アンモニア飛行機
2020年09月15日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
9月15日の火曜日でございます。
9月も折り返しまできましたね〜。
来週は、秋分の日、敬老の日がらみの4連休もありますし、まさに秋って季節になってきました。
今朝は涼しいですな。
日中は、真夏とまでは言いませんが、やはりまだまだ暑いですし、寒暖差にやられるヤツやね。
これも地球温暖化のなせる業なんでしょうか、もう地球全体が熱くなってんでしょうね。
この地球温暖化、ボチボチ本気で取り組まないといけない問題なんですが、そもそも原因はご理解されてます?
わたくし院長も、100%理解出来てるかと言われると、ちょっと不安でしたから復習しましょう。
まず、温暖化の一番の原因は、温室効果ガスが増えすぎているという事が挙げられます。
では、温室効果ガスとはなんぞ?ってことですが、これは、地球のまわりをとりかこんでいるガスのことで、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガス等のガスです。
で、この地球を取り囲んでる温室効果ガスが、程度な状態だった時は、太陽の熱がうまく宇宙に放出されていました。
ですが、温室効果ガスが増えすぎると、太陽の熱がうまく宇宙に逃がせなくなり、地球の温度が上がってしまっているって状態が、地球温暖化でございます。
ま、簡単に言うとね。
では、なんでこの温室効果ガスが増えてしまったか…。
一番の原因とされるのが、毎日の生活にかかせない電気の多くは、石油や石炭をもやして作っているので、二酸化炭素が発生しています。
電気を使えば使うほど、たくさん電気を作ることになり、発生する二酸化炭素もふえていくと…。
また、二酸化炭素をすって酸素を作り出してくれる木がへったことも、温室効果ガスがふえている原因の1つとなっています。
ですから、これからは「二酸化炭素」を出さない生活ってのが必要になってくるわけです。
で。
今日のネタです。
前ふりが長引きましたが、イギリスの研究で、二酸化炭素を排出しない、アンモニアが燃料の飛行機用のジェットエンジンが開発されているってお話です。
アンモニアとはそう、人体においては、尿素に含まれるツーンとする匂いのあのアンモニアです。
イギリスの航空宇宙企業「リアクション・エンジンズ社」と「科学技術施設研究会議(STFC)」が目指すのは、最先端の熱交換技術と触媒を組み合わせて実現する化石燃料を使用しない、カーボンフリーな空の旅なんだそうです。
飛行機に搭載されるジェットエンジンは、石油の分留成分の1つ「ケロシン」を主成分とする燃料を利用して、音速を超えるスピードや乗客や荷物の空輸を可能にしています。
しかし、ジェット燃料は化石燃料であり、二酸化炭素が大量に排出されるために、航空産業や政府には2050年までの抜本的な対策が求められています。
まぁ、実に二酸化炭素を出しそうですもんね〜。
では代替品なんて簡単に作れるんでしょうか。
今まで作られてきた代替物のほとんどは、従来の燃料に比べてエネルギーの密度が低いといった欠点がありました。
たとえば、現在のバッテリーの性能では、かなり小型の飛行機を、ほとんど何も積載しないまま短い距離を飛行させることしかできません。
液体水素ならエネルギー密度の点はクリアできそうなんですが、実際に利用するには飛行機の設計を刷新し、新しいインフラまで整えなければならないそうなんです。
そこで、アンモニアなんですが、このアンモニア、航空機の燃料として使うという発想自体は、かなり以前からあるにはありました。
エネルギー密度は軽油の3分の1しかありませんが、液化して保存するのが容易で、1950、60年代には高高度極超音速実験機X-15に使われた実績もあります。
そして、何より二酸化炭素を排出しないという点が素晴らしい。
唯一、問題があるとすれば、それをコスト面で実用可能なものにすることでした。
そこでリアクション・エンジンズ社は、同社の空気吸入式エンジン「SABRE」に採用されている熱交換技術と、STFCの先端触媒を組み合わせて、新型の推進システムを開発しました。
まぁ、細かい部分は分からなくても大丈夫(笑)
新型システムでは、ちょうど現行のケロシンと同じように、アンモニアを冷却・加圧して液化した状態で翼の部分に保存します。
タンクからアンモニアを汲み出すには、熱交換器によってエンジンから取り出した熱を利用するそうです。
そして温められたアンモニアは化学反応器に送られ、ここで触媒によって一部が水素に分解されます。
ジェットエンジンは、このアンモニア・水素の混合気を燃焼し、動力を得るわけで、排出されるのは主に窒素と水蒸気だけなんだそうです。
リアクション・エンジンズ社によると、アンモニアのエネルギー密度は十分に高いため、機体の設計を大幅に変える必要はなく、エンジンの改良も短時間でできるんだそうです。
現時点では地上での実験が行われており、数年内にはテストフライトも実施される見込みなんだとか…。
この燃料が実用化し、全ての航空機に搭載されれば、相当な二酸化炭素排出を抑えることが出来るだろうと、専門家は考えています。
2050年といわず、出来るだけ早い感性を待ち望みますねぇ…。
だって、年々、暑くなり過ぎでしょ。
この調子であと30年、温度が上昇し続けたらと考えると、ちょっとヤバイねってのは、もはや誰もが感じていますしね。
賢い人達、ぜひ頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月15日の火曜日でございます。
9月も折り返しまできましたね〜。
来週は、秋分の日、敬老の日がらみの4連休もありますし、まさに秋って季節になってきました。
今朝は涼しいですな。
日中は、真夏とまでは言いませんが、やはりまだまだ暑いですし、寒暖差にやられるヤツやね。
これも地球温暖化のなせる業なんでしょうか、もう地球全体が熱くなってんでしょうね。
この地球温暖化、ボチボチ本気で取り組まないといけない問題なんですが、そもそも原因はご理解されてます?
わたくし院長も、100%理解出来てるかと言われると、ちょっと不安でしたから復習しましょう。
まず、温暖化の一番の原因は、温室効果ガスが増えすぎているという事が挙げられます。
では、温室効果ガスとはなんぞ?ってことですが、これは、地球のまわりをとりかこんでいるガスのことで、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガス等のガスです。
で、この地球を取り囲んでる温室効果ガスが、程度な状態だった時は、太陽の熱がうまく宇宙に放出されていました。
ですが、温室効果ガスが増えすぎると、太陽の熱がうまく宇宙に逃がせなくなり、地球の温度が上がってしまっているって状態が、地球温暖化でございます。
ま、簡単に言うとね。
では、なんでこの温室効果ガスが増えてしまったか…。
一番の原因とされるのが、毎日の生活にかかせない電気の多くは、石油や石炭をもやして作っているので、二酸化炭素が発生しています。
電気を使えば使うほど、たくさん電気を作ることになり、発生する二酸化炭素もふえていくと…。
また、二酸化炭素をすって酸素を作り出してくれる木がへったことも、温室効果ガスがふえている原因の1つとなっています。
ですから、これからは「二酸化炭素」を出さない生活ってのが必要になってくるわけです。
で。
今日のネタです。
前ふりが長引きましたが、イギリスの研究で、二酸化炭素を排出しない、アンモニアが燃料の飛行機用のジェットエンジンが開発されているってお話です。
アンモニアとはそう、人体においては、尿素に含まれるツーンとする匂いのあのアンモニアです。
イギリスの航空宇宙企業「リアクション・エンジンズ社」と「科学技術施設研究会議(STFC)」が目指すのは、最先端の熱交換技術と触媒を組み合わせて実現する化石燃料を使用しない、カーボンフリーな空の旅なんだそうです。
飛行機に搭載されるジェットエンジンは、石油の分留成分の1つ「ケロシン」を主成分とする燃料を利用して、音速を超えるスピードや乗客や荷物の空輸を可能にしています。
しかし、ジェット燃料は化石燃料であり、二酸化炭素が大量に排出されるために、航空産業や政府には2050年までの抜本的な対策が求められています。
まぁ、実に二酸化炭素を出しそうですもんね〜。
では代替品なんて簡単に作れるんでしょうか。
今まで作られてきた代替物のほとんどは、従来の燃料に比べてエネルギーの密度が低いといった欠点がありました。
たとえば、現在のバッテリーの性能では、かなり小型の飛行機を、ほとんど何も積載しないまま短い距離を飛行させることしかできません。
液体水素ならエネルギー密度の点はクリアできそうなんですが、実際に利用するには飛行機の設計を刷新し、新しいインフラまで整えなければならないそうなんです。
そこで、アンモニアなんですが、このアンモニア、航空機の燃料として使うという発想自体は、かなり以前からあるにはありました。
エネルギー密度は軽油の3分の1しかありませんが、液化して保存するのが容易で、1950、60年代には高高度極超音速実験機X-15に使われた実績もあります。
そして、何より二酸化炭素を排出しないという点が素晴らしい。
唯一、問題があるとすれば、それをコスト面で実用可能なものにすることでした。
そこでリアクション・エンジンズ社は、同社の空気吸入式エンジン「SABRE」に採用されている熱交換技術と、STFCの先端触媒を組み合わせて、新型の推進システムを開発しました。
まぁ、細かい部分は分からなくても大丈夫(笑)
新型システムでは、ちょうど現行のケロシンと同じように、アンモニアを冷却・加圧して液化した状態で翼の部分に保存します。
タンクからアンモニアを汲み出すには、熱交換器によってエンジンから取り出した熱を利用するそうです。
そして温められたアンモニアは化学反応器に送られ、ここで触媒によって一部が水素に分解されます。
ジェットエンジンは、このアンモニア・水素の混合気を燃焼し、動力を得るわけで、排出されるのは主に窒素と水蒸気だけなんだそうです。
リアクション・エンジンズ社によると、アンモニアのエネルギー密度は十分に高いため、機体の設計を大幅に変える必要はなく、エンジンの改良も短時間でできるんだそうです。
現時点では地上での実験が行われており、数年内にはテストフライトも実施される見込みなんだとか…。
この燃料が実用化し、全ての航空機に搭載されれば、相当な二酸化炭素排出を抑えることが出来るだろうと、専門家は考えています。
2050年といわず、出来るだけ早い感性を待ち望みますねぇ…。
だって、年々、暑くなり過ぎでしょ。
この調子であと30年、温度が上昇し続けたらと考えると、ちょっとヤバイねってのは、もはや誰もが感じていますしね。
賢い人達、ぜひ頑張って下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院