弘泉堂鍼灸接骨院
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      京都市中京区西ノ京上平町49-1
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      【休診】水曜・日・祝・土曜午後

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眼球コロコロ、心臓ドクドク。
2019年09月23日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

9月23日の月曜日でございます。

先週に引き続き、今週も世の中では3連休ということで、今日はその最終日、みなさんゆっくり過ごされてることでしょう。

土、日、月の3連休の場合、開始が1日少ないですから、翌週も何となく得した気分になれますよねぇ。

ま、実際火曜日スタートですから、1日少ないんですけどね。

わたくし院長、休みの日はここのところたまった事務仕事をこなすことと、ひたすら体を休めることに費やします。

こういったブログの原稿もそうですし、カルテを書いたりやることだけはたくさんあるんすよねぇ。

ですから、休みの日のよくあるパターンは、朝遅めに起きて、昼過ぎまで事務仕事をこなし、そこから死んだように昼寝して、また少々事務仕事をこなします。

で、適当な時間になるとジムへ行き、そのあと、院に一度行って明日の用意をしてから、帰って意識がなくなるまで飲酒します(笑)

日頃、寝不足がたまっているせいか、休日に少々寝すぎても、きちんと夜は眠くなりますから、とりあえず寝ます。

ですが、年のせいなのか何なのか、途中覚醒が激しくて、ちょっとの物音にも目が覚めたり、眠り自体は浅い気がします。

そこでわたくし院長、寝るときは必ず耳栓をするようにしてるんですが、これがあると結構雑音が遮断され、いい感じです。

難点は、朝の目覚ましが聞こえにくく、ちょっとビビる時がありますが、まぁなんとか朝も起きれています。

ってな、前置きから今日はこの聞こえてくる雑音についてのお話でもひとつー。

耳栓をすると周りの音が遮断されるので、眠るにもいいですが、何かに集中したい時なども使えるアイテムだと思います。

こういった、周りの音が何も聞こえない静けさの中に身を置くことは、心を穏やかにし気持ちをリラックスさせてくれると思います。

ですが、イギリスのスコットランドに住むある女性は、体内の音が絶えず聞こえるという非常に稀な症状を抱えて生きてきたそうなんです。

この体内の音とは、例えば眼球がコロコロ動く音、心臓がドクドク鳴る音、血液がシューッと流れる音などだそうで、この女性は、これまで本当の静けさというものを経験したことがないということです。

まぁ、心臓の音などは特殊な状況下では、だれでも聞こえることはあります。

異常に緊張している状況とか、メチャメチャ心臓が動いてるときですね。ドキドキと…。

ですが、この女性は常に聞こえているといいますから、こりゃうるさいやろなぁ(笑) 

で、何度病院に行っても原因はわからないままでしたが、10年以上の月日を経て、専門医の診断により、ようやくその原因が明らかとなったそうなんです。

スコットランドのグラスゴーに住む1児の母ジェマ・ケアンズさん(32歳)は、10代の時に、体内の音が絶えず聞こえることに気付いたそうで、過去に医師のもとを訪ねても、耳詰まりや鼻の薬を処方されるだけで、何の効果もなかったそうです。

結果的に、ジェマさんが正確な診断を受けたのは、症状に気付いてから実に14年も後のことだったといいますから、長い間苦しまれたんですねぇ。

で、このジェマさんの症状は、いったい何だったのかというと両方の耳が「上半規管裂隙症候群」であることが判明しました。

これは、半規管のひとつである上半規管の周囲の骨が欠損している状態で、ジェマさんの場合は2本欠けているとのことだったそうです。

これは、非常に細い骨だそうですが、これが欠けることによりバランス感覚と聴覚に大きな影響を与えてしまうそうです。

わたくし院長も、初めて聞いたので調べてみたんですが、珍しい症例ではありますが、事例がないわけではなく、日本でも治療例はあるようです。

ここに比較的分かりやすい説明がありますんで、興味のある方はどうぞ。詳しい

この症状は、特に大きな音の刺激や圧力による刺激を受けて内耳が揺らされると、眩暈やふらつきを感じ、視野に歪みが生じたりします。

そして去年9月にジェマさんは、まず右耳の手術を受けました。

医師には、聴覚が失われる可能性があるとも伝えられていたそうですが、リスク覚悟で挑んだそうです。

そんな覚悟をしちゃうくらい、毎日つらい音に悩まされてたんでしょうね。

両耳を一度に手術すると、バランス感覚を完全に失ってしまうため、左耳の手術は来月に行われる予定となっているそうです。

こういったレアなケースの場合、周りから理解されないのが一番辛いでしょうしねぇ。

そりゃ、普通の人なら「眼球がコロコロ動く音」が聞こえてうるさいねんって言われても、「あ、そ、そう。」としか言えませんよね。

ジェマさんの耳が完治することを祈ります。

ではまた〜。



nekomimi



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