コロナ無症状
2020年09月01日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
9月1日の火曜日でございます。
ついに9月、秋ですな(笑)
昼間は全然真夏の勢いですが、四季に割り振られた持ち分では、今日から秋って事ですよ。
ですから、暑かろうと寒かろうと秋は秋。
そう思うと、少しの変化にも気付けると思います。
朝なんか、ちょっと爽やかですからね。
あ、爽やかは言い過ぎだな(笑)
真夏の暑さから比べたら、少々暑さの質が変わってきてますし、風があったら快適な感じでしょうか。
ま、朝っつってもかなりの早朝ですけどね。
早朝でしたら人と会うことも少ないので、マスクなしでも大丈夫ですし、ウォーキングとかジョギングするなら、やはり早朝がお勧めですな。
まだまだコロナは収まりません。
にしてもしつこいウイルスですが、このしつこさの一つの要因に、誰が感染を拡大させているのかが見えづらいことがあげられます。
つまり、ウイルスに感染していても全く症状が出ない、いわゆる無症状が多いんですね。
米疾病対策センター(CDC)によれば、全米の感染例のうち、こうした無症状の感染者は4割にも上るんだそうです。
無症状の人がなぜこんなにも多いのか。
知らない間に感染が広がるのは、インフルエンザやかぜなどのウイルスも同じです。
うつった瞬間なんて分かりませんしね。
しかし、新型コロナウイルス感染症の場合、極端に把握が難しく、したがってコントロールも難しいわけです。
その問題の一つは、病状の現れ方がよくわかっていない点にあるといわれています。
高齢者のほか、肥満、喘息(ぜんそく)、糖尿病等の既往症を抱えている人の方が、重症になるケースが多いことは明らかになっています。
ですが、感染しても重症化を免れる人についてはよくわかっていないんですね。
現在、無症状あるいは軽症になるメカニズムや、そうした人からどのように感染が拡大するかを予測するモデルについて、競うように研究が進められているわけです。
今のところ、遺伝的要因や年齢、免疫系における個人差が複合して、症状の重さを左右しているのではないかとの結果が出てきています。
無症状での感染拡大を調査しようにも、そうしたケースがどれくらいの頻度で起こっているのかを把握することが最大の難関となるわけです。
今、分かっている部分で言うと、重症化するかどうかについて、関連性が圧倒的に強い要素は年齢が挙げられます。
しかしそれは、一般的に若者の方が健康であるという単純な理由からではありません。
新型コロナウイルスが細胞に感染する際の入り口となるACE2(アンジオテンシン変換酵素2)というタンパク質を多く持っている人は、より高リスクなのではないかとの説があります。
高齢者は全身や、ウイルスにさらされやすい鼻にACE2を若者より多く持っているそうなんです。
また、肥満の人にもACE2が多いんだとか…。
注目が集まっている説は他にもあって、若者の方が一般的に呼吸器系のウイルスに感染することが多く、それが新型コロナウイルスに感染したときの危険度を下げているのではないかというものです。
すでに複数種類のコロナウイルスに暴露されているため、新型コロナウイルスに対する部分的な防御態勢が出来ているんではないかという説ですな。
新型コロナウイルスというだけあって、旧型なコロナウイルスはいくつかありますからね。
特定の種類のコロナウイルスに感染して回復した人は、新型コロナウイルスを撃退したり軽症に抑えたりできるような「メモリーT細胞」を保有しているのではないかと主張している学者もいます。
他の一般的な感染症でも、無症状のまま感染を拡大させることはあり得ます。
ですが、研究は重症患者に注目して行われることが普通であるため、無症状者が関わるケースは今まで見落とされがちでした。
例えば、インフルエンザウイルスの潜伏期間は1、2日で、感染はすばやく起こり、多くの場合、症状は軽く済みます。
患者の行動歴をたどって感染した経緯を調べようと思っても、大変難しいので、こういった研究はされてきてないんですね。
新型コロナウイルスも感染経路を突き止めることは容易ではありませんが、最長で約2週間という長い潜伏期間のおかげで、接触者を追跡したり無症状感染者を特定したりするチャンスは増えます。
ただし、ここで注目すべきことがあり、感染していることを告げられると、そう言えば全く症状がなかったわけではない、と考え直す人がいることです。
症状について聞かれて初めて、体調が良くなかったことを思い出すわけです。
喉がイガイガする、頭痛があるなどの軽い症状や、調子が悪いものの、感染による症状なのか寝不足のせいなのかよくわからない、というケースは誰にでもありますしね。
つまり、これまで完全に無症状と思われてきたケースも、実はあまりに症状が軽いために、本人も感染を疑わなかっただけかもしれないと…。
なんとなく調子が悪いってだけじゃ、まさか新型コロナのせいだとは思いませんしねぇ…。
こういった完全に無症状ではない、グレーな「無症状」になにか特徴的なものを見つけられれば、もう少しデータが取れるでしょうし、少しずつでもコロナの全容が見えてくるかもしれません。
まだまだ謎が多いウイルスですしね。
専門家の方たちもたいへんでしょうけど、是非、全容解明よろしくお願いします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月1日の火曜日でございます。
ついに9月、秋ですな(笑)
昼間は全然真夏の勢いですが、四季に割り振られた持ち分では、今日から秋って事ですよ。
ですから、暑かろうと寒かろうと秋は秋。
そう思うと、少しの変化にも気付けると思います。
朝なんか、ちょっと爽やかですからね。
あ、爽やかは言い過ぎだな(笑)
真夏の暑さから比べたら、少々暑さの質が変わってきてますし、風があったら快適な感じでしょうか。
ま、朝っつってもかなりの早朝ですけどね。
早朝でしたら人と会うことも少ないので、マスクなしでも大丈夫ですし、ウォーキングとかジョギングするなら、やはり早朝がお勧めですな。
まだまだコロナは収まりません。
にしてもしつこいウイルスですが、このしつこさの一つの要因に、誰が感染を拡大させているのかが見えづらいことがあげられます。
つまり、ウイルスに感染していても全く症状が出ない、いわゆる無症状が多いんですね。
米疾病対策センター(CDC)によれば、全米の感染例のうち、こうした無症状の感染者は4割にも上るんだそうです。
無症状の人がなぜこんなにも多いのか。
知らない間に感染が広がるのは、インフルエンザやかぜなどのウイルスも同じです。
うつった瞬間なんて分かりませんしね。
しかし、新型コロナウイルス感染症の場合、極端に把握が難しく、したがってコントロールも難しいわけです。
その問題の一つは、病状の現れ方がよくわかっていない点にあるといわれています。
高齢者のほか、肥満、喘息(ぜんそく)、糖尿病等の既往症を抱えている人の方が、重症になるケースが多いことは明らかになっています。
ですが、感染しても重症化を免れる人についてはよくわかっていないんですね。
現在、無症状あるいは軽症になるメカニズムや、そうした人からどのように感染が拡大するかを予測するモデルについて、競うように研究が進められているわけです。
今のところ、遺伝的要因や年齢、免疫系における個人差が複合して、症状の重さを左右しているのではないかとの結果が出てきています。
無症状での感染拡大を調査しようにも、そうしたケースがどれくらいの頻度で起こっているのかを把握することが最大の難関となるわけです。
今、分かっている部分で言うと、重症化するかどうかについて、関連性が圧倒的に強い要素は年齢が挙げられます。
しかしそれは、一般的に若者の方が健康であるという単純な理由からではありません。
新型コロナウイルスが細胞に感染する際の入り口となるACE2(アンジオテンシン変換酵素2)というタンパク質を多く持っている人は、より高リスクなのではないかとの説があります。
高齢者は全身や、ウイルスにさらされやすい鼻にACE2を若者より多く持っているそうなんです。
また、肥満の人にもACE2が多いんだとか…。
注目が集まっている説は他にもあって、若者の方が一般的に呼吸器系のウイルスに感染することが多く、それが新型コロナウイルスに感染したときの危険度を下げているのではないかというものです。
すでに複数種類のコロナウイルスに暴露されているため、新型コロナウイルスに対する部分的な防御態勢が出来ているんではないかという説ですな。
新型コロナウイルスというだけあって、旧型なコロナウイルスはいくつかありますからね。
特定の種類のコロナウイルスに感染して回復した人は、新型コロナウイルスを撃退したり軽症に抑えたりできるような「メモリーT細胞」を保有しているのではないかと主張している学者もいます。
他の一般的な感染症でも、無症状のまま感染を拡大させることはあり得ます。
ですが、研究は重症患者に注目して行われることが普通であるため、無症状者が関わるケースは今まで見落とされがちでした。
例えば、インフルエンザウイルスの潜伏期間は1、2日で、感染はすばやく起こり、多くの場合、症状は軽く済みます。
患者の行動歴をたどって感染した経緯を調べようと思っても、大変難しいので、こういった研究はされてきてないんですね。
新型コロナウイルスも感染経路を突き止めることは容易ではありませんが、最長で約2週間という長い潜伏期間のおかげで、接触者を追跡したり無症状感染者を特定したりするチャンスは増えます。
ただし、ここで注目すべきことがあり、感染していることを告げられると、そう言えば全く症状がなかったわけではない、と考え直す人がいることです。
症状について聞かれて初めて、体調が良くなかったことを思い出すわけです。
喉がイガイガする、頭痛があるなどの軽い症状や、調子が悪いものの、感染による症状なのか寝不足のせいなのかよくわからない、というケースは誰にでもありますしね。
つまり、これまで完全に無症状と思われてきたケースも、実はあまりに症状が軽いために、本人も感染を疑わなかっただけかもしれないと…。
なんとなく調子が悪いってだけじゃ、まさか新型コロナのせいだとは思いませんしねぇ…。
こういった完全に無症状ではない、グレーな「無症状」になにか特徴的なものを見つけられれば、もう少しデータが取れるでしょうし、少しずつでもコロナの全容が見えてくるかもしれません。
まだまだ謎が多いウイルスですしね。
専門家の方たちもたいへんでしょうけど、是非、全容解明よろしくお願いします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院