最古のマンモス
2021年03月11日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月11日の木曜日でございます。
3月も中盤に入りましたが、まだ寒い日は寒いですなぁ。
でも確実に春の足音は聞こえて来てる感じで、徐々に暖かさを感じる時間も長くなってきましたよね。
もうすぐお花見シーズンにも突入ですし、気持ちいい季節がやってきます。
ま、もちろん感染対策はバッチリで行動しないといけませんが、まぁ、屋外でお花見なら問題ないでしょう。
去年は4月10日から緊急事態宣言発令でしたし、しかも一回目でしたから、もうお花見どころじゃなかったもんね。
もちろん、それくらいの緊張感を持った方が良いんでしょうけど、この一年、ずっとそうでしたから、少々息抜きも必要でしょう。
とは言え、このお花見シーズンからのゴールデンウイークで、また感染拡大しないかっていう懸念はありますけどね。
ここを何とか乗り越えて、ワクチンがいき渡りさえすれば、勝算も見えてくる気はするんですが、ワクチンなしではいつかまた感染拡大しちゃいそうな気はします。
そりゃ、飲食や旅行関係以外でも経済的ダメージを受けてる人はたくさんいますし、長引けば長引く程、そうもいってられなくなりますからね。
何とかこの夏あたりで終わらしたいですな。
でないと、夏超えちゃうと、また次の秋冬がきちゃいますよ。
そうなると、もう何してることか分からなくなりますしねぇ…。
過度の警戒は必要ないにしても、最低限の感染対策を講じ、その上で春を楽しみましょう。
ってことで、今日もネタに突入ですが、今日は大物動物のネタでございます。
どれくらい大物かと言いますと、もうひょっとして、コイツより大きな生物は地球上にいなかったんではないかと思われるくらいの大物です。
そう、今日の主役はマンモスで、シベリアの永久凍土に埋まっていた120万年前のマンモスのDNAの解読に成功したという研究結果が『Nature』(2月17日付)に掲載されました。
今回解読されたゲノムは、これまで最古とされていたカナダの永久凍土で発見された70万年前の馬のDNAよりもはるかに古いもので、これまでに解読された動物のDNAの中では世界最古となるそうです。
世界最古…
ロマンだねぇ。
ヒトやネアンデルタール人の前の時代にまでさかのぼるわけで、ジャワ原人とかがいたとされる時代です。
で、話を戻すと、シベリア北東部の永久凍土に埋まっていたマンモス3頭の「歯」からDNAが抽出されたそうです。
その配列決定の結果からは、最古のマンモスとされるそれらのうち2頭は、これまで知られていなかった遺伝的系統に属していることが明らかになったそうです。
これまでの研究から、その時代シベリアに生息していたマンモスは、ステップマンモス1種だけだと考えられていました。
ところがそれぞれ「クレストフカ」と「アディチャ」との愛称で呼ばれるマンモスは、ステップマンモスとは遺伝的系統が異なっており、はっきり断定はできないものの、それぞれが新発見の種の可能性があるそうなんです。
こう古いDNAが解析されると、一体、DNAってどれくらい持つの?って疑問がわきますが、その期間についてはこのところ議論があるようなんですが、一般的には、どのような好条件がそろっていたとしても100万年以上は持たないとされていました。
ところが最近ではそうではないことを示す証拠があると主張する研究者もいます。
結構、話題になったのが2008年に発表されたティラノサウルスの例でしょう。
この研究では、ティラノサウルスのタンパク質の解析を通じて、恐竜と現代のダチョウとに遺伝的な関係があると主張されました。
じつは後になって、サンプルが現代のダチョウのDNAで汚染されていたことが発覚し、研究結果は間違いであることが明らかになっています。
ですがより最近では、7500万年前の恐竜の化石から有機物質を発見したと主張する研究もあります。
これが本当なら、条件次第でDNAは数千万年という時間を耐えられるのかもしれないってことになります。
今回のマンモスが120万年前なんですから、氷に閉ざされた世界には、もしかしたらこれまでの常識よりもずっと古いDNAが眠っているかもしれないですよね。
そして永久凍土が解け始めている今、保存状態の良いDNAが続々と発見されていく可能性もあるでしょう。
って、それはそれでロマンがあっていいんですが、永久凍土が解けだしてる現状を、何とかしないといけないよね。
まずはコロナを完全に撲滅させて、次は世界が一丸となって、温暖化を止めましょう。
きっと力を合わせれば出来ますよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月11日の木曜日でございます。
3月も中盤に入りましたが、まだ寒い日は寒いですなぁ。
でも確実に春の足音は聞こえて来てる感じで、徐々に暖かさを感じる時間も長くなってきましたよね。
もうすぐお花見シーズンにも突入ですし、気持ちいい季節がやってきます。
ま、もちろん感染対策はバッチリで行動しないといけませんが、まぁ、屋外でお花見なら問題ないでしょう。
去年は4月10日から緊急事態宣言発令でしたし、しかも一回目でしたから、もうお花見どころじゃなかったもんね。
もちろん、それくらいの緊張感を持った方が良いんでしょうけど、この一年、ずっとそうでしたから、少々息抜きも必要でしょう。
とは言え、このお花見シーズンからのゴールデンウイークで、また感染拡大しないかっていう懸念はありますけどね。
ここを何とか乗り越えて、ワクチンがいき渡りさえすれば、勝算も見えてくる気はするんですが、ワクチンなしではいつかまた感染拡大しちゃいそうな気はします。
そりゃ、飲食や旅行関係以外でも経済的ダメージを受けてる人はたくさんいますし、長引けば長引く程、そうもいってられなくなりますからね。
何とかこの夏あたりで終わらしたいですな。
でないと、夏超えちゃうと、また次の秋冬がきちゃいますよ。
そうなると、もう何してることか分からなくなりますしねぇ…。
過度の警戒は必要ないにしても、最低限の感染対策を講じ、その上で春を楽しみましょう。
ってことで、今日もネタに突入ですが、今日は大物動物のネタでございます。
どれくらい大物かと言いますと、もうひょっとして、コイツより大きな生物は地球上にいなかったんではないかと思われるくらいの大物です。
そう、今日の主役はマンモスで、シベリアの永久凍土に埋まっていた120万年前のマンモスのDNAの解読に成功したという研究結果が『Nature』(2月17日付)に掲載されました。
今回解読されたゲノムは、これまで最古とされていたカナダの永久凍土で発見された70万年前の馬のDNAよりもはるかに古いもので、これまでに解読された動物のDNAの中では世界最古となるそうです。
世界最古…
ロマンだねぇ。
ヒトやネアンデルタール人の前の時代にまでさかのぼるわけで、ジャワ原人とかがいたとされる時代です。
で、話を戻すと、シベリア北東部の永久凍土に埋まっていたマンモス3頭の「歯」からDNAが抽出されたそうです。
その配列決定の結果からは、最古のマンモスとされるそれらのうち2頭は、これまで知られていなかった遺伝的系統に属していることが明らかになったそうです。
これまでの研究から、その時代シベリアに生息していたマンモスは、ステップマンモス1種だけだと考えられていました。
ところがそれぞれ「クレストフカ」と「アディチャ」との愛称で呼ばれるマンモスは、ステップマンモスとは遺伝的系統が異なっており、はっきり断定はできないものの、それぞれが新発見の種の可能性があるそうなんです。
こう古いDNAが解析されると、一体、DNAってどれくらい持つの?って疑問がわきますが、その期間についてはこのところ議論があるようなんですが、一般的には、どのような好条件がそろっていたとしても100万年以上は持たないとされていました。
ところが最近ではそうではないことを示す証拠があると主張する研究者もいます。
結構、話題になったのが2008年に発表されたティラノサウルスの例でしょう。
この研究では、ティラノサウルスのタンパク質の解析を通じて、恐竜と現代のダチョウとに遺伝的な関係があると主張されました。
じつは後になって、サンプルが現代のダチョウのDNAで汚染されていたことが発覚し、研究結果は間違いであることが明らかになっています。
ですがより最近では、7500万年前の恐竜の化石から有機物質を発見したと主張する研究もあります。
これが本当なら、条件次第でDNAは数千万年という時間を耐えられるのかもしれないってことになります。
今回のマンモスが120万年前なんですから、氷に閉ざされた世界には、もしかしたらこれまでの常識よりもずっと古いDNAが眠っているかもしれないですよね。
そして永久凍土が解け始めている今、保存状態の良いDNAが続々と発見されていく可能性もあるでしょう。
って、それはそれでロマンがあっていいんですが、永久凍土が解けだしてる現状を、何とかしないといけないよね。
まずはコロナを完全に撲滅させて、次は世界が一丸となって、温暖化を止めましょう。
きっと力を合わせれば出来ますよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院