カエル ≒ ゼノボット
2020年01月30日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
1月30日の木曜日でございます。
明日で1月も終りですし、そろそろ寒さもピークに突入ですな。
2月と言えば、1年で一番寒い月間でもありますし、また急に寒くなったりもしますんで日々注意が必要ですよ。
ですが、今年はやはり少し暖かい気はしますね。
ってか、年々暖かくなってる気はします。
やはり温暖化なんでしょうねぇ。
事あるごとにこの「温暖化」って言葉を使うんですが、ほんと地球規模で何か手を打たなきゃダメなんじゃないのかねぇ。
何すりゃいいのか分かりませんけど…
ってな、春が待ち遠しい冬本番ですが、きょうも元気にネタにいきましょう。
今日は最先端のテクノロジー、生体ロボットのお話でもして夢を膨らませましょう。
まず、ロボットってもんは基本的に生物を模倣して作られています。
人工知能の登場によりそれはますます賢くなりつつありますが、科学者は今も生物を参考にしており、作成されるロボットを限りなく「本物」に近付けていくのが科学者の研究です。
そしてついに、ロボットと「本物」の境界が曖昧になり始めてきました。
つまり、限りなく「本物」に近づいた「ロボット」がまた誕生したわけです。
米バーモント大学とタフツ大学の研究グループが、カエルの生きた細胞からプログラム可能なロボットを作り出すことに成功したんだそうです。
この生体ロボットはいわば人工生命体であり、驚異の自己修復能力を持ち、人間のプログラムした行動を忠実に実行するということです。
ちょっと理解しがたい部分もありますが、要するにカエルの「細胞」で作られたロボットってわけですね。
開発された生きたロボットは、カエルの胚から皮膚細胞と心臓細胞を採取し、スーパーコンピューターが考案した形状に組み立てられたものなんだそうです。
皮膚細胞によって4本足のある塊のような形状が保たれ、心臓細胞の鼓動がボディの推進力となっています。
これはまったく新しい生体マシンと言え、従来のロボットとも動物とも違います。
新しい種類の人工物…生きた、プログラム可能な有機体というところでしょうか
このロボットの大きさは1ミリほどで、細胞が採取されたアフリカツメガエルの学名「Xenopus laevis」にちなみ、「ゼノボット(xenobots)」と呼ばれているそうです。
実験では、ペトリ皿の中のゼノボットが、脂質とタンパク質という形で胚に蓄えられていたエネルギーを使って、数日から数週間も泳ぎ回れることが確認されました。
このゼノボットの設計はスーパーコンピューターの「ディープ・グリーン」ってのによって行われました。
そのスーパーコンピューターの「進化アルゴリズム」が生体ロボットの無数の設計案を考案し、ある作業を達成するために一番ふさわしい形状をシミュレーションを通じて確かめていきます。
これを数世代繰り返し、洗練させていったものが今回作られたゼノボットというわけです。
シミュレーションで設計図が完成したら、今度はそれに従って細胞を組み立てます。
カエルから採取した幹細胞を培養し、顕微鏡を見ながら切断し結合します。
すると細胞は生きているので、互いにくっつき合い、これでゼノボットの誕生というわけです。
んんー…
これは生物なのか?(笑)
工程だけ見ているとロボットとも言い難いですし、かといって生物とも言えないでしょう。
今の段階ではただ泳いでいるだけですが、これはあくまでプログラム可能生体マシンの概念実証に過ぎません。
さまざまな作業を行えるようカスタマイズできるそうなんで、応用の可能性はかなり幅広いということです。
今、研究者達が考えているのは、有害な化合物や放射能汚染の検出、海のマイクロプラスチック回収、血管内の老廃物の洗浄など、他の機械にはできないものばかりです。
シミューレーションされたゼノボットの中には、抵抗を減らすためにボディ中央に穴が開いたものもあったということです。
このタイプは穴を貨物室代わりに使うことができるようで、そこに分子を収納して輸送するゼノボットも考えられるんだとか…。
もう、一般人には想像外のの話になっていますが、将来的に神経系を組み込むことができれば、より複雑な動きを行えるようにもなるとのこと。
そうなれば生物兵器としての利用もあり得ると懸念もされていますけどね。
ま、日本人以外はみな、とりあえず生物兵器ってとこに結び付けますからねぇ…。
また生体であるわけですから、自己修復できるのもゼノボットの優れた点です。
ボディを真っ二つにしてみても、再びくっついて何事もなかったかのように稼働できるんだとか。
やっぱり、これは生物なのか?(笑)
そして命令された作業を完了し、エネルギーを使い果たせば死んでしまい、いずれは完全に生分解されます。
「生きている」とはいえ、勝手に増殖するようなことはないそうなんですが、そんなもん信用できん(笑)
「生きている」時点で、何が起こるかわからんやろって思っちゃいますよ。
これまでも人類は、合成バクテリア、追加のDNA塩基を持つ半合成生物、精子と卵子を必要としない人工胚、ラットやウミウシの細胞から作られたロボットなどを作ってきました。
しかしこの「ゼノボット」は、自然界に存在しない形状で作り出されたという点でまったく新しいものと言えるでしょう。
それだけに不安要素もあると思うんですが、それらもこれからの話でしょう。
また人類は破滅の道を一歩進んだのかもしれません。
なんてな(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月30日の木曜日でございます。
明日で1月も終りですし、そろそろ寒さもピークに突入ですな。
2月と言えば、1年で一番寒い月間でもありますし、また急に寒くなったりもしますんで日々注意が必要ですよ。
ですが、今年はやはり少し暖かい気はしますね。
ってか、年々暖かくなってる気はします。
やはり温暖化なんでしょうねぇ。
事あるごとにこの「温暖化」って言葉を使うんですが、ほんと地球規模で何か手を打たなきゃダメなんじゃないのかねぇ。
何すりゃいいのか分かりませんけど…
ってな、春が待ち遠しい冬本番ですが、きょうも元気にネタにいきましょう。
今日は最先端のテクノロジー、生体ロボットのお話でもして夢を膨らませましょう。
まず、ロボットってもんは基本的に生物を模倣して作られています。
人工知能の登場によりそれはますます賢くなりつつありますが、科学者は今も生物を参考にしており、作成されるロボットを限りなく「本物」に近付けていくのが科学者の研究です。
そしてついに、ロボットと「本物」の境界が曖昧になり始めてきました。
つまり、限りなく「本物」に近づいた「ロボット」がまた誕生したわけです。
米バーモント大学とタフツ大学の研究グループが、カエルの生きた細胞からプログラム可能なロボットを作り出すことに成功したんだそうです。
この生体ロボットはいわば人工生命体であり、驚異の自己修復能力を持ち、人間のプログラムした行動を忠実に実行するということです。
ちょっと理解しがたい部分もありますが、要するにカエルの「細胞」で作られたロボットってわけですね。
開発された生きたロボットは、カエルの胚から皮膚細胞と心臓細胞を採取し、スーパーコンピューターが考案した形状に組み立てられたものなんだそうです。
皮膚細胞によって4本足のある塊のような形状が保たれ、心臓細胞の鼓動がボディの推進力となっています。
これはまったく新しい生体マシンと言え、従来のロボットとも動物とも違います。
新しい種類の人工物…生きた、プログラム可能な有機体というところでしょうか
このロボットの大きさは1ミリほどで、細胞が採取されたアフリカツメガエルの学名「Xenopus laevis」にちなみ、「ゼノボット(xenobots)」と呼ばれているそうです。
実験では、ペトリ皿の中のゼノボットが、脂質とタンパク質という形で胚に蓄えられていたエネルギーを使って、数日から数週間も泳ぎ回れることが確認されました。
このゼノボットの設計はスーパーコンピューターの「ディープ・グリーン」ってのによって行われました。
そのスーパーコンピューターの「進化アルゴリズム」が生体ロボットの無数の設計案を考案し、ある作業を達成するために一番ふさわしい形状をシミュレーションを通じて確かめていきます。
これを数世代繰り返し、洗練させていったものが今回作られたゼノボットというわけです。
シミュレーションで設計図が完成したら、今度はそれに従って細胞を組み立てます。
カエルから採取した幹細胞を培養し、顕微鏡を見ながら切断し結合します。
すると細胞は生きているので、互いにくっつき合い、これでゼノボットの誕生というわけです。
んんー…
これは生物なのか?(笑)
工程だけ見ているとロボットとも言い難いですし、かといって生物とも言えないでしょう。
今の段階ではただ泳いでいるだけですが、これはあくまでプログラム可能生体マシンの概念実証に過ぎません。
さまざまな作業を行えるようカスタマイズできるそうなんで、応用の可能性はかなり幅広いということです。
今、研究者達が考えているのは、有害な化合物や放射能汚染の検出、海のマイクロプラスチック回収、血管内の老廃物の洗浄など、他の機械にはできないものばかりです。
シミューレーションされたゼノボットの中には、抵抗を減らすためにボディ中央に穴が開いたものもあったということです。
このタイプは穴を貨物室代わりに使うことができるようで、そこに分子を収納して輸送するゼノボットも考えられるんだとか…。
もう、一般人には想像外のの話になっていますが、将来的に神経系を組み込むことができれば、より複雑な動きを行えるようにもなるとのこと。
そうなれば生物兵器としての利用もあり得ると懸念もされていますけどね。
ま、日本人以外はみな、とりあえず生物兵器ってとこに結び付けますからねぇ…。
また生体であるわけですから、自己修復できるのもゼノボットの優れた点です。
ボディを真っ二つにしてみても、再びくっついて何事もなかったかのように稼働できるんだとか。
やっぱり、これは生物なのか?(笑)
そして命令された作業を完了し、エネルギーを使い果たせば死んでしまい、いずれは完全に生分解されます。
「生きている」とはいえ、勝手に増殖するようなことはないそうなんですが、そんなもん信用できん(笑)
「生きている」時点で、何が起こるかわからんやろって思っちゃいますよ。
これまでも人類は、合成バクテリア、追加のDNA塩基を持つ半合成生物、精子と卵子を必要としない人工胚、ラットやウミウシの細胞から作られたロボットなどを作ってきました。
しかしこの「ゼノボット」は、自然界に存在しない形状で作り出されたという点でまったく新しいものと言えるでしょう。
それだけに不安要素もあると思うんですが、それらもこれからの話でしょう。
また人類は破滅の道を一歩進んだのかもしれません。
なんてな(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院