弘泉堂鍼灸接骨院
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      京都市中京区西ノ京上平町49-1
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      【休診】水曜・日・祝・土曜午後

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Artificial meat(人工肉)
2019年11月05日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。

11月5日の火曜日でございます。

さぁ、世間的には三連休明け、当院も連休明けってことで、やる気がニャーな感じの火曜日の朝でございますな。

今月は23日に「勤労感謝の日」ってのがあるんですが、この日は土曜日なんで、一般的には特に何も関係ない祝日ってやつになっちゃいます。

ですが、当院は土曜日も診療しておりますので、土日の連休になるんですよねぇ。

まぁ、土曜は午前診だけですから、半分休みが増える感じですが、それにしても連休多いよね。

ですが、来月はここ30年あった「天皇誕生日」が変更されたため、12月23日が祝日ではなくなったんですよね…。

クリスマスイブの前日って言う、なかなか素敵な日だったんですが、今年から平日になっちゃうんですよねぇ。

で、しかもと言うか、平成天皇が「上皇」になられたため、この「上皇」を敬う意味にとられかねないってことで、当分は12月23日は平日のままって見解だそうです。

というのも、明治、昭和の天皇誕生日は、何らかの日に変更して祝日として残っています。

明治天皇誕生日は「文化の日」に、昭和天皇誕生日は「みどりの日」〜「昭和の日」てな具合ですな。

ですんで、12月23日も期待したんですが、今のところダメな様です。

まぁ、また上皇様が「上皇」を退かれたりしたら復活するかもしれませんので、ほのかな期待は残しておきましょう。

ってな、11月5日ですが、今日もやる気を振り絞っていこうかと思います。

ここ最近、外食チェーン大手の、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどが、植物由来の人口肉の開発に取り組んでるってお話を何度かこのブログでもご紹介しました。

外食産業に限らず、環境に優しく持続可能でしかも倫理的でもある培養した人工肉は、食肉業界にとってこれからの大きな研究課題となっているのは間違いありません。

ですが今の時点では、大量に供給する方法や本物のお肉の食感や味の再現などまだまだ課題が多い研究段階の技術です。

で、今回、ハーバード大学の研究グループが考案したのは、全く新しい、ゼラチンの中でウサギと牛の筋細胞を育てるって方法なんだそうなんです。

それはお肉そっくりな食感を再現しており、将来的には天然の動物肉にとって代わる可能性を秘めているそうです。

まず動物の肉は、長く薄い繊維として成長する骨格筋(と脂肪組織)でほとんどが構成されています。

これは誰でも想像つきますわな。

ヒトも同じでまず、骨があり、筋繊維がつきその上に脂肪組織がのってると…。

培養肉の研究で最大の難関とされるのが、こうした繊維を再現することなんだそうです。

これらを研究チームが言うのは、筋細胞は接着性細胞のため成長するときに「つかまるもの」 が必要なのだそうです。

食肉と同じような筋組織を成長させるには 「足場」 となり、それでいて食べられる素材を探す必要があったそうです。

まぁ、イメージ的に言うと、骨に筋肉がくっついて成長するみたいな感じですかねぇ…。

でまぁ、細かい技術は置いといて、研究チームは「浸透ロータリー・ジェット・スピニング(immersion Rotary Jet-Spinning / iRJS)」という方法で、遠心力を用いて特定の形状や大きさのナノファイバーを紡ぐ技術を導入。

これでゼラチン繊維を紡いで細胞を成長させる土台を形成するという事に成功したそうです。

この繊維は天然の筋繊維の細胞外基質を真似したもので、組織同士をくっつけて肉の食感を再現する接着剤として機能するんだそうで、この繊維にウサギと牛の筋細胞を植え込み、薄く長く成長させると、完成したのは本物のお肉そっくりの培養肉だったそうなんです。

まぁ、なんの事か分かりませんが(笑)とにかくこのゼラチンの中で、牛やウサギの筋細胞を育てたってことですな。

その食感を計測器で調べてみたところ、天然肉と同じような食感がありながらも天然肉のほうが筋繊維が多いことが判明しました。

つまり、天然肉はもっと成熟しているということのようなんですね。

それでも今回の研究結果は、完全に培養された食肉が実現可能であることを示しているといいます。

完全なる人工肉が完成するのも時間の問題ってトコのようですが、まぁこれも賛否あって当たり前です。

わたくし院長、個人的意見としては、栄養価が同等で味も同じようなもんなら、人工でも天然でも良いんじゃないのって思いますが…。

近い将来、飲食店のメニューや、肉屋の店頭で「天然肉」「人工肉」の表示があるようになってるかもしれませんよね。

で、当然、人工肉の方がお安いと…。

そうなれば食費も抑えられるし、環境や動物愛護にも優しいわけで、良い事ばっかですもんね。

研究チームのみなさん、是非、わたくしの生きてるうちに、「人工肉」市場に出回らせてください。

よろしくお願いします。

ではまた〜。



jinko


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