悪性新生物
2016年03月01日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月1日火曜日です。
ついに3月です。
3月と言えば、もうすぐ春ですね♪
少しは暖かくなり、過ごしやすくなっていくんじゃないでしょうか〜
っても昨日の夜から、雪降ってたみたいですね…
まだまだ春には遠いです。
そんな、季節感とは全然関係ない話なんですが、ちょっといい話。
ここ何年か、日本人の死亡原因のダントツトップと言えば「悪性新生物」と呼ばれるものなんです。
「悪性新生物」?
なんのエイリアンや?って感じですけど、これはいわゆる「癌」のことです。
つまり、ここんとこ何年も「癌」で亡くなられる方が一番多いわけですよ。
これだけ寿命が延びてきた日本で、まだ根絶できない疾患の一つです。
もちろん、エイズだのの致死率の高い疾患もありますが、まだ日本ではそこまで患者が多いわけではありません。
もちろん、急激な増加傾向にあるので、気をつけなきゃいけないんですが…
今日は「癌」のお話。
その「癌」の中でも今、「血液性癌」に効果があると発表され、一気に注目を集めているT細胞療法というものをご紹介しますね。
まず血液性癌といえば「白血病」に代表される、血液が癌細胞にやられちゃう疾患です。
そもそも、癌細胞は毎日数万個単位で作られているといいますが、日常は身体の免疫細胞に発見され破壊されます。
ですが、免疫細胞に見逃されたり、免疫細胞の数を上回って増殖した場合、ある意味「癌細胞」の勝ちとなって、免疫細胞に仕事をさせなくします。
こうなると、簡単に言うと身体の「免疫力」が極端に低下し、他の感染症にかかり、最悪の場合死に至るわけです。
つまり血液内のリンパ球をグチャグチャにしちゃうわけですね。
しかし!!
以下のような発表があったわけです。
研究によって、遺伝子操作されたネズミのリンパ球に、特定のタイプの血液性癌細胞を検知して殺し、人の免疫システムを強化させる作用があると…
このリンパ球に含まれるT細胞を使った治療法は極めて高い効果があり、いまだかつてない癌の治療法として、熱烈な支持を集めている。
ちょっと分かりにくいですかね…
要するにリンパ球に含まれるT細胞を操作することにより、癌細胞を殺し、なおかつ免疫システムを強化すると。
で、すでに、結果も出てるらしくすでに余命1ヶ月に満たないと宣告された血液性癌患者の命を、何十人と救っているそうなんです。
そして、今後さらなる効果が検証できれば、この治療法が癌治療の新時代の到来を告げるものとなるって位、画期的な発表なんだそうな。
以下の文はちょっと専門的過ぎて分かりにくいかもですが、とりあえずそのまま載せちゃいますね。
「リンパ芽球性白血病(急性リンパ性白血病)は、染色体異常が見られる場合が多いが遺伝性とは限らず、発症の原因の多くは不明です。
免疫システムとして働くべきリンパ球中のB細胞やT細胞が、早い段階で悪性化し、主に骨髄で異常増殖して急速に進行する白血病です。
明確に病期(ステージ)を分類する体系すら定義されていないほど予後の悪いガンですが、このリンパ芽球性白血病患者の94%で、T細胞療法によって症状が完全に消えました。
その他の血液性ガン患者でも80%以上が好反応を見せ、そのうち半数は寛解(かんかい。再発の可能性は否めないが、治療を終えてから5年間再発が見られない状態)に至りました。
研究者のスタンリー・リドル博士はアメリカ科学振興協会の年次報告会で「末期症状の患者において、好確率で反応が現れるのは前代未聞である」と報告しています。」
つまりかなりの高確率で、症状が完全に消えたと…
研究者の先生が、前代未聞と言うくらいですから、かなり衝撃的な結果だと言えますね。
この数字が本当であれば、血液性癌は、根絶させられる可能性も出てきます。
そうなると、さらなる研究からあらゆる「悪性新生物」を撃退出来る可能性も出てくるわけですよ。
まぁ、私の生きてるうちには無理かもしれませんが、近い将来、死因のトップが「悪性新生物」でなくなるかもしれませんね。
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月1日火曜日です。
ついに3月です。
3月と言えば、もうすぐ春ですね♪
少しは暖かくなり、過ごしやすくなっていくんじゃないでしょうか〜
っても昨日の夜から、雪降ってたみたいですね…
まだまだ春には遠いです。
そんな、季節感とは全然関係ない話なんですが、ちょっといい話。
ここ何年か、日本人の死亡原因のダントツトップと言えば「悪性新生物」と呼ばれるものなんです。
「悪性新生物」?
なんのエイリアンや?って感じですけど、これはいわゆる「癌」のことです。
つまり、ここんとこ何年も「癌」で亡くなられる方が一番多いわけですよ。
これだけ寿命が延びてきた日本で、まだ根絶できない疾患の一つです。
もちろん、エイズだのの致死率の高い疾患もありますが、まだ日本ではそこまで患者が多いわけではありません。
もちろん、急激な増加傾向にあるので、気をつけなきゃいけないんですが…
今日は「癌」のお話。
その「癌」の中でも今、「血液性癌」に効果があると発表され、一気に注目を集めているT細胞療法というものをご紹介しますね。
まず血液性癌といえば「白血病」に代表される、血液が癌細胞にやられちゃう疾患です。
そもそも、癌細胞は毎日数万個単位で作られているといいますが、日常は身体の免疫細胞に発見され破壊されます。
ですが、免疫細胞に見逃されたり、免疫細胞の数を上回って増殖した場合、ある意味「癌細胞」の勝ちとなって、免疫細胞に仕事をさせなくします。
こうなると、簡単に言うと身体の「免疫力」が極端に低下し、他の感染症にかかり、最悪の場合死に至るわけです。
つまり血液内のリンパ球をグチャグチャにしちゃうわけですね。
しかし!!
以下のような発表があったわけです。
研究によって、遺伝子操作されたネズミのリンパ球に、特定のタイプの血液性癌細胞を検知して殺し、人の免疫システムを強化させる作用があると…
このリンパ球に含まれるT細胞を使った治療法は極めて高い効果があり、いまだかつてない癌の治療法として、熱烈な支持を集めている。
ちょっと分かりにくいですかね…
要するにリンパ球に含まれるT細胞を操作することにより、癌細胞を殺し、なおかつ免疫システムを強化すると。
で、すでに、結果も出てるらしくすでに余命1ヶ月に満たないと宣告された血液性癌患者の命を、何十人と救っているそうなんです。
そして、今後さらなる効果が検証できれば、この治療法が癌治療の新時代の到来を告げるものとなるって位、画期的な発表なんだそうな。
以下の文はちょっと専門的過ぎて分かりにくいかもですが、とりあえずそのまま載せちゃいますね。
「リンパ芽球性白血病(急性リンパ性白血病)は、染色体異常が見られる場合が多いが遺伝性とは限らず、発症の原因の多くは不明です。
免疫システムとして働くべきリンパ球中のB細胞やT細胞が、早い段階で悪性化し、主に骨髄で異常増殖して急速に進行する白血病です。
明確に病期(ステージ)を分類する体系すら定義されていないほど予後の悪いガンですが、このリンパ芽球性白血病患者の94%で、T細胞療法によって症状が完全に消えました。
その他の血液性ガン患者でも80%以上が好反応を見せ、そのうち半数は寛解(かんかい。再発の可能性は否めないが、治療を終えてから5年間再発が見られない状態)に至りました。
研究者のスタンリー・リドル博士はアメリカ科学振興協会の年次報告会で「末期症状の患者において、好確率で反応が現れるのは前代未聞である」と報告しています。」
つまりかなりの高確率で、症状が完全に消えたと…
研究者の先生が、前代未聞と言うくらいですから、かなり衝撃的な結果だと言えますね。
この数字が本当であれば、血液性癌は、根絶させられる可能性も出てきます。
そうなると、さらなる研究からあらゆる「悪性新生物」を撃退出来る可能性も出てくるわけですよ。
まぁ、私の生きてるうちには無理かもしれませんが、近い将来、死因のトップが「悪性新生物」でなくなるかもしれませんね。
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院