猫たちのソーシャルディスタンス
2020年05月28日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
5月28日の木曜日でございます。
5月も残り3日となり、徐々に梅雨感が増してきました。
気温も上昇してますし嫌な季節が来ますよねぇ。
6月ってなんだかジューンブライドとかいって結婚式向けの月間みたいに言われてる部分はあるんですが、これ、もともとヨーロッパ発祥ですし、ヨーロッパでは乾季に入り爽やかな季節なんですよね。
つまり、日本向けの結婚式シーズンではないわけで、ただただ鬱陶しい6月ってことですな。
もうすぐそんな季節がやってきますが、この時期は非常に体調もすぐれません。
おまけに今年はコロナもまだどうなるか分からない状況での6月入りですから、なかなかうーんな感じですね。
雨だけに心も晴れないって感じですが、まぁあと1ヶ月は仕方ありません。
そしてコロナ。
まだまだ予断を許さぬ状況のはずなんですが、もう危機は脱したかのように徐々に人々の危機感が薄れていってるのが分かります。
まぁ、いつまでも緊張感は続かないよねぇ…。
てことで、今日はそんな緊張感を和らげまくってしまう、コロナ禍ならではのお話しでも一ついってみましょう。
フィリピンでのお話しなんですが、ソーシャルディスタンス用の印に、猫が吸い寄せられてるってお話しです。
猫には不思議な習性が多々あり、そのミステリアスな部分が一部の猫マニアを魅了してやまないわけなんですが、その習性の1つに、丸っぽく囲まれた部分があればそこにしっぽり入り込むというものがあります。
もちろん、箱や袋があればもれなく中に入ろうとします。
ですが、こういった「印」にも反応するんですねぇ。
この習性が以外な場所で発動されたようで、現在フィリピンでは、ソーシャルディスタンスを確保するため、スーパーマーケットの前に白い円形のマークが描かれています。
ま、スーパーマーケットっつっても露店なんですがね。
この露店ってトコがみそなんですが、本来の目的は当然ながら、この円の中にいれば前後の人と一定の距離が保てるという目印なわけですが、これに真っ先に反応したのは人間ではなく猫だったってお話しです。
はからずも猫転送装置となってしまい、猫たちが円の中に次々と召喚されてしまったんですよ(笑)
これ。
もう、そこに置いたみたいでしょ?(笑)
これはマニラのケソン・シティにある「Holy Spirit」というスーパーマーケットの前の様子を撮影したものなんだそうですが、なんと買い物に来た客が社会的距離を維持するためにと店側が地面にペイントした円形のマークの中に、野良猫たちがしっぽりと入り座っているではないですか。
しかも猫たちはきちんと1匹につき1つのマークを利用しており、社会的距離を守っているところがまたかわいいではないですか。
こうなると、なぜ猫は囲いの中に入ってしまうのだろうって疑問が当然湧くわけですが、いくつかの仮説はありますが、ある猫行動学の専門家によると、昔から備わっている猫の生存本能によるものだということのようです。
箱の中に入ったり、狭い場所を好んだり、囲いの中で落ち着いたりする行動は、ネコ科の多くに見られる行為であり、猫が自然の中で囲まれた空間に引き寄せられるという事実に関係しているということのようです。
専門家によると、自然の中で猫は、捕食者から逃げるために切り分けられた木の切り株に隠れたり、同時に切り株に身を隠して獲物を待ち伏せしたりします。
また2014年の調査では、保護シェルターにいる猫は短期間でも中に隠れるための箱が与えられていると、安心してストレスが軽減することが判明しています。
つまり猫の安全を保つ本能的行動は、隠れる行動にも繋がっているという。ことのようなんですね。
そうした事実から、猫にとっては、箱の中はもちろん、例え描かれた円であっても、囲まれた輪に身を置くと、安心で安全な感覚が得られるんではないかということなんです。
とは言えまだ猫の生態は完全に解明されていませんし、さらに猫は個体差も大きいので、囲いに入るのが好きではない個体も存在するそうです。
ですが猫世界では、90センチ〜2メートルほどの距離を互いに置くことが快適な社会的距離らしく、もちろん、仲が悪い猫同士であれば、更にその距離は開くし、仲良しならば距離は縮まると言われています。
今回の猫収監写真は、猫たちが我々に、常に社会的距離を保つ重要性を教えてくれたのかもしれませんねぇ。
ま、人間社会でもスーパーなどのレジ前に最近じゃ、必ずラインなんかが引いてあり、前の人との距離を保つよう促されてますが、猫ほど守ってないよね(笑)
つまり、猫は人間よりルールを順守するってことなのかもしれませんねぇ。
この画像を見て、猫に負けないようソーシャルディスタンスは守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月28日の木曜日でございます。
5月も残り3日となり、徐々に梅雨感が増してきました。
気温も上昇してますし嫌な季節が来ますよねぇ。
6月ってなんだかジューンブライドとかいって結婚式向けの月間みたいに言われてる部分はあるんですが、これ、もともとヨーロッパ発祥ですし、ヨーロッパでは乾季に入り爽やかな季節なんですよね。
つまり、日本向けの結婚式シーズンではないわけで、ただただ鬱陶しい6月ってことですな。
もうすぐそんな季節がやってきますが、この時期は非常に体調もすぐれません。
おまけに今年はコロナもまだどうなるか分からない状況での6月入りですから、なかなかうーんな感じですね。
雨だけに心も晴れないって感じですが、まぁあと1ヶ月は仕方ありません。
そしてコロナ。
まだまだ予断を許さぬ状況のはずなんですが、もう危機は脱したかのように徐々に人々の危機感が薄れていってるのが分かります。
まぁ、いつまでも緊張感は続かないよねぇ…。
てことで、今日はそんな緊張感を和らげまくってしまう、コロナ禍ならではのお話しでも一ついってみましょう。
フィリピンでのお話しなんですが、ソーシャルディスタンス用の印に、猫が吸い寄せられてるってお話しです。
猫には不思議な習性が多々あり、そのミステリアスな部分が一部の猫マニアを魅了してやまないわけなんですが、その習性の1つに、丸っぽく囲まれた部分があればそこにしっぽり入り込むというものがあります。
もちろん、箱や袋があればもれなく中に入ろうとします。
ですが、こういった「印」にも反応するんですねぇ。
この習性が以外な場所で発動されたようで、現在フィリピンでは、ソーシャルディスタンスを確保するため、スーパーマーケットの前に白い円形のマークが描かれています。
ま、スーパーマーケットっつっても露店なんですがね。
この露店ってトコがみそなんですが、本来の目的は当然ながら、この円の中にいれば前後の人と一定の距離が保てるという目印なわけですが、これに真っ先に反応したのは人間ではなく猫だったってお話しです。
はからずも猫転送装置となってしまい、猫たちが円の中に次々と召喚されてしまったんですよ(笑)
これ。
もう、そこに置いたみたいでしょ?(笑)
これはマニラのケソン・シティにある「Holy Spirit」というスーパーマーケットの前の様子を撮影したものなんだそうですが、なんと買い物に来た客が社会的距離を維持するためにと店側が地面にペイントした円形のマークの中に、野良猫たちがしっぽりと入り座っているではないですか。
しかも猫たちはきちんと1匹につき1つのマークを利用しており、社会的距離を守っているところがまたかわいいではないですか。
こうなると、なぜ猫は囲いの中に入ってしまうのだろうって疑問が当然湧くわけですが、いくつかの仮説はありますが、ある猫行動学の専門家によると、昔から備わっている猫の生存本能によるものだということのようです。
箱の中に入ったり、狭い場所を好んだり、囲いの中で落ち着いたりする行動は、ネコ科の多くに見られる行為であり、猫が自然の中で囲まれた空間に引き寄せられるという事実に関係しているということのようです。
専門家によると、自然の中で猫は、捕食者から逃げるために切り分けられた木の切り株に隠れたり、同時に切り株に身を隠して獲物を待ち伏せしたりします。
また2014年の調査では、保護シェルターにいる猫は短期間でも中に隠れるための箱が与えられていると、安心してストレスが軽減することが判明しています。
つまり猫の安全を保つ本能的行動は、隠れる行動にも繋がっているという。ことのようなんですね。
そうした事実から、猫にとっては、箱の中はもちろん、例え描かれた円であっても、囲まれた輪に身を置くと、安心で安全な感覚が得られるんではないかということなんです。
とは言えまだ猫の生態は完全に解明されていませんし、さらに猫は個体差も大きいので、囲いに入るのが好きではない個体も存在するそうです。
ですが猫世界では、90センチ〜2メートルほどの距離を互いに置くことが快適な社会的距離らしく、もちろん、仲が悪い猫同士であれば、更にその距離は開くし、仲良しならば距離は縮まると言われています。
今回の猫収監写真は、猫たちが我々に、常に社会的距離を保つ重要性を教えてくれたのかもしれませんねぇ。
ま、人間社会でもスーパーなどのレジ前に最近じゃ、必ずラインなんかが引いてあり、前の人との距離を保つよう促されてますが、猫ほど守ってないよね(笑)
つまり、猫は人間よりルールを順守するってことなのかもしれませんねぇ。
この画像を見て、猫に負けないようソーシャルディスタンスは守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院