「成層圏制御摂動実験」
2019年08月30日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
8月30日の金曜日でございます。
さぁ、明日で8月も終りってことで、さすがに少しだけ涼しくなってきたかなぁ…。
ま、あくまであの猛暑を基準にしてますんで、少し温度が下がっただけでも過ごしやすいと感じるあたり、もう温暖化に慣れてきてるんでしょう。
人間は慣れる生き物ですから、まぁ暑さにも寒さにもそのうち慣れますわな。
ですが、慣れたからと放置するのは地球的にはとても危険な事ですよね。
この温暖化ってヤツはドンドン広がっていってるようですから、どこかで歯止めをかけないと、そのうち慣れようがないトコまできちゃうかもしれません。
ですが、我々個人が一体なにをすればいいんでしょう。
二酸化炭素を出さなくするとか?
ってより、二酸化炭素って出してんのかね?
呼吸によるものとか言われたら、もうどうしようもないしねぇ…。
例えば、この二酸化炭素問題で言えば、世界中に飼われている「牛」のゲップによるガスの排出でかなりの量が毎日出てるらしいですが、みんな牛食うのやめますか?
とか考えると、なかなか有効な手段がないんでしょう。
ってのは、あくまで個人のお話で、大きなレベルで温暖化阻止に向け、動いてるプロジェクトもあるようなんで、ちょっと紹介しておきます。
ハーバード大学の科学者は今、噴火の寒冷作用を再現するという世界初の太陽地球工学的実験に乗り出そうとしているそうなんです。
その一環として、プロジェクトの倫理・環境・地政学的な影響を検討する外部諮問機関の設置が発表されました。
この諮問機関とは、日本では行政機関のうち、行政庁からの諮問に応じて意見を答申する権限をもつもの。国家行政組織法8条,地方自治法 174条の規定に基づいて,審議会,協議会,調査会,専門委員会などの名称がつけられてます。
ネイチャー誌によると、7月29日にカリフォルニア戦略的成長評議会の理事であるルイス・ベズワース氏が諮問委員会の委員長に就任すると発表されました。
またほかに地球科学や環境・気候関連法政策の専門家7名もメンバーに加わるんだそうです。
なんかとんでもなく、スゴイプロジェクトだってのは分かりますよね。
では、どんな中身なのかみていきましょう。
「成層圏制御摂動実験(Stratospheric Controlled Perturbation Experiment/SCoPEx)」と呼ばれるこの実験は、炭酸カルシウム粒子を地球上空に散布し、火山灰が太陽光をさえぎり寒冷化させる作用を再現しようというものなんだそうです。
つまり、人工的に火山が噴火したような状況を作りだすってことですな。
実験自体は昨年に発表されたもので、そのときの予定通りに進んでいるのであれば、もうそろそろ、300万ドル(約3億円)を投じた第一フェイズが開始され、米国南西部ニューメキシコ州上空20キロまで気球2つを上昇させる実験が行われる予定だそうです。
気球が所定の位置についたら、2キロの袋に入った炭酸カルシウムを散布。その後、粒子が拡散する様子を気球に搭載されたセンサーで観察するってことらしです。
当然ながら、この実験は環境保護団体を含め、多くの人々に懸念を抱かせているわけです。
予期せぬ連鎖反応が起こり、気候やオゾン層に甚大が被害が生じるのではないかと心配されています。
また、気候に密接に関連している海流に影響する恐れもあるんじゃないかとも懸念されてます。
さらに、こうした試みによって世界が熱が防がれる地域とそうでない地域とにわかれる可能性もあると推測され、こうしたモザイクのようなパターンは、水分の蒸発や雲の形成に影響し、降雨パターンを違うものにしてしまうかもしれない。
粒子の散布を大規模に行なった場合の影響はまったく予測不能だ。温暖化を防ぐための方策が、逆効果になってしまう恐れもあるのだ。
そもそも少々炭酸カルシウムをばらまいたところで、何の意味もないという専門家もいたりします。
例えば、20世紀で2番目に大きかった1991年のピナトゥボ山噴火(フィリピン)では、700人が死亡し、20万人が家を失った大災害でしたが、このとき、2000万トンの二酸化硫黄エアロゾルが放出されたと推定されるんですが、それでさえようやく0.5度程度気温が下がっただけだったというデータもあります。
しかもその効果は1年しかもたず、すぐに元に戻ってしまったそうなんです。
ほかにも温室効果ガス削減という唯一の根本的な温暖化対策から目を逸らさせるためのものではないのか、といった意見も聞かれてきます。
これは、もっともな意見なんですけどね。
ですが、実際、世界中で排出されてる温室効果ガスを削減させることが出来るのかとなると、わたくし院長も無理だと思います。
ですから、ハーバード大学の研究チームは、試す価値があると考えているようなんですね。
まぁ、ハーバード大学の研究チームですからねぇ…。
きっと何らかの勝算があるんではないかと思うんですが、空から炭酸カルシウムをばら撒くってねぇ(笑)
一時しのぎとしても、世界中で行えばって気もしますし、そんなことしたら世界中が粉っぽくなるんでねぇの?とか、なんだか想像もつきませんが、スゴイ資金も投入して実験してんですから期待しましょう。
それと、もちろん世界中の人々が、みんなで意識していかなきゃですけどね。
もっと、なんか具体的な指示を出してくれたら、一般人にも分かりやすいんですけどねぇ。
世界中で温暖化の悪影響が出てる以上、国際規定とか設けて禁止事項を色々作っちゃったらいいんじゃないですかね。
もうそろそろ、世界中が本気出して取り組まないと手遅れになるかもしれませんしね。
みんなで温暖化を止めましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月30日の金曜日でございます。
さぁ、明日で8月も終りってことで、さすがに少しだけ涼しくなってきたかなぁ…。
ま、あくまであの猛暑を基準にしてますんで、少し温度が下がっただけでも過ごしやすいと感じるあたり、もう温暖化に慣れてきてるんでしょう。
人間は慣れる生き物ですから、まぁ暑さにも寒さにもそのうち慣れますわな。
ですが、慣れたからと放置するのは地球的にはとても危険な事ですよね。
この温暖化ってヤツはドンドン広がっていってるようですから、どこかで歯止めをかけないと、そのうち慣れようがないトコまできちゃうかもしれません。
ですが、我々個人が一体なにをすればいいんでしょう。
二酸化炭素を出さなくするとか?
ってより、二酸化炭素って出してんのかね?
呼吸によるものとか言われたら、もうどうしようもないしねぇ…。
例えば、この二酸化炭素問題で言えば、世界中に飼われている「牛」のゲップによるガスの排出でかなりの量が毎日出てるらしいですが、みんな牛食うのやめますか?
とか考えると、なかなか有効な手段がないんでしょう。
ってのは、あくまで個人のお話で、大きなレベルで温暖化阻止に向け、動いてるプロジェクトもあるようなんで、ちょっと紹介しておきます。
ハーバード大学の科学者は今、噴火の寒冷作用を再現するという世界初の太陽地球工学的実験に乗り出そうとしているそうなんです。
その一環として、プロジェクトの倫理・環境・地政学的な影響を検討する外部諮問機関の設置が発表されました。
この諮問機関とは、日本では行政機関のうち、行政庁からの諮問に応じて意見を答申する権限をもつもの。国家行政組織法8条,地方自治法 174条の規定に基づいて,審議会,協議会,調査会,専門委員会などの名称がつけられてます。
ネイチャー誌によると、7月29日にカリフォルニア戦略的成長評議会の理事であるルイス・ベズワース氏が諮問委員会の委員長に就任すると発表されました。
またほかに地球科学や環境・気候関連法政策の専門家7名もメンバーに加わるんだそうです。
なんかとんでもなく、スゴイプロジェクトだってのは分かりますよね。
では、どんな中身なのかみていきましょう。
「成層圏制御摂動実験(Stratospheric Controlled Perturbation Experiment/SCoPEx)」と呼ばれるこの実験は、炭酸カルシウム粒子を地球上空に散布し、火山灰が太陽光をさえぎり寒冷化させる作用を再現しようというものなんだそうです。
つまり、人工的に火山が噴火したような状況を作りだすってことですな。
実験自体は昨年に発表されたもので、そのときの予定通りに進んでいるのであれば、もうそろそろ、300万ドル(約3億円)を投じた第一フェイズが開始され、米国南西部ニューメキシコ州上空20キロまで気球2つを上昇させる実験が行われる予定だそうです。
気球が所定の位置についたら、2キロの袋に入った炭酸カルシウムを散布。その後、粒子が拡散する様子を気球に搭載されたセンサーで観察するってことらしです。
当然ながら、この実験は環境保護団体を含め、多くの人々に懸念を抱かせているわけです。
予期せぬ連鎖反応が起こり、気候やオゾン層に甚大が被害が生じるのではないかと心配されています。
また、気候に密接に関連している海流に影響する恐れもあるんじゃないかとも懸念されてます。
さらに、こうした試みによって世界が熱が防がれる地域とそうでない地域とにわかれる可能性もあると推測され、こうしたモザイクのようなパターンは、水分の蒸発や雲の形成に影響し、降雨パターンを違うものにしてしまうかもしれない。
粒子の散布を大規模に行なった場合の影響はまったく予測不能だ。温暖化を防ぐための方策が、逆効果になってしまう恐れもあるのだ。
そもそも少々炭酸カルシウムをばらまいたところで、何の意味もないという専門家もいたりします。
例えば、20世紀で2番目に大きかった1991年のピナトゥボ山噴火(フィリピン)では、700人が死亡し、20万人が家を失った大災害でしたが、このとき、2000万トンの二酸化硫黄エアロゾルが放出されたと推定されるんですが、それでさえようやく0.5度程度気温が下がっただけだったというデータもあります。
しかもその効果は1年しかもたず、すぐに元に戻ってしまったそうなんです。
ほかにも温室効果ガス削減という唯一の根本的な温暖化対策から目を逸らさせるためのものではないのか、といった意見も聞かれてきます。
これは、もっともな意見なんですけどね。
ですが、実際、世界中で排出されてる温室効果ガスを削減させることが出来るのかとなると、わたくし院長も無理だと思います。
ですから、ハーバード大学の研究チームは、試す価値があると考えているようなんですね。
まぁ、ハーバード大学の研究チームですからねぇ…。
きっと何らかの勝算があるんではないかと思うんですが、空から炭酸カルシウムをばら撒くってねぇ(笑)
一時しのぎとしても、世界中で行えばって気もしますし、そんなことしたら世界中が粉っぽくなるんでねぇの?とか、なんだか想像もつきませんが、スゴイ資金も投入して実験してんですから期待しましょう。
それと、もちろん世界中の人々が、みんなで意識していかなきゃですけどね。
もっと、なんか具体的な指示を出してくれたら、一般人にも分かりやすいんですけどねぇ。
世界中で温暖化の悪影響が出てる以上、国際規定とか設けて禁止事項を色々作っちゃったらいいんじゃないですかね。
もうそろそろ、世界中が本気出して取り組まないと手遅れになるかもしれませんしね。
みんなで温暖化を止めましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院