言っても、月面にアーク(方舟)を作るのはそう簡単な話ではありません。
研究グループの計算では、地球上の生物670万種それぞれから50サンプルずつ採取し、月に運び込むとすると、少なくとも250機のロケットを打ち上げる必要があるそうなんです。
ちなみに国際宇宙ステーションの建設では、ロケット40機が打ち上げられたそうですから、その6倍以上です。
運び込まれた生体サンプルは、エレベーターシャフトから溶岩洞内の地下施設に持ち込まれ、冷凍保存モジュールに収納されます。
更に「量子浮揚(量子物理学の特性を使用して、磁気源上で超伝導体を浮揚させるプロセス)」なる現象を利用して、サンプルは金属面の上に浮かんだまま保管されるそうです。
また、収納されたサンプルは、磁力レールに沿って移動するロボットによって管理されます。
必要な電力は、月面に設置されたソーラーパネルで供給するんだとか…。
ですがはたして、世界滅亡後に保存されている遺伝物質から生物を復活させるのは誰なんでしょう?
生き残った人類なのか、それとも、異星の生命体なんでしょうか…
我々がこの世からいなくなっても粛々と稼働し続けるルナアーク・システムー
この計画が本当に稼働すれば、人類が滅亡してこその保存なわけで、ルナアーク・システムは、いつ、誰が来てくれるかも分からないまま、待ち続けるしかないんですよね。
まぁ、ロマンがある話とも言えますが、なんか悲しい気持ちにさせますねぇ…(笑)
それと、月に収納されてるのは動植物、約670万種から採取した種・胞子・精子・卵のサンプルなわけで、これらが月の変化によって、勝手に動きだすって事もないことはないよね。
ま、いずれにせよ、我々人類が滅亡してからの話ですから、確認のしようもないわけですが、この行為がなにかよくない事を招かなければいいんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院