牛にVR
2019年12月12日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
12月12日の木曜日でございます。
1、2、1、2となんとなくリズムのいい日でございますが、今日もリズムよく過ごせたらいいですな。
言うても、もう12月も3週間切ってるわけで、ますます慌ただしくなってきますよね。
もう、半ば諦めかけてる人もいるんではないの?
やる気と現実には必ずギャップがありますし、予定通り事が進むとは限りませんからねぇ。
そういうわたくし院長も、予定を立ててそれが頓挫すると、途端にやる気ごとなくなるっていう面倒な性格をしています。
これは、やる時はやる!の典型で、やる時はやる!は裏返せば、やらない時はなーんにもやらないんだよねぇ(笑)
おまけに、寒さもダンダン本格化してきてますし、寒いと身体の動きも悪くなりますよね。
その上朝も夕方も暗いですしね〜。
これはどんな人でもそうでしょうけど、スカっと晴れた日なら、やる気もテンションもアゲアゲですが、暗くて寒いとなると、気分も滅入るやね。
で、今日はそんな流れから、この気分が滅入るのは人間だけじゃないんだよってお話をひとつお送りしたいと思います。
日本とは比べものにならない位寒い国のロシアの牛は、冬季になるとうつ病に陥りやすく、感情が不安定になり、乳量も減少することがこれまでの調査で明らかとなっているんだって。
そこでモスクワ地域の農業行政省は、特定の農家を対象にある実験を開始しました。
牛にVR(仮想現実)ゴーグルを装着させ、明るい太陽と広大な草原を映し出すことで、牛の気分を向上させ、乳量を増加させようってことらしいんです。
乳量を上げるためには、牛の気分を上げなければならないわけで、それには明るい太陽が必要なわけですよ。
そこで飼育下の牛たちの不安を軽減させ、乳生産を促進するために最新テクノロジーの導入を試みました。
それは、牛の頭の形に合わせて特別にデザイン・開発されたVR(仮想現実)ゴーグルを牛に装着させるというもので、その開発にあたっては、研究者らが農家や獣医と密接に協力し合い、デバイスが牛の使用に適していることを確認するために牛の視覚研究を行いました。
研究していくと、牛は赤色を知覚することに長けていますが、緑と青の認識力が弱いということが判明したそうで、VRの専門家はVRゴーグルを牛の視覚に合わせて調整・改造したそうです。
いや、どうやってこんなん分かったんでしょうね。
牛は緑と青がみえにくいなんてねぇ…。
研究者らは、その特別なゴーグルをモスクワ郊外ラメンスキー地区にあるラスモロコ農場で飼育されている群れの牛1頭1頭に装着し、実験を行いました。
VRゴーグルには、曇りや雨の日など天候が悪い日に牛が感じやすいストレスを軽減するために、よく晴れた夏日の広大な草原が映し出されています。
一見、バカバカしそうなこの実験ですが、意外と効果はでそうなんだって。
実験の結果を伝えた地元メディアによると、最初のテストでは「群れの不安が軽減され、全体的に感情が向上した」そうなんです。
現時点ではまだ実験段階のため、今後も更なるテストが実施されるわけですが、まぁ、牛からしても、明るい方が気分もいいでしょうしねぇ。
VRが牛の乳生産性にどのような影響を及ぼしているのかということも調べられる予定ですが、これらの実験結果でラスモロコ農場の牛たちに前向きな効果が見られれば、研究者らは「牛用VR」として、このVRゴーグルをロシア全土に流通させる可能性もあるといいますから結構本気ですよね。
異なる国の酪農場では、穏やかな雰囲気の状況下で牛の乳量や、時にその品質さえ著しく増加することが示されています。
ロシアでも、そのような肯定的な効果が出るかどうかを確認するために、実験を続けていく予定なんだそうです。
こうなると、VRゴーグルを装着された牛に、副作用的なものは現れないのかって事が当然問題になりますよね。
例えば、VRゴーグルで夏の草地を見たとしても、その草を食べようとすると、実際にあるのは冬の固い地面に生えた草のみだったりした場合、牛は逆にストレスを感じちゃうんじゃないんかなぁと…。
目前に広がる光景とのギャップを体験してしまった牛が失望し、より一層感情が不安定になってしまうのではという懸念の声も一部ではあるようなんですね。
これは、そう思いますよね。
実際とのギャップって結局ストレスになりかねませんからねぇ。
今はまだ、VRゴーグル効果で牛乳生産の改善に繋がったという報告はまだ出てないそうですが、研究者や酪農家たちは、テクノロジーを使用した飼育結果に期待しているようです。
これに近いもので、日本の和牛酪農家なんかも、牛を穏やかに育てるため、クラッシック音楽を聞かせたりしてる牛舎があるなんて話は聞いたことがありますしね。
ま、牛にとっても乳量が増えるって事は、気分が良いって事ですから、これはこれで良いのかもしれません。
ま、わたくし院長、牛乳飲まないですけどね。
お腹こわすんで(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月12日の木曜日でございます。
1、2、1、2となんとなくリズムのいい日でございますが、今日もリズムよく過ごせたらいいですな。
言うても、もう12月も3週間切ってるわけで、ますます慌ただしくなってきますよね。
もう、半ば諦めかけてる人もいるんではないの?
やる気と現実には必ずギャップがありますし、予定通り事が進むとは限りませんからねぇ。
そういうわたくし院長も、予定を立ててそれが頓挫すると、途端にやる気ごとなくなるっていう面倒な性格をしています。
これは、やる時はやる!の典型で、やる時はやる!は裏返せば、やらない時はなーんにもやらないんだよねぇ(笑)
おまけに、寒さもダンダン本格化してきてますし、寒いと身体の動きも悪くなりますよね。
その上朝も夕方も暗いですしね〜。
これはどんな人でもそうでしょうけど、スカっと晴れた日なら、やる気もテンションもアゲアゲですが、暗くて寒いとなると、気分も滅入るやね。
で、今日はそんな流れから、この気分が滅入るのは人間だけじゃないんだよってお話をひとつお送りしたいと思います。
日本とは比べものにならない位寒い国のロシアの牛は、冬季になるとうつ病に陥りやすく、感情が不安定になり、乳量も減少することがこれまでの調査で明らかとなっているんだって。
そこでモスクワ地域の農業行政省は、特定の農家を対象にある実験を開始しました。
牛にVR(仮想現実)ゴーグルを装着させ、明るい太陽と広大な草原を映し出すことで、牛の気分を向上させ、乳量を増加させようってことらしいんです。
乳量を上げるためには、牛の気分を上げなければならないわけで、それには明るい太陽が必要なわけですよ。
そこで飼育下の牛たちの不安を軽減させ、乳生産を促進するために最新テクノロジーの導入を試みました。
それは、牛の頭の形に合わせて特別にデザイン・開発されたVR(仮想現実)ゴーグルを牛に装着させるというもので、その開発にあたっては、研究者らが農家や獣医と密接に協力し合い、デバイスが牛の使用に適していることを確認するために牛の視覚研究を行いました。
研究していくと、牛は赤色を知覚することに長けていますが、緑と青の認識力が弱いということが判明したそうで、VRの専門家はVRゴーグルを牛の視覚に合わせて調整・改造したそうです。
いや、どうやってこんなん分かったんでしょうね。
牛は緑と青がみえにくいなんてねぇ…。
研究者らは、その特別なゴーグルをモスクワ郊外ラメンスキー地区にあるラスモロコ農場で飼育されている群れの牛1頭1頭に装着し、実験を行いました。
VRゴーグルには、曇りや雨の日など天候が悪い日に牛が感じやすいストレスを軽減するために、よく晴れた夏日の広大な草原が映し出されています。
一見、バカバカしそうなこの実験ですが、意外と効果はでそうなんだって。
実験の結果を伝えた地元メディアによると、最初のテストでは「群れの不安が軽減され、全体的に感情が向上した」そうなんです。
現時点ではまだ実験段階のため、今後も更なるテストが実施されるわけですが、まぁ、牛からしても、明るい方が気分もいいでしょうしねぇ。
VRが牛の乳生産性にどのような影響を及ぼしているのかということも調べられる予定ですが、これらの実験結果でラスモロコ農場の牛たちに前向きな効果が見られれば、研究者らは「牛用VR」として、このVRゴーグルをロシア全土に流通させる可能性もあるといいますから結構本気ですよね。
異なる国の酪農場では、穏やかな雰囲気の状況下で牛の乳量や、時にその品質さえ著しく増加することが示されています。
ロシアでも、そのような肯定的な効果が出るかどうかを確認するために、実験を続けていく予定なんだそうです。
こうなると、VRゴーグルを装着された牛に、副作用的なものは現れないのかって事が当然問題になりますよね。
例えば、VRゴーグルで夏の草地を見たとしても、その草を食べようとすると、実際にあるのは冬の固い地面に生えた草のみだったりした場合、牛は逆にストレスを感じちゃうんじゃないんかなぁと…。
目前に広がる光景とのギャップを体験してしまった牛が失望し、より一層感情が不安定になってしまうのではという懸念の声も一部ではあるようなんですね。
これは、そう思いますよね。
実際とのギャップって結局ストレスになりかねませんからねぇ。
今はまだ、VRゴーグル効果で牛乳生産の改善に繋がったという報告はまだ出てないそうですが、研究者や酪農家たちは、テクノロジーを使用した飼育結果に期待しているようです。
これに近いもので、日本の和牛酪農家なんかも、牛を穏やかに育てるため、クラッシック音楽を聞かせたりしてる牛舎があるなんて話は聞いたことがありますしね。
ま、牛にとっても乳量が増えるって事は、気分が良いって事ですから、これはこれで良いのかもしれません。
ま、わたくし院長、牛乳飲まないですけどね。
お腹こわすんで(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院