(191)サンデーイルネス(仮)ライ症候群について
2020年10月25日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
10月25日のサンデーイルネスでございます。
10月も残すところ、1週間を切りましたね。
ボチボチ月末の支払いが迫ってきております。
そして、秋も深まり、だいぶ寒くもなってきましたね。
まぁ、寒いとまではいかないんですけど、夏服のままではもうダメですな(笑)
毎年の事ですが、ボチボチ衣替えないとな〜って思いだしてから、数週間は経過してしまいます。
面倒なんですよね(笑)
衣替えって…。
で、いよいよ寒っ!ってなってきてから、重い腰を上げるわけです。
まぁ、実際はまだいけるんですけど、外を歩いててもちょっと不気味でしょ?
この時期に、Tシャツに短パンのおっさんって…。
どちらかというと、人目を気にして衣替えるって感じですな。
ですから、ここ数日で秋バージョンに突入します。
そして、秋バージョンでこれまたいけるとこまでいくんですよね(笑)
ここから冬バージョンまでは、毎年誤差があります。
去年は軽い冬バージョンしか登場しなくて、本気の冬服は一度も着ませんでしたしね。
去年は暖かかったですが今年の冬は聞くところによると寒くなるんだとか…。
まぁ、わたくし院長、少々の寒さはへっちゃらですから、寒いのは大歓迎ですけどね。
今週末にはハロウィンがきて、そこからさらに寒くなり、紅葉を迎え、そしてクリスマスと…
比較的、人も集まりやすい時期ですが、コロナもまだまだ全然収まってませんからね。
感染者数だけみてると、何となく減ってきてんのか?とか思いますけど、毎日数百人感染してるって、これはもう脅威しかないですよ。
いつか感染るんじゃないの?って思いますよね。
それは誰しも感じてることだと思うんですが、何とかやり過ごせるよう頑張りましょう。
これから、冬にかけてがウイルスが活発になる、ホントの正念場ですからね。
ってことで、今日のイルネス辞典は、「ライ症候群」について解説していきたいと思います。
これは、小児にみられる急性脳症のひとつで、ウイルス感染が先行する場合と、薬剤との関連が指摘される場合がありますが、はっきりとした原因はわかっていません。
インフルエンザや水痘(すいとう)にかかった小児の解熱にアスピリンを使用したこととの関連が指摘されてから、これらの病気の解熱にはアスピリンは使用しないように勧告されています。
アスピリンの投与を受けていない小児でも、この病気は認められますので、この関連性も何とも言えない部分はあるんですが…
急性脳症の症状以外に特徴的なのは、肝臓の機能異常がみられます。
肝臓の生検(針で肝臓の一部を採取して調べる)をすると、顕微鏡で脂肪滴、脂肪変性が認められます。
脂肪酸の代謝異常がその病態に関連していると考えられています。
また、ミトコンドリアの機能に異常がみられ、電子顕微鏡で見るとミトコンドリアが膨化(ぼうか)しています。
かぜ症状に引き続いて起こることが多いとされ、発熱、下痢、嘔吐に引き続いて、けいれん、意識障害が急速に進行します。
数日で死亡することもある重篤な病気です。
治っても神経系の後遺症を残すことが多いため、予後は良好とはいえません。
臨床症状に加えて、血液所見では肝機能の異常、アンモニアの上昇、低血糖、乳酸の上昇、低ケトン血症などが認められます。
髄液(ずいえき)の検査では細胞数の増加はありません。
肝臓の生検で、脂肪滴を確認することが診断につながります。
肝臓の所見は発症して3日以内でないと認められないといわれています。
頭部のCTやMRIでは著しい脳浮腫(のうふしゅ)(脳のはれ)が認められます。
治療法ですが、この病気に特異的な治療法はありませんが、ブドウ糖液を点滴で投与しながら、急性脳症に対する脳浮腫対策が中心となります。
肝臓や腎臓の機能異常に対する治療も必要です。
脂肪酸の代謝異常に対しては、L-カルニチンが投与されることがありますが、発症早期でないと効果は低いと考えられています。
急激に発症することが多く、緊急に入院施設のある小児科への搬送が必要です。
予防としては、すべてのライ症候群を予防するものではありませんが、インフルエンザや水痘にかかった時は、アスピリンなどのサリチル酸系解熱鎮痛薬を15歳未満の患者さんへ投与しないことになっています。
自宅での急な発熱の際に、他の人に処方されていた解熱薬や大人用の解熱薬(これらの成分を含んでいることがある)を絶対に使わないようすることも重要なポイントです。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月25日のサンデーイルネスでございます。
10月も残すところ、1週間を切りましたね。
ボチボチ月末の支払いが迫ってきております。
そして、秋も深まり、だいぶ寒くもなってきましたね。
まぁ、寒いとまではいかないんですけど、夏服のままではもうダメですな(笑)
毎年の事ですが、ボチボチ衣替えないとな〜って思いだしてから、数週間は経過してしまいます。
面倒なんですよね(笑)
衣替えって…。
で、いよいよ寒っ!ってなってきてから、重い腰を上げるわけです。
まぁ、実際はまだいけるんですけど、外を歩いててもちょっと不気味でしょ?
この時期に、Tシャツに短パンのおっさんって…。
どちらかというと、人目を気にして衣替えるって感じですな。
ですから、ここ数日で秋バージョンに突入します。
そして、秋バージョンでこれまたいけるとこまでいくんですよね(笑)
ここから冬バージョンまでは、毎年誤差があります。
去年は軽い冬バージョンしか登場しなくて、本気の冬服は一度も着ませんでしたしね。
去年は暖かかったですが今年の冬は聞くところによると寒くなるんだとか…。
まぁ、わたくし院長、少々の寒さはへっちゃらですから、寒いのは大歓迎ですけどね。
今週末にはハロウィンがきて、そこからさらに寒くなり、紅葉を迎え、そしてクリスマスと…
比較的、人も集まりやすい時期ですが、コロナもまだまだ全然収まってませんからね。
感染者数だけみてると、何となく減ってきてんのか?とか思いますけど、毎日数百人感染してるって、これはもう脅威しかないですよ。
いつか感染るんじゃないの?って思いますよね。
それは誰しも感じてることだと思うんですが、何とかやり過ごせるよう頑張りましょう。
これから、冬にかけてがウイルスが活発になる、ホントの正念場ですからね。
ってことで、今日のイルネス辞典は、「ライ症候群」について解説していきたいと思います。
これは、小児にみられる急性脳症のひとつで、ウイルス感染が先行する場合と、薬剤との関連が指摘される場合がありますが、はっきりとした原因はわかっていません。
インフルエンザや水痘(すいとう)にかかった小児の解熱にアスピリンを使用したこととの関連が指摘されてから、これらの病気の解熱にはアスピリンは使用しないように勧告されています。
アスピリンの投与を受けていない小児でも、この病気は認められますので、この関連性も何とも言えない部分はあるんですが…
急性脳症の症状以外に特徴的なのは、肝臓の機能異常がみられます。
肝臓の生検(針で肝臓の一部を採取して調べる)をすると、顕微鏡で脂肪滴、脂肪変性が認められます。
脂肪酸の代謝異常がその病態に関連していると考えられています。
また、ミトコンドリアの機能に異常がみられ、電子顕微鏡で見るとミトコンドリアが膨化(ぼうか)しています。
かぜ症状に引き続いて起こることが多いとされ、発熱、下痢、嘔吐に引き続いて、けいれん、意識障害が急速に進行します。
数日で死亡することもある重篤な病気です。
治っても神経系の後遺症を残すことが多いため、予後は良好とはいえません。
臨床症状に加えて、血液所見では肝機能の異常、アンモニアの上昇、低血糖、乳酸の上昇、低ケトン血症などが認められます。
髄液(ずいえき)の検査では細胞数の増加はありません。
肝臓の生検で、脂肪滴を確認することが診断につながります。
肝臓の所見は発症して3日以内でないと認められないといわれています。
頭部のCTやMRIでは著しい脳浮腫(のうふしゅ)(脳のはれ)が認められます。
治療法ですが、この病気に特異的な治療法はありませんが、ブドウ糖液を点滴で投与しながら、急性脳症に対する脳浮腫対策が中心となります。
肝臓や腎臓の機能異常に対する治療も必要です。
脂肪酸の代謝異常に対しては、L-カルニチンが投与されることがありますが、発症早期でないと効果は低いと考えられています。
急激に発症することが多く、緊急に入院施設のある小児科への搬送が必要です。
予防としては、すべてのライ症候群を予防するものではありませんが、インフルエンザや水痘にかかった時は、アスピリンなどのサリチル酸系解熱鎮痛薬を15歳未満の患者さんへ投与しないことになっています。
自宅での急な発熱の際に、他の人に処方されていた解熱薬や大人用の解熱薬(これらの成分を含んでいることがある)を絶対に使わないようすることも重要なポイントです。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院