ニューヨークペットショップ事情
2020年08月11日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
8月11日の火曜日でございます。
8月も1/3が終わり、残り20日でございます。
夏って定義は、いつまでか明確ではありませんが、まぁ、8月いっぱいでしょう。
9月になったからと言って、すぐに秋になってくれるわけではないですが、やはり夏と呼べるのは8月までだよね。
つまり、あと20日で夏も終わってしまうわけですよ。
そう考えると、名残惜しい気はしますねぇ…。
今年は特に夏が短かったですからね。
ま、コロナも全然収まりませんし、日本じゃ各自治体が個別で緊急事態宣言したり、休業要請したりとなんだか統一されてませんし、大丈夫なんかいなって気がします。
さらにもうすぐお盆ですしね。
もうすでに休んでおられる人もいるかと思いますが、このお盆でさらに拡散されるんじゃないかと、ちょっと心配ですねぇ。
とは言え、ダンダン感染者の増加にも慣れてきましたし、これはこれで何とかなるのかな〜なんて空気も流れてます。
どうも、早急な収束は望めそうにありませんから、ここはウイズコロナの精神で、うまく付き合っていくしかないのかもしれませんね。
ってことで、ここんとこコロナ関連の話題ばっかですから、今日はちょっと違う話でもしてみましょう。
つい先月、ニューヨーク州で、ペットショップで犬・猫・ウサギの販売を禁止する法案が可決されたってお話しです。
7月21日、アメリカ・ニューヨーク州の全てのペットショップにおいて、猫、犬、ウサギを販売禁止とする法案が可決されました。
前々から、ペットショップの動物に対する扱いや、パピーミル(お金もうけのために劣悪な環境で大量繁殖させている悪質なブリーダー)と呼ばれる、悪質なブリーダーが劣悪な環境で動物を繁殖させていることが問題となっていたわけなんですが、2017年、あるペットショップが抜き打ち検査で動物虐待を行っていた事実が発覚したことが決め手となったそうです。
ペットショップでの動物の販売禁止は、既にカリフォルニアやヨーロッパの一部国でも同様の新法が施行されています。
ニューヨーク州では、この案が今後法律として施行されるにあたり、ペットを飼いたい人々は保護施設にいる動物たちへの救済を奨励しています。
ニューヨーク州のペットショップで犬・猫・ウサギの販売が禁止されるという法案が提出されていることは以前から報じられていたんですが、7月21日、ついに同州上院は、その案を可決したわけです。
2017年にマンハッタン区チェルシーにあるペットショップでの抜き打ちの覆面捜査の結果が影響している。
パピーミルの存在はかねてより問題となっていました。
パピーミルが繁殖させた動物たちはペットショップに買い取られることとなるため、ペットショップで販売できなくなるようにすれば、パピーミルは商売にならなくなるわけです。
ブリーダーの中にも動物を心より愛し、その健康や幸せを最優先する良識のある人も、もちろん存在するんですが、そういった人はペットショップと取引しないことがほとんどです。
動物を愛する人々も、長きにわたりこの法案が可決されることを願ってきたわけです。
アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)の会長兼CEO(最高経営責任者)のマット・バーシャドカー氏は、次のように話しています。
【子犬や子猫を販売するペットショップは、店の外から見た分には見栄えがいいかもしれませんが、無謀で非人道的なシステムによってお金を得ています。
病気の可能性がある動物でもお構いなしに、州外のパピーミルから買い取り、「責任あるブリーダーからの健康なペット」として一見の消費者に販売しているのです。】と…。
ただしこの法案が可決されたといっても、現在ニューヨークで許可されている80店舗のペットショップの全てが閉店になるというわけではありません。
またペットショップでのペットの購入を完全に禁じるものでもありません。
と言うのも、今現在販売されている、あるいは繁殖させたペットたちを守る必要があるからで、今後、この法案が法律として施行されれば、個々のブリーダーは動物たちを世話する生活条件や環境に対しての厳しい審査をいくつも受けなければならなくなります。
優良なブリーダーとしての認定されれば、販売権を得ることが可能になるという事のようです。
ただし抜き打ち捜査などで、定期的にチェックされるという事ですから、完全に悪質な業者を締め出すつもりなんでしょう。
ちょっと現在の日本では考えられない状況ですが、当然ながらこの法案は賛成ばかりではありません。
一部では反対の声も聞かれます。
それは、ペットショップで販売できない動物が、オンラインを通じで簡単に売買される機会を増やしてしまうのでは、という懸念があるからなんだそうです。
確かにこれはあるかもしれませんね。
ですが、この法案は、悪徳業者のブリーダーやペット工場主の存在を阻止すると共に、保護施設にいる動物に目を向け、彼らを家族に迎え入れるという目的があるんですね。
ですから、ペットショップなど必要なく、保護施設に収容されている動物たちを引き取ってくれという事のようです。
まぁ、趣旨はよく分かりますけどね。
あまりにも極端な気もしますね(笑)
現時点では法案可決となったものの、法として施行されるためには州議会とニューヨーク知事の承認が必要となるんですが、既にほかの州で施行されていることを考えれば、そう遠くない未来に施行されるでしょう。
日本もいつかはこうなりますかね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月11日の火曜日でございます。
8月も1/3が終わり、残り20日でございます。
夏って定義は、いつまでか明確ではありませんが、まぁ、8月いっぱいでしょう。
9月になったからと言って、すぐに秋になってくれるわけではないですが、やはり夏と呼べるのは8月までだよね。
つまり、あと20日で夏も終わってしまうわけですよ。
そう考えると、名残惜しい気はしますねぇ…。
今年は特に夏が短かったですからね。
ま、コロナも全然収まりませんし、日本じゃ各自治体が個別で緊急事態宣言したり、休業要請したりとなんだか統一されてませんし、大丈夫なんかいなって気がします。
さらにもうすぐお盆ですしね。
もうすでに休んでおられる人もいるかと思いますが、このお盆でさらに拡散されるんじゃないかと、ちょっと心配ですねぇ。
とは言え、ダンダン感染者の増加にも慣れてきましたし、これはこれで何とかなるのかな〜なんて空気も流れてます。
どうも、早急な収束は望めそうにありませんから、ここはウイズコロナの精神で、うまく付き合っていくしかないのかもしれませんね。
ってことで、ここんとこコロナ関連の話題ばっかですから、今日はちょっと違う話でもしてみましょう。
つい先月、ニューヨーク州で、ペットショップで犬・猫・ウサギの販売を禁止する法案が可決されたってお話しです。
7月21日、アメリカ・ニューヨーク州の全てのペットショップにおいて、猫、犬、ウサギを販売禁止とする法案が可決されました。
前々から、ペットショップの動物に対する扱いや、パピーミル(お金もうけのために劣悪な環境で大量繁殖させている悪質なブリーダー)と呼ばれる、悪質なブリーダーが劣悪な環境で動物を繁殖させていることが問題となっていたわけなんですが、2017年、あるペットショップが抜き打ち検査で動物虐待を行っていた事実が発覚したことが決め手となったそうです。
ペットショップでの動物の販売禁止は、既にカリフォルニアやヨーロッパの一部国でも同様の新法が施行されています。
ニューヨーク州では、この案が今後法律として施行されるにあたり、ペットを飼いたい人々は保護施設にいる動物たちへの救済を奨励しています。
ニューヨーク州のペットショップで犬・猫・ウサギの販売が禁止されるという法案が提出されていることは以前から報じられていたんですが、7月21日、ついに同州上院は、その案を可決したわけです。
2017年にマンハッタン区チェルシーにあるペットショップでの抜き打ちの覆面捜査の結果が影響している。
パピーミルの存在はかねてより問題となっていました。
パピーミルが繁殖させた動物たちはペットショップに買い取られることとなるため、ペットショップで販売できなくなるようにすれば、パピーミルは商売にならなくなるわけです。
ブリーダーの中にも動物を心より愛し、その健康や幸せを最優先する良識のある人も、もちろん存在するんですが、そういった人はペットショップと取引しないことがほとんどです。
動物を愛する人々も、長きにわたりこの法案が可決されることを願ってきたわけです。
アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)の会長兼CEO(最高経営責任者)のマット・バーシャドカー氏は、次のように話しています。
【子犬や子猫を販売するペットショップは、店の外から見た分には見栄えがいいかもしれませんが、無謀で非人道的なシステムによってお金を得ています。
病気の可能性がある動物でもお構いなしに、州外のパピーミルから買い取り、「責任あるブリーダーからの健康なペット」として一見の消費者に販売しているのです。】と…。
ただしこの法案が可決されたといっても、現在ニューヨークで許可されている80店舗のペットショップの全てが閉店になるというわけではありません。
またペットショップでのペットの購入を完全に禁じるものでもありません。
と言うのも、今現在販売されている、あるいは繁殖させたペットたちを守る必要があるからで、今後、この法案が法律として施行されれば、個々のブリーダーは動物たちを世話する生活条件や環境に対しての厳しい審査をいくつも受けなければならなくなります。
優良なブリーダーとしての認定されれば、販売権を得ることが可能になるという事のようです。
ただし抜き打ち捜査などで、定期的にチェックされるという事ですから、完全に悪質な業者を締め出すつもりなんでしょう。
ちょっと現在の日本では考えられない状況ですが、当然ながらこの法案は賛成ばかりではありません。
一部では反対の声も聞かれます。
それは、ペットショップで販売できない動物が、オンラインを通じで簡単に売買される機会を増やしてしまうのでは、という懸念があるからなんだそうです。
確かにこれはあるかもしれませんね。
ですが、この法案は、悪徳業者のブリーダーやペット工場主の存在を阻止すると共に、保護施設にいる動物に目を向け、彼らを家族に迎え入れるという目的があるんですね。
ですから、ペットショップなど必要なく、保護施設に収容されている動物たちを引き取ってくれという事のようです。
まぁ、趣旨はよく分かりますけどね。
あまりにも極端な気もしますね(笑)
現時点では法案可決となったものの、法として施行されるためには州議会とニューヨーク知事の承認が必要となるんですが、既にほかの州で施行されていることを考えれば、そう遠くない未来に施行されるでしょう。
日本もいつかはこうなりますかね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院