コーヒーブレイク
2016年03月04日 [ダイエットのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月4日金曜日。
今週もラストスパート、頑張りまっせー
では、今日はこのやるぞ!の前とか、休憩時に必ず登場するコーヒーのお話しでもしてみましょう。
朝起きて、まずコーヒーとか、職場についたらまずコーヒー、キリがついたらコーヒー。
って感じで、区切りや合間に登場するコーヒーですが、実際にやる気のスイッチが入るってお話はご存知ですか?
仕事面のやる気だけでなく、時には億劫になる運動に対しても、コーヒーで「ヤル気」を起すことができるというお話。
2016年もすでに3か月目突入ですが、今年の抱負に運動不足の解消という目標を掲げた人も、結構いるでしょ?
しかしお正月太りが話題になる時期を過ぎた今、ちょっとばかりモチベーションが落ちてきますよねぇ…
そうなんですよね。ダイエットにしても、エクササイズにしても、このモチベーションがうまくかからないと、絶対に続きません。
特に運動ですよね。ダイエットは痩せていけばそれがそのままモチベーションになりますが、運動は少々したって、いきなり何かが変わるわけではありません。
マラソン大会出場などの目標があれば日頃の運動の励みになるかもしれませんけどね。
実際、私のジム仲間のおじいさんに、京都マラソンが当たったからと、すごい毎日頑張ってらした方がいらっしゃいましたし…
でも、そんな特殊な目標は、なかなか設定できませんよね。
しかし、そんな中だるみの時期に嬉しい研究が発表されたようです。
ついつい億劫になりがちな日々の運動も、コーヒーを飲むと俄然ヤル気が沸き起こってくるという魔法のようなお話。
英・ケント大学のスポーツ運動科学部が行なった研究によれば、スポーツの練習計画にコーヒーを有効活用できることが指摘されてるんですって。
なんと、コーヒーを飲んでカフェインを摂取することで、「身体を動かすこと=億劫なこと」という認識が薄れてくるってことみたいなんですねぇ…
そもそも、必要に迫られない運動を億劫と感じることは、なるべく「省エネ」状態を保ち、「燃費」を抑えようとする「人体」にとっては、ごく自然な事なんです。
野生動物でもそう。
空腹という必要に迫られない限り、大人の動物は狩りなんかしませんし、なんなら一日中寝そべってます。
人間の運動もこれと一緒と言えるわけです。
しかし英・ケント大学のサミュエル・マルコラ教授によれば、カフェインによって運動が努力を伴うものであるという認識が薄らぎ、むしろ身体を動かしたい気分にもなるという。
ここまで言っちゃうと、ちょっと嘘っぽい(笑)ですが、何となくやる気スイッチを入れる材料として「コーヒー」を利用してる人は多いはず。
まぁ、このように人をヤル気にさせるなど、コーヒーには様々なポジティブな効能があるんですが、どうしてカフェインがこのような働きを見せるのか、実はこれまであまりよく分かってませんでした。
しかし最新の研究によって、コーヒーが身体に影響を及ぼすメカニズムが少し解明されつつあるんです。
どうも、その秘密はアデノシンという物質にあるようなんです。
細胞の中にあるアデノシン受容体と、体内で分泌される化学物質のアデノシンは、お互いに結びつくことで細胞間の情報伝達を行ないます。
その中でも興奮や覚醒状態を制御しているのがアデノシンA2a受容体というヤツです。
あ、専門的過ぎてややこしいので、名前は気にしなくていいです。アデノシンA2a受容体てのは要は、アデノシンを容れる入れ物みたいなもんだと考えてもらって大丈夫。
ですから、簡単に言うと、この入れ物(アデノシンA2a受容体)にアデノシンが入る事で、平静時の人間はあまり興奮することなく過ごすことが出来るわけです。
で、こっからなんですが、この入れ物(アデノシンA2a受容体)にアデノシンの代わりに、カフェインも入る事が出来るようだという事が分かってきたんですよ。
ということは、コーヒーを摂取することで、この入れ物(アデノシンA2a受容体)にカフェインが入り、普段は抑えられている興奮状態や覚醒状態が遮られることなく身体に現れてくるということになるそうな。
これは、カフェインの力というより、本来、入れ物(アデノシンA2a受容体)にアデノシンが入り、興奮を抑制していたのが、代わりにカフェインが入っちゃうから、興奮抑制出来ないと…
つまり、興奮、覚醒作用が出ちゃうって事になるわけです。
そして、興奮の抑制ができないから、血圧が上昇して代謝が促進され、眠気覚ましや疲労感の軽減、計算や記憶の効率化などにつながるってわけです。
もちろん、これは興奮抑制をさせなくするって事ですから、まぁあんまり好ましい状況ではないんですが、しかしこれからの研究次第では、「やる気のスイッチ」としてもっとカフェインがうまく利用できるかもしれません。
あと、ついでに…
興奮抑制を抑えるってことで、EDにも効果があるっていうか、カフェインを取る方がEDにはなりにくいって報告もあるらしいですよ(^^)
でも、何でも適量が大事ですから、興奮したいからと飲み過ぎちゃ、身体に毒ですからね(笑)
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月4日金曜日。
今週もラストスパート、頑張りまっせー
では、今日はこのやるぞ!の前とか、休憩時に必ず登場するコーヒーのお話しでもしてみましょう。
朝起きて、まずコーヒーとか、職場についたらまずコーヒー、キリがついたらコーヒー。
って感じで、区切りや合間に登場するコーヒーですが、実際にやる気のスイッチが入るってお話はご存知ですか?
仕事面のやる気だけでなく、時には億劫になる運動に対しても、コーヒーで「ヤル気」を起すことができるというお話。
2016年もすでに3か月目突入ですが、今年の抱負に運動不足の解消という目標を掲げた人も、結構いるでしょ?
しかしお正月太りが話題になる時期を過ぎた今、ちょっとばかりモチベーションが落ちてきますよねぇ…
そうなんですよね。ダイエットにしても、エクササイズにしても、このモチベーションがうまくかからないと、絶対に続きません。
特に運動ですよね。ダイエットは痩せていけばそれがそのままモチベーションになりますが、運動は少々したって、いきなり何かが変わるわけではありません。
マラソン大会出場などの目標があれば日頃の運動の励みになるかもしれませんけどね。
実際、私のジム仲間のおじいさんに、京都マラソンが当たったからと、すごい毎日頑張ってらした方がいらっしゃいましたし…
でも、そんな特殊な目標は、なかなか設定できませんよね。
しかし、そんな中だるみの時期に嬉しい研究が発表されたようです。
ついつい億劫になりがちな日々の運動も、コーヒーを飲むと俄然ヤル気が沸き起こってくるという魔法のようなお話。
英・ケント大学のスポーツ運動科学部が行なった研究によれば、スポーツの練習計画にコーヒーを有効活用できることが指摘されてるんですって。
なんと、コーヒーを飲んでカフェインを摂取することで、「身体を動かすこと=億劫なこと」という認識が薄れてくるってことみたいなんですねぇ…
そもそも、必要に迫られない運動を億劫と感じることは、なるべく「省エネ」状態を保ち、「燃費」を抑えようとする「人体」にとっては、ごく自然な事なんです。
野生動物でもそう。
空腹という必要に迫られない限り、大人の動物は狩りなんかしませんし、なんなら一日中寝そべってます。
人間の運動もこれと一緒と言えるわけです。
しかし英・ケント大学のサミュエル・マルコラ教授によれば、カフェインによって運動が努力を伴うものであるという認識が薄らぎ、むしろ身体を動かしたい気分にもなるという。
ここまで言っちゃうと、ちょっと嘘っぽい(笑)ですが、何となくやる気スイッチを入れる材料として「コーヒー」を利用してる人は多いはず。
まぁ、このように人をヤル気にさせるなど、コーヒーには様々なポジティブな効能があるんですが、どうしてカフェインがこのような働きを見せるのか、実はこれまであまりよく分かってませんでした。
しかし最新の研究によって、コーヒーが身体に影響を及ぼすメカニズムが少し解明されつつあるんです。
どうも、その秘密はアデノシンという物質にあるようなんです。
細胞の中にあるアデノシン受容体と、体内で分泌される化学物質のアデノシンは、お互いに結びつくことで細胞間の情報伝達を行ないます。
その中でも興奮や覚醒状態を制御しているのがアデノシンA2a受容体というヤツです。
あ、専門的過ぎてややこしいので、名前は気にしなくていいです。アデノシンA2a受容体てのは要は、アデノシンを容れる入れ物みたいなもんだと考えてもらって大丈夫。
ですから、簡単に言うと、この入れ物(アデノシンA2a受容体)にアデノシンが入る事で、平静時の人間はあまり興奮することなく過ごすことが出来るわけです。
で、こっからなんですが、この入れ物(アデノシンA2a受容体)にアデノシンの代わりに、カフェインも入る事が出来るようだという事が分かってきたんですよ。
ということは、コーヒーを摂取することで、この入れ物(アデノシンA2a受容体)にカフェインが入り、普段は抑えられている興奮状態や覚醒状態が遮られることなく身体に現れてくるということになるそうな。
これは、カフェインの力というより、本来、入れ物(アデノシンA2a受容体)にアデノシンが入り、興奮を抑制していたのが、代わりにカフェインが入っちゃうから、興奮抑制出来ないと…
つまり、興奮、覚醒作用が出ちゃうって事になるわけです。
そして、興奮の抑制ができないから、血圧が上昇して代謝が促進され、眠気覚ましや疲労感の軽減、計算や記憶の効率化などにつながるってわけです。
もちろん、これは興奮抑制をさせなくするって事ですから、まぁあんまり好ましい状況ではないんですが、しかしこれからの研究次第では、「やる気のスイッチ」としてもっとカフェインがうまく利用できるかもしれません。
あと、ついでに…
興奮抑制を抑えるってことで、EDにも効果があるっていうか、カフェインを取る方がEDにはなりにくいって報告もあるらしいですよ(^^)
でも、何でも適量が大事ですから、興奮したいからと飲み過ぎちゃ、身体に毒ですからね(笑)
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院