キズスプレー
2021年03月23日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月23日の火曜日でございます。
3月もここまでくるとだんだん春めいてきますが、やはり寒暖差はスゴイですな。
朝は寒くて昼は暖かい。
そして夜も寒いと…。
昨日は暖かかくても、今日は寒いとか。
風邪なんかひきやすいですから、身体には注意して下さいね。
やはり年々体力が落ちていきますし、年には勝てんなぁと感じますね。
特にケガの治りが悪い。
しかも、いつの間にかケガしてたりしますしねぇ(笑)
先日も、ジムでいつものようにトレーニングしてたら、なんか足首のあたりがヒリヒリ痛い。
どうしたんやろと思いながらも、そのまま続けて、家に帰る頃には激痛になってて、よく見たら10センチくらいの擦り傷がついてました(笑)
血がにじんでかなり痛くて、こりゃイカンとはじめて、キズパワーパッドを買って貼りました。
このキズパワーパッド、なかなか高くてビックリしますな。
特大サイズ、3枚入りで1000円近くしましたよ。
よく読んでみると、最長5日間貼っておけると…
ですが、2日で1枚目を剥がしました。
そんなもん、蒸れて痒くなるし、端っこから剥がれてくるし…
5日はり続けるのは無理ですわ(笑)
ですが、この絆創膏、なかなかの強者で、貼れば痛みがかなりマシになります。
なんでも、乾燥させずに治すので、かさぶたにならず、傷跡もつきにくいんだとか…。
しらん間にこんなスゴイもんが出来てるんだねぇ。
ってことで、今日もネタに突入するわけですが、キズパワーパッドは前フリでやんす。
今日のネタは、米軍が、傷口に噴射して治癒スピードを劇的にアップさせる細胞再プログラム・スプレーを開発中ってなお話しをしたいと思います。
米軍は最先端の軍事技術の開発には余念がありません。
これまでも、メガネの着用感でありながらどんな深い暗闇をも見通す暗視スコープやら、現役パイロットすら圧倒する空中戦人工知能やらSF世界の技術を具現化してきました。
その次なる一手はシュッとひと吹するだけで、人間の治癒能力を5倍にも高めるスプレーなんだとか…。
アメリカ空軍研究所とミシガン大学の研究者が共同で開発するそのスプレーは、「細胞再プログラム技術」を応用したものであるということなんです。
細胞再プログラムは、人間の皮膚の細胞などに含まれているゲノムをプログラムし直し、筋細胞・血液細胞・神経細胞といった種類の異なる細胞に生まれ変わらせる技術といわれています。
それには「転写因子」というタンパク質が利用されます。
転写因子には、細胞の中にあるさまざまな遺伝子のスイッチを切り替えて、分裂や成長、移動や組織化といった細胞の活動を制御する働きがあるわけです。
そこでスプレーで傷口に直接、転写因子を吹き付けてやるわけですね。
すると怪我で露出してしまった筋細胞が表皮細胞に変化し、皮膚移植などよりもずっと確実に治療できるようになるんだとか…。
その治癒速度は、通常の5倍にまでアップするといいますからこれは驚異的です。
これが細胞再プログラム・スプレーのコンセプトなんです。
冒頭で、わたくし院長のキズパワーパッド体験談をお話ししましたが、こんなもんこのスプレーがあれば売れなくなりますねぇ(笑)
治癒効果を望める最適な転写因子を特定することなんか、簡単に出来ないんではと思うんですが、これについて生物情報学者のインディカ・ラジャパクサ博士は秘策を用意しているそうです。
それが生きた細胞を撮影することができる顕微鏡と、最適な転写因子を数学的に特定してくれるアルゴリズムなんだそうです。
つまり、顕微鏡で細胞を覗きながら集めたデータをアルゴリズムに入力し、診断精度を向上させていくと…。
こうすることで、怪我の治療にもっとも効果的な転写因子を特定できるだけでなく、どの細胞サイクルでスプレーすれば最大の効果を発揮できるのか、そのタイミングまで把握できるようになるんだそうです。
まぁ、われわれにはどういう技術かよく分かりませんが、こういった治療法が確立されれば、非常にありがたいなとは思いますよね。
ですが、米軍が開発してるって事は、当然軍事目的なわけで、仮に完成してもこれが一般に出回るかどうかとなるとまた別問題な気もします。
とは言え、科学の進歩はめざましいですし、子供の頃にみたSF映画の世界観が、だんだん実現していく感じは、楽しみではありますね。
100年先には、ドラッグストアで、普通にキズスプレーとかいうダサイ名前で、このスプレーも売られてるかもしれませんしね。
ちなみに、先ほどの院長のすり傷は、大体、5日程で治りましたから、このスプレーがあれば1日で治っちゃうって計算になるもんね。
これは是非、完成させて一般に売り出されて欲しいもんです。
ま、これも生きてるうちには無理かもね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月23日の火曜日でございます。
3月もここまでくるとだんだん春めいてきますが、やはり寒暖差はスゴイですな。
朝は寒くて昼は暖かい。
そして夜も寒いと…。
昨日は暖かかくても、今日は寒いとか。
風邪なんかひきやすいですから、身体には注意して下さいね。
やはり年々体力が落ちていきますし、年には勝てんなぁと感じますね。
特にケガの治りが悪い。
しかも、いつの間にかケガしてたりしますしねぇ(笑)
先日も、ジムでいつものようにトレーニングしてたら、なんか足首のあたりがヒリヒリ痛い。
どうしたんやろと思いながらも、そのまま続けて、家に帰る頃には激痛になってて、よく見たら10センチくらいの擦り傷がついてました(笑)
血がにじんでかなり痛くて、こりゃイカンとはじめて、キズパワーパッドを買って貼りました。
このキズパワーパッド、なかなか高くてビックリしますな。
特大サイズ、3枚入りで1000円近くしましたよ。
よく読んでみると、最長5日間貼っておけると…
ですが、2日で1枚目を剥がしました。
そんなもん、蒸れて痒くなるし、端っこから剥がれてくるし…
5日はり続けるのは無理ですわ(笑)
ですが、この絆創膏、なかなかの強者で、貼れば痛みがかなりマシになります。
なんでも、乾燥させずに治すので、かさぶたにならず、傷跡もつきにくいんだとか…。
しらん間にこんなスゴイもんが出来てるんだねぇ。
ってことで、今日もネタに突入するわけですが、キズパワーパッドは前フリでやんす。
今日のネタは、米軍が、傷口に噴射して治癒スピードを劇的にアップさせる細胞再プログラム・スプレーを開発中ってなお話しをしたいと思います。
米軍は最先端の軍事技術の開発には余念がありません。
これまでも、メガネの着用感でありながらどんな深い暗闇をも見通す暗視スコープやら、現役パイロットすら圧倒する空中戦人工知能やらSF世界の技術を具現化してきました。
その次なる一手はシュッとひと吹するだけで、人間の治癒能力を5倍にも高めるスプレーなんだとか…。
アメリカ空軍研究所とミシガン大学の研究者が共同で開発するそのスプレーは、「細胞再プログラム技術」を応用したものであるということなんです。
細胞再プログラムは、人間の皮膚の細胞などに含まれているゲノムをプログラムし直し、筋細胞・血液細胞・神経細胞といった種類の異なる細胞に生まれ変わらせる技術といわれています。
それには「転写因子」というタンパク質が利用されます。
転写因子には、細胞の中にあるさまざまな遺伝子のスイッチを切り替えて、分裂や成長、移動や組織化といった細胞の活動を制御する働きがあるわけです。
そこでスプレーで傷口に直接、転写因子を吹き付けてやるわけですね。
すると怪我で露出してしまった筋細胞が表皮細胞に変化し、皮膚移植などよりもずっと確実に治療できるようになるんだとか…。
その治癒速度は、通常の5倍にまでアップするといいますからこれは驚異的です。
これが細胞再プログラム・スプレーのコンセプトなんです。
冒頭で、わたくし院長のキズパワーパッド体験談をお話ししましたが、こんなもんこのスプレーがあれば売れなくなりますねぇ(笑)
治癒効果を望める最適な転写因子を特定することなんか、簡単に出来ないんではと思うんですが、これについて生物情報学者のインディカ・ラジャパクサ博士は秘策を用意しているそうです。
それが生きた細胞を撮影することができる顕微鏡と、最適な転写因子を数学的に特定してくれるアルゴリズムなんだそうです。
つまり、顕微鏡で細胞を覗きながら集めたデータをアルゴリズムに入力し、診断精度を向上させていくと…。
こうすることで、怪我の治療にもっとも効果的な転写因子を特定できるだけでなく、どの細胞サイクルでスプレーすれば最大の効果を発揮できるのか、そのタイミングまで把握できるようになるんだそうです。
まぁ、われわれにはどういう技術かよく分かりませんが、こういった治療法が確立されれば、非常にありがたいなとは思いますよね。
ですが、米軍が開発してるって事は、当然軍事目的なわけで、仮に完成してもこれが一般に出回るかどうかとなるとまた別問題な気もします。
とは言え、科学の進歩はめざましいですし、子供の頃にみたSF映画の世界観が、だんだん実現していく感じは、楽しみではありますね。
100年先には、ドラッグストアで、普通にキズスプレーとかいうダサイ名前で、このスプレーも売られてるかもしれませんしね。
ちなみに、先ほどの院長のすり傷は、大体、5日程で治りましたから、このスプレーがあれば1日で治っちゃうって計算になるもんね。
これは是非、完成させて一般に売り出されて欲しいもんです。
ま、これも生きてるうちには無理かもね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院