ウサギエボラ。
2020年07月23日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月23日の木曜日でございます。
今年は、梅雨も長かったですし雨も多かった分、夏が暑いと言われとります。
まぁ、毎年暑いですし、少々暑いと言われても、もう何とも思いませんよね(笑)
今のところ、そこまで暑すぎる印象もないですが、まだまだ夏はこれからですからね。
これからと言うと、コロナもまだまだこれからですねぇ…。
昨日でしたか、1日の感染者数が過去最多を記録したとか…
緊急事態宣言時より、多いってかなりヤバイんちゃうの?
世界を見ても全然収まってませんし、どうなることやら…。
このままでは、人類がジワジワとウイルスにやられていく気もするんですが、早いとこワクチン出来ないかねぇ…。
まぁ、過去のパンデミックをみても、一つの疫病が数百年流行することも珍しくないですし、ほんと我々も頑張らないとねぇ…。
そんなコロナ禍真っ只中で、また人類にとって悪い知らせが届きました。
それは、アメリカからのお話しで、コロナウイルスの蔓延に苦しむアメリカですが、その南西部ではまた別のウイルスがアウトブレイクして、うさぎの命を脅かしているそうなんです。
感染すればほとんどのうさぎが命を落とす危険なウイルスの名は「ウサギ出血病ウイルス(RHDV2)」――通称ウサギエボラと言うんだそうです。
感染力、致死率が共に高く、アメリカ南西部の7州で数千匹のうさぎが死んでいるという話です。
まず最初に、ウサギエボラ(ウサギ出血病ウイルス)は人に感染する本家のエボラウイルスとは無関係で、体内で出血した末に臓器不全で死にいたるその症状がエボラ出血熱によく似ているために英語圏ではそう呼ばれているだけだそうです。
4月以降、アリゾナ州、カリフォルニア州、コロラド州、ネバダ州、ニューメキシコ州、ユタ州、テキサス州のほか、メキシコ西部でもでウサギエボラの症例が確認されています。
アメリカでウサギエボラがアウトブレイクしたのは4度目のことなんですが、ちなみに世界最初の事例は35年前の中国からだそうです。
どうも、なんかあると中国からって気もするんですが、飼育されているうさぎだけでなく、野生で暮らす北アメリカの固有種にまで感染が拡大したのは初めてであるらしく、複数の地域と種に広まっていることが専門家を懸念させています。
ウサギエボラに感染すると、ウイルスはまず最低3日の潜伏期間を経て、うさぎは元気をなくし、食欲も衰えます。
やがて肝臓と脾臓が機能不全を起こし、血液が凝固しなくなり、全身の臓器から出血が認められ、数日の内に死にいたるというもので、今回のアウトブレイクの致死率は90%という高さだそうです。
中にはまったく症状を見せることなく、突然死んでしまううさぎもいるんだそうです。
何の前触れもなくうさぎが死んでしまったかと思えば、その鼻から血が流れてきたことで、そうと分かるんだとか…。
どうにか生き延びたうさぎであっても油断できません。
血液・糞尿を通じて2ヶ月近くもウイルスをばらまき、他の仲間を感染させる力をもってるそうなんです。
最初のアウトブレイクは2019年で、オハイオ州でペットとして飼われていたうさぎたちに突如出現し、次々とうさぎに感染していきました。
さらにワシントン州でもそれとは別のアウトブレイクが発生し、今年2月末には、ニューヨークの動物病院で、うさぎ12匹が数分の激しい発作を起こした末に死にました。
その1ヶ月後にアリゾナ州とニューメキシコ州から広まった4回目のアウトブレイクは、これまでのものとは別個のものであるようでしたが、正確な発生源は特定されていないということです。
特にニューメキシコ州では、3月から6月にかけて500匹が感染しており、深刻な事態となっているんだとか…。
まぁ、日本ではうさぎ自体がそこまでメジャーな生き物でもないですし、ペットとして飼っておられる方もどちらかというと少数派ですが、アメリカには野生のうさぎがピョンピョンいるんですねぇ。
ですが、ウサギエボラは現状、うさぎ以外の動物に感染することはないとされていますが、人間の靴や服などに付着して他のうさぎに感染させることはあるそうです。
おなじ感染ルートで、昆虫もまた感染拡大に一役買ってるとのことです。
厄介なことに、ウサギエボラはかなりタフで、50度の温度に1時間耐え、凍らせても死ぬことはなく、常温なら3ヶ月は生きる強者らしいんです。
さらに、感染してしまえば治療法はなく、ワクチンも不足している状態なんだとか…。
現在、アメリカの獣医師らはスペインやフランスからワクチンを輸入できないか、米当局に打診している最中なんだそうです。
まぁ、次から次へといろんな病気が出てくるもんですわ。
このヒトや他の動物には感染しないってのも、あくまで「今のところは」なので、ウイルスが蔓延していくのは非常に危険だと思われます。
最近のコロナ報道なんかでも結構、耳にしますが、ウイルスってヤツは変異していくことがあるんですね。
エボラ出血熱でも、まだ最初の感染源は不明で、これもまたコウモリが原因じゃないかとも言われてますし、サルや豚にも感染しています。
つまり、いつヒトに感染するウイルスに変異するか分からないって事なんですね。
人類を滅ぼすのは、核戦争ではなくウイルスだってなことを、ビルゲイツも言うてましたし、コロナウイルスのパンデミックを教訓に、これからは未知なるウイルスとの戦いに備える必要があると思います。
とは言っても、どう備えんねん?未知やのにってことですが、どんなウイルスにも感染経路ってのがあります。
コロナみたいに飛沫感染、接触感染のウイルスもあれば、空気感染、血液感染とそのウイルスが得意としている感染の仕方があるわけです。
それを徹底的に絶つこと。
これがウイルスに対する、一番の対策です。
ですから、今はコロナに対してこれをやればいいわけです。
ま、それを全員がキチンとやるってのが難しいんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月23日の木曜日でございます。
今年は、梅雨も長かったですし雨も多かった分、夏が暑いと言われとります。
まぁ、毎年暑いですし、少々暑いと言われても、もう何とも思いませんよね(笑)
今のところ、そこまで暑すぎる印象もないですが、まだまだ夏はこれからですからね。
これからと言うと、コロナもまだまだこれからですねぇ…。
昨日でしたか、1日の感染者数が過去最多を記録したとか…
緊急事態宣言時より、多いってかなりヤバイんちゃうの?
世界を見ても全然収まってませんし、どうなることやら…。
このままでは、人類がジワジワとウイルスにやられていく気もするんですが、早いとこワクチン出来ないかねぇ…。
まぁ、過去のパンデミックをみても、一つの疫病が数百年流行することも珍しくないですし、ほんと我々も頑張らないとねぇ…。
そんなコロナ禍真っ只中で、また人類にとって悪い知らせが届きました。
それは、アメリカからのお話しで、コロナウイルスの蔓延に苦しむアメリカですが、その南西部ではまた別のウイルスがアウトブレイクして、うさぎの命を脅かしているそうなんです。
感染すればほとんどのうさぎが命を落とす危険なウイルスの名は「ウサギ出血病ウイルス(RHDV2)」――通称ウサギエボラと言うんだそうです。
感染力、致死率が共に高く、アメリカ南西部の7州で数千匹のうさぎが死んでいるという話です。
まず最初に、ウサギエボラ(ウサギ出血病ウイルス)は人に感染する本家のエボラウイルスとは無関係で、体内で出血した末に臓器不全で死にいたるその症状がエボラ出血熱によく似ているために英語圏ではそう呼ばれているだけだそうです。
4月以降、アリゾナ州、カリフォルニア州、コロラド州、ネバダ州、ニューメキシコ州、ユタ州、テキサス州のほか、メキシコ西部でもでウサギエボラの症例が確認されています。
アメリカでウサギエボラがアウトブレイクしたのは4度目のことなんですが、ちなみに世界最初の事例は35年前の中国からだそうです。
どうも、なんかあると中国からって気もするんですが、飼育されているうさぎだけでなく、野生で暮らす北アメリカの固有種にまで感染が拡大したのは初めてであるらしく、複数の地域と種に広まっていることが専門家を懸念させています。
ウサギエボラに感染すると、ウイルスはまず最低3日の潜伏期間を経て、うさぎは元気をなくし、食欲も衰えます。
やがて肝臓と脾臓が機能不全を起こし、血液が凝固しなくなり、全身の臓器から出血が認められ、数日の内に死にいたるというもので、今回のアウトブレイクの致死率は90%という高さだそうです。
中にはまったく症状を見せることなく、突然死んでしまううさぎもいるんだそうです。
何の前触れもなくうさぎが死んでしまったかと思えば、その鼻から血が流れてきたことで、そうと分かるんだとか…。
どうにか生き延びたうさぎであっても油断できません。
血液・糞尿を通じて2ヶ月近くもウイルスをばらまき、他の仲間を感染させる力をもってるそうなんです。
最初のアウトブレイクは2019年で、オハイオ州でペットとして飼われていたうさぎたちに突如出現し、次々とうさぎに感染していきました。
さらにワシントン州でもそれとは別のアウトブレイクが発生し、今年2月末には、ニューヨークの動物病院で、うさぎ12匹が数分の激しい発作を起こした末に死にました。
その1ヶ月後にアリゾナ州とニューメキシコ州から広まった4回目のアウトブレイクは、これまでのものとは別個のものであるようでしたが、正確な発生源は特定されていないということです。
特にニューメキシコ州では、3月から6月にかけて500匹が感染しており、深刻な事態となっているんだとか…。
まぁ、日本ではうさぎ自体がそこまでメジャーな生き物でもないですし、ペットとして飼っておられる方もどちらかというと少数派ですが、アメリカには野生のうさぎがピョンピョンいるんですねぇ。
ですが、ウサギエボラは現状、うさぎ以外の動物に感染することはないとされていますが、人間の靴や服などに付着して他のうさぎに感染させることはあるそうです。
おなじ感染ルートで、昆虫もまた感染拡大に一役買ってるとのことです。
厄介なことに、ウサギエボラはかなりタフで、50度の温度に1時間耐え、凍らせても死ぬことはなく、常温なら3ヶ月は生きる強者らしいんです。
さらに、感染してしまえば治療法はなく、ワクチンも不足している状態なんだとか…。
現在、アメリカの獣医師らはスペインやフランスからワクチンを輸入できないか、米当局に打診している最中なんだそうです。
まぁ、次から次へといろんな病気が出てくるもんですわ。
このヒトや他の動物には感染しないってのも、あくまで「今のところは」なので、ウイルスが蔓延していくのは非常に危険だと思われます。
最近のコロナ報道なんかでも結構、耳にしますが、ウイルスってヤツは変異していくことがあるんですね。
エボラ出血熱でも、まだ最初の感染源は不明で、これもまたコウモリが原因じゃないかとも言われてますし、サルや豚にも感染しています。
つまり、いつヒトに感染するウイルスに変異するか分からないって事なんですね。
人類を滅ぼすのは、核戦争ではなくウイルスだってなことを、ビルゲイツも言うてましたし、コロナウイルスのパンデミックを教訓に、これからは未知なるウイルスとの戦いに備える必要があると思います。
とは言っても、どう備えんねん?未知やのにってことですが、どんなウイルスにも感染経路ってのがあります。
コロナみたいに飛沫感染、接触感染のウイルスもあれば、空気感染、血液感染とそのウイルスが得意としている感染の仕方があるわけです。
それを徹底的に絶つこと。
これがウイルスに対する、一番の対策です。
ですから、今はコロナに対してこれをやればいいわけです。
ま、それを全員がキチンとやるってのが難しいんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院