宇宙細菌
2021年04月02日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
4月2日の金曜日でございます。
なんか今年は、桜の開花が早すぎてもう散りだしてるとこもありますなぁ。
まだ寒い日もあるのに、今年はホントに早いよね。
来週には入学式ってとこも多いでしょうし、もう少し残っといてって感じです。
まぁ、桜が散ればいよいよ暖かくなりますし、春、そして夏が来ますね。
あ、夏の前には鬱陶しい梅雨もありますが、それも含めて夏が近付いてきます。
何となくテンション上がるよねぇ(笑)
的な浮かれ気分ですが、今日もネタにいきましょう。
昨日は、地球滅亡のお話しで盛り下がりましたが、地球に住めなくなったら宇宙に出りゃいいじゃん的な考えは、結構前から考えられています。
ですから、世界各国、宇宙移住計画には力を入れており、人類が地球に住めなくなった場合の移住先を探しているという話しです。
そんな活動の中、国際宇宙ステーションの内部で新種の細菌が発見されたそうなんです。
地上では、コロナがまだまだ猛威を振るい、今の人類は、細菌だのウイルスだのに過敏に反応しちゃいますよね〜。
宇宙ステーションで発見された新種の細菌ってことは、こりゃどんなもんなんでしょう。
地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7kmで飛び、地球を90分で1周している国際宇宙ステーション(ISS)は2000年11月2日に3名の宇宙飛行士が滞在して以来、世界各国の宇宙飛行士を乗せ、現在も宇宙空間を飛んでいます。
そしてそこには、宇宙空間ならではの生物多様性とでもいうべきものがあるのかもしれません。
NASAと一緒に研究を進めるアメリカとインドの研究者によって、ISS内部で4株の細菌が発見されたのですが、そのうち3株は新種だったそうなんです。
まずISS内の天井パネルで発見され、その後もキューポラ(ISSの観測用モジュール)やダイニングテーブル、さらには2011年に地球に持ち帰られた使用済みHEPAフィルター(清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種)の中からも発見されたそうなんです。
HEPAフィルターで見つかった細菌は、既知の「メチロバクテリウム・ロデシアヌム」と特定されましたが、それ以外の3株はいずれも、これまで知られていなかったメチロバクテリウム属の新種であることが判明しました。
「メチロバクテリウム・インディカム」の近縁と考えられており、今のところそれぞれ「IF7SW-B2T」「IIF1SW-B5」「IIF4SW-B5」と呼ばれているそうです。
4株の細菌は、土や淡水に生息する細菌の仲間で、窒素固定や植物の成長を手助けし、植物を病原菌から守ってもくれるんだとか…。
基本的に植物にとっては好ましい種類だそうです。
そんな普段は土の中にいる細菌が一体ISSで何をやっているんでしょう?
実はISS内では食料生産も試みられています。
ですから植物に関係する細菌がいたとしても特に不思議はないのだとか…。
ISS内部は極限環境なわけですが、3株の細菌はそこで生存できることがすでに確認されています。
では地球上でそうしているように宇宙空間でも、植物の成長を助けることはできるのでしょうか?
遺伝子解析の結果、IF7SW-B2Tは、根や新芽の細胞分裂を助ける植物ホルモン「サイトカイニン」に必須な酵素を作り出す遺伝子を持っており、特に期待できそうなことが明らかになっているそうです。
こうした研究は、微重力下でも植物の成長をうながしてくれる遺伝的決定基の特定に役立つとのことで、やがて長期間にわたる宇宙ミッションでもきちんと育つ作物の開発につながるかもしれないそうです。
NASAジェット推進研究所のカスツーリ・ヴェンカテーシュワラン博士は、「分離された新種株は、負荷のかかる環境で植物の成長を促進してくれるので、資源が乏しい極限環境で植物を成長させるには必要不可欠」と、その重要性を語っているそうです。
なお、ISSの生物多様性は、ほんのさわり程度に調査が行われたにすぎません。
その内部ではすでに1000サンプルが収集されており、地球で解析される瞬間を待っているそうです。
まぁ、不思議はないとは言え、新種となると宇宙空間で新たに変異、もしくは生まれた可能性もあるわけで、なんかすごい菌ですな。
この菌が人体に何の影響もないのならまぁ良いんですが、子供の頃によく映画なんかで見た、SFの世界が徐々に現実化してきてる昨今ですから、宇宙細菌なんてのが、地球にやってきて人類に悪さをするとか、なんかそんなSFもあった気がするんでそこが気になるねぇ…。
宇宙に関しては、まだまだ未知な部分ばかりですし、とりあえずそんな菌は地球に持って帰って来ないでくださいね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月2日の金曜日でございます。
なんか今年は、桜の開花が早すぎてもう散りだしてるとこもありますなぁ。
まだ寒い日もあるのに、今年はホントに早いよね。
来週には入学式ってとこも多いでしょうし、もう少し残っといてって感じです。
まぁ、桜が散ればいよいよ暖かくなりますし、春、そして夏が来ますね。
あ、夏の前には鬱陶しい梅雨もありますが、それも含めて夏が近付いてきます。
何となくテンション上がるよねぇ(笑)
的な浮かれ気分ですが、今日もネタにいきましょう。
昨日は、地球滅亡のお話しで盛り下がりましたが、地球に住めなくなったら宇宙に出りゃいいじゃん的な考えは、結構前から考えられています。
ですから、世界各国、宇宙移住計画には力を入れており、人類が地球に住めなくなった場合の移住先を探しているという話しです。
そんな活動の中、国際宇宙ステーションの内部で新種の細菌が発見されたそうなんです。
地上では、コロナがまだまだ猛威を振るい、今の人類は、細菌だのウイルスだのに過敏に反応しちゃいますよね〜。
宇宙ステーションで発見された新種の細菌ってことは、こりゃどんなもんなんでしょう。
地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7kmで飛び、地球を90分で1周している国際宇宙ステーション(ISS)は2000年11月2日に3名の宇宙飛行士が滞在して以来、世界各国の宇宙飛行士を乗せ、現在も宇宙空間を飛んでいます。
そしてそこには、宇宙空間ならではの生物多様性とでもいうべきものがあるのかもしれません。
NASAと一緒に研究を進めるアメリカとインドの研究者によって、ISS内部で4株の細菌が発見されたのですが、そのうち3株は新種だったそうなんです。
まずISS内の天井パネルで発見され、その後もキューポラ(ISSの観測用モジュール)やダイニングテーブル、さらには2011年に地球に持ち帰られた使用済みHEPAフィルター(清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種)の中からも発見されたそうなんです。
HEPAフィルターで見つかった細菌は、既知の「メチロバクテリウム・ロデシアヌム」と特定されましたが、それ以外の3株はいずれも、これまで知られていなかったメチロバクテリウム属の新種であることが判明しました。
「メチロバクテリウム・インディカム」の近縁と考えられており、今のところそれぞれ「IF7SW-B2T」「IIF1SW-B5」「IIF4SW-B5」と呼ばれているそうです。
4株の細菌は、土や淡水に生息する細菌の仲間で、窒素固定や植物の成長を手助けし、植物を病原菌から守ってもくれるんだとか…。
基本的に植物にとっては好ましい種類だそうです。
そんな普段は土の中にいる細菌が一体ISSで何をやっているんでしょう?
実はISS内では食料生産も試みられています。
ですから植物に関係する細菌がいたとしても特に不思議はないのだとか…。
ISS内部は極限環境なわけですが、3株の細菌はそこで生存できることがすでに確認されています。
では地球上でそうしているように宇宙空間でも、植物の成長を助けることはできるのでしょうか?
遺伝子解析の結果、IF7SW-B2Tは、根や新芽の細胞分裂を助ける植物ホルモン「サイトカイニン」に必須な酵素を作り出す遺伝子を持っており、特に期待できそうなことが明らかになっているそうです。
こうした研究は、微重力下でも植物の成長をうながしてくれる遺伝的決定基の特定に役立つとのことで、やがて長期間にわたる宇宙ミッションでもきちんと育つ作物の開発につながるかもしれないそうです。
NASAジェット推進研究所のカスツーリ・ヴェンカテーシュワラン博士は、「分離された新種株は、負荷のかかる環境で植物の成長を促進してくれるので、資源が乏しい極限環境で植物を成長させるには必要不可欠」と、その重要性を語っているそうです。
なお、ISSの生物多様性は、ほんのさわり程度に調査が行われたにすぎません。
その内部ではすでに1000サンプルが収集されており、地球で解析される瞬間を待っているそうです。
まぁ、不思議はないとは言え、新種となると宇宙空間で新たに変異、もしくは生まれた可能性もあるわけで、なんかすごい菌ですな。
この菌が人体に何の影響もないのならまぁ良いんですが、子供の頃によく映画なんかで見た、SFの世界が徐々に現実化してきてる昨今ですから、宇宙細菌なんてのが、地球にやってきて人類に悪さをするとか、なんかそんなSFもあった気がするんでそこが気になるねぇ…。
宇宙に関しては、まだまだ未知な部分ばかりですし、とりあえずそんな菌は地球に持って帰って来ないでくださいね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院