燃え尽きたぜ。真っ白な灰によぉ(笑)
2020年02月10日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月10日の月曜日でございます。
2月も早いもんで、1/3が終わりましたがな。
暦の上では、立春も過ぎたわけで春に近づいていくはずなんですが、まだまだ寒いやね。
ま、今が寒さのピークでしょうし、もうそろそろ少しはマシになっていってくれるかねぇ…。
今年は暖冬で、そこら中で雪不足とか言ってますし、なんだか急にドカッと降りそうな気もしないではないですが、なんとかそれだけはやめて欲しい。
雪が降ると我々普通人は、それだけですべてが止まってしまいます。
まず、車が走れない、バスも走れない、電車止まるとなるともう完全にダメっすからね。
自然に対して、なんと無力な事かと、雪が降ればいつも思います。
ま、もともと雪国とかなら話は別なんでしょうけどね。
ってことで、雪が降らない事を願いながら、今日も元気にネタにいきましょう。
雪と言えば、白。
白と言えば白髪ってことで、今日は白髪についてのお話でもいってみようかと思います。
わたくし院長、最近になって少々白髪が気になるようにはなってきましたが、比較的歳の割りには少ない方です。
が、これは必ずしも年齢に比例して出るものではありませんし、わたくし院長が思うに遺伝的な要素も少ないんじゃないかと思うんですよ。
というのも、わたくし院長の甥っ子なんかは、まだ20代だっちゅうのに、結構なロマンスグレーだったりするんですよね。
で、昔からストレスにより白髪が増えるということはよく言われているんですが、これは本当なんでしょうか?
わたくし世代のおっさんだと、伝説の漫画「あしたのジョー」で、主役のジョーが最後の試合で、精根尽き果て試合終了と共に、白髪になるってなシーンが思いだされたりします。
さすがにストレスとは言え、一瞬で白髪に早変わりということまではないそうなんですが、確かにストレスを与えることにより、白髪が増えるのは事実なんだそうです。
ではどうしてストレスで白髪になるのでしょう?
米ハーバード大学の研究グループはマウスを使った動物実験で、その科学的メカニズムを解明したんだそうですよ。
ストレスが交感神経に「闘争・逃走反応」を引き起こし、それによって化学物質が放出され、メラニン色素を作り出す幹細胞を減少させてしまうのだとか…
同グループは、ストレスと白髪の関係を解明するために、マウスにストレスを与えて、それが被毛の色に与える影響を観察するという実験を行ないました。
ストレスによって白髪が増える理由としてまず疑われたのは、ストレスのせいで免疫が色素細胞に攻撃を仕掛けるようになるという可能性です。
しかし、免疫細胞を持たないマウスもやはり白髪になったことから、この線は除外されました。
次の可能性は、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールですが、コルチゾールを持たないマウスにも白髪が生えてきたことから、こちらもやはり違うことが確認されたとさ。
そしてたどり着いた答えが、「交感神経」を構成する一連の神経だということです。
交感神経系には、ストレスに反応して闘争・逃走反応を引き起こし、体に行動の準備をさせる役割があるんですが、じつは皮膚の「毛包」にもつながっており、ここにダメージを与えていたようなんですね。
毛包の「毛隆起(バルジ)」という部位にはさまざまな細胞に変化できる「幹細胞」があります。
髪の毛の色素を作り出す「メラニン細胞」は、この幹細胞が変化したものなんだそうですよ。
で、マウスの実験では、ストレスを受けた交感神経が「ノルアドレナリン」というホルモンを毛包に放出することが判明、すると最初はたくさんの幹細胞がメラニン細胞に変化していたのが、しばらくすると毛包から流れ出して壊れてしまうそうなんです。
こうなると、毛包内で髪が成長しようとしても、色素を作り出す幹細胞が不足してしまい、白髪になって生えてしまうということなんだそうです。
なお、ストレスだけではなく、年齢を重ねても白髪は増えるものですが、こちらにも似たようなメカニズムが関与しているのではと研究グループは睨んでいます。
メラニン細胞になる幹細胞のストレスと、老化に対する反応には共通する部分があると研究グループは考えていて、加齢によってもまた幹細胞のストックは減るものなのだ考えられるわけですな。
白髪のメカニズムが解明されたことで、将来的には白髪の治療薬開発も期待できるようになるかもしれないとのこと。
しかも今回の研究では、老化によって体から幹細胞が失われるメカニズムにも着目しており、いずれは老化全般を予防するアンチエイジング療法にもつながるかもしれないんだとさ。
なるほどねぇ…。
でも、ここでひとつ気になるのは、例えば高齢な方でもまったく白髪のない人もいますよね。
まぁ、全くとは言わなくても、かなりの個人差があります。
いくら個人差と言っても、老化のメカニズムという観点から考えると、差があり過ぎるんじゃないですかね?
これは生活環境によるものだけなのでしょうか。
ストレスによるって事だけなら、わたくし院長のように、50歳を過ぎてもほとんど白髪がないってヤツは、ノンストレスに生きてやがるってことになるわけでしょうか?
いやいやいや(笑)
あるってストレス(笑)
そして、人並みに老化も進んでますぜ。
こう考えると、もっと他に白髪になる大きな要因があると思うんですが、ま、一つずつ原因を潰していけば、いつか完璧になるかもね。
わたくし院長、自分が生えてないから思うのかもしれませんが、ある程度の年齢をこえたら白髪のほうが、渋くていいよなぁとかも思ったりしますけどね。
ま、これもないものねだりてきなもんでしょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月10日の月曜日でございます。
2月も早いもんで、1/3が終わりましたがな。
暦の上では、立春も過ぎたわけで春に近づいていくはずなんですが、まだまだ寒いやね。
ま、今が寒さのピークでしょうし、もうそろそろ少しはマシになっていってくれるかねぇ…。
今年は暖冬で、そこら中で雪不足とか言ってますし、なんだか急にドカッと降りそうな気もしないではないですが、なんとかそれだけはやめて欲しい。
雪が降ると我々普通人は、それだけですべてが止まってしまいます。
まず、車が走れない、バスも走れない、電車止まるとなるともう完全にダメっすからね。
自然に対して、なんと無力な事かと、雪が降ればいつも思います。
ま、もともと雪国とかなら話は別なんでしょうけどね。
ってことで、雪が降らない事を願いながら、今日も元気にネタにいきましょう。
雪と言えば、白。
白と言えば白髪ってことで、今日は白髪についてのお話でもいってみようかと思います。
わたくし院長、最近になって少々白髪が気になるようにはなってきましたが、比較的歳の割りには少ない方です。
が、これは必ずしも年齢に比例して出るものではありませんし、わたくし院長が思うに遺伝的な要素も少ないんじゃないかと思うんですよ。
というのも、わたくし院長の甥っ子なんかは、まだ20代だっちゅうのに、結構なロマンスグレーだったりするんですよね。
で、昔からストレスにより白髪が増えるということはよく言われているんですが、これは本当なんでしょうか?
わたくし世代のおっさんだと、伝説の漫画「あしたのジョー」で、主役のジョーが最後の試合で、精根尽き果て試合終了と共に、白髪になるってなシーンが思いだされたりします。
さすがにストレスとは言え、一瞬で白髪に早変わりということまではないそうなんですが、確かにストレスを与えることにより、白髪が増えるのは事実なんだそうです。
ではどうしてストレスで白髪になるのでしょう?
米ハーバード大学の研究グループはマウスを使った動物実験で、その科学的メカニズムを解明したんだそうですよ。
ストレスが交感神経に「闘争・逃走反応」を引き起こし、それによって化学物質が放出され、メラニン色素を作り出す幹細胞を減少させてしまうのだとか…
同グループは、ストレスと白髪の関係を解明するために、マウスにストレスを与えて、それが被毛の色に与える影響を観察するという実験を行ないました。
ストレスによって白髪が増える理由としてまず疑われたのは、ストレスのせいで免疫が色素細胞に攻撃を仕掛けるようになるという可能性です。
しかし、免疫細胞を持たないマウスもやはり白髪になったことから、この線は除外されました。
次の可能性は、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールですが、コルチゾールを持たないマウスにも白髪が生えてきたことから、こちらもやはり違うことが確認されたとさ。
そしてたどり着いた答えが、「交感神経」を構成する一連の神経だということです。
交感神経系には、ストレスに反応して闘争・逃走反応を引き起こし、体に行動の準備をさせる役割があるんですが、じつは皮膚の「毛包」にもつながっており、ここにダメージを与えていたようなんですね。
毛包の「毛隆起(バルジ)」という部位にはさまざまな細胞に変化できる「幹細胞」があります。
髪の毛の色素を作り出す「メラニン細胞」は、この幹細胞が変化したものなんだそうですよ。
で、マウスの実験では、ストレスを受けた交感神経が「ノルアドレナリン」というホルモンを毛包に放出することが判明、すると最初はたくさんの幹細胞がメラニン細胞に変化していたのが、しばらくすると毛包から流れ出して壊れてしまうそうなんです。
こうなると、毛包内で髪が成長しようとしても、色素を作り出す幹細胞が不足してしまい、白髪になって生えてしまうということなんだそうです。
なお、ストレスだけではなく、年齢を重ねても白髪は増えるものですが、こちらにも似たようなメカニズムが関与しているのではと研究グループは睨んでいます。
メラニン細胞になる幹細胞のストレスと、老化に対する反応には共通する部分があると研究グループは考えていて、加齢によってもまた幹細胞のストックは減るものなのだ考えられるわけですな。
白髪のメカニズムが解明されたことで、将来的には白髪の治療薬開発も期待できるようになるかもしれないとのこと。
しかも今回の研究では、老化によって体から幹細胞が失われるメカニズムにも着目しており、いずれは老化全般を予防するアンチエイジング療法にもつながるかもしれないんだとさ。
なるほどねぇ…。
でも、ここでひとつ気になるのは、例えば高齢な方でもまったく白髪のない人もいますよね。
まぁ、全くとは言わなくても、かなりの個人差があります。
いくら個人差と言っても、老化のメカニズムという観点から考えると、差があり過ぎるんじゃないですかね?
これは生活環境によるものだけなのでしょうか。
ストレスによるって事だけなら、わたくし院長のように、50歳を過ぎてもほとんど白髪がないってヤツは、ノンストレスに生きてやがるってことになるわけでしょうか?
いやいやいや(笑)
あるってストレス(笑)
そして、人並みに老化も進んでますぜ。
こう考えると、もっと他に白髪になる大きな要因があると思うんですが、ま、一つずつ原因を潰していけば、いつか完璧になるかもね。
わたくし院長、自分が生えてないから思うのかもしれませんが、ある程度の年齢をこえたら白髪のほうが、渋くていいよなぁとかも思ったりしますけどね。
ま、これもないものねだりてきなもんでしょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院