弘泉堂鍼灸接骨院
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(172)サンデーイルネス(仮)チックについて
2020年06月14日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

6月14日のサンデーイルネスでございます。

6月も半ばまできましたね。

梅雨が明けるのが、大体7月の半ばあたり、ちょうど祇園祭の頃ですから、後1ヶ月ってトコですな。

にしても、蒸し暑いですなぁ〜。

ジメジメとした暑さと、マスクの苦しさが相まってもう、軽い地獄だな(笑)

湿度のせいでここまで暑いのか、暑いから暑いのか…

暑いから暑いのなら、これから灼熱地獄がくるわけですから、もうマスクは無理かもなぁ(笑)

世間じゃ、コロナ禍も緊急事態宣言が解除され、徐々に日常生活が戻りつつあります。

つまりそれだけ、感染する確率がまた上がるわけですね。

これ、検査をもっと頻繁にやってれば、そうはならないと思うんですけど、いかんせん検査数が少なすぎるため、症状無しの感染者が潜んでいた場合、知らず知らずのうちに感染します。

で、感染した人も無症状だった場合、その人も知らず知らずのうちに感染させていきます。

こういう人が、そこいらにウジャウジャいたら、そりゃこの日常に戻るって行為自体が危険な賭けですよねぇ…。

そういう状況なだけに、やはりマスクは必需品なわけで、この暑さと共存していくしかありません。

いやー。

キツイわ(笑)

それでなくても、夏は苦手なんですよね。

暑いと集中力が切れちゃうタイプなんで、ちょっと寒い位がちょうどいいんですがねぇ。

今年は、これからの梅雨をまず乗り切り、少し湿度が下がりますが、気温が上がる夏を乗り切らないといけません。

夏って、基本的にちょっと浮かれるじゃないですか。

開放的になると言うか…。

この夏に限っては、そういう気の緩みがクラスターを生みますから、ほんと気を引き締めないとね。

ここである程度低い水準を保たないと、秋〜冬はそれでなくてもインフルエンザなんかも出だしますし、そうなると風邪症状、発熱症状、コロナか!?ってだけで、病院はてんやわんやになりますしね。

そこへもってきて、一人でもコロナが出たら、もうパニックですよ。

インフルだの風邪だのが大流行する冬場にクラスターがきたら、ほんとにヤバいんで、何とかこの梅雨〜夏で歯止めをかけなきゃね。

ってことで、今日も本題に入っていきましょう。

今日のイルネス辞典は、「チック」について解説していきたいと思います。

どんな病気かと言いますと、チックは、体の一部あるいは全身が不随意(ふずいい)に瞬間的に動いてしまう病気です。

てんかんなどと違い、意識を失うことはありません。

瞬間的に声が出てしまうこともあります。

チックは、一過性チック、慢性チックとトゥーレット症候群ってのの3つに分類されます。

チックが1年以内に治まってしまうものを一過性チック、1年以上続くものを慢性チックと分類します。

体のチックに加えて声の出てしまう音声チックが1年以上続くものをトゥーレット症候群と呼びます。

どの場合も、初発年齢は7〜9歳頃と言われています。

ま、小学校の低学年ってトコですね。

では原因なんですが、これが原因は不明です。

脳波やCT、血液検査では、基本まったく異常は見当たりません。

トゥーレット症候群には親子や兄弟でともになることがあり、遺伝が関係している場合もあると考えられています。

症状として、多くは目をぱちぱちさせる、口をゆがめる、首をふるといった小さな運動ですが、ジャンプしたり、体全体を揺り動かすような大きな動きのこともあります。

また咳払いや舌打ちがチックの症状である場合もあります。

声が出る場合には、単純な声を出す場合もありますが、汚言症(おげんしょう)といって汚い言葉が出てしまうこともあるそうです。

チックの症状は、本人の意思に関わりなく(不随意に)現れます。

精神的緊張があると起こりやすく、また、ある程度起こらないようにコントロールできる場合もあります。

チックはそれ自体に苦痛はありませんが、人の前で起こると社会的に不都合な場合が多く、そうしたことが本人にとって大きな精神的苦痛になりえます。

トゥーレット症候群では、身体的なチックに加えて、汚言症などの音声チックが起こりやすく、社会生活上大きな支障になります。

また、注意欠如多動性(ちゅういけっじょたどうせい)障害や強迫性(きょうはくせい)障害などを一緒に発症させることが多く、社会適応が困難になることがしばしばあります。

治療の方法としましては、ある程度は、気持ちをコントロールすることでチックを減らすことができることがあります。

まわりから注意すると精神的緊張のためにかえってチックが多くなる傾向があるようです。

向精神薬(ハロペリドール、リスペリドン、ピモジド)の服用で症状を軽快させることができます。

この疾患は、子供が成長するにつれ自然と治っていく場合もありますが、少しのきっかけで悪化することもあり、非常にデリケートなものです。

気付かれたら、早めに専門医にご相談下さい。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。


020614


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