サツマイモはいつまでも甘くない。
2020年02月07日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
2月7日の金曜日でございます。
2月も1週間がアッちゅう間に終わりましたで。
それでなくても2月も日数が少ないのに、これでは1月の二の舞だでな(笑)
おまけに2月は今年から祝日が1日増えてますし、せっかくのうるう年もチャラでんな。
2月の祝日は、「建国記念の日」と「天皇誕生日」…
祝祭日の中でも、特別カタイヤツが続いてますが我々にとっては休みは休み(笑)
そして、今年の建国記念の日は火曜日で、天皇誕生日は日曜日となってます。
お。
これ、両方、当院は連休になるんですよね。
当院は水曜日が休診ですので、火曜か木曜に祝日が来れば連休となります。
これ、意外とないんですよね。
今はハッピーマンデー制度で、月曜日が祝日ってパターンが圧倒的に多くなりましたしね。
まぁ、時には水曜が祝日って言う、一回損したやんけパターンもあるんですが、これは一般の方の土曜日祝日と同じですわね。
ですが、当院の場合、土曜日は診察してますんで、土曜日祝日もウェルカムでございますよ(笑)
って、休んでばっかりだった1月で大変だったのに、何にも懲りずにまだ休みたい院長ですが…
とりあえず今日も元気にネタに突入といきましょう。
このブログでも、過去に植物の持つ驚くべき能力についてはご紹介したことがありますが、今日もそんな植物の特殊能力についてのお話でございます。
今日のお話の主役は「さつまいも」でございます。
以前には「トマトの叫び」っていうトマトは、苦痛を与えると叫び声をあげるなんておはなしをしたことがありますが、読まれた方います?(笑)
まぁ、いないでしょうから一応リンクを貼っておきますし、それでも読みに行かない人の為に、掻い摘んでお話すると、トマトは水が足りなかったり、葉っぱを切られたりすると、人間には聞き取れない周波数の「叫び声」を上げるんだそうですってなお話でした。
で、今日の「さつまいも」は何するかと言いますと、害虫にかじられると、葉の部分から強いニオイのする化学物質を放出し、近くのさつまいもや自分の他の葉っぱに対して、危険を知らせるんだそうです。
また、害虫の消化器系を傷つけるタンパク質も放出し、害虫を寄せ付けないようにもしているということなんです。
ドイツ、マックス・プランク化学生態学研究所と国立台湾大学の研究グループは、台湾固有種のサツマイモで害虫への抵抗力を持つ「台農57」という品種と、その近縁種で、やや害虫に弱い「台農66」の葉っぱにイモムシを乗せて実験を行いました。
すると、どちらの品種も攻撃を受けると葉から「DMNT」というニオイのある化学物質を放出したんだそうです。
害虫に強い「台農57」の放出量は、「台農66」の放出量の2倍であることも分かりました。
また別の実験では、傷のない台農57と葉の1枚にピンセットで穴が開けられた台農57を密閉したガラスケースに入れてみました。
すると24時間以内に、どちらのサツマイモでも、傷ついていない葉も含め、葉とイモの部分に「スポラミン」というタンパク質が作られたそうです。
水槽に健康なサツマイモだけを入れ、その中に合成DMNTを放出した場合でも、すぐに同じような現象が確認されています。
このタンパク質「スポラミン」は、人間だと調理しないままではなかなか消化できないもので、もちろん昆虫の消化器官にもトラブルを引き起こします。
どうやらサツマイモは「DMNT」というニオイのある化学物質で仲間に危険を知らせ、食べられないよう消化が難しい「スポラミン」というタンパク質で身を守っているという事のようなんです。
まぁ、サツマイモに限らず、植物とは言え自分を守る術は持ってるってことなんでしょうけど、なかなかスゴイ能力ですよね。
ヒトも含め、動物、植物、それぞれに持ってる力が違うだけで、そのどれをとっても「他」にはない力なんですよね。
ヒトは、野生動物のような運動能力はありませんが、高い知能は持ってますよね。
植物も動くことは出来ませんが、我々のまだ知らない能力が、もっとたくさんあるのかもしれません。
そしてその能力が、必ずしも我々人間にとって有益なものとは限らないって事も忘れてはならないところでしょう。
これだけ防衛力があるんですから、そのうち人間にも牙をむくかもしれません。
事実、毒を持ってる植物なんて珍しくもないですし、今まで食べられると思っていた野菜が、急に毒を持ちだすってこともあり得ない話じゃないですよね。
だって彼らも生存して、子孫を残さなきゃいけないわけで、人間に食されるために生きてるんじゃないですからねぇ…。
ってな、最後は少々サスペンスチックに終わりますが、サツマイモもいつまでもホクホクじゃないって事ですよ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月7日の金曜日でございます。
2月も1週間がアッちゅう間に終わりましたで。
それでなくても2月も日数が少ないのに、これでは1月の二の舞だでな(笑)
おまけに2月は今年から祝日が1日増えてますし、せっかくのうるう年もチャラでんな。
2月の祝日は、「建国記念の日」と「天皇誕生日」…
祝祭日の中でも、特別カタイヤツが続いてますが我々にとっては休みは休み(笑)
そして、今年の建国記念の日は火曜日で、天皇誕生日は日曜日となってます。
お。
これ、両方、当院は連休になるんですよね。
当院は水曜日が休診ですので、火曜か木曜に祝日が来れば連休となります。
これ、意外とないんですよね。
今はハッピーマンデー制度で、月曜日が祝日ってパターンが圧倒的に多くなりましたしね。
まぁ、時には水曜が祝日って言う、一回損したやんけパターンもあるんですが、これは一般の方の土曜日祝日と同じですわね。
ですが、当院の場合、土曜日は診察してますんで、土曜日祝日もウェルカムでございますよ(笑)
って、休んでばっかりだった1月で大変だったのに、何にも懲りずにまだ休みたい院長ですが…
とりあえず今日も元気にネタに突入といきましょう。
このブログでも、過去に植物の持つ驚くべき能力についてはご紹介したことがありますが、今日もそんな植物の特殊能力についてのお話でございます。
今日のお話の主役は「さつまいも」でございます。
以前には「トマトの叫び」っていうトマトは、苦痛を与えると叫び声をあげるなんておはなしをしたことがありますが、読まれた方います?(笑)
まぁ、いないでしょうから一応リンクを貼っておきますし、それでも読みに行かない人の為に、掻い摘んでお話すると、トマトは水が足りなかったり、葉っぱを切られたりすると、人間には聞き取れない周波数の「叫び声」を上げるんだそうですってなお話でした。
で、今日の「さつまいも」は何するかと言いますと、害虫にかじられると、葉の部分から強いニオイのする化学物質を放出し、近くのさつまいもや自分の他の葉っぱに対して、危険を知らせるんだそうです。
また、害虫の消化器系を傷つけるタンパク質も放出し、害虫を寄せ付けないようにもしているということなんです。
ドイツ、マックス・プランク化学生態学研究所と国立台湾大学の研究グループは、台湾固有種のサツマイモで害虫への抵抗力を持つ「台農57」という品種と、その近縁種で、やや害虫に弱い「台農66」の葉っぱにイモムシを乗せて実験を行いました。
すると、どちらの品種も攻撃を受けると葉から「DMNT」というニオイのある化学物質を放出したんだそうです。
害虫に強い「台農57」の放出量は、「台農66」の放出量の2倍であることも分かりました。
また別の実験では、傷のない台農57と葉の1枚にピンセットで穴が開けられた台農57を密閉したガラスケースに入れてみました。
すると24時間以内に、どちらのサツマイモでも、傷ついていない葉も含め、葉とイモの部分に「スポラミン」というタンパク質が作られたそうです。
水槽に健康なサツマイモだけを入れ、その中に合成DMNTを放出した場合でも、すぐに同じような現象が確認されています。
このタンパク質「スポラミン」は、人間だと調理しないままではなかなか消化できないもので、もちろん昆虫の消化器官にもトラブルを引き起こします。
どうやらサツマイモは「DMNT」というニオイのある化学物質で仲間に危険を知らせ、食べられないよう消化が難しい「スポラミン」というタンパク質で身を守っているという事のようなんです。
まぁ、サツマイモに限らず、植物とは言え自分を守る術は持ってるってことなんでしょうけど、なかなかスゴイ能力ですよね。
ヒトも含め、動物、植物、それぞれに持ってる力が違うだけで、そのどれをとっても「他」にはない力なんですよね。
ヒトは、野生動物のような運動能力はありませんが、高い知能は持ってますよね。
植物も動くことは出来ませんが、我々のまだ知らない能力が、もっとたくさんあるのかもしれません。
そしてその能力が、必ずしも我々人間にとって有益なものとは限らないって事も忘れてはならないところでしょう。
これだけ防衛力があるんですから、そのうち人間にも牙をむくかもしれません。
事実、毒を持ってる植物なんて珍しくもないですし、今まで食べられると思っていた野菜が、急に毒を持ちだすってこともあり得ない話じゃないですよね。
だって彼らも生存して、子孫を残さなきゃいけないわけで、人間に食されるために生きてるんじゃないですからねぇ…。
ってな、最後は少々サスペンスチックに終わりますが、サツマイモもいつまでもホクホクじゃないって事ですよ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院