次は豚インフル
2020年07月03日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月3日の金曜日でございます。
7月にもなりましたし、ボチボチ梅雨も明けて欲しくなってきましたね。
まだもう少し後でしょうけど、近畿地方、過去には7月3日とか4日とかに梅雨明けした年もあります。
ここんとこ10年位だと、7月8日ってのが一番早いですかね。
これは、2011年と2013年ですな。
因みに、ここ10年で一番遅かった梅雨明けは、2015年の7月24日ってので、大体10日前後には明けますから、まぁ後1週間、来週にはそんな声も聞こえてきそうな感じですかね。
梅雨があければ夏が来るわけですが、今年はどれくらい暑くなるでしょう。
ここ数年、毎年暑すぎて死者が出るくらいですから、このままいくと日本という国の気候自体が変わってしまうんではないかと思えるくらいですしね。
暑い国ってイメージのある、タイとかマレーシアとかでも、40℃を超すってな気温はなかなかないそうですしね。
おまけに日本は湿度も高いですし、こりゃもう、熱帯アジアってカテゴリーに入ってもいい位になってきていますよね。
そのうえ今年はコロナの影響でマスクをつけてますから、きっと真夏はヤバイと思います。
外でマスクは無理かもしれません。
一人で外を歩いてるだけなら、まぁマスクも外せますが、駅の中とか、外気と同じでしかも人が密集しやすい場所だと、やはりまだまだマスクは必須です。
そうなると、本当に暑さも倍増、熱中症のリスクも倍増ですけんね。
今年だけの話ではないですが、特に今年は注意しましょう。
熱中症は年齢関係なく、若者でもなりますからね。
ってことで、今日もネタに突入しましょう。
先日、テレビなんかでも紹介してましたが、中国で、新型の豚インフルエンザウイルスが確認されました。
このウイルスは、人間に感染する高い適応能力を示すあらゆる特性を備えているという厄介なウイルスだということなんですよね。
専門家によると、「G4 EA H1N1」と名付けられた新型の豚インフルエンザウイルスは、次のパンデミックを引き起こす可能性があるため、動物の間での蔓延を防ぎ、人間に感染してしまうようなことがないよう直ちに防止策を講じるべきだと警鐘を鳴らしています。
今回のインフルエンザは、豚からの感染なんですが、豚には、仲間同士や鳥、あるいは人間からもらったインフルエンザA型ウイルスの感染が広まりやすい特徴があるそうなんです。
このことは豚がパンデミックにつながる恐れがあるインフルエンザウイルスの重要な宿主になるということにも繋がるんですが、たとえば1頭の豚が、ヒトインフルエンザや豚インフルエンザといった複数のウイルスに同時に感染したとします。
するとウイルスは「遺伝子の再集合」というプロセスを通じて遺伝子を交換してしまうんですな。
この時、ウイルスに変異が起き、ときおり人間が免疫を持たず、ワクチンも存在しない新しい株が誕生してしまうことがあるそうなんです。
実際、2009年にパンデミックを引き起こした新型インフルエンザウイルス「H1N1(pdm09)」は、人間と豚と鳥のインフルエンザウイルスに由来する遺伝子を持っていたそうなんです。
豚の体内で遺伝子の再集合が起きた結果、ヒトからヒトへと感染していったって経緯があります。
今回発見されたのは「H1N1」の変異種で、ヒトに感染する特徴を持っており、注意深く監視していく必要があるということなんですね。
中国農業大学をはじめとする研究チームは、感染性のある豚インフルエンザウイルス研究の為、2011年から2018年にかけて中国国内10州の養豚場で飼育されている豚の鼻からサンプルを収集し、くわえて動物病院で呼吸器系の症状を示す豚からもサンプルを採取しました。
その結果、豚インフルエンザ179種中、165種までが「EA H1N1」という亜型であることが判明したとそうです。
つまり中国国内の豚に感染しているインフルエンザウイルスは、ほとんどがこの亜型ウイルスであるということです。
これをさらに解析したところ、「遺伝子型4(G4)」株が優占的であることが明らかになりました。
中国国内で豚インフルエンザウイルス「G4 EA H1N1」が優占的になったのは2016年からであるそうです。
「G4 EA H1N1」の感染力を調べるために、研究チームはヒト細胞とフェレットに感染させる実験を実施したところ、2009年の「H1N1(pdm09)」と同じように、ヒト型受容体に結合し、ヒト気道上皮細胞に数多くの子孫ウイルスを作り出すこと、ならびにフェレットでは強い感染力を持ち、飛沫感染することが明らかになったということです。
また養豚場15ヶ所で働く作業者300人を検査したところ、およそ10%からG4 EA H1N1の抗体が発見されたとのこと。
さらに、これまでのところ5名の人間でG4 EA H1N1に起因する症状が確認されており、うち2名の近所には養豚場の関係者が暮らしていたそうです。
こうしたことからも「G4 EA H1N1」が豚から人間へ感染するであろうことが窺え、「G4 EA H1N1には、人間に感染する高い適応能力に必要なあらゆる特徴が備わっている」と論文では述べられています。
コロナウイルスのパンデミックすら終わっていないこの世界の状況で、もう次のパンデミックの危険が迫っているというんですからこれは大変です。
ですが今のところまだ、ヒトからヒトへの感染は確認されていないと言うのが中国の発表です。
って、中国の発表が一番信用できへんやんって思ったのは、わたくし院長だけではないはず…。
つまり、すでにヒトに感染してるかもしれないって事が想定されるわけですね。
豚からヒトとなると、特殊な環境下における人しか感染しないんですが、ヒトからヒトとなると、これは海を渡るのもそこまで先の話ではなくなってきます。
今すぐどうのって話ではないでしょうけど、コロナ騒ぎから感染症の恐ろしさは学びましたから、嫌な感じではありますよね。
インフルエンザと言えば、冬ですから、この秋冬はちょっと注意が必要かもしれません。
って、次の秋冬、コロナがどうなってるかも分かりませんし、下手するとコロナもインフルエンザも流行なんていう、恐ろしい事態が起こるかもしれません。
まずは、目の前のコロナをなんとかしないとねぇ…。
やはり、もう一度、みなさんステイホームするべきなのかもしれませんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月3日の金曜日でございます。
7月にもなりましたし、ボチボチ梅雨も明けて欲しくなってきましたね。
まだもう少し後でしょうけど、近畿地方、過去には7月3日とか4日とかに梅雨明けした年もあります。
ここんとこ10年位だと、7月8日ってのが一番早いですかね。
これは、2011年と2013年ですな。
因みに、ここ10年で一番遅かった梅雨明けは、2015年の7月24日ってので、大体10日前後には明けますから、まぁ後1週間、来週にはそんな声も聞こえてきそうな感じですかね。
梅雨があければ夏が来るわけですが、今年はどれくらい暑くなるでしょう。
ここ数年、毎年暑すぎて死者が出るくらいですから、このままいくと日本という国の気候自体が変わってしまうんではないかと思えるくらいですしね。
暑い国ってイメージのある、タイとかマレーシアとかでも、40℃を超すってな気温はなかなかないそうですしね。
おまけに日本は湿度も高いですし、こりゃもう、熱帯アジアってカテゴリーに入ってもいい位になってきていますよね。
そのうえ今年はコロナの影響でマスクをつけてますから、きっと真夏はヤバイと思います。
外でマスクは無理かもしれません。
一人で外を歩いてるだけなら、まぁマスクも外せますが、駅の中とか、外気と同じでしかも人が密集しやすい場所だと、やはりまだまだマスクは必須です。
そうなると、本当に暑さも倍増、熱中症のリスクも倍増ですけんね。
今年だけの話ではないですが、特に今年は注意しましょう。
熱中症は年齢関係なく、若者でもなりますからね。
ってことで、今日もネタに突入しましょう。
先日、テレビなんかでも紹介してましたが、中国で、新型の豚インフルエンザウイルスが確認されました。
このウイルスは、人間に感染する高い適応能力を示すあらゆる特性を備えているという厄介なウイルスだということなんですよね。
専門家によると、「G4 EA H1N1」と名付けられた新型の豚インフルエンザウイルスは、次のパンデミックを引き起こす可能性があるため、動物の間での蔓延を防ぎ、人間に感染してしまうようなことがないよう直ちに防止策を講じるべきだと警鐘を鳴らしています。
今回のインフルエンザは、豚からの感染なんですが、豚には、仲間同士や鳥、あるいは人間からもらったインフルエンザA型ウイルスの感染が広まりやすい特徴があるそうなんです。
このことは豚がパンデミックにつながる恐れがあるインフルエンザウイルスの重要な宿主になるということにも繋がるんですが、たとえば1頭の豚が、ヒトインフルエンザや豚インフルエンザといった複数のウイルスに同時に感染したとします。
するとウイルスは「遺伝子の再集合」というプロセスを通じて遺伝子を交換してしまうんですな。
この時、ウイルスに変異が起き、ときおり人間が免疫を持たず、ワクチンも存在しない新しい株が誕生してしまうことがあるそうなんです。
実際、2009年にパンデミックを引き起こした新型インフルエンザウイルス「H1N1(pdm09)」は、人間と豚と鳥のインフルエンザウイルスに由来する遺伝子を持っていたそうなんです。
豚の体内で遺伝子の再集合が起きた結果、ヒトからヒトへと感染していったって経緯があります。
今回発見されたのは「H1N1」の変異種で、ヒトに感染する特徴を持っており、注意深く監視していく必要があるということなんですね。
中国農業大学をはじめとする研究チームは、感染性のある豚インフルエンザウイルス研究の為、2011年から2018年にかけて中国国内10州の養豚場で飼育されている豚の鼻からサンプルを収集し、くわえて動物病院で呼吸器系の症状を示す豚からもサンプルを採取しました。
その結果、豚インフルエンザ179種中、165種までが「EA H1N1」という亜型であることが判明したとそうです。
つまり中国国内の豚に感染しているインフルエンザウイルスは、ほとんどがこの亜型ウイルスであるということです。
これをさらに解析したところ、「遺伝子型4(G4)」株が優占的であることが明らかになりました。
中国国内で豚インフルエンザウイルス「G4 EA H1N1」が優占的になったのは2016年からであるそうです。
「G4 EA H1N1」の感染力を調べるために、研究チームはヒト細胞とフェレットに感染させる実験を実施したところ、2009年の「H1N1(pdm09)」と同じように、ヒト型受容体に結合し、ヒト気道上皮細胞に数多くの子孫ウイルスを作り出すこと、ならびにフェレットでは強い感染力を持ち、飛沫感染することが明らかになったということです。
また養豚場15ヶ所で働く作業者300人を検査したところ、およそ10%からG4 EA H1N1の抗体が発見されたとのこと。
さらに、これまでのところ5名の人間でG4 EA H1N1に起因する症状が確認されており、うち2名の近所には養豚場の関係者が暮らしていたそうです。
こうしたことからも「G4 EA H1N1」が豚から人間へ感染するであろうことが窺え、「G4 EA H1N1には、人間に感染する高い適応能力に必要なあらゆる特徴が備わっている」と論文では述べられています。
コロナウイルスのパンデミックすら終わっていないこの世界の状況で、もう次のパンデミックの危険が迫っているというんですからこれは大変です。
ですが今のところまだ、ヒトからヒトへの感染は確認されていないと言うのが中国の発表です。
って、中国の発表が一番信用できへんやんって思ったのは、わたくし院長だけではないはず…。
つまり、すでにヒトに感染してるかもしれないって事が想定されるわけですね。
豚からヒトとなると、特殊な環境下における人しか感染しないんですが、ヒトからヒトとなると、これは海を渡るのもそこまで先の話ではなくなってきます。
今すぐどうのって話ではないでしょうけど、コロナ騒ぎから感染症の恐ろしさは学びましたから、嫌な感じではありますよね。
インフルエンザと言えば、冬ですから、この秋冬はちょっと注意が必要かもしれません。
って、次の秋冬、コロナがどうなってるかも分かりませんし、下手するとコロナもインフルエンザも流行なんていう、恐ろしい事態が起こるかもしれません。
まずは、目の前のコロナをなんとかしないとねぇ…。
やはり、もう一度、みなさんステイホームするべきなのかもしれませんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院