コロナヒト感染試験
2020年10月12日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
10月12日の月曜日でございます。
10月もここまでくると、少し肌寒し日が多くなりますな。
ボチボチ、半袖短パンではちょっとお寒い時期になってきました。
まぁ、わたくし院長、基本的に10月中は衣替えしなくて、11月が目安です。
11月っつったら、もう結構寒いしね。
もうボチボチ秋冬モードへ衣替えなシーズンです。
って、普通はもう衣替えしてますよね(笑)
まぁ、言うてる間に寒くなります。
今年の冬はなんと言っても、コロナありでの冬ですから、とにかく注意しないといけません。
インフルエンザに新型コロナと、ウイルスがそこら中をウヨウヨ飛びますし、仮にウイルスに暴露しても、絶対にはねのける気力を持たないといけません。
病は気からとか言いますし、まずは自分の免疫を上げていきましょう。
とは言え、世界中が新型コロナのワクチン登場を待ち焦がれているのは確かです。
その先駆けとして、イギリスでは来年1月から「ヒト感染試験」が行われる予定なんだそうです。
ヒト感染試験とは、人間を意図的にコロナウイルスに感染させて、ワクチンの効果を確かめる方法です。
参加を希望するボランティアは、まずワクチン候補とされる薬剤を投与され、その1か月後に新型コロナウイルスに暴露させられます。
現時点で、少なくとも30種のワクチン候補が人体による治験を行っている最中で、その参加者は数千人に及ぶという話しです。
一足先にワクチン候補を接種してもらえる参加者ですが、手放しで大喜びするわけにもいきません。
接種後もソーシャルディスタンスを守り、ウイルスに感染するような行為は慎まねばなりません。
その理由は2つあり、1つ目は、あくまでワクチン候補なので、本当に効果があるかどうか分からないからですな。
そしてもう1つの理由は、対照実験の為、治験の参加者の半数が、実際のワクチン候補以外のものを接種されるからです。
ワクチン候補を接種した人としていない人で、感染率に差が出るかどうかを調べるのが治験の目的ですからね。
そして参加者本人には自分がどちらのグループなのかは知らされないそうです。
ですから、ワクチン接種後、ウイルスへの免疫ができたかどうか不確かな状態で、外で感染しやすい行動をとるのは厳禁なわけで、そのために、ワクチン候補を接種されたグループとされていないグループに違いが出たかどうかを確認するまでにはかなり時間がかかります。
ですが事態は急を要します。
そこで参加者本人の同意を得たうえで、接種後、意図的にウイルスに暴露してもらい、ワクチン候補の効果をすぐに確認すると…。
これがヒト感染試験ってわけです。
じつのところヒト感染試験には長い歴史があります。
ワクチンの歴史自体がそもそもこれによって始まっているくらいのもので、近代免疫学の父、エドワード・ジェンナーは、牛の乳搾りをする人は天然痘にかかりにくいという噂を耳にして、あえて牛痘に感染することで天然痘を予防できるのではと考えました。
この仮説を証明するために、使用人の子供である8歳の少年に牛痘を接種し、こうして世界初のワクチンが誕生したという経緯があります。
その後もヒト感染試験は行われ、コレラ、チフス、マラリアといった病気の治療薬開発に成果をあげています。
もちろんヒト感染試験を実施するにあたっては、基礎疾患のない健康な参加者のみに絞られており、万が一に備えて万全の医療体制が整えられますが、それでもなお危険がともないます。
病気に対する確かな治療法があればその危険も最小限に抑えられますが、今のところ、新型コロナにそうしたものはありません。
ただし、新型コロナの場合、これによる死者の10人中9人は何らかの基礎疾患があったと考えられていて、また20代の人の死亡率は3300〜4万4000人中1人の範囲であるらしいが、この年齢層の死者のほとんどは基礎疾患のあった人なんだそうです。
したがって、若く健康な人なら、生命を落とすリスクはかなり低いと見込まれてはいます。
ケンブリッジ大学の統計学者デイビッド・スピーゲルホルター教授は、健康な20代の死亡率が4万人中1人程度だったとすれば、毎年交通事故で死亡するリスクと同程度だと推測しているそうです。
生命の危険をともなうにもかかわらず、ヒト感染試験を推進する団体「1 DaySooner」にはすでに全世界から3万7000人もの人が参加登録をしているそうです。
世界中で、こういった動きがありますから、一部では来年早々にも、ワクチンは完成するだろうなんて話も聞こえてきます。
薬に関しても、アビガンが効果があると認められたりと前進はしているようですから、何とか来年中には解決したいよねぇ。
期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月12日の月曜日でございます。
10月もここまでくると、少し肌寒し日が多くなりますな。
ボチボチ、半袖短パンではちょっとお寒い時期になってきました。
まぁ、わたくし院長、基本的に10月中は衣替えしなくて、11月が目安です。
11月っつったら、もう結構寒いしね。
もうボチボチ秋冬モードへ衣替えなシーズンです。
って、普通はもう衣替えしてますよね(笑)
まぁ、言うてる間に寒くなります。
今年の冬はなんと言っても、コロナありでの冬ですから、とにかく注意しないといけません。
インフルエンザに新型コロナと、ウイルスがそこら中をウヨウヨ飛びますし、仮にウイルスに暴露しても、絶対にはねのける気力を持たないといけません。
病は気からとか言いますし、まずは自分の免疫を上げていきましょう。
とは言え、世界中が新型コロナのワクチン登場を待ち焦がれているのは確かです。
その先駆けとして、イギリスでは来年1月から「ヒト感染試験」が行われる予定なんだそうです。
ヒト感染試験とは、人間を意図的にコロナウイルスに感染させて、ワクチンの効果を確かめる方法です。
参加を希望するボランティアは、まずワクチン候補とされる薬剤を投与され、その1か月後に新型コロナウイルスに暴露させられます。
現時点で、少なくとも30種のワクチン候補が人体による治験を行っている最中で、その参加者は数千人に及ぶという話しです。
一足先にワクチン候補を接種してもらえる参加者ですが、手放しで大喜びするわけにもいきません。
接種後もソーシャルディスタンスを守り、ウイルスに感染するような行為は慎まねばなりません。
その理由は2つあり、1つ目は、あくまでワクチン候補なので、本当に効果があるかどうか分からないからですな。
そしてもう1つの理由は、対照実験の為、治験の参加者の半数が、実際のワクチン候補以外のものを接種されるからです。
ワクチン候補を接種した人としていない人で、感染率に差が出るかどうかを調べるのが治験の目的ですからね。
そして参加者本人には自分がどちらのグループなのかは知らされないそうです。
ですから、ワクチン接種後、ウイルスへの免疫ができたかどうか不確かな状態で、外で感染しやすい行動をとるのは厳禁なわけで、そのために、ワクチン候補を接種されたグループとされていないグループに違いが出たかどうかを確認するまでにはかなり時間がかかります。
ですが事態は急を要します。
そこで参加者本人の同意を得たうえで、接種後、意図的にウイルスに暴露してもらい、ワクチン候補の効果をすぐに確認すると…。
これがヒト感染試験ってわけです。
じつのところヒト感染試験には長い歴史があります。
ワクチンの歴史自体がそもそもこれによって始まっているくらいのもので、近代免疫学の父、エドワード・ジェンナーは、牛の乳搾りをする人は天然痘にかかりにくいという噂を耳にして、あえて牛痘に感染することで天然痘を予防できるのではと考えました。
この仮説を証明するために、使用人の子供である8歳の少年に牛痘を接種し、こうして世界初のワクチンが誕生したという経緯があります。
その後もヒト感染試験は行われ、コレラ、チフス、マラリアといった病気の治療薬開発に成果をあげています。
もちろんヒト感染試験を実施するにあたっては、基礎疾患のない健康な参加者のみに絞られており、万が一に備えて万全の医療体制が整えられますが、それでもなお危険がともないます。
病気に対する確かな治療法があればその危険も最小限に抑えられますが、今のところ、新型コロナにそうしたものはありません。
ただし、新型コロナの場合、これによる死者の10人中9人は何らかの基礎疾患があったと考えられていて、また20代の人の死亡率は3300〜4万4000人中1人の範囲であるらしいが、この年齢層の死者のほとんどは基礎疾患のあった人なんだそうです。
したがって、若く健康な人なら、生命を落とすリスクはかなり低いと見込まれてはいます。
ケンブリッジ大学の統計学者デイビッド・スピーゲルホルター教授は、健康な20代の死亡率が4万人中1人程度だったとすれば、毎年交通事故で死亡するリスクと同程度だと推測しているそうです。
生命の危険をともなうにもかかわらず、ヒト感染試験を推進する団体「1 DaySooner」にはすでに全世界から3万7000人もの人が参加登録をしているそうです。
世界中で、こういった動きがありますから、一部では来年早々にも、ワクチンは完成するだろうなんて話も聞こえてきます。
薬に関しても、アビガンが効果があると認められたりと前進はしているようですから、何とか来年中には解決したいよねぇ。
期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院