身長遺伝子
2020年11月24日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
11月24日の火曜日でございます。
11月も残すところ1週間を切りましたぜ。
つまり今年も残り、1ヶ月と1週間ってことですな。
ちょっと焦りますな(笑)
当院は、大掃除もさることながら、毎年カーテンを洗濯しています。
これを週に一枚洗濯するとして、5枚ありますから、5週間かかるんですよね。
で、大体、土曜日にやりますから逆算すると、12月に土曜日は4回しかありません。
てことは、11月の最終土曜日から始めないと、年内に終わらないって事ですよ。
気付いて良かった〜(笑)
11月の最終土曜っつったら、今週ですしね。
つまり、今週末からもう年末の準備に取り掛かるって事なんですよ。
焦るでしょ?(笑)
まぁ、結局、最後は出来たとこまでで終了なんですが、出来るだけ予定通り進めたいものですからね。
ってことで、今日もネタに突入していきましょう。
今日のネタは、きっとみなさんご興味がある話ではないかと…。
みなさんは身長どれ位ですか?
そして、親御さん、ご兄弟とのバランスはどうですか?
身長はやはり遺伝すると考えられているんですが、その関係、つまり身長を決める遺伝子の配列がついに特定されたってお話しです。
身長が親の遺伝であることは一般的にも常識になっていますが、そうした遺伝を深く研究する者たちにとっては納得いかない大きな謎でした。
これまでの研究だと、遺伝子と身長の関係性がほとんど証明されてなかったんですね。
しかし少なくともヨーロッパ人の祖先を持つ人に関しては、そのミステリーが解明されたようなんです。
身長と遺伝の謎が研究者に知られるようになったのは2000年代後半のことで、当時、体の特徴や病気などに共通する「遺伝子マーカー」(系統や個体などを識別できる遺伝子の並び)を探すべく、ヒトゲノムの解析が盛んに行われていました。
ある人の背の高さは、親から受け継いだDNAの影響が大きいと考えられていました。
過去に行われた一卵性双生児と二卵性双生児の研究からは、食事や子供の頃の感染症といった環境要因よりも、遺伝子の影響のほうが圧倒的に大きく、身長の8割は遺伝的なものであるということが示唆されていたわけです。
そのために、当時行われていた「ゲノムワイド関連解析」の結果は、そうした知見に一致したものになるだろうと予測されていたわけです。
ところが発見された40個の遺伝子マーカーでは、どういうわけだか身長の差異を5%しか説明できなかったそうなんです。
なぜ遺伝子解析の結果と双子の研究の知見が一致しないのか?
その理由としては、ゲノムワイド関連解析では抜け落ちてしまう珍しい突然変異遺伝子の影響という説、遺伝子同士の相互作用が原因であるとする説、そもそも過去の双子の研究自体が間違っているのだといった説などが提唱されていました。
ですがオーストラリア・クイーンズランド大学のピーター・ヴィッセル氏らはまた別の仮説を唱えていました。
それぞれはごく小さな影響しかありませんが、数だけならもっと普通にある一般的な突然変異遺伝子が原因なのではないかという仮説です。
チームが試算にしたところ、一般的な突然変異は身長の差異の40〜50%を説明できると考えられたそうなんです。
そしてその後、ヴィッセル氏も参加するGIANTという国際コンソーシアムの研究によって、70万人分の遺伝子データから身長の差異の25%を説明できる3300の一般的な遺伝子マーカーが発見されました。
そして今回、10月27〜30日に開催されたアメリカ人類遺伝子学会での発表によれば、201のゲノムワイド関連解析で収集された410万人分の遺伝子データから、さらに40%を説明できる9900の一般的な遺伝子マーカーが見つかったとのことです。
また、それらと一緒に遺伝する付近の遺伝子マーカーはさらに10%を説明できるそうなんですね。
これらの影響をすべて足しても、双子の研究によって予測される8割という数値には足りません。
しかし昨年発表されたヴィッセル氏らの研究によって、100人に1人しか持たない、より珍しい突然変異で身長の差異の30%を説明できることが判明しています。
こうして双子の研究と遺伝子マーカーの研究の結果はほぼ一致したことになるわけですが、発見された遺伝子マーカーの中で個々の遺伝子に紐付けられているものはほとんどないという批判もあったりします。
なんだかよく分からん結末ですが、結局、生物学的な意味においては、何も決定的なものじゃないんでないの?
まぁ、こういった研究から、全ての真実は解明していくんでしょうけど、結局、今の段階じゃ身長は、おおむね親からの遺伝によって決まるということ位しか、はっきりしていないじゃん(笑)
まぁ、親からの遺伝とはいえ、必ずしもそうなるわけではなく、身長の高い親から、身長の低い子が生まれることも、またその逆もあるわけで、これをわたくし院長は「偶然」と呼んでるんですけど結局そうじゃないのかね。
まだまだ研究の余地ありですな。
これからに期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月24日の火曜日でございます。
11月も残すところ1週間を切りましたぜ。
つまり今年も残り、1ヶ月と1週間ってことですな。
ちょっと焦りますな(笑)
当院は、大掃除もさることながら、毎年カーテンを洗濯しています。
これを週に一枚洗濯するとして、5枚ありますから、5週間かかるんですよね。
で、大体、土曜日にやりますから逆算すると、12月に土曜日は4回しかありません。
てことは、11月の最終土曜日から始めないと、年内に終わらないって事ですよ。
気付いて良かった〜(笑)
11月の最終土曜っつったら、今週ですしね。
つまり、今週末からもう年末の準備に取り掛かるって事なんですよ。
焦るでしょ?(笑)
まぁ、結局、最後は出来たとこまでで終了なんですが、出来るだけ予定通り進めたいものですからね。
ってことで、今日もネタに突入していきましょう。
今日のネタは、きっとみなさんご興味がある話ではないかと…。
みなさんは身長どれ位ですか?
そして、親御さん、ご兄弟とのバランスはどうですか?
身長はやはり遺伝すると考えられているんですが、その関係、つまり身長を決める遺伝子の配列がついに特定されたってお話しです。
身長が親の遺伝であることは一般的にも常識になっていますが、そうした遺伝を深く研究する者たちにとっては納得いかない大きな謎でした。
これまでの研究だと、遺伝子と身長の関係性がほとんど証明されてなかったんですね。
しかし少なくともヨーロッパ人の祖先を持つ人に関しては、そのミステリーが解明されたようなんです。
身長と遺伝の謎が研究者に知られるようになったのは2000年代後半のことで、当時、体の特徴や病気などに共通する「遺伝子マーカー」(系統や個体などを識別できる遺伝子の並び)を探すべく、ヒトゲノムの解析が盛んに行われていました。
ある人の背の高さは、親から受け継いだDNAの影響が大きいと考えられていました。
過去に行われた一卵性双生児と二卵性双生児の研究からは、食事や子供の頃の感染症といった環境要因よりも、遺伝子の影響のほうが圧倒的に大きく、身長の8割は遺伝的なものであるということが示唆されていたわけです。
そのために、当時行われていた「ゲノムワイド関連解析」の結果は、そうした知見に一致したものになるだろうと予測されていたわけです。
ところが発見された40個の遺伝子マーカーでは、どういうわけだか身長の差異を5%しか説明できなかったそうなんです。
なぜ遺伝子解析の結果と双子の研究の知見が一致しないのか?
その理由としては、ゲノムワイド関連解析では抜け落ちてしまう珍しい突然変異遺伝子の影響という説、遺伝子同士の相互作用が原因であるとする説、そもそも過去の双子の研究自体が間違っているのだといった説などが提唱されていました。
ですがオーストラリア・クイーンズランド大学のピーター・ヴィッセル氏らはまた別の仮説を唱えていました。
それぞれはごく小さな影響しかありませんが、数だけならもっと普通にある一般的な突然変異遺伝子が原因なのではないかという仮説です。
チームが試算にしたところ、一般的な突然変異は身長の差異の40〜50%を説明できると考えられたそうなんです。
そしてその後、ヴィッセル氏も参加するGIANTという国際コンソーシアムの研究によって、70万人分の遺伝子データから身長の差異の25%を説明できる3300の一般的な遺伝子マーカーが発見されました。
そして今回、10月27〜30日に開催されたアメリカ人類遺伝子学会での発表によれば、201のゲノムワイド関連解析で収集された410万人分の遺伝子データから、さらに40%を説明できる9900の一般的な遺伝子マーカーが見つかったとのことです。
また、それらと一緒に遺伝する付近の遺伝子マーカーはさらに10%を説明できるそうなんですね。
これらの影響をすべて足しても、双子の研究によって予測される8割という数値には足りません。
しかし昨年発表されたヴィッセル氏らの研究によって、100人に1人しか持たない、より珍しい突然変異で身長の差異の30%を説明できることが判明しています。
こうして双子の研究と遺伝子マーカーの研究の結果はほぼ一致したことになるわけですが、発見された遺伝子マーカーの中で個々の遺伝子に紐付けられているものはほとんどないという批判もあったりします。
なんだかよく分からん結末ですが、結局、生物学的な意味においては、何も決定的なものじゃないんでないの?
まぁ、こういった研究から、全ての真実は解明していくんでしょうけど、結局、今の段階じゃ身長は、おおむね親からの遺伝によって決まるということ位しか、はっきりしていないじゃん(笑)
まぁ、親からの遺伝とはいえ、必ずしもそうなるわけではなく、身長の高い親から、身長の低い子が生まれることも、またその逆もあるわけで、これをわたくし院長は「偶然」と呼んでるんですけど結局そうじゃないのかね。
まだまだ研究の余地ありですな。
これからに期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院