アメリカケンサキイカ
2020年08月24日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
8月24日の月曜日でございます。
さぁ、8月もラスト1週間となりましたね。
つまり、夏もあと1週間です。
もちろん、暑いけど。
まだまだ暑いけど。
けど、ここを境に夏は終わりと定めます(笑)
でないと、四季が成り立たないんですよね。
ですから、無理やりにでも9月からは秋って事で進行します(笑)
秋は、スポーツの秋とか、食欲の秋とか、芸術の秋とか過ごしやすい気候ですから、活動的になる季節ですよね。
まだ全然暑いんですけど(笑)
秋の夜長なんていいますし、読書なんてのもいいかもしれませんね。
とか言うてますけど、まだまだ夏だわ(笑)
9月いっぱい位は暑いんじゃないですかね。
去年とかは10月でもなかなかな暑さで、11月に入った途端、涼しいを通り越して寒くなりましたもんね。
ほんと、電気代がもったいないんですよね。
エアコンをきかしてない時期がほとんどないですし、クーラーか暖房かどっちかついてる状態なんですもん。
昔は、2ヶ月位はエアコンなしのタイミングがあったんですけどねぇ…。
昔っつっても、数年前ですよ。
わたくし院長の体感では、ここ数年で極端に二極化が進んだ気がします。
二極化ってのは、夏と冬のことね。
つまり、良い季節って言われる、春と秋が短くなって、いつまでもダラダラ暑くなったって事ですな。
二極化っつっても、冬は相変らずですし、夏だけが長くなってる感じですなぁ
ま、そんな夏の終わり、今日も元気にネタにいきましょう。
ネタで思いだしましたが、みなさん寿司ネタは何が好きですか?
わたくし院長は、タコ、イカが結構好きで、特にイカって色々種類がありますから、あれば必ず全種類食っちゃいます。
あ、もちろん回転ずしね。
そんなイカ好きな院長ですが、今日のネタも主役は「イカ」なんです。
といっても寿司ネタではなく、今日はサイエンスなイカのお話しです。
サイエンスの分野は遺伝子研究です。
その研究の中で、「アメリカケンサキイカ(学名 Doryteuthis pealeii)」は、1世紀以上も以前からモデル生物として利用されてきた歴史があります。
たとえば1940年代・50年代にはアラン・ホジキンとアンドリュー・ハクスリーがこのイカの巨大な軸索(神経細胞体の突起)を使った実験を通じて、神経生物学の基礎につながる業績を残し、ノーベル生理学・医学賞を受賞していたりします。
今回の研究も、アメリカケンサキイカが科学に貢献してくれた新たな事例で、遺伝子編集ツールで、イカ色素沈着に関連する遺伝子を変更することに成功したそうなんです。
イカの遺伝子編集は、史上初の快挙という事です。
その研究では、遺伝子編集ツール「CRISPR-Cas9」がイカに効果があるかどうか確かめるために、色素沈着に関連する遺伝子を阻害するという実験が行われました。
その結果、イカの皮膚細胞の斑点が最大9割も減少し、色素が減少する量は、胚の発達のどのタイミングでCRISPRを挿入するかに直接左右されることが判明したとのことです。
研究グループのキャロライン・アルバーティン氏によると、この成果は5年前なら夢のような話で、出来たらいいねと答えていたようなスゴいことなのだそうです。
つまりは、当時の専門家がおそらく無理だろうと考えていた偉業なんですね。
この研究では、CRISPRがイカにも有効であることを初めて証明しているわけですが、より重要なのはそのときにCRISPRをイカの胚に送り込む革新的な手法が使われていることです。
アメリカケンサキイカの胚は、非常に硬い外層を持つことで知られています。
そこで、研究グループは、それを突破してCRISPRを挿入するために、特殊な極小ハサミとクオーツの針を使用したそうなんです。
これが今回のブレークスルーにつながったわけなんですね。
ちなみにこの技法は、本来アメリカケンサキイカ向けのものではないのだそうで、というのも、モデル生物として重宝されるイカなれど、生理学的に大きすぎて遺伝子の研究にはあまり向いていないからなんですね。
むしろ「ニヨリミミイカ(Euprymna berryi)」という大きさ2センチ程度の、もっと小さなイカを使った研究に役立つだろうと期待されています。
イカは複雑な行動をとることができ、また海の忍者と言われるような巧みな擬態能力をも持っています。
こうした不思議な力をイカの脳がどのようにして制御しているのか? 今回の技術で遺伝子をブロックしながら調べていけば、そんな疑問に答えることもできるだろうとのことです。
イカねぇ(笑)
史上初の快挙ってことは、とんでもなく素晴らしい事なんでしょうけど、イカやしな(笑)
ま、いろんな分野に専門家がいますから、この研究がきっかけで、ヒトの遺伝子疾患を治す方法が見つかったりするかもしれませんが、そんな賢い人達なら、コロナの研究して欲しいな〜。
もちろん、専門分野が違うんでしょうけど、イカの遺伝子より、今はワクチンが待たれるしね。
そしてイカは美味しけりゃいいです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月24日の月曜日でございます。
さぁ、8月もラスト1週間となりましたね。
つまり、夏もあと1週間です。
もちろん、暑いけど。
まだまだ暑いけど。
けど、ここを境に夏は終わりと定めます(笑)
でないと、四季が成り立たないんですよね。
ですから、無理やりにでも9月からは秋って事で進行します(笑)
秋は、スポーツの秋とか、食欲の秋とか、芸術の秋とか過ごしやすい気候ですから、活動的になる季節ですよね。
まだ全然暑いんですけど(笑)
秋の夜長なんていいますし、読書なんてのもいいかもしれませんね。
とか言うてますけど、まだまだ夏だわ(笑)
9月いっぱい位は暑いんじゃないですかね。
去年とかは10月でもなかなかな暑さで、11月に入った途端、涼しいを通り越して寒くなりましたもんね。
ほんと、電気代がもったいないんですよね。
エアコンをきかしてない時期がほとんどないですし、クーラーか暖房かどっちかついてる状態なんですもん。
昔は、2ヶ月位はエアコンなしのタイミングがあったんですけどねぇ…。
昔っつっても、数年前ですよ。
わたくし院長の体感では、ここ数年で極端に二極化が進んだ気がします。
二極化ってのは、夏と冬のことね。
つまり、良い季節って言われる、春と秋が短くなって、いつまでもダラダラ暑くなったって事ですな。
二極化っつっても、冬は相変らずですし、夏だけが長くなってる感じですなぁ
ま、そんな夏の終わり、今日も元気にネタにいきましょう。
ネタで思いだしましたが、みなさん寿司ネタは何が好きですか?
わたくし院長は、タコ、イカが結構好きで、特にイカって色々種類がありますから、あれば必ず全種類食っちゃいます。
あ、もちろん回転ずしね。
そんなイカ好きな院長ですが、今日のネタも主役は「イカ」なんです。
といっても寿司ネタではなく、今日はサイエンスなイカのお話しです。
サイエンスの分野は遺伝子研究です。
その研究の中で、「アメリカケンサキイカ(学名 Doryteuthis pealeii)」は、1世紀以上も以前からモデル生物として利用されてきた歴史があります。
たとえば1940年代・50年代にはアラン・ホジキンとアンドリュー・ハクスリーがこのイカの巨大な軸索(神経細胞体の突起)を使った実験を通じて、神経生物学の基礎につながる業績を残し、ノーベル生理学・医学賞を受賞していたりします。
今回の研究も、アメリカケンサキイカが科学に貢献してくれた新たな事例で、遺伝子編集ツールで、イカ色素沈着に関連する遺伝子を変更することに成功したそうなんです。
イカの遺伝子編集は、史上初の快挙という事です。
その研究では、遺伝子編集ツール「CRISPR-Cas9」がイカに効果があるかどうか確かめるために、色素沈着に関連する遺伝子を阻害するという実験が行われました。
その結果、イカの皮膚細胞の斑点が最大9割も減少し、色素が減少する量は、胚の発達のどのタイミングでCRISPRを挿入するかに直接左右されることが判明したとのことです。
研究グループのキャロライン・アルバーティン氏によると、この成果は5年前なら夢のような話で、出来たらいいねと答えていたようなスゴいことなのだそうです。
つまりは、当時の専門家がおそらく無理だろうと考えていた偉業なんですね。
この研究では、CRISPRがイカにも有効であることを初めて証明しているわけですが、より重要なのはそのときにCRISPRをイカの胚に送り込む革新的な手法が使われていることです。
アメリカケンサキイカの胚は、非常に硬い外層を持つことで知られています。
そこで、研究グループは、それを突破してCRISPRを挿入するために、特殊な極小ハサミとクオーツの針を使用したそうなんです。
これが今回のブレークスルーにつながったわけなんですね。
ちなみにこの技法は、本来アメリカケンサキイカ向けのものではないのだそうで、というのも、モデル生物として重宝されるイカなれど、生理学的に大きすぎて遺伝子の研究にはあまり向いていないからなんですね。
むしろ「ニヨリミミイカ(Euprymna berryi)」という大きさ2センチ程度の、もっと小さなイカを使った研究に役立つだろうと期待されています。
イカは複雑な行動をとることができ、また海の忍者と言われるような巧みな擬態能力をも持っています。
こうした不思議な力をイカの脳がどのようにして制御しているのか? 今回の技術で遺伝子をブロックしながら調べていけば、そんな疑問に答えることもできるだろうとのことです。
イカねぇ(笑)
史上初の快挙ってことは、とんでもなく素晴らしい事なんでしょうけど、イカやしな(笑)
ま、いろんな分野に専門家がいますから、この研究がきっかけで、ヒトの遺伝子疾患を治す方法が見つかったりするかもしれませんが、そんな賢い人達なら、コロナの研究して欲しいな〜。
もちろん、専門分野が違うんでしょうけど、イカの遺伝子より、今はワクチンが待たれるしね。
そしてイカは美味しけりゃいいです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院