アイスキャナー 眼球は語る。
2020年07月02日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
7月2日の木曜日でございます。
徐々に、南の方から梅雨明けなんて声もチラホラ聞こえてくる頃ですが、こちら近畿はまだまだですなぁ。
後10日前後位でしょうかねぇ。
もう、雨にも湿度にも飽きてきたんで、とっとと次に行きましょう。
今年の夏も暑いんでしょうねぇ。
今年は、海開きしない海水浴場もあったりと、ちょっといつもとは違いますが、それでもやはり夏は夏。
県をまたいでの移動も規制がなくなりましたから、旅行に行かれる方も多いことでしょう。
普通、旅行となるとそれなりに観光地に出向きますよね。
そうなると当然、密が起こります。
ですから、この夏は旅行に行くにしても、人気の少ないところとかどうですか?
って人気の少ないところってどこやねんって感じですが、ベタな観光地は危険かもねぇ…。
そういう点で言うと、京都もベタな観光地ではありますが、祇園祭を早々に中止にしたりして、対策は取ってるようです。
京都で言うと、お寺が有名ですが、今年のおすすめは、超メジャーな社寺仏閣は敬遠し、穴場的なお寺を巡る旅なんてどうですかね。
ほんと、京都は凄まじい数のお寺があります。
こういった穴場を巡るのも面白いと思いますよ。
てな感じで、今日もネタに入っていきましょう。
今日のネタはアメリカの研究で、人間の「眼球」を調べると、その人の老化速度が判別でき、生物学的年齢が分かるってお話しでもしてみたいと思います。
昔から「目は心の窓」だとか、「目は口ほどに物を言う」などなど、目にまつわることわざは多く存在するのは、目に様々な変化が現れるからに他なりません。
人間には生きた年数を数えた年齢というものがありますが、それは必ずしも生物学的年齢とは一致しません。
生物学的年齢とは、老化速度を加味したものですね。
ボストン大学医学部(アメリカ)の研究チームが開発したアイスキャナーを使えば、眼球に含まれるタンパク質を検出し、そこから生物学的な年齢を診断することができるそうなんです。
こんなん調べて、実年齢より、生物学的年齢がとんでもなく上だったら、結構ショックやん。
よくある、「お肌年齢」とか、「血管年齢」とかも、実年齢より老けてたら凹みますよねぇ…。
当たり前ですが、同年同月同日に生まれた2人の人間は当然同じ年齢となります。
ですが老化の速度には個人差があり、生物としての体の若さは必ずしも同じではないのは薄々感ずいてますよね。
同い年でも妙に元気なヤツもいれば、なんだかジジイやなぁって感じるヤツもいます。
もちろん、見た目にも左右されますが、基礎的な体力だったりはこの生物学的年齢と大きく関係があるでしょう。
人間の寿命は、「遺伝子的要因」や「環境要因」に左右されますが、生物学的な老化の速さ、つまり「老化速度」によっても大きく左右されていると考えられます。
これが先天的に決まってるのなら、「老化速度」が速ければ速いほど、早く老けるってことじゃないの。
たとえば、2016年の研究では、1万3000人以上から採取した血液のゲノム配列を調べ、ゲノムの中のエピジェネティックな変化(DNAの配列の変化をともなわない、遺伝子や細胞表現型の変化)が老化速度に関係しているらしいことをつきとめています。
その研究によれば、老化速度が最も速い上位5%の人たちは、あらゆる年齢層において死亡率が50%高かったという悲しい結果が出ています。
たとえば、AさんとBさんという60歳の男性が2人いたとして、Aさんの生物学的老化速度は上位5%、Bさんは下位5%で比べます。
また、環境要因として、どちらもかなりストレスの多い暮らしを送っており、しかもタバコを吸う習慣もあるそうです。
この場合、その後10年でBさんが死亡する確率は46%であるのに対して、Aさんはそのほぼ5割増の76%にも上るそうです。
生物学的な老化速度の違いが、いかに大きな影響を与えているかが分かります。
これまで、こうした生物学的年齢を正確に把握するのは、それをはっきり特定できる単一のマーカーや非侵襲的な方法がなく難しいとされてきました。
今回発表されたのは、それを手軽に診断する方法で、ボストン大学の研究チームが注目したのは、「長寿命タンパク質」というものでした。
このタンパク質は胎児の頃に発現するのですが、それ以降、一生にわたって分子レベルで変異が生じ続けます。
そのため、蓄積された変異を測定すれば、生物学的な年齢を推定できるのそうなんです。
このタンパク質は、心臓や脳、腱や軟骨などに発現していますが、都合がいいことに目の水晶体にもあるそうなんです。
この部分なら「準弾性光散乱」を利用することで、光学的にそこに生じた変異の数を調べることができるだろうって事で、開発されたアイスキャナーは、それを利用したものなんです。
このアイスキャナーなら、簡単かつ素早く診断が可能で、人体を傷つける必要もありません。
将来的には、病院などで生物学的年齢を診断し、それに基づいて治療計画などを立てるといった使い方もできるだろうとのことです。
でもなぁ…
あまり知りたくないかもしれません。
わたくし的には…
なんか、寿命を突きつけられてるみたいで嫌じゃないですか?
もちろん、これだけで寿命が決定するわけではないでしょうけど、生物である以上、この数値には意義があり過ぎます。
わたくし院長、自分ではこの「老化速度」かなり遅いんではないかと勝手に思っております。
精神年齢も成長してませんし(笑)
あと、わたくしのように、「自分は若い」と自己暗示をかけてしまうのも、結果的に老化速度を遅らせてるんではないかと思っとるんですが…。
もし、このアイスキャナーで、眼球を診断する機会があれば、やっぱり診断して貰うとは思いますけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月2日の木曜日でございます。
徐々に、南の方から梅雨明けなんて声もチラホラ聞こえてくる頃ですが、こちら近畿はまだまだですなぁ。
後10日前後位でしょうかねぇ。
もう、雨にも湿度にも飽きてきたんで、とっとと次に行きましょう。
今年の夏も暑いんでしょうねぇ。
今年は、海開きしない海水浴場もあったりと、ちょっといつもとは違いますが、それでもやはり夏は夏。
県をまたいでの移動も規制がなくなりましたから、旅行に行かれる方も多いことでしょう。
普通、旅行となるとそれなりに観光地に出向きますよね。
そうなると当然、密が起こります。
ですから、この夏は旅行に行くにしても、人気の少ないところとかどうですか?
って人気の少ないところってどこやねんって感じですが、ベタな観光地は危険かもねぇ…。
そういう点で言うと、京都もベタな観光地ではありますが、祇園祭を早々に中止にしたりして、対策は取ってるようです。
京都で言うと、お寺が有名ですが、今年のおすすめは、超メジャーな社寺仏閣は敬遠し、穴場的なお寺を巡る旅なんてどうですかね。
ほんと、京都は凄まじい数のお寺があります。
こういった穴場を巡るのも面白いと思いますよ。
てな感じで、今日もネタに入っていきましょう。
今日のネタはアメリカの研究で、人間の「眼球」を調べると、その人の老化速度が判別でき、生物学的年齢が分かるってお話しでもしてみたいと思います。
昔から「目は心の窓」だとか、「目は口ほどに物を言う」などなど、目にまつわることわざは多く存在するのは、目に様々な変化が現れるからに他なりません。
人間には生きた年数を数えた年齢というものがありますが、それは必ずしも生物学的年齢とは一致しません。
生物学的年齢とは、老化速度を加味したものですね。
ボストン大学医学部(アメリカ)の研究チームが開発したアイスキャナーを使えば、眼球に含まれるタンパク質を検出し、そこから生物学的な年齢を診断することができるそうなんです。
こんなん調べて、実年齢より、生物学的年齢がとんでもなく上だったら、結構ショックやん。
よくある、「お肌年齢」とか、「血管年齢」とかも、実年齢より老けてたら凹みますよねぇ…。
当たり前ですが、同年同月同日に生まれた2人の人間は当然同じ年齢となります。
ですが老化の速度には個人差があり、生物としての体の若さは必ずしも同じではないのは薄々感ずいてますよね。
同い年でも妙に元気なヤツもいれば、なんだかジジイやなぁって感じるヤツもいます。
もちろん、見た目にも左右されますが、基礎的な体力だったりはこの生物学的年齢と大きく関係があるでしょう。
人間の寿命は、「遺伝子的要因」や「環境要因」に左右されますが、生物学的な老化の速さ、つまり「老化速度」によっても大きく左右されていると考えられます。
これが先天的に決まってるのなら、「老化速度」が速ければ速いほど、早く老けるってことじゃないの。
たとえば、2016年の研究では、1万3000人以上から採取した血液のゲノム配列を調べ、ゲノムの中のエピジェネティックな変化(DNAの配列の変化をともなわない、遺伝子や細胞表現型の変化)が老化速度に関係しているらしいことをつきとめています。
その研究によれば、老化速度が最も速い上位5%の人たちは、あらゆる年齢層において死亡率が50%高かったという悲しい結果が出ています。
たとえば、AさんとBさんという60歳の男性が2人いたとして、Aさんの生物学的老化速度は上位5%、Bさんは下位5%で比べます。
また、環境要因として、どちらもかなりストレスの多い暮らしを送っており、しかもタバコを吸う習慣もあるそうです。
この場合、その後10年でBさんが死亡する確率は46%であるのに対して、Aさんはそのほぼ5割増の76%にも上るそうです。
生物学的な老化速度の違いが、いかに大きな影響を与えているかが分かります。
これまで、こうした生物学的年齢を正確に把握するのは、それをはっきり特定できる単一のマーカーや非侵襲的な方法がなく難しいとされてきました。
今回発表されたのは、それを手軽に診断する方法で、ボストン大学の研究チームが注目したのは、「長寿命タンパク質」というものでした。
このタンパク質は胎児の頃に発現するのですが、それ以降、一生にわたって分子レベルで変異が生じ続けます。
そのため、蓄積された変異を測定すれば、生物学的な年齢を推定できるのそうなんです。
このタンパク質は、心臓や脳、腱や軟骨などに発現していますが、都合がいいことに目の水晶体にもあるそうなんです。
この部分なら「準弾性光散乱」を利用することで、光学的にそこに生じた変異の数を調べることができるだろうって事で、開発されたアイスキャナーは、それを利用したものなんです。
このアイスキャナーなら、簡単かつ素早く診断が可能で、人体を傷つける必要もありません。
将来的には、病院などで生物学的年齢を診断し、それに基づいて治療計画などを立てるといった使い方もできるだろうとのことです。
でもなぁ…
あまり知りたくないかもしれません。
わたくし的には…
なんか、寿命を突きつけられてるみたいで嫌じゃないですか?
もちろん、これだけで寿命が決定するわけではないでしょうけど、生物である以上、この数値には意義があり過ぎます。
わたくし院長、自分ではこの「老化速度」かなり遅いんではないかと勝手に思っております。
精神年齢も成長してませんし(笑)
あと、わたくしのように、「自分は若い」と自己暗示をかけてしまうのも、結果的に老化速度を遅らせてるんではないかと思っとるんですが…。
もし、このアイスキャナーで、眼球を診断する機会があれば、やっぱり診断して貰うとは思いますけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院