暑い1月。
2020年03月05日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月5日の木曜日でございます。
日々、春に近づく今日この頃ですが、まだ寒い時は寒いよね。
とは言え、今年は本当に暖冬でしたから、ちょっと冷える日が逆にすんごく寒く感じたりします。
寒いのも続くと慣れてきますしねぇ。
そこまで寒い日が続くこともなかったですし寒さのピークもあったんだか、なかったんだかみたいな感じです。
で、それを裏付けるようなデータが発表されました。
それによると、地球温暖化は予測よりも早く進行しているようなんです。
先月の13日に、米国海洋大気庁（以下NOAA）の環境情報センターが発表した記録データによると、今年の1月は過去141年間で、最も暑い1月だったそうなんです。
過去の最高暖冬記録としては2016年1月が一番新しいそうなんですが、2020年1月の記録はそれを0.02度上回ったということです。
NOAAは、2020年1月は過去141年の観測記録において、これまでで最も温暖な1月だったと発表、今年1月の世界の陸地と海洋の表面温度の平均気温は、20世紀のそれらの平均を1.14度上回り、2016年1月の過去最高記録から更に0.02℃高い気温が記録されました。
NOAAが公開した世界地図を見ると、温度が上昇したエリアは赤、低下したエリアは青で示されているが、地球の大半が赤く色づけされていることが確認できます。
ちなみにツイッターに投稿されてる画像がこれです。
もう、世界中が夕焼けみたい（笑）
今回、最大の気温上昇が確認された地域は、ロシアやスカンジナビア、カナダ東部あたりですが、対照的にアラスカ州とカナダ西部では気温が低下し、今年の1月は実際に22か月連続で平均気温を下回った最初の月となったそうです。
この現象にも色々わけがあるようなんですが、とにかく温暖化が進行するとともに、気候や気温の変化も著しく、2010〜2019年の10年間は「観測史上最も暑い10年」となり、更に2019年は「観測史上2番目に暑い年」を記録したそうです。
暖冬のみで言えば2016年以降最も温暖な1月が発生している他、これまでの1月の暖冬記録トップ10は全て2002年以降に発生しており、この流れから見ても気温上昇は近年だけの傾向ではないのは明らかです。
これまでの観測記録のうち、2019年よりも気温が高かったのは、エルニーニョ現象による異常気象が発生した2015年と2016年だけという発表もあります。
過去1681か月のデータを比較すると、2015年12月、2016年2月と3月の3か月は、気温が正常値を上回っていました。
これは、熱帯太平洋でエルニーニョ現象が発生し、一時的に地球を自然に加熱する働きが発生したことを示しています。
しかしそれ以外の年の暖冬は、エルニーニョ現象ではなく、化石燃料の消費や、その結果として生じる温室効果ガスの影響が温暖化に起因していると研究を重ねる科学者らは示唆しているわけですね。
従って、今後数年間で更に記録的な暖かい月の数の増加が予想されると伝えられています。
そして暖かくなるとさらに問題になるのが、北極の氷ですな。
北極の海氷面積は1981年〜2010年の平均面積を5.3％（77万平方キロメートル）下回った1360万平方キロメートルとなり、南極の海氷面積は1981年〜2010年の平均面積を9.8％（49万平方キロメートル）下回った450万平方キロメートルをそれぞれ記録しました。
また、NOAAの科学者による統計分析では、2020年2月は世界で最も記録的な暖冬トップ5に入ると予測されているということです。
また、南極のシーモア島では2月13日、観測史上最高となる20.75度の気温が観測されました。
南極の気温が20度を超えたのは観測史上初めてだということですから、そりゃ氷も溶けますわな。
雪が解けて川になって流れていくのが春なんですが、これらの氷が溶けてしまう事によりおこる現象は地球規模でヤバいです。
海水面が上昇してしまう事も問題ですが、暖かい冬ってだけでは済まされないものがありますしね。
そう、夏の暑さがこれまた尋常じゃなくなってくるわけですよ。
このまま気候変動が続く限り、気温や気候の最高記録が短期で更新され続けることになるだろうと研究者は考えていますし、気温上昇が続くと、いずれは世界の14%の人々が猛暑で危険にさらされる可能性があるとNOAAは示唆しているんです。
2020年の冬が一番「暖か」かったなら…
当たり前のように、2020年の夏も一番「暑い」夏になるでしょうね。
そして、年々暖冬傾向が進み、それと共に酷暑が訪れるわけで、これが進めばどうなるかは想像できますよ。
結構、ヤバイとこまできてるって、みんながもっと思わないとねぇ…。
とは言え、一個人がなにかに気付いたところで、なにがどう変わるわけではありません。
もっと国をあげて対策案を打ち出さないとダメな気がするんですけどどうなんでしょう。
このままいったら、100年後は大丈夫でも、1000年後の未来はない気がします。
ま、わたしゃ死んでるからいいんですけど…
って考えが一番アカンよね（笑）
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月5日の木曜日でございます。
日々、春に近づく今日この頃ですが、まだ寒い時は寒いよね。
とは言え、今年は本当に暖冬でしたから、ちょっと冷える日が逆にすんごく寒く感じたりします。
寒いのも続くと慣れてきますしねぇ。
そこまで寒い日が続くこともなかったですし寒さのピークもあったんだか、なかったんだかみたいな感じです。
で、それを裏付けるようなデータが発表されました。
それによると、地球温暖化は予測よりも早く進行しているようなんです。
先月の13日に、米国海洋大気庁（以下NOAA）の環境情報センターが発表した記録データによると、今年の1月は過去141年間で、最も暑い1月だったそうなんです。
過去の最高暖冬記録としては2016年1月が一番新しいそうなんですが、2020年1月の記録はそれを0.02度上回ったということです。
NOAAは、2020年1月は過去141年の観測記録において、これまでで最も温暖な1月だったと発表、今年1月の世界の陸地と海洋の表面温度の平均気温は、20世紀のそれらの平均を1.14度上回り、2016年1月の過去最高記録から更に0.02℃高い気温が記録されました。
NOAAが公開した世界地図を見ると、温度が上昇したエリアは赤、低下したエリアは青で示されているが、地球の大半が赤く色づけされていることが確認できます。
ちなみにツイッターに投稿されてる画像がこれです。
もう、世界中が夕焼けみたい（笑）
今回、最大の気温上昇が確認された地域は、ロシアやスカンジナビア、カナダ東部あたりですが、対照的にアラスカ州とカナダ西部では気温が低下し、今年の1月は実際に22か月連続で平均気温を下回った最初の月となったそうです。
この現象にも色々わけがあるようなんですが、とにかく温暖化が進行するとともに、気候や気温の変化も著しく、2010〜2019年の10年間は「観測史上最も暑い10年」となり、更に2019年は「観測史上2番目に暑い年」を記録したそうです。
暖冬のみで言えば2016年以降最も温暖な1月が発生している他、これまでの1月の暖冬記録トップ10は全て2002年以降に発生しており、この流れから見ても気温上昇は近年だけの傾向ではないのは明らかです。
これまでの観測記録のうち、2019年よりも気温が高かったのは、エルニーニョ現象による異常気象が発生した2015年と2016年だけという発表もあります。
過去1681か月のデータを比較すると、2015年12月、2016年2月と3月の3か月は、気温が正常値を上回っていました。
これは、熱帯太平洋でエルニーニョ現象が発生し、一時的に地球を自然に加熱する働きが発生したことを示しています。
しかしそれ以外の年の暖冬は、エルニーニョ現象ではなく、化石燃料の消費や、その結果として生じる温室効果ガスの影響が温暖化に起因していると研究を重ねる科学者らは示唆しているわけですね。
従って、今後数年間で更に記録的な暖かい月の数の増加が予想されると伝えられています。
そして暖かくなるとさらに問題になるのが、北極の氷ですな。
北極の海氷面積は1981年〜2010年の平均面積を5.3％（77万平方キロメートル）下回った1360万平方キロメートルとなり、南極の海氷面積は1981年〜2010年の平均面積を9.8％（49万平方キロメートル）下回った450万平方キロメートルをそれぞれ記録しました。
また、NOAAの科学者による統計分析では、2020年2月は世界で最も記録的な暖冬トップ5に入ると予測されているということです。
また、南極のシーモア島では2月13日、観測史上最高となる20.75度の気温が観測されました。
南極の気温が20度を超えたのは観測史上初めてだということですから、そりゃ氷も溶けますわな。
雪が解けて川になって流れていくのが春なんですが、これらの氷が溶けてしまう事によりおこる現象は地球規模でヤバいです。
海水面が上昇してしまう事も問題ですが、暖かい冬ってだけでは済まされないものがありますしね。
そう、夏の暑さがこれまた尋常じゃなくなってくるわけですよ。
このまま気候変動が続く限り、気温や気候の最高記録が短期で更新され続けることになるだろうと研究者は考えていますし、気温上昇が続くと、いずれは世界の14%の人々が猛暑で危険にさらされる可能性があるとNOAAは示唆しているんです。
2020年の冬が一番「暖か」かったなら…
当たり前のように、2020年の夏も一番「暑い」夏になるでしょうね。
そして、年々暖冬傾向が進み、それと共に酷暑が訪れるわけで、これが進めばどうなるかは想像できますよ。
結構、ヤバイとこまできてるって、みんながもっと思わないとねぇ…。
とは言え、一個人がなにかに気付いたところで、なにがどう変わるわけではありません。
もっと国をあげて対策案を打ち出さないとダメな気がするんですけどどうなんでしょう。
このままいったら、100年後は大丈夫でも、1000年後の未来はない気がします。
ま、わたしゃ死んでるからいいんですけど…
って考えが一番アカンよね（笑）
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
