コロナと隕石と
2020年11月23日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月23日の月曜日でございます。
本日は勤労感謝の日ってことで、お休みでございます。
全国的に3連休のところが多いようで、またGOTOキャンペーンで、人の動きが活発になってるかもねぇ。
ですが、ここへきてコロナがまたジワジワしてきてますし、ほんとこれいつまでも終わらないねぇ。
今年はこのままコロナ禍ってことで終わりそうですし、来年もほんまにワクチン出来るんでしょうか?
どうも、色々な専門家の話を聞いても、完璧なヤツは出来そうにない印象ですよねぇ…。
いわゆるインフルエンザなんかの「予防接種」的なものなら出来そうですけどね。
ご存知の通り、予防接種を受けたからと言って、インフルエンザに罹らないわけではありませんし、それなら意味ねぇじゃんって気もします。
ですが、ついこの前書きましたが、インフルエンザの予防接種で、コロナの重症化の確率を下げられるなんて話もありますし、まぁないよりマシなんでしょうけど…
この調子では、来年もまだまだコロナは猛威を振るいそうですが、何とか立ち向かわなきゃね。
ってことで、今日もネタに突入するわけですが、今日のネタはそんな小さなことは忘れてしまう位スケールの大きなお話しです。
今日のお話しは隕石のお話しです。
ご存知の通り、隕石ってのは宇宙から飛んできます。
その宇宙から飛んできた隕石には、地球上には存在しない物質が付着していることがあるそうなんですよね。
そういった物質が地球上に最初の生命をもたらしたというのが「リソパンスペルミア説」というものなんですって。
2018年にカナダ、オンタリオ州からアメリカ中西部にかけての夜空を照らした火球は隕石となって地表に落下したんですが、そこには、数十億年前に形成された無数の有機物が含まれていたそうなんです。
これは地球上の生命の起源について手がかりになる発見になるかもしれないそうなんです。
火球の正体は、2018年1月16日に地球の大気に突入した隕石で、大気圏への推定突入速度は秒速数キロ、その衝撃は6ヶ所の地震計で検出されたほどでした。
隕石の軌跡は気象レーダーによっても捉えられており、すぐさまミシガン州ストロベリー湖に落下したことが突き止められ、くるみ大の隕石の欠片が回収されました。
大気圏突入時の凄まじい熱によって9割は溶けてしまい、どうにか地上にまでたどり着いた隕石の欠片は、厚さ1ミリほどのガラスに包まれていたそうです。
そしてそのガラスに包まれた隕石の中に、宇宙の地球化学に関する手付かずの記録が閉じ込められていたわけなんです。
落下地点は凍結した湖であり、速やかに回収されたおかげで、隕石の隙間に水が染み込んでしまうことはなく、地球上の胞子や微生物によって汚染されることもなかったのがラッキーだったようです。
米フィールド自然史博物館をはじめとする研究グループの分析では、そこに2600もの有機化合物が含まれていることが判明しているそうなんです。
それらは数十億年も前に宇宙で形成されたものなんだとか…。
隕石に含まれていたウランと崩壊して鉛になったものの比率から、その大元の岩石が形成されたのは45億年前と推定されています。
当時、宇宙をただよう岩石は700度の高温にさらされて「熱変成」を起こしていましたが、これを経た後、化学組成はほぼ安定して30億年が経過しているという話しです。
また宇宙線への暴露を分析した結果からは、およそ1200万年前、何らかの衝撃がくわわったことで岩石が割れたらしいことも分かっています。
2018年に地球に落下したのはその欠片のようです。
過去に熱にさらされて変化したために、隕石は「H4」に分類されている。Hはイオンが豊富であることを意味し、4は熱変成で本来の組成が変化しただろうことを意味しています。
地球に落下した隕石の中で、H4に分類されるものはわずか4%のみだということですからかなり貴重なもんでしょうね。
先ほど話した通り、地球の生命の起源は宇宙からもたらされたと説く仮説を「パンスペルミア説」と言い、その中でも他の惑星に由来する隕石や彗星に付着して地上に飛来したとする説を「リソパンスペルミア説」いうんだそうです。
ただの想像上の話ではなく、この説の正しさを裏付ける証拠はいくつも見つかっています。
もちろん、宇宙からもたらされた有機化合物から生命が誕生するまでには、「大きな一歩」が必要になります。
それでも、今回の調査結果は、有機物を含む隕石が一般的であることを示唆するものとなります。
太古の地球では、今よりも頻繁に隕石が落下していたとも考えられますし、その中に、ミシガン州の湖に落下した隕石と同じようなものがあったとしても不思議はありません。
とまぁ、こんな話です。
スケールデカかったでしょ?
今、コロナに苦しめられている我々も、最初は宇宙から飛んできた隕石に付着していた有機化合物かもしれないわけです。
そんなもんから、ここまで進化できたんですから、きっとコロナになんか負けないでしょう。
じゃ、コロナはどこから来たんでしょうねぇ…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月23日の月曜日でございます。
本日は勤労感謝の日ってことで、お休みでございます。
全国的に3連休のところが多いようで、またGOTOキャンペーンで、人の動きが活発になってるかもねぇ。
ですが、ここへきてコロナがまたジワジワしてきてますし、ほんとこれいつまでも終わらないねぇ。
今年はこのままコロナ禍ってことで終わりそうですし、来年もほんまにワクチン出来るんでしょうか?
どうも、色々な専門家の話を聞いても、完璧なヤツは出来そうにない印象ですよねぇ…。
いわゆるインフルエンザなんかの「予防接種」的なものなら出来そうですけどね。
ご存知の通り、予防接種を受けたからと言って、インフルエンザに罹らないわけではありませんし、それなら意味ねぇじゃんって気もします。
ですが、ついこの前書きましたが、インフルエンザの予防接種で、コロナの重症化の確率を下げられるなんて話もありますし、まぁないよりマシなんでしょうけど…
この調子では、来年もまだまだコロナは猛威を振るいそうですが、何とか立ち向かわなきゃね。
ってことで、今日もネタに突入するわけですが、今日のネタはそんな小さなことは忘れてしまう位スケールの大きなお話しです。
今日のお話しは隕石のお話しです。
ご存知の通り、隕石ってのは宇宙から飛んできます。
その宇宙から飛んできた隕石には、地球上には存在しない物質が付着していることがあるそうなんですよね。
そういった物質が地球上に最初の生命をもたらしたというのが「リソパンスペルミア説」というものなんですって。
2018年にカナダ、オンタリオ州からアメリカ中西部にかけての夜空を照らした火球は隕石となって地表に落下したんですが、そこには、数十億年前に形成された無数の有機物が含まれていたそうなんです。
これは地球上の生命の起源について手がかりになる発見になるかもしれないそうなんです。
火球の正体は、2018年1月16日に地球の大気に突入した隕石で、大気圏への推定突入速度は秒速数キロ、その衝撃は6ヶ所の地震計で検出されたほどでした。
隕石の軌跡は気象レーダーによっても捉えられており、すぐさまミシガン州ストロベリー湖に落下したことが突き止められ、くるみ大の隕石の欠片が回収されました。
大気圏突入時の凄まじい熱によって9割は溶けてしまい、どうにか地上にまでたどり着いた隕石の欠片は、厚さ1ミリほどのガラスに包まれていたそうです。
そしてそのガラスに包まれた隕石の中に、宇宙の地球化学に関する手付かずの記録が閉じ込められていたわけなんです。
落下地点は凍結した湖であり、速やかに回収されたおかげで、隕石の隙間に水が染み込んでしまうことはなく、地球上の胞子や微生物によって汚染されることもなかったのがラッキーだったようです。
米フィールド自然史博物館をはじめとする研究グループの分析では、そこに2600もの有機化合物が含まれていることが判明しているそうなんです。
それらは数十億年も前に宇宙で形成されたものなんだとか…。
隕石に含まれていたウランと崩壊して鉛になったものの比率から、その大元の岩石が形成されたのは45億年前と推定されています。
当時、宇宙をただよう岩石は700度の高温にさらされて「熱変成」を起こしていましたが、これを経た後、化学組成はほぼ安定して30億年が経過しているという話しです。
また宇宙線への暴露を分析した結果からは、およそ1200万年前、何らかの衝撃がくわわったことで岩石が割れたらしいことも分かっています。
2018年に地球に落下したのはその欠片のようです。
過去に熱にさらされて変化したために、隕石は「H4」に分類されている。Hはイオンが豊富であることを意味し、4は熱変成で本来の組成が変化しただろうことを意味しています。
地球に落下した隕石の中で、H4に分類されるものはわずか4%のみだということですからかなり貴重なもんでしょうね。
先ほど話した通り、地球の生命の起源は宇宙からもたらされたと説く仮説を「パンスペルミア説」と言い、その中でも他の惑星に由来する隕石や彗星に付着して地上に飛来したとする説を「リソパンスペルミア説」いうんだそうです。
ただの想像上の話ではなく、この説の正しさを裏付ける証拠はいくつも見つかっています。
もちろん、宇宙からもたらされた有機化合物から生命が誕生するまでには、「大きな一歩」が必要になります。
それでも、今回の調査結果は、有機物を含む隕石が一般的であることを示唆するものとなります。
太古の地球では、今よりも頻繁に隕石が落下していたとも考えられますし、その中に、ミシガン州の湖に落下した隕石と同じようなものがあったとしても不思議はありません。
とまぁ、こんな話です。
スケールデカかったでしょ?
今、コロナに苦しめられている我々も、最初は宇宙から飛んできた隕石に付着していた有機化合物かもしれないわけです。
そんなもんから、ここまで進化できたんですから、きっとコロナになんか負けないでしょう。
じゃ、コロナはどこから来たんでしょうねぇ…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院