弘泉堂鍼灸接骨院
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足関節とサンショウウオ
2019年10月29日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

10月29日の火曜日でございます。

さぁ、10月も残り3日、ボチボチ紅葉の見頃も各地で聞こえてきますね。

近畿地方は、11月に入ってからでしょうかね。

この紅葉の頃は、もう十分寒いですから、秋と言うより初冬って感じです。

これからドンドン寒くなって‪冬がきて、今年が終わるわけです。

ってまだ早いですが、もうハロウィンですからね。

ハロウィンが終わったら、次はクリスマスですもんね。

12月に入っちゃったら、もう早すぎてあっちゅう間に年末がきてしまいますんで、色々段取り組むのは、11月中に行っておくべきなんですよね。

で、12月に入れば予定通りこなしていくと…。

11月から年末までは、結構早いんで今年こそ、シッカリ予定を立てて年末を迎えたいと思います。

ま、毎年言ってますけどね。

今年は、ちょっとエアコンクリーニングしたいなぁとか思ってんですよね。

こないだ軽く業者さんに問い合わせたら、1台25000円とか言われました。

当院には、2台あるんで50000円になるんですよねぇ。

50000円は出せん(笑)

なんとか、2台で30000円くらいにならんでしょうか。

交渉しようと思っとります。

てな、10月の終わり、今日も元気にネタへ突入しましょう。

今日のネタはなかなか興味深い人体のお話です。

アメリカの研究で、人間の関節の一部にサンショウウオのような再生能力が備わっていることが明らかになったんだそうです。

サンショウウオのようなと言われても、ピンとこないでしょうが、サンショウウオやトカゲなんかには、手足や尻尾が切断されても再生されるという能力が備わっています。

この能力は人間にとってうらやましい限りなんですが、新しい研究によれば、じつは人体の軟骨にも「サンショウウオのような」隠された再生能力が備わっているのだというお話です。

将来的には、関節の怪我や、つらい関節炎のような症状の治療にも役立つかもしれない発見なんだそうです、興味がつきませんな。

アメリカ・デューク大学の研究グループは、アミノ酸に含まれる内部分子時計を利用することで、タンパク質の年齢を割り出す方法を考案しました。

手術を受けた患者から足首・膝・股関節の関節組織を採取し、新しい方法で軟骨組織に含まれるタンパク質の年齢を特定したところ、膝のタンパク質には加齢の兆候が少なく、股関節のものよりも若いことが判明しました。

さらに足首のタンパク質は膝よりも若いことが明らかになったそうなんです。

つまり、足首よりも膝や股関節のほうが関節炎になりやすかったり、怪我の回復が遅かったりする理由が解明出来るかもしれないってことのようです。

まぁ、確かに足関節って関節炎にはなりにくいですね。

面白いことに、そうしたタンパク質年齢の違いは、一部の生物の再生能力とも符合しているんだそうで、たとえばサンショウウオやゼブラフィッシュのような動物は、体の中心よりも末端部のほうが再生しやすいと言われています。

またタンパク質の数値は、軟骨の回復プロセスを制御している分子とも連動していて、やはりサンショウウオやゼブラフィッシュのような自己修復能力を持つ動物においてより活発なものなのだそうです。

論文の筆頭著者であるシュエ・ミンフェン博士は、「サンショウウオの手足の再生制御機構が、人間の手足の関節組織修復のコントローラーでもあるらしいと推測しているわけです。

まぁ、素人にはよく分かりませんが、研究グループでは、この機能のことを「内部サンショウウオ能力」と呼んでいるそうです。

で、この内部サンショウウオ能力をうまく利用すれば、人間の怪我の治療にも役立てられる可能性があるとの事のようですよ。

研究チームは、サンショウウオにはあって、人間にはない調整機構の要素を解明できれば、その欠けている要素を補うことで、手足の部分的な、それどころか完全な再生すらできるようになるかもしれないとこう言ってます。

miRNAに化合物を混ぜて標的薬を作るというのは、登場したばかりの新しい研究分野で、今回発見された人体に隠されている再生応力をアップさせるために使うべき化合物はまだはっきりしません。

ですが、その解明が進めば、たとえば変形性関節炎のような軟骨の劣化によって生じる関節炎の治療薬は作れるかもしれないでしょうね。

この研究がどこまで進むかは分かりませんが、軟骨、靭帯などが再生出来るようになれば、医療は大きく変わるでしょうね。

わたくしの生きてるうちに完成しないかねぇ…。

期待しましょう。

ではまた〜。


san


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