母なる海
2020年10月14日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
10月14日の水曜日でございます。
10月も折り返し近くなり、だんだん寒くなってきますよねぇ。
朝なんか、なかなか涼しいは通り越してる日が多く、ボチボチ衣替えですなぁ。
って、普通はもうとっくに秋服になってるんでしょうけど、わたくし院長、これ位の季節から、そろそろ、そろそろと言いだして、大体11月まで真夏のいで立ちです(笑)
11月ともなればもう完全に寒いですしね〜。
寒くなってから、慌てて長袖を出してくるってのが定番でございます。
これからは日ごとに寒さが増しますしね。
冬が始まるねぇ…。
ってことで、今日のネタなんですが冬と言えば何を思い浮かべます?
夏と言えば海。
って人は多いと思うんですが、冬の海もまた哀愁漂う良い感じの情景じゃないですか。
津軽海峡冬景色とか、哀しみ本線日本海とか古いですが、演歌と言えば冬の海ですやん。
で、今日のネタなんですが、人はなぜ、海(水のある場所)に惹かれるのか?
ってことについて科学的根拠を求めた研究があるんですよ。
もちろん一部例外な人もいるでしょうけど、、海を見るのが好きな人は非常に多いです。
自然は人間の精神衛生に良い影響を与えてくれますが、特に海には特別な効用があるのではないでしょうか。
人が海や水を好むその裏には、実は科学的な根拠があるそうなんです。
海(水のある場所)が体にもたらす効能として、そもそも自然が脳にいい影響を与えるのは自明の理です。
都市の公園から森林まで、緑のある空間が生活の質を改善し、不安やうつなどのさまざまな健康問題を和らげてくれることは、数々の研究からわかっています。
ですが、幾多の証拠は、ひと口に自然といっても、場所によってその効果は必ずしも同じではないことも示しています。
2010年、アメリカ化学会が、10の異なる緑の空間を分析した結果、水のある場所、つまり青い空間は、戸外にいる気分をより大きく盛り上げてくれるということがわかったそうなんです。
2016年のニュージーランド、ウェリントンで行われた調査では、緑の空間がなくても、海に近い場所は心理的苦痛の低下と関連があるらしいことが分かりました。
イギリスでの複数の研究からは、海岸の近くに住んでいる人ほど、健康状態がよく、とくに低所得世帯の人ほど顕著だったんだそうです。
さらに、中央アメリカのような内陸での研究でも、五大湖が健康にいい影響を与えていることがわかり、人間にとって水の影響が大きいことがうかがえます。
さらに、水を使った治療法は、肉体的、精神的な病の治療に海水を利用する、古代ローマのタラソテラピーから、スカンディナビアの冷水浴まで、何世紀にもわたって続けられてきています。
最近では、サーフィンやスキューバダイビングなどのマリンスポーツが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えた退役軍人やガン患者の治療に効果をあげているという研究結果も報告されていたりするんですね。
科学的証拠はたくさんありますが、水と心理学の研究は比較的新しい分野といえます。
湖でも、川でも、滝でも、氷河でも、そこには人を水に惹きつけるなにかがあります。
これは進化の必要性に関連すると考えられ、蛇口をひねればすぐに水が出てくる時代以前には、まさに水は命と癒しの源だったわけです。
水を探すことは、わたしたちの脳に組み込まれた本能なのだという考えですな。
水の姿、音、その感触は、安心感を覚える神経化学反応の引き金になりわけで、事実、研究からは、水に浸かると、瞑想をしているときと同じように、脳のエピネフリンとドーパミンのバランスが変わることがあるそうなんです。
肉体的、社会的、感情的な健康のための一番の薬は、水なのだと説く学者もいるそうです。
湖や川、滝や小川でもそこに水がある以上、心を癒す効果はあると思われます。
ですがやはり、海のもたらす心理的効果は別格なのだそうです。
2015年のイギリスの研究では、水族館の巨大な水槽の前に被験者に立ってもらい、水槽にさまざまな生き物を補充していく間に、どのような影響があるかを調べてみたそうです。
ただ水を見つめているだけでも、気持ちが穏やかに落ち着いていく効果がみられたそうですが、水槽に魚を入れていくと、さらにいい効果が得られたんだとか…。
遠くまで見渡すことができるので、海は広い視覚を与えてくれます。
また、波や潮、光の反射などのせいで、海は常に移動し変化します。
人の視線を惹きつけるものが常にあり、飽きることがない事が、魅了される原因なんだとか。
とは言え水と人の関係はそれぞれです。
海の近くで育った人と、海のないところで育った人とでは感じ方が違ってくるでしょうし、人生においての海や水との関わり方でも変わってきます。
溺れたり、水難事故を目の当たりにするなど、海に関して嫌な記憶がある人は逆に水を避けるようになるかもしれませんしね。
地球の71.1%は海に覆われています。
とても広く、神秘的で、その80%は未踏の地であると言われており、海は我々の知らない何かをたくさんもっています。
まぁ、今日の話は、「科学的根拠」とまでは言えないかもしれませんが、わたくし院長の考えとしては、そもそも今、地球上にいる生物はほとんどが海から陸に上がった生物です。
つまり、大げさに言うと、全ての生物は海から生まれたわけで、そこに何かしらの情念がないわけはありませんよ。
母なる海への回帰…
的な(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月14日の水曜日でございます。
10月も折り返し近くなり、だんだん寒くなってきますよねぇ。
朝なんか、なかなか涼しいは通り越してる日が多く、ボチボチ衣替えですなぁ。
って、普通はもうとっくに秋服になってるんでしょうけど、わたくし院長、これ位の季節から、そろそろ、そろそろと言いだして、大体11月まで真夏のいで立ちです(笑)
11月ともなればもう完全に寒いですしね〜。
寒くなってから、慌てて長袖を出してくるってのが定番でございます。
これからは日ごとに寒さが増しますしね。
冬が始まるねぇ…。
ってことで、今日のネタなんですが冬と言えば何を思い浮かべます?
夏と言えば海。
って人は多いと思うんですが、冬の海もまた哀愁漂う良い感じの情景じゃないですか。
津軽海峡冬景色とか、哀しみ本線日本海とか古いですが、演歌と言えば冬の海ですやん。
で、今日のネタなんですが、人はなぜ、海(水のある場所)に惹かれるのか?
ってことについて科学的根拠を求めた研究があるんですよ。
もちろん一部例外な人もいるでしょうけど、、海を見るのが好きな人は非常に多いです。
自然は人間の精神衛生に良い影響を与えてくれますが、特に海には特別な効用があるのではないでしょうか。
人が海や水を好むその裏には、実は科学的な根拠があるそうなんです。
海(水のある場所)が体にもたらす効能として、そもそも自然が脳にいい影響を与えるのは自明の理です。
都市の公園から森林まで、緑のある空間が生活の質を改善し、不安やうつなどのさまざまな健康問題を和らげてくれることは、数々の研究からわかっています。
ですが、幾多の証拠は、ひと口に自然といっても、場所によってその効果は必ずしも同じではないことも示しています。
2010年、アメリカ化学会が、10の異なる緑の空間を分析した結果、水のある場所、つまり青い空間は、戸外にいる気分をより大きく盛り上げてくれるということがわかったそうなんです。
2016年のニュージーランド、ウェリントンで行われた調査では、緑の空間がなくても、海に近い場所は心理的苦痛の低下と関連があるらしいことが分かりました。
イギリスでの複数の研究からは、海岸の近くに住んでいる人ほど、健康状態がよく、とくに低所得世帯の人ほど顕著だったんだそうです。
さらに、中央アメリカのような内陸での研究でも、五大湖が健康にいい影響を与えていることがわかり、人間にとって水の影響が大きいことがうかがえます。
さらに、水を使った治療法は、肉体的、精神的な病の治療に海水を利用する、古代ローマのタラソテラピーから、スカンディナビアの冷水浴まで、何世紀にもわたって続けられてきています。
最近では、サーフィンやスキューバダイビングなどのマリンスポーツが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えた退役軍人やガン患者の治療に効果をあげているという研究結果も報告されていたりするんですね。
科学的証拠はたくさんありますが、水と心理学の研究は比較的新しい分野といえます。
湖でも、川でも、滝でも、氷河でも、そこには人を水に惹きつけるなにかがあります。
これは進化の必要性に関連すると考えられ、蛇口をひねればすぐに水が出てくる時代以前には、まさに水は命と癒しの源だったわけです。
水を探すことは、わたしたちの脳に組み込まれた本能なのだという考えですな。
水の姿、音、その感触は、安心感を覚える神経化学反応の引き金になりわけで、事実、研究からは、水に浸かると、瞑想をしているときと同じように、脳のエピネフリンとドーパミンのバランスが変わることがあるそうなんです。
肉体的、社会的、感情的な健康のための一番の薬は、水なのだと説く学者もいるそうです。
湖や川、滝や小川でもそこに水がある以上、心を癒す効果はあると思われます。
ですがやはり、海のもたらす心理的効果は別格なのだそうです。
2015年のイギリスの研究では、水族館の巨大な水槽の前に被験者に立ってもらい、水槽にさまざまな生き物を補充していく間に、どのような影響があるかを調べてみたそうです。
ただ水を見つめているだけでも、気持ちが穏やかに落ち着いていく効果がみられたそうですが、水槽に魚を入れていくと、さらにいい効果が得られたんだとか…。
遠くまで見渡すことができるので、海は広い視覚を与えてくれます。
また、波や潮、光の反射などのせいで、海は常に移動し変化します。
人の視線を惹きつけるものが常にあり、飽きることがない事が、魅了される原因なんだとか。
とは言え水と人の関係はそれぞれです。
海の近くで育った人と、海のないところで育った人とでは感じ方が違ってくるでしょうし、人生においての海や水との関わり方でも変わってきます。
溺れたり、水難事故を目の当たりにするなど、海に関して嫌な記憶がある人は逆に水を避けるようになるかもしれませんしね。
地球の71.1%は海に覆われています。
とても広く、神秘的で、その80%は未踏の地であると言われており、海は我々の知らない何かをたくさんもっています。
まぁ、今日の話は、「科学的根拠」とまでは言えないかもしれませんが、わたくし院長の考えとしては、そもそも今、地球上にいる生物はほとんどが海から陸に上がった生物です。
つまり、大げさに言うと、全ての生物は海から生まれたわけで、そこに何かしらの情念がないわけはありませんよ。
母なる海への回帰…
的な(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院