脳の疲労
2016年02月24日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月24日水曜日。
まだ半分(^^;
まだまだこれから、疲れてなんかいられません。
疲れると言えば、みなさん疲労は溜まってないですか?
疲れてるなぁ〜と日々感じるなら、それは疲労が溜まって抜けてない証拠で、本来は寝て起きたら、すべてクリアされています。
朝起きても、どうも疲れとるな…
もう、疲れてない感覚を忘れてしまった…
なんていう人は慢性疲労化してるかもしれません。
この疲労感、実は「脳」に関係があるってご存知でした?
じゃ、その「脳疲労」の原因と状態ってどんなん?
脳疲労は、外部から入ってくる情報・ストレスが過多になったことにより発生します。この時、脳内では、合理的な思考や言語機能の中枢である大脳新皮質と、喜怒哀楽や生理的欲求の中枢である大脳旧皮質のバランスが崩れ、脳の働きが正常ではない状態になっています。
大脳新皮質は、言語や論理、芸術を理解するため、「知性を司る脳」といわれ、体の外側からの情報を処理しています。大脳旧皮質は、喜怒哀楽などの情動や食欲、睡眠欲などの生理的欲求の中枢をなす、「本能を司る脳」といわれ、体の内側からの情報を処理しています。
各皮質はそういった役割を持っているため、外部からの情報が多くなると、大脳新皮質がその大量の情報を処理するために、フル稼動で働きますが、その時に大脳旧皮質からの本能の欲求を無視せざるを得ないことになります。
情報の流れが、大脳新皮質から大脳旧皮質への一方的な抑圧状態になることで、自律神経がアンバランスとなり、脳疲労が起こります。
つまり、いわゆる一般的な「脳」への刺激が増えすぎるとパンク寸前になるってこと。まぁ、分かりやすいね。
では、脳疲労と慢性疲労との関係についてなんですけど、情報過多による脳疲労は、大脳旧皮質において五感異常・食行動異常・肥満や生活習慣病などの身体異常を起こすと言われています。
いわゆる、ストレスによる過食、拒食なんかもこういう原因といえますね。結局、脳からの信号で食べたり飲んだりしますからねぇ…
また、大脳新皮質においては、認知異常・精神的行動異常・うつ病や神経症などの精神異常を起こしている可能性が考えられます。
熱もなく、体も使っていないのにだるさや疲れが取れない、考えがまとまらない、食事がおいしく感じないなど、精神的なストレスが原因と思われがちなこれらの症状は、慢性疲労にも似ていますが、実は脳疲労の症状であることも多いというわけです。
外部からの情報が多すぎることにより脳疲労が起こると、脳内の情報処理能力が追いつかず、異常な状態が連鎖していき、次第に病気になっていきます。現代病と呼ばれるうつ病や糖尿病、メタボリックシンドロームなどは脳が危険信号を出していると言えるでしょう。
ですから、早めに脳疲労を何とかすることにより、生活習慣病の予防にも繋がるって事です。
じゃ、その脳疲労、どうやって回復させればいいでしょう?
(1)コーヒーやいわゆる栄養ドリンク、タバコ、アルコール、チョコレートなどによる疑似回復で疲労を麻痺させ、一時的にストレスを回避することもできます。これらは、あくまでも一時的な回避なので脳疲労が軽くなれば、体に良い運動なども取り入れながら、本格的なストレス解消を行っていきましょう。
(2)運動により脳の血流が良くなると共にストレスが軽減され、脳疲労の回復につながります。アメリカのジョージア工科大学の研究では、20分の筋力トレーニングで脳の活性化ができることが示されています。これは、脳の神経伝達物質(ノルエピネフリン)の分泌が運動によって増えるためで、日常生活でできる運動でも十分な効果を得られるといいます。やりましたね。筋トレマニアには嬉しい知らせですな。
(3)食事やサプリメントによる栄養補給でも脳疲労の回復が見込めます。特に温かい飲み物は血液循環の改善に即効性があるほか、副交感神経に働きかけ、不安やストレスを軽減します。脳疲労を回復させる効果があるといわれる、イチョウ葉エキスやチロシンなどのサプリメントの摂取もおすすめです。
って書き出しても、特別コレ!!ってことはないですよね?
つまり、日常、身体に良いことと言われることは、「脳疲労」にも効果があると言えるわけです。
肝心なのは、「脳疲労」というものがあり、自分の「脳」も疲労しているって自覚することです。
そして「脳疲労」を取ろうと意識しながら、上記の様な回復行動を行ってみて下さい。
この「脳疲労を自覚して、疲労回復に努める」
という意識が「脳疲労」を軽減させるポイントなんですよ。
「脳」は考える場所ですから、治すのにも「考える」って事が大事なんですねぇ〜
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月24日水曜日。
まだ半分(^^;
まだまだこれから、疲れてなんかいられません。
疲れると言えば、みなさん疲労は溜まってないですか?
疲れてるなぁ〜と日々感じるなら、それは疲労が溜まって抜けてない証拠で、本来は寝て起きたら、すべてクリアされています。
朝起きても、どうも疲れとるな…
もう、疲れてない感覚を忘れてしまった…
なんていう人は慢性疲労化してるかもしれません。
この疲労感、実は「脳」に関係があるってご存知でした?
じゃ、その「脳疲労」の原因と状態ってどんなん?
脳疲労は、外部から入ってくる情報・ストレスが過多になったことにより発生します。この時、脳内では、合理的な思考や言語機能の中枢である大脳新皮質と、喜怒哀楽や生理的欲求の中枢である大脳旧皮質のバランスが崩れ、脳の働きが正常ではない状態になっています。
大脳新皮質は、言語や論理、芸術を理解するため、「知性を司る脳」といわれ、体の外側からの情報を処理しています。大脳旧皮質は、喜怒哀楽などの情動や食欲、睡眠欲などの生理的欲求の中枢をなす、「本能を司る脳」といわれ、体の内側からの情報を処理しています。
各皮質はそういった役割を持っているため、外部からの情報が多くなると、大脳新皮質がその大量の情報を処理するために、フル稼動で働きますが、その時に大脳旧皮質からの本能の欲求を無視せざるを得ないことになります。
情報の流れが、大脳新皮質から大脳旧皮質への一方的な抑圧状態になることで、自律神経がアンバランスとなり、脳疲労が起こります。
つまり、いわゆる一般的な「脳」への刺激が増えすぎるとパンク寸前になるってこと。まぁ、分かりやすいね。
では、脳疲労と慢性疲労との関係についてなんですけど、情報過多による脳疲労は、大脳旧皮質において五感異常・食行動異常・肥満や生活習慣病などの身体異常を起こすと言われています。
いわゆる、ストレスによる過食、拒食なんかもこういう原因といえますね。結局、脳からの信号で食べたり飲んだりしますからねぇ…
また、大脳新皮質においては、認知異常・精神的行動異常・うつ病や神経症などの精神異常を起こしている可能性が考えられます。
熱もなく、体も使っていないのにだるさや疲れが取れない、考えがまとまらない、食事がおいしく感じないなど、精神的なストレスが原因と思われがちなこれらの症状は、慢性疲労にも似ていますが、実は脳疲労の症状であることも多いというわけです。
外部からの情報が多すぎることにより脳疲労が起こると、脳内の情報処理能力が追いつかず、異常な状態が連鎖していき、次第に病気になっていきます。現代病と呼ばれるうつ病や糖尿病、メタボリックシンドロームなどは脳が危険信号を出していると言えるでしょう。
ですから、早めに脳疲労を何とかすることにより、生活習慣病の予防にも繋がるって事です。
じゃ、その脳疲労、どうやって回復させればいいでしょう?
(1)コーヒーやいわゆる栄養ドリンク、タバコ、アルコール、チョコレートなどによる疑似回復で疲労を麻痺させ、一時的にストレスを回避することもできます。これらは、あくまでも一時的な回避なので脳疲労が軽くなれば、体に良い運動なども取り入れながら、本格的なストレス解消を行っていきましょう。
(2)運動により脳の血流が良くなると共にストレスが軽減され、脳疲労の回復につながります。アメリカのジョージア工科大学の研究では、20分の筋力トレーニングで脳の活性化ができることが示されています。これは、脳の神経伝達物質(ノルエピネフリン)の分泌が運動によって増えるためで、日常生活でできる運動でも十分な効果を得られるといいます。やりましたね。筋トレマニアには嬉しい知らせですな。
(3)食事やサプリメントによる栄養補給でも脳疲労の回復が見込めます。特に温かい飲み物は血液循環の改善に即効性があるほか、副交感神経に働きかけ、不安やストレスを軽減します。脳疲労を回復させる効果があるといわれる、イチョウ葉エキスやチロシンなどのサプリメントの摂取もおすすめです。
って書き出しても、特別コレ!!ってことはないですよね?
つまり、日常、身体に良いことと言われることは、「脳疲労」にも効果があると言えるわけです。
肝心なのは、「脳疲労」というものがあり、自分の「脳」も疲労しているって自覚することです。
そして「脳疲労」を取ろうと意識しながら、上記の様な回復行動を行ってみて下さい。
この「脳疲労を自覚して、疲労回復に努める」
という意識が「脳疲労」を軽減させるポイントなんですよ。
「脳」は考える場所ですから、治すのにも「考える」って事が大事なんですねぇ〜
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院