冬眠したいと思ったことありますよね。
2020年01月10日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
1月10日の金曜日でございます。
さぁ、気付けば1月も1/3が消化されてるじゃありませんか。
もう10日ですよ。
さすがにそろそろボケてる場合じゃなくなってきてますが、みなさんはいかがですか。
そりゃ、10日も経てばもう正月って雰囲気でもないですしね。
さすがに少々、気合いを入れないとマズいなぁとは感じてきましたよ。
1月も10日ともなると、このへんから寒さがマックスに到達しますよね。
1月後半から2月頭が一番寒いですし、毎年1度や2度は大雪が降って、人々を苦しめたりもします。
今日はそんな寒〜い時期にピッタリのネタをお届していと思います。
今日のネタの「冬眠」にかんするお話でございます。
「冬眠」−…。
素敵な言葉(笑)
我々人間には備わってない力で、これが出来る哺乳類を羨ましく思ったりしますよね。
え?
そんなことないですか?
わたくし院長は、一度冬眠してみたいと思いますよ。
まず、寝っぱなしってのも魅力的ですが、それ以上に冬眠前の行動ですよね。
太れるだけ太って蓄えて…
そして寝る(笑)
目覚めたころには、もとの状態に戻ってるって最高やないですか?
今日はそんな哺乳類の冬眠のメカニズムが、肥満や代謝異常の治療に役立つ可能性があるっていうアメリカの研究のお話をしていきたいと思います。
肥満や代謝異常で苦しむ人は世界に数百万人もいるわけですが、冬眠をする動物たちがその治療に一役買ってくれるかもしれないんですよ。
クマをはじめとする冬眠動物たちは、エサが豊富にある時期に脂肪を貯め込み、食べるものに乏しい厳しい冬を切り抜けます。
人間なら極端な体重の増加は不健康なだけですが、そうした動物は春になれば健康な顔で目を覚ますわけです。
アメリカ・ユタ大学の研究グループが注目したのは、冬眠動物たちが見せてくれる絶妙な代謝制御を可能にする遺伝的メカニズムです。
同グループはかつて、ゾウが持つガンへの抵抗力やイルカの血栓防止機能など、動物たちに備わっている驚異的な生体機能を支える遺伝子を解析したことがあります。
今回の研究は、そのときの方法を応用して、冬眠動物にもそれと似たような体脂肪調節スイッチが備わっているかどうかを確かめたものなんだそうです。
体脂肪調整スイッチ…
こんなもんがあったら、楽だねぇ…。
研究対象になったのは世界の異なる生息環境に生息している、ジュウサンセンジリス、トビイロホオヒゲコウモリ、ハイイロネズミキツネザル、ヒメハリテンレックという4種の冬眠動物です。
これらの遺伝子を解析したところ、いずれの種も独自に「並行加速領域(parallel accelerated region)」という短い非コードDNAを発達させていることが明らかになりました。
しかもそれは、人間の肥満に関係するとされる遺伝子のすぐ近くにやたらと多く存在していたそうなんですが…
研究チームは肥満と問題の非コードDNAとのつながりを解明するため、「プラダー・ウィリ症候群」っていう病気に関連する遺伝子も解析してみることにしました。
この症候群は、15000人に1人の割合で発生すると言われている遺伝子に起因する疾患で、生まれたばかりの頃は力が弱くうまく母乳を吸えないんですが、3歳頃になると食欲を抑えることができず、そのために患者は肥満になりやすくなるってな病気だそうです。
この疾患についてはわたくし院長も、初めて聞きました。
で、そのプラダー・ウィリ症候群に関係しているとされる遺伝子を調べてみたところ、ここにもまた例の「並行加速領域」がたくさん存在していることが明らかになったんだとか。
どうもこの「並行加速領域」と代謝には深い関係がありそうですなぁ。
このような結果から、冬眠動物は代謝と脂肪の制御に関係している遺伝的要素を停止する方法を進化させたのではないか、と研究チームは推測しているます。
冬眠動物加速領域が、大勢の人々の肥満や症候群型の肥満と関係する遺伝子のそばにたくさんあるということは、これはきっと何らかの関係があるんでしょう。
人間と冬眠動物のデータを合わせることで、哺乳類のゲノムの中に備わっている肥満調整マスタースイッチの候補を見つけることができたというわけですな。
このまま研究を進めて、何とかヒトも冬眠出来るようにならんもんですかね(笑)
もし、この冬眠システムが自由自在に可動出来たら、凄くないですかね。
北米のクマなんて、5〜7か月も冬眠するらしいんですよ。
ってか半分やん(笑)
つまり、1年の半分寝てられるわけですわ。
これ、羨ましいとかじゃなく、人生にも効率よく働く気がするんですけどね。
ま、半分は多いにしても年に3ヶ月位は「冬眠」できたら、その間は飲まず食わずでいいわけですから、新しいライフスタイルが築けるかも…
飲まず食わずはいいとしても、その間仕事も出来ないんですけどね(笑)
この問題さえクリアしたら、年間3ヶ月の「冬眠」は非常に有意義だと思うんですがどうでしょう。
その前に、その遺伝子をキッチリ解析してもらって、ヒトも冬眠出来るようにしてもらわないといけませんけどね。
わたくし院長の生きてるうちには無理かなぁ…
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月10日の金曜日でございます。
さぁ、気付けば1月も1/3が消化されてるじゃありませんか。
もう10日ですよ。
さすがにそろそろボケてる場合じゃなくなってきてますが、みなさんはいかがですか。
そりゃ、10日も経てばもう正月って雰囲気でもないですしね。
さすがに少々、気合いを入れないとマズいなぁとは感じてきましたよ。
1月も10日ともなると、このへんから寒さがマックスに到達しますよね。
1月後半から2月頭が一番寒いですし、毎年1度や2度は大雪が降って、人々を苦しめたりもします。
今日はそんな寒〜い時期にピッタリのネタをお届していと思います。
今日のネタの「冬眠」にかんするお話でございます。
「冬眠」−…。
素敵な言葉(笑)
我々人間には備わってない力で、これが出来る哺乳類を羨ましく思ったりしますよね。
え?
そんなことないですか?
わたくし院長は、一度冬眠してみたいと思いますよ。
まず、寝っぱなしってのも魅力的ですが、それ以上に冬眠前の行動ですよね。
太れるだけ太って蓄えて…
そして寝る(笑)
目覚めたころには、もとの状態に戻ってるって最高やないですか?
今日はそんな哺乳類の冬眠のメカニズムが、肥満や代謝異常の治療に役立つ可能性があるっていうアメリカの研究のお話をしていきたいと思います。
肥満や代謝異常で苦しむ人は世界に数百万人もいるわけですが、冬眠をする動物たちがその治療に一役買ってくれるかもしれないんですよ。
クマをはじめとする冬眠動物たちは、エサが豊富にある時期に脂肪を貯め込み、食べるものに乏しい厳しい冬を切り抜けます。
人間なら極端な体重の増加は不健康なだけですが、そうした動物は春になれば健康な顔で目を覚ますわけです。
アメリカ・ユタ大学の研究グループが注目したのは、冬眠動物たちが見せてくれる絶妙な代謝制御を可能にする遺伝的メカニズムです。
同グループはかつて、ゾウが持つガンへの抵抗力やイルカの血栓防止機能など、動物たちに備わっている驚異的な生体機能を支える遺伝子を解析したことがあります。
今回の研究は、そのときの方法を応用して、冬眠動物にもそれと似たような体脂肪調節スイッチが備わっているかどうかを確かめたものなんだそうです。
体脂肪調整スイッチ…
こんなもんがあったら、楽だねぇ…。
研究対象になったのは世界の異なる生息環境に生息している、ジュウサンセンジリス、トビイロホオヒゲコウモリ、ハイイロネズミキツネザル、ヒメハリテンレックという4種の冬眠動物です。
これらの遺伝子を解析したところ、いずれの種も独自に「並行加速領域(parallel accelerated region)」という短い非コードDNAを発達させていることが明らかになりました。
しかもそれは、人間の肥満に関係するとされる遺伝子のすぐ近くにやたらと多く存在していたそうなんですが…
研究チームは肥満と問題の非コードDNAとのつながりを解明するため、「プラダー・ウィリ症候群」っていう病気に関連する遺伝子も解析してみることにしました。
この症候群は、15000人に1人の割合で発生すると言われている遺伝子に起因する疾患で、生まれたばかりの頃は力が弱くうまく母乳を吸えないんですが、3歳頃になると食欲を抑えることができず、そのために患者は肥満になりやすくなるってな病気だそうです。
この疾患についてはわたくし院長も、初めて聞きました。
で、そのプラダー・ウィリ症候群に関係しているとされる遺伝子を調べてみたところ、ここにもまた例の「並行加速領域」がたくさん存在していることが明らかになったんだとか。
どうもこの「並行加速領域」と代謝には深い関係がありそうですなぁ。
このような結果から、冬眠動物は代謝と脂肪の制御に関係している遺伝的要素を停止する方法を進化させたのではないか、と研究チームは推測しているます。
冬眠動物加速領域が、大勢の人々の肥満や症候群型の肥満と関係する遺伝子のそばにたくさんあるということは、これはきっと何らかの関係があるんでしょう。
人間と冬眠動物のデータを合わせることで、哺乳類のゲノムの中に備わっている肥満調整マスタースイッチの候補を見つけることができたというわけですな。
このまま研究を進めて、何とかヒトも冬眠出来るようにならんもんですかね(笑)
もし、この冬眠システムが自由自在に可動出来たら、凄くないですかね。
北米のクマなんて、5〜7か月も冬眠するらしいんですよ。
ってか半分やん(笑)
つまり、1年の半分寝てられるわけですわ。
これ、羨ましいとかじゃなく、人生にも効率よく働く気がするんですけどね。
ま、半分は多いにしても年に3ヶ月位は「冬眠」できたら、その間は飲まず食わずでいいわけですから、新しいライフスタイルが築けるかも…
飲まず食わずはいいとしても、その間仕事も出来ないんですけどね(笑)
この問題さえクリアしたら、年間3ヶ月の「冬眠」は非常に有意義だと思うんですがどうでしょう。
その前に、その遺伝子をキッチリ解析してもらって、ヒトも冬眠出来るようにしてもらわないといけませんけどね。
わたくし院長の生きてるうちには無理かなぁ…
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院