クロノフォビア対策
2021年03月17日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月17日の水曜日でございます。
まだ寒いと言う人の方が多いとは思いますが、わたくし的にはもう春です(笑)
いくら寒いと言っても、冬の寒さじゃないですし春寒って感じなんで余裕でいけます。
やはり春ってだけで少々テンション上がりますよね。
まぁ、去年もでしたが今年もまだコロナ禍の中ですから、手放しでウエーイって感じではありませんが…。
この一年、なかなか世界中が色んな不安に包まれたと思います。
わたくし院長も、結構この先不安です(笑)
コロナで経済的にも精神的にも打撃を受けた方は、世界中にかなりいらっしゃるでしょう。
で、今日はそんな未来の不安に少しでも対抗するためのお話しです。
人は多かれ少なかれ不安を抱えながら生きています。
人や物、場所や特定の生き物、病気や死など、不安の対象は様々ですが、先の見えない未来に対して不安を抱くこともあります。
まさに今はそんな感じの人が多いと思うんですが、これも度を過ぎると、「クロノフォビア(時間恐怖症)」と言う恐怖症の一種と考えられます。
また「予期不安症」なんてのもあって、これは、「自分や家族が病気になったり、事故にあったらどうしよう?」とまだ起きていないことをクヨクヨ思い悩み、明るい将来が思い描けない不安障害の一種です。
度を超すまでいかなくても、誰にでもある「不安」を少しでもやわらげ、前向きに生きていくためにどうすればいいでしょう。
まずは、この不安症のことを掘り下げて考えてみましょう。
未来への不安が少しずつ積み重なっていくと、身体的になんらかの症状があらわれます。
そして、日常生活が困難になり、人間関係すら損なう恐れのある本物の恐怖症へと発展する可能性があるわけです。
こうした状態は臨床的に次のふたつにはっきり定義されているそうです。
・時間恐怖症(クロノフォビア)
不安障害から発生した過度な恐怖のことで、恐怖に憑りつかれ、衰弱していくこともあるそうです。
・予期不安症(全般性不安障害)
どうなるかわからない将来の出来事に対して神経質になる症状で、精神障害、摂食障害、睡眠障害、筋肉の強張りなどを引き起こしたりします。
まずは不安についてしっかりと考えてみましょう。
その恐怖がなんであるかよりも、なぜ、それほどの恐怖を感じるのかを突き止めるほうが難しいと言われています。
恐怖が発生するシナリオが、過去の体験やトラウマだったり、自意識が低かったり、漠然とした不安や特殊な出来事だったりと、その人によって千差万別だからです。
ですが、未知のものに不安を感じることをはっきり認識するのは、必ずしも否定的なこととは限りません。
こうした不安の回路を、ワクワク感、期待、推進力、情熱、行動、専心へと転化することができれば、あなたが望む未来を思い描くことが可能となるかもしれません。
未来のことが全てお見通しの人など存在しません。
何が起きるかわからないのが未来なので、悪いことだって良いことだって起きるわけです。
では、少しでも未来への不安をコントロールするためのコツを見ていきましょう。
1. 最悪のシナリオを想定する
明日が怖い、来週が、来年が怖いと思っていないでしょうか。
わけもなく不安にさいなまれてばかりいると、生活は崩壊してしまいます。
起こりうる最悪の事態を可視化してみましょう。
キーワードは、"わけもなく"ということです。
なんだか不安にかられるということは誰でも少なからずあります。
これは人間であることの副作用のようなものです。
私たちの心は、現実には起こりそうもない最悪の結果を"想起"する習性があるからです。
最悪の事態を考えるとき、不安に苛まれてばかりいないで、最悪のケースを回避するにはどうすればいいか、先手をとる力を蓄えるようにすることが大事だそうです。
2. ストレスの逃げ道を作る
不安を覚えるのは、気分のいいものではありません。
創造的で生産的な新しいなにかに着手するよう、あえて自分を仕向けることが大切です。
負の思考サイクルを打破するため、外をひとっ走りしてみたり、長年、先延ばしにしていたことに集中してみたり、クローゼットの中の片付けにとりかかったりしてみてはどうでしょう?
特別なことを成し遂げるためにエネルギーを使うのではなく、凝り固まった思考プロセスを不安から引き離し、もっと新鮮な空気が吸えるような場所へと連れ出すといいそうです。
3. 今現在を見ること
人間の脳は、未知の恐怖に執着してしまうと、ぐるぐる同じ思考を繰り返すばかりで、ほかの道を見つけるのが難しくなってしまいます。
まずやることは、今、目の前にあることをきちんと見ること。
相手との関係が続かないかもしれないと怖れているとしましょう。
今が幸せなら、その相手と一緒に楽しく過ごし、感情の回復力を守るために、今日できることはなんでもすればいいわけです。
4. 前向きなことに集中する
じっくり考えることは強力な武器になります。
負のループのリセットボタンのようなテクニックになりえるわけです。
最善の結果が実現したときに、どうなるかをできるだけ思い描いてみましょう。
負けと同じくらい勝つチャンスはあるものです。
自分が思い込んでいる考えを見直すことができれば、楽しみや成功の感情が呼び覚まされ、ネガティブな思考プロセスと闘うことができるわけです。
5. 自分が思っているほど自分は弱くない
疑ったり、心配したり、なんでもないことでパニックになるのよくあること。
ですが、これまで体験してきた闘い、競争、障害を乗り越えてきた結果、いまがあるわけです。
そして乗り越えるだけが道ではないですし、他の選択肢を含め、自分の可能性をもう一度見直しましょう。
もちろん、これらのやり方でどうにもならないって場合もあるでしょう。
そういう時は、効果的な対処法をしっかり組み立ててくれるプロの医師や臨床心理士、カウンセラーの診断をうけるというのもアリなので、そういう選択肢も心にとめておきましょう。
こんなご時世ですからね。
不安があって当たり前。
ってくらいに構えときましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月17日の水曜日でございます。
まだ寒いと言う人の方が多いとは思いますが、わたくし的にはもう春です(笑)
いくら寒いと言っても、冬の寒さじゃないですし春寒って感じなんで余裕でいけます。
やはり春ってだけで少々テンション上がりますよね。
まぁ、去年もでしたが今年もまだコロナ禍の中ですから、手放しでウエーイって感じではありませんが…。
この一年、なかなか世界中が色んな不安に包まれたと思います。
わたくし院長も、結構この先不安です(笑)
コロナで経済的にも精神的にも打撃を受けた方は、世界中にかなりいらっしゃるでしょう。
で、今日はそんな未来の不安に少しでも対抗するためのお話しです。
人は多かれ少なかれ不安を抱えながら生きています。
人や物、場所や特定の生き物、病気や死など、不安の対象は様々ですが、先の見えない未来に対して不安を抱くこともあります。
まさに今はそんな感じの人が多いと思うんですが、これも度を過ぎると、「クロノフォビア(時間恐怖症)」と言う恐怖症の一種と考えられます。
また「予期不安症」なんてのもあって、これは、「自分や家族が病気になったり、事故にあったらどうしよう?」とまだ起きていないことをクヨクヨ思い悩み、明るい将来が思い描けない不安障害の一種です。
度を超すまでいかなくても、誰にでもある「不安」を少しでもやわらげ、前向きに生きていくためにどうすればいいでしょう。
まずは、この不安症のことを掘り下げて考えてみましょう。
未来への不安が少しずつ積み重なっていくと、身体的になんらかの症状があらわれます。
そして、日常生活が困難になり、人間関係すら損なう恐れのある本物の恐怖症へと発展する可能性があるわけです。
こうした状態は臨床的に次のふたつにはっきり定義されているそうです。
・時間恐怖症(クロノフォビア)
不安障害から発生した過度な恐怖のことで、恐怖に憑りつかれ、衰弱していくこともあるそうです。
・予期不安症(全般性不安障害)
どうなるかわからない将来の出来事に対して神経質になる症状で、精神障害、摂食障害、睡眠障害、筋肉の強張りなどを引き起こしたりします。
まずは不安についてしっかりと考えてみましょう。
その恐怖がなんであるかよりも、なぜ、それほどの恐怖を感じるのかを突き止めるほうが難しいと言われています。
恐怖が発生するシナリオが、過去の体験やトラウマだったり、自意識が低かったり、漠然とした不安や特殊な出来事だったりと、その人によって千差万別だからです。
ですが、未知のものに不安を感じることをはっきり認識するのは、必ずしも否定的なこととは限りません。
こうした不安の回路を、ワクワク感、期待、推進力、情熱、行動、専心へと転化することができれば、あなたが望む未来を思い描くことが可能となるかもしれません。
未来のことが全てお見通しの人など存在しません。
何が起きるかわからないのが未来なので、悪いことだって良いことだって起きるわけです。
では、少しでも未来への不安をコントロールするためのコツを見ていきましょう。
1. 最悪のシナリオを想定する
明日が怖い、来週が、来年が怖いと思っていないでしょうか。
わけもなく不安にさいなまれてばかりいると、生活は崩壊してしまいます。
起こりうる最悪の事態を可視化してみましょう。
キーワードは、"わけもなく"ということです。
なんだか不安にかられるということは誰でも少なからずあります。
これは人間であることの副作用のようなものです。
私たちの心は、現実には起こりそうもない最悪の結果を"想起"する習性があるからです。
最悪の事態を考えるとき、不安に苛まれてばかりいないで、最悪のケースを回避するにはどうすればいいか、先手をとる力を蓄えるようにすることが大事だそうです。
2. ストレスの逃げ道を作る
不安を覚えるのは、気分のいいものではありません。
創造的で生産的な新しいなにかに着手するよう、あえて自分を仕向けることが大切です。
負の思考サイクルを打破するため、外をひとっ走りしてみたり、長年、先延ばしにしていたことに集中してみたり、クローゼットの中の片付けにとりかかったりしてみてはどうでしょう?
特別なことを成し遂げるためにエネルギーを使うのではなく、凝り固まった思考プロセスを不安から引き離し、もっと新鮮な空気が吸えるような場所へと連れ出すといいそうです。
3. 今現在を見ること
人間の脳は、未知の恐怖に執着してしまうと、ぐるぐる同じ思考を繰り返すばかりで、ほかの道を見つけるのが難しくなってしまいます。
まずやることは、今、目の前にあることをきちんと見ること。
相手との関係が続かないかもしれないと怖れているとしましょう。
今が幸せなら、その相手と一緒に楽しく過ごし、感情の回復力を守るために、今日できることはなんでもすればいいわけです。
4. 前向きなことに集中する
じっくり考えることは強力な武器になります。
負のループのリセットボタンのようなテクニックになりえるわけです。
最善の結果が実現したときに、どうなるかをできるだけ思い描いてみましょう。
負けと同じくらい勝つチャンスはあるものです。
自分が思い込んでいる考えを見直すことができれば、楽しみや成功の感情が呼び覚まされ、ネガティブな思考プロセスと闘うことができるわけです。
5. 自分が思っているほど自分は弱くない
疑ったり、心配したり、なんでもないことでパニックになるのよくあること。
ですが、これまで体験してきた闘い、競争、障害を乗り越えてきた結果、いまがあるわけです。
そして乗り越えるだけが道ではないですし、他の選択肢を含め、自分の可能性をもう一度見直しましょう。
もちろん、これらのやり方でどうにもならないって場合もあるでしょう。
そういう時は、効果的な対処法をしっかり組み立ててくれるプロの医師や臨床心理士、カウンセラーの診断をうけるというのもアリなので、そういう選択肢も心にとめておきましょう。
こんなご時世ですからね。
不安があって当たり前。
ってくらいに構えときましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院