人造ラットとか。
2020年05月22日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
5月22日の金曜日でございます。
だんだん気温も上がり、湿度も高めになってきてますねぇ。
ちょっと前は暑くても爽やかだった気がしますが、やはり湿度ってヤですねぇ。
この湿度と高温で、コロナも少々元気を失くしてくれたらいいんですが、昨日も緊急事態宣言の一部解除がありました。
近畿3県が解除って事で、我が街京都も解除されました。
この解除基準の直近1週間の、10万人当たりの感染者数、0.5人以下ってのも、1週間の目安やもんねぇ…。
なんか微妙な気もするんですが、まぁいつかは解除しなきゃいけないわけですし、何らかの基準は必要なんでしょうけどね。
そして、もうすぐ5月末もきますし、ここで全国解除ってな運びになりそうな気配ですが、まだまだ油断は禁物ですよね。
ってのは、全員分ってると思うんですが…
それでも油断しちゃうから、交通事故は絶対無くならないわけで、やはりコロナも完全収束にはまだまだ時間がかかるでしょう。
一部専門家は、完全収束はしないなんて言ってる人もいるくらいですから、まぁ用心するに越したことはないですよね。
ってなコロナな日々ですが、今日も違うネタをいってみたいと思います。
今日のネタは、スウェーデンの研究で、人間の脳細胞をラットに移植し、ラットの脳機能のダメージ修復に成功したってな脳外科なお話しです。
損傷した脳神経を修復する治療ってのは、神経科学の研究者にとっては究極の目標の1つとされています。
まぁ、人間はとりあえず脳が守られてたら死なないって感じはありますもんね。
もちろん、これは誤りですが、それくらい脳って重要なパーツと考えられています。
損傷した脳を修復させる方法として、脳内の損傷や病変のある領域に幹細胞を移植するというやり方が提唱されています。
その実現にはいくつかの難題が立ちはだかっているんですが、この度ルンド大学(スウェーデン)の研究グループによって、有望な、それでいて奇妙な方法が編み出されたそうなんです。
今回の研究では、脳卒中でダメージを負ったラットの脳に幹細胞を移植し、運動能力や触覚を回復させることに成功したそうなんです。
ですが、今回のお話しのポイントはそれだけではなく、移植された幹細胞がただの幹細胞ではないんですね。
それは人間の皮膚から採取した細胞を再プログラムしたものだそうです、異種間の細胞移植で脳の結合が確認された世界初の事例となったわけなんです。
同大学などによる先行研究では、人間の脳細胞を脳に移植されたラットが、長い間生きていられることまでは確認されていました。
ですが、今回のようにして移植された細胞がラットの脳内できちんと結合し、失われた体の運動能力や感覚を回復させることができるのかは不明でした。
今回の実験では、人間の皮膚細胞からiPS細胞を作り、それを神経細胞に変化させたものを、脳卒中で複数の領域にダメージを負ったラットの大脳皮質に移植しました。
その結果、実際に神経回路が正しく結合していることが確かめられたとのことで、さらに移植細胞から細胞が移植されてない対側半球に繊維が伸びて、そこで結合したことも確認されたそうですから大したもんです。
将来的には、脳卒中で死んでしまった神経細胞を健康な細胞で置き換えるという治療も可能になるかもしれないといいますから、これは楽しみでもありますね。
研究グループは今後、移植細胞が脳の対側半球や記憶をはじめとする知的機能に与える影響、さらには副作用の可能性などをもっと詳しく調べていくってことです。
今まで死んでしまった神経細胞が復活することは難しかったわけですが、この研究がうまくいけばそれも可能になるでしょう。
それより、わたくし院長的に、ラットに人間の脳細胞を移植したって部分に、ひどく違和感を感じます。
何となくですが、人間にこれだけの知能が備わってるのは、やはり脳の発達のおかげだと思います。
それを、他の動物に移植とかこのラットは今後どうなるんでしょうねぇ…。
そのうち、しゃべりだしたりしませんかね(笑)
これ、ラットだからまぁ、そこまでのことは起らないでしょうけど、もしチンパンジーに人間の脳を移植したらどうなるでしょう…
ひょっとして、人間並みの知能を持ち、なおかつチンパンジー運動能力も持つなんてスーパーサルが出来上がったら大変じゃないっすか(笑)
あと、最終的には当然ながら、人間の治療に役立てるわけですが、もし脳の情報まで移植されるようなことがあったら…
完全にSFな発想ですが、例えば、脳細胞の提供元の人の記憶がそのまま移植されてしまうとか、なんかよくない事が起こりそうに感じるのは、わたくしだけでしょうか。
これも何となくですけど、脳ってやはりすごく繊細でしかも神聖なもんって気がしますし、あんまりいじんない方がいいんじゃないのかなぁと…。
とか、わたくしが言うてても、研究者は日夜研究を続けるわけですから、そのうち脳神経の再生にも成功するかもしれません。
ま、わたくし院長の生きてるうちは大丈夫でしょうけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月22日の金曜日でございます。
だんだん気温も上がり、湿度も高めになってきてますねぇ。
ちょっと前は暑くても爽やかだった気がしますが、やはり湿度ってヤですねぇ。
この湿度と高温で、コロナも少々元気を失くしてくれたらいいんですが、昨日も緊急事態宣言の一部解除がありました。
近畿3県が解除って事で、我が街京都も解除されました。
この解除基準の直近1週間の、10万人当たりの感染者数、0.5人以下ってのも、1週間の目安やもんねぇ…。
なんか微妙な気もするんですが、まぁいつかは解除しなきゃいけないわけですし、何らかの基準は必要なんでしょうけどね。
そして、もうすぐ5月末もきますし、ここで全国解除ってな運びになりそうな気配ですが、まだまだ油断は禁物ですよね。
ってのは、全員分ってると思うんですが…
それでも油断しちゃうから、交通事故は絶対無くならないわけで、やはりコロナも完全収束にはまだまだ時間がかかるでしょう。
一部専門家は、完全収束はしないなんて言ってる人もいるくらいですから、まぁ用心するに越したことはないですよね。
ってなコロナな日々ですが、今日も違うネタをいってみたいと思います。
今日のネタは、スウェーデンの研究で、人間の脳細胞をラットに移植し、ラットの脳機能のダメージ修復に成功したってな脳外科なお話しです。
損傷した脳神経を修復する治療ってのは、神経科学の研究者にとっては究極の目標の1つとされています。
まぁ、人間はとりあえず脳が守られてたら死なないって感じはありますもんね。
もちろん、これは誤りですが、それくらい脳って重要なパーツと考えられています。
損傷した脳を修復させる方法として、脳内の損傷や病変のある領域に幹細胞を移植するというやり方が提唱されています。
その実現にはいくつかの難題が立ちはだかっているんですが、この度ルンド大学(スウェーデン)の研究グループによって、有望な、それでいて奇妙な方法が編み出されたそうなんです。
今回の研究では、脳卒中でダメージを負ったラットの脳に幹細胞を移植し、運動能力や触覚を回復させることに成功したそうなんです。
ですが、今回のお話しのポイントはそれだけではなく、移植された幹細胞がただの幹細胞ではないんですね。
それは人間の皮膚から採取した細胞を再プログラムしたものだそうです、異種間の細胞移植で脳の結合が確認された世界初の事例となったわけなんです。
同大学などによる先行研究では、人間の脳細胞を脳に移植されたラットが、長い間生きていられることまでは確認されていました。
ですが、今回のようにして移植された細胞がラットの脳内できちんと結合し、失われた体の運動能力や感覚を回復させることができるのかは不明でした。
今回の実験では、人間の皮膚細胞からiPS細胞を作り、それを神経細胞に変化させたものを、脳卒中で複数の領域にダメージを負ったラットの大脳皮質に移植しました。
その結果、実際に神経回路が正しく結合していることが確かめられたとのことで、さらに移植細胞から細胞が移植されてない対側半球に繊維が伸びて、そこで結合したことも確認されたそうですから大したもんです。
将来的には、脳卒中で死んでしまった神経細胞を健康な細胞で置き換えるという治療も可能になるかもしれないといいますから、これは楽しみでもありますね。
研究グループは今後、移植細胞が脳の対側半球や記憶をはじめとする知的機能に与える影響、さらには副作用の可能性などをもっと詳しく調べていくってことです。
今まで死んでしまった神経細胞が復活することは難しかったわけですが、この研究がうまくいけばそれも可能になるでしょう。
それより、わたくし院長的に、ラットに人間の脳細胞を移植したって部分に、ひどく違和感を感じます。
何となくですが、人間にこれだけの知能が備わってるのは、やはり脳の発達のおかげだと思います。
それを、他の動物に移植とかこのラットは今後どうなるんでしょうねぇ…。
そのうち、しゃべりだしたりしませんかね(笑)
これ、ラットだからまぁ、そこまでのことは起らないでしょうけど、もしチンパンジーに人間の脳を移植したらどうなるでしょう…
ひょっとして、人間並みの知能を持ち、なおかつチンパンジー運動能力も持つなんてスーパーサルが出来上がったら大変じゃないっすか(笑)
あと、最終的には当然ながら、人間の治療に役立てるわけですが、もし脳の情報まで移植されるようなことがあったら…
完全にSFな発想ですが、例えば、脳細胞の提供元の人の記憶がそのまま移植されてしまうとか、なんかよくない事が起こりそうに感じるのは、わたくしだけでしょうか。
これも何となくですけど、脳ってやはりすごく繊細でしかも神聖なもんって気がしますし、あんまりいじんない方がいいんじゃないのかなぁと…。
とか、わたくしが言うてても、研究者は日夜研究を続けるわけですから、そのうち脳神経の再生にも成功するかもしれません。
ま、わたくし院長の生きてるうちは大丈夫でしょうけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院