デスクワークの魔物
2020年12月29日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
12月29日の火曜日でございます。
いよいよ本年度の診療は今日で終了でございます。
後は、やる事をやってお休みに突入するだけですな。
この「やる事」っての、探せばいくらでもあるんですよね。
実際は、11月も12月も1月もさほど変わりないはずなんですが、何となく「年内に」ってんで焦らされてしまいます。
やはり「キリの良いとこで」って思いますよね。
これはおそらく誰でも思う事なんでしょうけど、良い感じで終えて気持ちよく来年を迎えたいですもんね。
わたくし院長の場合、このブログの他、事務的な仕事とか、弘泉堂通信とか、結構、月末〜月初に仕事が多いんですよね。
まぁ、ブログは毎日更新ですから、月末もクソもないんですが、ある程度終えておかないと、新年早々バタバタしたくないもんねぇ。
それと、ブログに関しては、ある程度ネタ部分を作っておかないと、ゆっくり休めやしないです。
そうなると、診療以外の部分で、パソコン前でカタカタやってる時間が増えますし、休日も結構カタカタやってます。
あと、カルテを書いたりもしておかないと、あれって溜まるとホントにやになるんですよね。
嫌にもなるし、おまけに忘れていきますから、出来るだけ早く書かないと、とんでもなく大変になります。
これらを全て終えないと、楽しい休日はやってこないんですよ〜。
なので今日も、わたくし院長は、休みをゆっくり休むためだけに、カタカタとパソコンをならしてるわけですな。
で、このいわゆるデスクワーク、患者さんでも多いんですよね。
1日中、座りっぱなしで腰が痛いの、肩が痛いの、最近じゃ「頚肩腕症候群」なんて傷病も頻発しています。
これは、首、肩、腕、手指にかけて、痛みやしびれ、だるさ、脱力感、冷たさなど、何らかの異常をきたす症候群の総称です。
最近では特に、コロナの影響で自宅でテレワークをしている人も増えていますからなおさらですな。
元々デスクワークだった人はただでさえ座っている時間が長い上に通勤もないため、なおのこと体を動かさなくなります。
そんな生活は静かに、そして着実に身体を不調へと向かわせているわけです。
座りっぱなしが体に悪いというのなら、それを運動の健康効果で帳消しにすることはできないでしょうか?
そんなことを研究する人もいるんですねぇ。
この研究によれば、日々30〜40分の運動で長時間座りっぱなしの悪影響が相殺されるんだそうです。
4か国、合計4万4370人の人たちを分析した結果からは、座ったままの時間が長いほど死亡リスクが高くなり、中・高強度の運動を行うほどそのリスクが下がることが再確認されました。
具体的には、1日10時間座って生活をしていたとすると、それによる死亡リスクを相殺するためには中程度から激しい運動を30〜40分行うことが必要なのだということらしいです。
ちなみにこれとまったく同じテーマを扱った『WHO Guidelines on physical activity and sedentary behaviour: web annex evidence profiles』(身体活動と座りがちな生活に関するプロファイル)という報告書が、つい先日、世界保健機関(WHO)から発表されています。
そしてこちらの報告書では、座りっぱなし生活の悪影響を相殺するために、中強度の運動なら毎週150〜300分、強強度の運動なら75〜150分行うことが推奨されているそうです。
もちろん、運動といっても本格的なスポーツをやらねばならないわけではありません。
エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う、子供やペットと遊ぶ、ヨガやダンスを学んでみる、家事や散歩やサイクリング――どれも体を動かす手段として有効です。
もちろん人によって体力が違いますから、いきなり30〜40分も動き続けるのが無理だというのなら、まずは短い時間からやってみればいいそうです。
いつもは車で行く買い物を徒歩に変えるとか、ひとつ先のコンビニに行くとか、近くの公園に散歩に行くとか、少しずつ体を動かす習慣をつけいくわけですね。
これ、中程度から激しい運動を30〜40分といいますと、かなりキツイと思いますよ。
1日10時間座って生活することに対してですから、基本、毎日運動しないといけません。
ですから、無理があると絶対に続きません。
何か、その運動に楽しみが付加できればいいんですけどねぇ…。
今、現役で働いておられる20代〜50代あたりの人々も、今やっておかないと、将来苦労することになりますからね。
これを読んだ今日が良いキッカケです。
なにか始めてみましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月29日の火曜日でございます。
いよいよ本年度の診療は今日で終了でございます。
後は、やる事をやってお休みに突入するだけですな。
この「やる事」っての、探せばいくらでもあるんですよね。
実際は、11月も12月も1月もさほど変わりないはずなんですが、何となく「年内に」ってんで焦らされてしまいます。
やはり「キリの良いとこで」って思いますよね。
これはおそらく誰でも思う事なんでしょうけど、良い感じで終えて気持ちよく来年を迎えたいですもんね。
わたくし院長の場合、このブログの他、事務的な仕事とか、弘泉堂通信とか、結構、月末〜月初に仕事が多いんですよね。
まぁ、ブログは毎日更新ですから、月末もクソもないんですが、ある程度終えておかないと、新年早々バタバタしたくないもんねぇ。
それと、ブログに関しては、ある程度ネタ部分を作っておかないと、ゆっくり休めやしないです。
そうなると、診療以外の部分で、パソコン前でカタカタやってる時間が増えますし、休日も結構カタカタやってます。
あと、カルテを書いたりもしておかないと、あれって溜まるとホントにやになるんですよね。
嫌にもなるし、おまけに忘れていきますから、出来るだけ早く書かないと、とんでもなく大変になります。
これらを全て終えないと、楽しい休日はやってこないんですよ〜。
なので今日も、わたくし院長は、休みをゆっくり休むためだけに、カタカタとパソコンをならしてるわけですな。
で、このいわゆるデスクワーク、患者さんでも多いんですよね。
1日中、座りっぱなしで腰が痛いの、肩が痛いの、最近じゃ「頚肩腕症候群」なんて傷病も頻発しています。
これは、首、肩、腕、手指にかけて、痛みやしびれ、だるさ、脱力感、冷たさなど、何らかの異常をきたす症候群の総称です。
最近では特に、コロナの影響で自宅でテレワークをしている人も増えていますからなおさらですな。
元々デスクワークだった人はただでさえ座っている時間が長い上に通勤もないため、なおのこと体を動かさなくなります。
そんな生活は静かに、そして着実に身体を不調へと向かわせているわけです。
座りっぱなしが体に悪いというのなら、それを運動の健康効果で帳消しにすることはできないでしょうか?
そんなことを研究する人もいるんですねぇ。
この研究によれば、日々30〜40分の運動で長時間座りっぱなしの悪影響が相殺されるんだそうです。
4か国、合計4万4370人の人たちを分析した結果からは、座ったままの時間が長いほど死亡リスクが高くなり、中・高強度の運動を行うほどそのリスクが下がることが再確認されました。
具体的には、1日10時間座って生活をしていたとすると、それによる死亡リスクを相殺するためには中程度から激しい運動を30〜40分行うことが必要なのだということらしいです。
ちなみにこれとまったく同じテーマを扱った『WHO Guidelines on physical activity and sedentary behaviour: web annex evidence profiles』(身体活動と座りがちな生活に関するプロファイル)という報告書が、つい先日、世界保健機関(WHO)から発表されています。
そしてこちらの報告書では、座りっぱなし生活の悪影響を相殺するために、中強度の運動なら毎週150〜300分、強強度の運動なら75〜150分行うことが推奨されているそうです。
もちろん、運動といっても本格的なスポーツをやらねばならないわけではありません。
エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う、子供やペットと遊ぶ、ヨガやダンスを学んでみる、家事や散歩やサイクリング――どれも体を動かす手段として有効です。
もちろん人によって体力が違いますから、いきなり30〜40分も動き続けるのが無理だというのなら、まずは短い時間からやってみればいいそうです。
いつもは車で行く買い物を徒歩に変えるとか、ひとつ先のコンビニに行くとか、近くの公園に散歩に行くとか、少しずつ体を動かす習慣をつけいくわけですね。
これ、中程度から激しい運動を30〜40分といいますと、かなりキツイと思いますよ。
1日10時間座って生活することに対してですから、基本、毎日運動しないといけません。
ですから、無理があると絶対に続きません。
何か、その運動に楽しみが付加できればいいんですけどねぇ…。
今、現役で働いておられる20代〜50代あたりの人々も、今やっておかないと、将来苦労することになりますからね。
これを読んだ今日が良いキッカケです。
なにか始めてみましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院