コロナノイローゼ
2020年08月20日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
8月20日の木曜日でございます。
8月も後半戦に入ってきましたねぇ〜。
まだまだ暑いし、真夏な天気なんですが、ボチボチ少しだけ日差しにも変化が出だすかね。
もうすぐ9月だしねぇ。
学校もボチボチはじまるみたいですし、今年の夏も過ぎ去っていきます。
それと一緒に、コロナも過ぎ去ってくれればいいんですが、どうも、彼らはいつまでも居座り続けるようですな。
相変らず、世界中でも猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、今日はそれにまつわる別角度のお話しでもしてみましょう。
今年の3月ごろ、新型コロナウイルスによるパンデミックが最盛期を迎えていたオーストラリアで、西オーストラリア州の小さな町に1軒しかないスーパーマーケットの経営者が、自身の店に火を放ち、後に逮捕されるという出来事が起こっていました。
この経営者の裁判が最近行われたことで事件の全容が明らかになったんですが、経営者はパンデミックの影響を直接受けて精神的状態が悪化し、「自分の手でコロナを断絶するしかない」と思いこんでしまったそうなんです。
西オーストラリア州東部にある小さな町ブルースロックにある1軒しかないスーパーマーケットが、3月25日の夜火災に見舞われました。
店に火を放ったのは、スーパーの経営者エドワード・ガイ・メイソン(57歳)だったんです。
メイソンは、この日店内で3つの買い物カートに段ボールを詰め込み、火をつけました。
そして火が広がる店を出たメイソンは、戸締りをしっかりとして、自宅へと向かいました。
この時、メイソンは命を絶つことを考えていたようです。
店の炎に気付いた通行人が通報し、後にメイソンは逮捕となったわけですが、メイソンは、両親が50年続けて来たビジネスを引き継ぎ、28年間このスーパーを経営してきました。
スーパーの隣には、メイソンの兄弟が開いている金物店もあったそうです。
しかし、メイソンの放火によりスーパーも金物店も100万オーストラリアドル(約7550万円)以上にのぼる大きな損害を生じてしまったわけです。
なぜ、メイソンは店を放火してしまったのか…。
行われた裁判で、その内容が明らかになったわけです。
意図的に、または不法に建物に放火し損傷させた罪を認めただけでなく、放火前に8つの大麻入り水パイプを吸っていたことも明かしたメイソンの裁判が、パース裁判所で行われました。
裁判では、メイソンの精神状態が半年間不安定だったこと、コロナのパンデミックによりそれが更に悪化してしまったことが注目されました。
メイソンは、町外の遠方から来る客が自分のスーパーで買占めを続けたために在庫が切れ、地元常連客から苦情を訴えられる日々に苦悩を感じていたといいます。
また、顧客たちは店内に配置する商品の衛生管理についても不満を述べていたようです。
そうした状況はメイソンの精神状態を悪化させ、自身がコロナに罹っていると思い込み、商品もコロナに汚染されていると信じ込むようになってしまいました。
「自分の手で、コロナを断絶するしかない」そう決意したメイソンは、国民と顧客を守るために店を焼き尽くすことを実行したと…。
買占め客や顧客に対する苦悩とウイルスへの脅迫概念によって放火を引き起こしたメイソンに対し、裁判官はメイソンが地域社会では住民らに愛され、尊敬される人物であると言及している17人の地元住民らの参考文献に降れ、次のように述べました。
地域住民は、被告の行為には大きなショックを受けています。
ですが、食料品店オーナーとして、被告はとてつもないプレッシャーを感じ、苦悩していたとみられます。
自らの店に放火した行為そのものや理由については深刻かつ異常ですが、それらはパンデミックの影響を直接受けたことによるものだと言えるだろうと…。
この結果、当初の裁判では、メイソンは16か月の禁固刑を言い渡されました。
しかし、彼に前科がなかったことや既に4か月間の実刑を経て深く反省した様子だったことから、今回の裁判では減刑され、執行猶予の判決が言い渡されたそうです。
逮捕後、抗うつ剤の服用とカウンセリングにより、症状が落ち着いたメイソンは、裁判所の外でメディアの取材を受け、次のように心境を語りました。
とても酷い状態だった、の一言です。自分の町のスーパーに商品がなくなると、車で30分もかかる私のスーパーに多くの人が押し寄せ、トイレットペーパーや除菌剤を大量に買占めて行きました。
空になった棚を見て、欲しいものが手に入らないと常連客からは怒りをぶつけられ、苦情が出ました。
また、商品がどこから輸入されるのかというニュースを見る度、その商品や商品が梱包されている箱には、間違いなくコロナウイルスが付着しているだろうと思うようにもなり、もうなす術がないと思ってしまったのです。
最後にメイソンは、自分をサポートしてくれた地域住民へ深い感謝の気持ちを伝え、「また1から全てをやり直したい」と話したそうです。
なんか、このメイソンさんの気持ち、分かる気がします。
ここまで事件にならなくても、コロナでストレスを抱えてしまった人は世界中にたくさんいるんでしょうねぇ。
ほんと、コロナは世界中にとんでもない災難をふりまいてます。
そして、まだまだ増殖し我々を苦しめております。
でも、近いうち必ず人間様の叡智がウイルス如き、撲滅してくれると信じております。
賢い人達。
よろしくお願いします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月20日の木曜日でございます。
8月も後半戦に入ってきましたねぇ〜。
まだまだ暑いし、真夏な天気なんですが、ボチボチ少しだけ日差しにも変化が出だすかね。
もうすぐ9月だしねぇ。
学校もボチボチはじまるみたいですし、今年の夏も過ぎ去っていきます。
それと一緒に、コロナも過ぎ去ってくれればいいんですが、どうも、彼らはいつまでも居座り続けるようですな。
相変らず、世界中でも猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、今日はそれにまつわる別角度のお話しでもしてみましょう。
今年の3月ごろ、新型コロナウイルスによるパンデミックが最盛期を迎えていたオーストラリアで、西オーストラリア州の小さな町に1軒しかないスーパーマーケットの経営者が、自身の店に火を放ち、後に逮捕されるという出来事が起こっていました。
この経営者の裁判が最近行われたことで事件の全容が明らかになったんですが、経営者はパンデミックの影響を直接受けて精神的状態が悪化し、「自分の手でコロナを断絶するしかない」と思いこんでしまったそうなんです。
西オーストラリア州東部にある小さな町ブルースロックにある1軒しかないスーパーマーケットが、3月25日の夜火災に見舞われました。
店に火を放ったのは、スーパーの経営者エドワード・ガイ・メイソン(57歳)だったんです。
メイソンは、この日店内で3つの買い物カートに段ボールを詰め込み、火をつけました。
そして火が広がる店を出たメイソンは、戸締りをしっかりとして、自宅へと向かいました。
この時、メイソンは命を絶つことを考えていたようです。
店の炎に気付いた通行人が通報し、後にメイソンは逮捕となったわけですが、メイソンは、両親が50年続けて来たビジネスを引き継ぎ、28年間このスーパーを経営してきました。
スーパーの隣には、メイソンの兄弟が開いている金物店もあったそうです。
しかし、メイソンの放火によりスーパーも金物店も100万オーストラリアドル(約7550万円)以上にのぼる大きな損害を生じてしまったわけです。
なぜ、メイソンは店を放火してしまったのか…。
行われた裁判で、その内容が明らかになったわけです。
意図的に、または不法に建物に放火し損傷させた罪を認めただけでなく、放火前に8つの大麻入り水パイプを吸っていたことも明かしたメイソンの裁判が、パース裁判所で行われました。
裁判では、メイソンの精神状態が半年間不安定だったこと、コロナのパンデミックによりそれが更に悪化してしまったことが注目されました。
メイソンは、町外の遠方から来る客が自分のスーパーで買占めを続けたために在庫が切れ、地元常連客から苦情を訴えられる日々に苦悩を感じていたといいます。
また、顧客たちは店内に配置する商品の衛生管理についても不満を述べていたようです。
そうした状況はメイソンの精神状態を悪化させ、自身がコロナに罹っていると思い込み、商品もコロナに汚染されていると信じ込むようになってしまいました。
「自分の手で、コロナを断絶するしかない」そう決意したメイソンは、国民と顧客を守るために店を焼き尽くすことを実行したと…。
買占め客や顧客に対する苦悩とウイルスへの脅迫概念によって放火を引き起こしたメイソンに対し、裁判官はメイソンが地域社会では住民らに愛され、尊敬される人物であると言及している17人の地元住民らの参考文献に降れ、次のように述べました。
地域住民は、被告の行為には大きなショックを受けています。
ですが、食料品店オーナーとして、被告はとてつもないプレッシャーを感じ、苦悩していたとみられます。
自らの店に放火した行為そのものや理由については深刻かつ異常ですが、それらはパンデミックの影響を直接受けたことによるものだと言えるだろうと…。
この結果、当初の裁判では、メイソンは16か月の禁固刑を言い渡されました。
しかし、彼に前科がなかったことや既に4か月間の実刑を経て深く反省した様子だったことから、今回の裁判では減刑され、執行猶予の判決が言い渡されたそうです。
逮捕後、抗うつ剤の服用とカウンセリングにより、症状が落ち着いたメイソンは、裁判所の外でメディアの取材を受け、次のように心境を語りました。
とても酷い状態だった、の一言です。自分の町のスーパーに商品がなくなると、車で30分もかかる私のスーパーに多くの人が押し寄せ、トイレットペーパーや除菌剤を大量に買占めて行きました。
空になった棚を見て、欲しいものが手に入らないと常連客からは怒りをぶつけられ、苦情が出ました。
また、商品がどこから輸入されるのかというニュースを見る度、その商品や商品が梱包されている箱には、間違いなくコロナウイルスが付着しているだろうと思うようにもなり、もうなす術がないと思ってしまったのです。
最後にメイソンは、自分をサポートしてくれた地域住民へ深い感謝の気持ちを伝え、「また1から全てをやり直したい」と話したそうです。
なんか、このメイソンさんの気持ち、分かる気がします。
ここまで事件にならなくても、コロナでストレスを抱えてしまった人は世界中にたくさんいるんでしょうねぇ。
ほんと、コロナは世界中にとんでもない災難をふりまいてます。
そして、まだまだ増殖し我々を苦しめております。
でも、近いうち必ず人間様の叡智がウイルス如き、撲滅してくれると信じております。
賢い人達。
よろしくお願いします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院