デンキウナギの集団
2021年02月05日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
2月5日の金曜日でございます。
さすがに2月、まだまだ寒いですねぇ。
ほんと、2月ってなんだかこれといったイベントもないし、今年は特にコロナもあるし緊急事態だし、おもしろくないねぇ(笑)
まぁ、2月と緊急事態は直接関係ないですが、もう色々スッキリして欲しいとこですね。
ちょうど去年の今頃、クルーズ船がどうのこうの言いだしたんですよね。
もうキッチリ1年はびこってやがるんですねぇ。
コロナのヤツ…。
1年の間に世界中に見事に広まりました。
日本じゃ、今も緊急事態宣言中ですし、まだ収束のメドはたってませんしねぇ。
今の緊急事態宣言、どうなりますかねぇ…。
ってことで、今日もネタに突入していきますが、今日も動物ネタをぶっこんでいきたいと思います。
昨日は、珍獣、「カモノハシ」のお話しでしたが、今日も珍しいっちゃ珍しい、「デンキウナギ」のお話しでございます。
デンキウナギと言えば、水族館では薄暗い水槽の中にただ独りひっそりと佇んでいることが多いヤツですが、ひょっとすると本来は仲間と一緒にいるのが好きなのかもしれません。
と言うのも、ブラジル、アマゾン川流域のとある小さな湖で、これまで誰も見たことがなかった、群れで狩りを行うデンキウナギが目撃されたそうなんです。
そうした戦略はどうやらかなり有効であるようで、その湖では1.2メートルを超えるデンキウナギがたくさん生息しているんだとか…。
って、1メートル超えのデンキウナギが群れで襲って来たらヤバイでしょ。
想像しただけでも恐ろしいわ。
比較的最近になって発見されたデンキウナギの仲間「エレクトロフォラス・ボルタイ(Electrophorus voltai)」は、860ボルトの電気を放出する地球上の動物界で最強の電撃使いです。(なおデンキ”ウナギ”といっても、ウナギとはかなり異なる種です)。
米スミソニアン自然史博物館の魚類学者デビッド・デ・サンタナ氏らによって、E・ボルタイが群れで狩りをしているらしき場面が目撃されたのは2012年のことです。
その様子は、100匹以上がみんなで力を合わせて獲物を狩っているかのようだったそうです。
しかしたった1度の観察だけでは、それが普段からの習性だと断定することはできません。
そこでデ・サンタナ氏らは2014年にも再び72時間におよぶ観察を行い、さらに5回群れでの狩りを目撃したとのことです。
これまでE・ボルタイのエサを食べる姿が観察されたのは一般に夜で、しかも単独ででした。
ところが、その湖のE・ボルタイは昼夜ほとんどじっとしていて、彼らが狩りに出かけるのは明け方と夕暮れの時間なんだそうです。
狩りが始まると100匹以上が円を描くように泳ぎ、小さな魚の群れを徐々に浅いところへと追いやっていきます。
獲物を包囲して、もうどこにも逃げ場がなくなったところで、10匹ほどのE・ボルタイが進み出て、一斉に強力な電撃を浴びせるってやり方のようです。
獲物は水から飛び出し、再び落ちてくるときにすでに意識はありません。
あとは文字通り、煮て食うなり、焼いて食うなりE・ボルタイの思うがままっちゅうことですな。
にしても、100匹からのデンキウナギに取り囲まれ、10匹からの電撃って、この小魚もとんでもない恐怖でしょうなぁ(笑)
この種の個体は、最大860ボルトの放電を行えるそうですから、10匹が同時にそれを行えば、理屈の上では8600ボルトの電撃を放っていることになるそうなんです。
狩りは毎回1時間ほどで完了し、その都度5〜7回の電撃が放たれるそうです。
群れでの狩りは、哺乳類ではありふれたことですが、魚ではとても稀なんだそうで、こうした行動が知られている魚は、ほかに9種しかいないんだとか…。
この発見がそれだけ特別なものだということのようです。
我々一般人からすれば、どうでもいいような話ですが、100匹もの群れが襲ってくるってのはかなりのインパクトがありますよね。
逆に、それだけ群れになってたら、自分たちが捕食される危険性もアップするでしょうしねぇ。
そんだけいれば、上から網でもかければイチコロって気もしますが、デンキウナギって食べれるんでしょうか…(笑)
さきほども書いた通り、「ウナギ」と名はついてますが、別の種類のようですし、こいつの放電する電気は人間でも危ないそうですから、食べるのは無理かもね。
とまぁ、色々ご紹介しましたが、おそらくコイツは日本にはいないんじゃないかな。
ペットが捨てられて繁殖するってパターンはよくありますが、コイツは本拠地でもほぼ頂点捕食者だそうですし、もし日本の湖なんかに放流されたら、大変なことになるでしょうね。
ま、こんなの飼おうとする人もいないかね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月5日の金曜日でございます。
さすがに2月、まだまだ寒いですねぇ。
ほんと、2月ってなんだかこれといったイベントもないし、今年は特にコロナもあるし緊急事態だし、おもしろくないねぇ(笑)
まぁ、2月と緊急事態は直接関係ないですが、もう色々スッキリして欲しいとこですね。
ちょうど去年の今頃、クルーズ船がどうのこうの言いだしたんですよね。
もうキッチリ1年はびこってやがるんですねぇ。
コロナのヤツ…。
1年の間に世界中に見事に広まりました。
日本じゃ、今も緊急事態宣言中ですし、まだ収束のメドはたってませんしねぇ。
今の緊急事態宣言、どうなりますかねぇ…。
ってことで、今日もネタに突入していきますが、今日も動物ネタをぶっこんでいきたいと思います。
昨日は、珍獣、「カモノハシ」のお話しでしたが、今日も珍しいっちゃ珍しい、「デンキウナギ」のお話しでございます。
デンキウナギと言えば、水族館では薄暗い水槽の中にただ独りひっそりと佇んでいることが多いヤツですが、ひょっとすると本来は仲間と一緒にいるのが好きなのかもしれません。
と言うのも、ブラジル、アマゾン川流域のとある小さな湖で、これまで誰も見たことがなかった、群れで狩りを行うデンキウナギが目撃されたそうなんです。
そうした戦略はどうやらかなり有効であるようで、その湖では1.2メートルを超えるデンキウナギがたくさん生息しているんだとか…。
って、1メートル超えのデンキウナギが群れで襲って来たらヤバイでしょ。
想像しただけでも恐ろしいわ。
比較的最近になって発見されたデンキウナギの仲間「エレクトロフォラス・ボルタイ(Electrophorus voltai)」は、860ボルトの電気を放出する地球上の動物界で最強の電撃使いです。(なおデンキ”ウナギ”といっても、ウナギとはかなり異なる種です)。
米スミソニアン自然史博物館の魚類学者デビッド・デ・サンタナ氏らによって、E・ボルタイが群れで狩りをしているらしき場面が目撃されたのは2012年のことです。
その様子は、100匹以上がみんなで力を合わせて獲物を狩っているかのようだったそうです。
しかしたった1度の観察だけでは、それが普段からの習性だと断定することはできません。
そこでデ・サンタナ氏らは2014年にも再び72時間におよぶ観察を行い、さらに5回群れでの狩りを目撃したとのことです。
これまでE・ボルタイのエサを食べる姿が観察されたのは一般に夜で、しかも単独ででした。
ところが、その湖のE・ボルタイは昼夜ほとんどじっとしていて、彼らが狩りに出かけるのは明け方と夕暮れの時間なんだそうです。
狩りが始まると100匹以上が円を描くように泳ぎ、小さな魚の群れを徐々に浅いところへと追いやっていきます。
獲物を包囲して、もうどこにも逃げ場がなくなったところで、10匹ほどのE・ボルタイが進み出て、一斉に強力な電撃を浴びせるってやり方のようです。
獲物は水から飛び出し、再び落ちてくるときにすでに意識はありません。
あとは文字通り、煮て食うなり、焼いて食うなりE・ボルタイの思うがままっちゅうことですな。
にしても、100匹からのデンキウナギに取り囲まれ、10匹からの電撃って、この小魚もとんでもない恐怖でしょうなぁ(笑)
この種の個体は、最大860ボルトの放電を行えるそうですから、10匹が同時にそれを行えば、理屈の上では8600ボルトの電撃を放っていることになるそうなんです。
狩りは毎回1時間ほどで完了し、その都度5〜7回の電撃が放たれるそうです。
群れでの狩りは、哺乳類ではありふれたことですが、魚ではとても稀なんだそうで、こうした行動が知られている魚は、ほかに9種しかいないんだとか…。
この発見がそれだけ特別なものだということのようです。
我々一般人からすれば、どうでもいいような話ですが、100匹もの群れが襲ってくるってのはかなりのインパクトがありますよね。
逆に、それだけ群れになってたら、自分たちが捕食される危険性もアップするでしょうしねぇ。
そんだけいれば、上から網でもかければイチコロって気もしますが、デンキウナギって食べれるんでしょうか…(笑)
さきほども書いた通り、「ウナギ」と名はついてますが、別の種類のようですし、こいつの放電する電気は人間でも危ないそうですから、食べるのは無理かもね。
とまぁ、色々ご紹介しましたが、おそらくコイツは日本にはいないんじゃないかな。
ペットが捨てられて繁殖するってパターンはよくありますが、コイツは本拠地でもほぼ頂点捕食者だそうですし、もし日本の湖なんかに放流されたら、大変なことになるでしょうね。
ま、こんなの飼おうとする人もいないかね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院