(続)コロナな動物たち。
2020年12月07日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
12月7日の月曜日でございます。
アッと言う間に、12月も2週目突入、今年も残すところ後、24日程ですな。
再来週にはクリスマスもきますし、ボチボチ年末感も漂ってきましたよね。
この辺からはホンマに早いですから、キチンと計画立てていかないとね。
当院もとりあえず、毎週カーテンの洗濯して、少しずつ大掃除しとります。
あと、エアコン掃除もしなきゃいけんのですが、これは最終週にでもまとめてやろうかねぇ。
去年も思ってたんですが、ボチボチプロのお掃除屋さんにエアコン掃除してもらいたいなぁとか思ってたんですが、今年もやっぱパスします(笑)
来年こそは、プロに任すぜ。
でないと、寿命が縮むらしいしねぇ…。
こんなもん、壊れたら簡単に買い替えられませんし、大事に使わないとね。
てな、年の瀬ですが、今日も元気にネタにいきましょう。
今年を総括するにあたり、コロナを外すことは出来ませんよね。
ほんま、コロナに始まり、コロナに終わるって感じで終わるっつっても、終わりそうにないしねぇ。
来年もまだまだコロナ禍は続きそうですが、今日もそんなコロナのお話しー。
このコロナ、日本でも犬や猫に感染してる事例がある様ですが、人間だけに感染するわけではありません。
以前、このブログでも動物への感染リスクのお話を書いたことがありました。
つい先日も、デンマークで毛皮用に飼育されているミンクから、新型コロナウイルスの変異種が発見されたなんてニュースもありますし、このままいけば全生物に感染するんじゃないの的な不安もあります。
で、今日のメインは、海に流れ込む汚水のせいで海洋哺乳類に感染リスクが高まっているってお話しです。
感染リスクがある海洋哺乳類には、イルカやクジラ、ラッコやアザラシなどがおり、中には絶滅が危惧される種も含まれています。
カナダ、ダルハウジー大学のグループが発表した研究では、ゲノムマッピング(ゲノムを構成する遺伝子などを地図化し、ゲノムの全体像を理解できる様にすること)によって新型コロナに感染しやすいと考えられる海洋哺乳類を分析しています。
海洋哺乳類にも新型コロナに感染しやすい種がいると推測できるのは、彼らが「ACE2」という受容体を持っているからだそうです。
新型コロナウイルスは、この受容体に結びつくことで細胞に侵入しているようなので、ACE2を持つ動物なら人間でなくとも感染リスクがあると考えられるわけですな。
そして世界的に見た場合、特定された種の半数は、すでに新型コロナの感染リスクに直面しているという恐ろしいお話しです。
ゲノムマッピングの結果からは、クジラ、イルカ、ネズミイルカの大半(21種中18種)が人間と同程度かそれ以上に新型コロナに感染しやすいことが判明。
またアシカ9種中8種もまた非常に感染リスクが高いと予測されています。
ちなみに一覧がこんな感じです。
中には国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されている動物が15種も含まれています。
たとえばアマゾンカワイルカとラッコは人間より感染しやすく、絶滅危惧種に分類されています。
さらにヨウスコウカワイルカやコガシラネズミイルカは、人間と同程度の感染リスクで、絶滅寸前種です。
新型コロナウイルスは糞便と一緒に排出され、水の中で最大25日間生存することが明らかになっているそうなんですよ。
つまり廃水がウイルスの感染源になり得るということで、実際にスペイン、イタリア、フランスといったヨーロッパ諸国やエクアドルでは未処理の下水から新型コロナが検出されています。
多くの国では少なくとも下水の一次処理は行われていますが、それでも状況によっては下水道の容量を超えて、汚水が溢れ出てしまうことはあります。
そうした汚水は、感染リスクが高い哺乳類が暮らしている水域に直接流れ込むわけです。
また処理済みの下水から新型コロナのRNAが検出されたこともあります。
下水は一次処理さえされてしまえば沈殿池から放水することが可能なので、これもやはり海洋生物の感染リスクを高めます。
たとえば、シロイルカが生息するアラスカ近海に下水の処理施設がたくさんあり、そこから処理済みの排水が流れ込んでくるために、感染リスクがあると研究グループは指摘しています。
今日までに海洋哺乳類が新型コロナに感染したという記録はないそうですが、過去にイルカやシロイルカが別のコロナウイルスに感染した事例はあるそうなんですね。
大抵の海洋哺乳類は群れを作る社会性のある生き物ですから、1匹だけでも感染してしまえば、群全体が危機に陥る恐れがあるということです。
とまぁ、実際感染するかどうかは別としても、リスクはかなりあるようで、こうなると安全な場所なんてないよね。
仮に海洋生物が、汚染された水源から感染したとして、その後仲間にどう感染が拡がるかとか、よく分からない部分はあるんですが、それにしても感染力はハンパないウイルスですね。
やはり、なんとかこのウイルスは根絶やししないといけません。
来年こそ、コロナを根絶できるよう、地球が一丸となって頑張りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月7日の月曜日でございます。
アッと言う間に、12月も2週目突入、今年も残すところ後、24日程ですな。
再来週にはクリスマスもきますし、ボチボチ年末感も漂ってきましたよね。
この辺からはホンマに早いですから、キチンと計画立てていかないとね。
当院もとりあえず、毎週カーテンの洗濯して、少しずつ大掃除しとります。
あと、エアコン掃除もしなきゃいけんのですが、これは最終週にでもまとめてやろうかねぇ。
去年も思ってたんですが、ボチボチプロのお掃除屋さんにエアコン掃除してもらいたいなぁとか思ってたんですが、今年もやっぱパスします(笑)
来年こそは、プロに任すぜ。
でないと、寿命が縮むらしいしねぇ…。
こんなもん、壊れたら簡単に買い替えられませんし、大事に使わないとね。
てな、年の瀬ですが、今日も元気にネタにいきましょう。
今年を総括するにあたり、コロナを外すことは出来ませんよね。
ほんま、コロナに始まり、コロナに終わるって感じで終わるっつっても、終わりそうにないしねぇ。
来年もまだまだコロナ禍は続きそうですが、今日もそんなコロナのお話しー。
このコロナ、日本でも犬や猫に感染してる事例がある様ですが、人間だけに感染するわけではありません。
以前、このブログでも動物への感染リスクのお話を書いたことがありました。
つい先日も、デンマークで毛皮用に飼育されているミンクから、新型コロナウイルスの変異種が発見されたなんてニュースもありますし、このままいけば全生物に感染するんじゃないの的な不安もあります。
で、今日のメインは、海に流れ込む汚水のせいで海洋哺乳類に感染リスクが高まっているってお話しです。
感染リスクがある海洋哺乳類には、イルカやクジラ、ラッコやアザラシなどがおり、中には絶滅が危惧される種も含まれています。
カナダ、ダルハウジー大学のグループが発表した研究では、ゲノムマッピング(ゲノムを構成する遺伝子などを地図化し、ゲノムの全体像を理解できる様にすること)によって新型コロナに感染しやすいと考えられる海洋哺乳類を分析しています。
海洋哺乳類にも新型コロナに感染しやすい種がいると推測できるのは、彼らが「ACE2」という受容体を持っているからだそうです。
新型コロナウイルスは、この受容体に結びつくことで細胞に侵入しているようなので、ACE2を持つ動物なら人間でなくとも感染リスクがあると考えられるわけですな。
そして世界的に見た場合、特定された種の半数は、すでに新型コロナの感染リスクに直面しているという恐ろしいお話しです。
ゲノムマッピングの結果からは、クジラ、イルカ、ネズミイルカの大半(21種中18種)が人間と同程度かそれ以上に新型コロナに感染しやすいことが判明。
またアシカ9種中8種もまた非常に感染リスクが高いと予測されています。
ちなみに一覧がこんな感じです。
中には国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されている動物が15種も含まれています。
たとえばアマゾンカワイルカとラッコは人間より感染しやすく、絶滅危惧種に分類されています。
さらにヨウスコウカワイルカやコガシラネズミイルカは、人間と同程度の感染リスクで、絶滅寸前種です。
新型コロナウイルスは糞便と一緒に排出され、水の中で最大25日間生存することが明らかになっているそうなんですよ。
つまり廃水がウイルスの感染源になり得るということで、実際にスペイン、イタリア、フランスといったヨーロッパ諸国やエクアドルでは未処理の下水から新型コロナが検出されています。
多くの国では少なくとも下水の一次処理は行われていますが、それでも状況によっては下水道の容量を超えて、汚水が溢れ出てしまうことはあります。
そうした汚水は、感染リスクが高い哺乳類が暮らしている水域に直接流れ込むわけです。
また処理済みの下水から新型コロナのRNAが検出されたこともあります。
下水は一次処理さえされてしまえば沈殿池から放水することが可能なので、これもやはり海洋生物の感染リスクを高めます。
たとえば、シロイルカが生息するアラスカ近海に下水の処理施設がたくさんあり、そこから処理済みの排水が流れ込んでくるために、感染リスクがあると研究グループは指摘しています。
今日までに海洋哺乳類が新型コロナに感染したという記録はないそうですが、過去にイルカやシロイルカが別のコロナウイルスに感染した事例はあるそうなんですね。
大抵の海洋哺乳類は群れを作る社会性のある生き物ですから、1匹だけでも感染してしまえば、群全体が危機に陥る恐れがあるということです。
とまぁ、実際感染するかどうかは別としても、リスクはかなりあるようで、こうなると安全な場所なんてないよね。
仮に海洋生物が、汚染された水源から感染したとして、その後仲間にどう感染が拡がるかとか、よく分からない部分はあるんですが、それにしても感染力はハンパないウイルスですね。
やはり、なんとかこのウイルスは根絶やししないといけません。
来年こそ、コロナを根絶できるよう、地球が一丸となって頑張りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院