浮腫(むくみ)
2016年02月15日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月15日月曜日。
今週も始まりました。
私の場合、土曜日に大体ゆっくり寝てしまうので、日曜日の夜が何となく眠れなくて、月曜日は少々寝不足ってパターンが多いです。
まぁ、月曜日はどっちにしろ眠いですよねぇ…
みなさん寝起きはどうですか?
寝起きで不快に感じることのひとつに「腰痛」があるんですが、その「腰痛」と並んで不快に感じることがあるようなんです。
男性にはあまりない(自覚がないだけかも)ようなんですが、それは浮腫(むくみ)なんです。
朝起きたら顔がパンパン。夕方には靴がきつくて入らない。いつの間にか膨張していた自分のパーツに、驚かれる女性が多いそうで…
今日はこの「浮腫」(むくみ)についてちょっとお話しましょうか〜
むくみどうですか?
デスクワークをされてる女性は、半数近くが夕方になると下半身のむくみを感じてるとか。
実際に測定したデータによると、足首周囲で5mm、ふくらはぎでは1cmほど脚が太くなるということです。
まぁ、1cmがどやねん?って感じるのは男性目線であって、女性にとっての1cmは相当なよう。
脚が太く見えるっているデメリットだけなら、まぁ見た目だけの問題ですが、靴がキツくなると、そこで血の流れが悪くなり、血流障害や足先の冷えなど二次的被害も起こってきます。
こんなやっかいな「むくみ」ですが、そもそも何故起こるのでしょう?
基本的なむくみ(一般的な)がおこる一番の理由は、「水分バランス」が崩れることによって生じます。
「むくみ」は、血液中の水分が血管の外にしみ出して細胞にたまった状態のことで、毛細血管から組織間にしみ出す水分と、再び血管に吸収される水分とのバランスがとれていれば、むくむことはありません。毛細血管の血圧が上がった場合や血管内で蛋白質濃度が低下した場合、血管がタンパク質や水分を通しやすくなった場合などに「水分バランス」が崩れ、むくみが生じるのです。
ちょっと分かりにくいですかね…
「水分バランス」といっても、血管と組織間の水分ですので、水を飲みすぎるとか、逆に飲まなさ過ぎるとかの単純な問題でもありません。
一言では説明できませんが、血管の中は常に水分や蛋白質などを入れたり出したりして、血圧や浸透圧調節しています。
この時、血管から出る水分が多すぎるって現象がむくみの正体です。
つまり、血管から水分を逃がさないようにすることで、むくみは改善出来るんです。
じゃ、どんな時、むくむ、つまり血管から水分がたくさん押し出されてしまうのか?
これを考えると、対策は立てられそうですよね。
では、むくみの原因と、対策をご紹介しますね。
・長時間同じ姿勢をとっている
ずっと立ちっぱなし、座りっぱなしなどの同じ姿勢をとっていると、脚の血行が滞って血液中の水分が停滞するため、脚がむくみます。時間がたつほど悪化することが多いので、仕事が終わる頃にむくみがひどくなってしまいます。
対策としましては、単純にこまめに姿勢を変えることですね。
1時間以上同じ姿勢をとり続けないことが鉄則です。デスクワークをする方は、1時間に1回は立ちあがって伸びをしたり、お茶を入れに行ったりするなどして、姿勢を変えるようにしましょう。足首を回したり、イスに座った状態でかかとを上げ下げしたりするのも効果的です。
立ち仕事の方は、歩くと脚の筋肉のポンプ作用で血液が巡りやすくなります。休憩中に散歩をしたり、帰宅時にひと駅分歩いてみたりするのもおすすめです。就寝時に、脚を少し上げて寝るのも効果的です。
・アルコール
お酒を飲むことで、血管内の水分は少なくなるのに、血管が膨張して外に水がしみ出してしまう「血管内脱水」という状態が起こり、むくみの原因になります。
こちらの対策は「飲まない」のが一番なんですが、なかなかそうもいかないでしょう。 水分補給して、アルコールを体外に出す様にしてください。
特に飲んでしまった次の日等はスポーツ飲料などを飲んで水分補給し、早めにアルコールを体外に出すことが重要です。呼気からもアルコールは抜けていきますから、意識的におおきく呼吸するのも効果的です。
・塩分の摂り過ぎ
塩分の摂り過ぎもむくみの原因になります。塩分を摂り過ぎると、からだの中のナトリウム濃度が高くなり、細胞と細胞の間に水分をため込もうとして、その結果、血管の外に水分がしみ出してしまうからです。
こちらの対策も、アルコール同様、塩分の多い食べ物を控えるってことですが、食べてしまったら、こちらも水分を多めにとりましょう。
アルコールと塩分はかなり危険です。お酒を飲むとどうしても塩辛いつまみを食べますし、翌日にはヘルシー感覚で、味噌汁や梅干とか意外と塩分濃度の高いものを食べてしまいます。カロリーと塩分は関係ないので、ヘルシーだからといって油断できません。
・冷え、血行不良、運動不足による新陳代謝の低下
これも、意外とあるんですよねぇ…
やはり女性は、男性よりも筋肉量が少ないため、血行不良からむくみやすくなります。また基礎代謝量が低いため、冷えからむくむこともあります。
対策として、少しでも運動をして筋肉量を増やし、新陳代謝を上げるようにしましょう。筋肉には血液を心臓に戻すポンプ作用があるので、足を大きく動かすことによってむくみ防止も期待できます。
後、大切なのはむくみを慢性化させないことですね。いったんむくんでしまうと、水分バランスの崩れから、細胞への養分の取り入れや老廃物の排出がうまくいかなくなるので、さらに悪化しやすくなります。
また、放っておくと「慢性化」しやすいという特徴もあります。対策を立てて実行し、むくみ知らずのスッキリ生活を送りましょう。
当院で施術している、「筋膜リリース」は全身の血流をあげるうえ、下腿なども直接刺激し老廃物を押し流します。
かなりのむくみ防止効果がありますから、気になる方は是非一度受けてみてください(^^)
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月15日月曜日。
今週も始まりました。
私の場合、土曜日に大体ゆっくり寝てしまうので、日曜日の夜が何となく眠れなくて、月曜日は少々寝不足ってパターンが多いです。
まぁ、月曜日はどっちにしろ眠いですよねぇ…
みなさん寝起きはどうですか?
寝起きで不快に感じることのひとつに「腰痛」があるんですが、その「腰痛」と並んで不快に感じることがあるようなんです。
男性にはあまりない(自覚がないだけかも)ようなんですが、それは浮腫(むくみ)なんです。
朝起きたら顔がパンパン。夕方には靴がきつくて入らない。いつの間にか膨張していた自分のパーツに、驚かれる女性が多いそうで…
今日はこの「浮腫」(むくみ)についてちょっとお話しましょうか〜
むくみどうですか?
デスクワークをされてる女性は、半数近くが夕方になると下半身のむくみを感じてるとか。
実際に測定したデータによると、足首周囲で5mm、ふくらはぎでは1cmほど脚が太くなるということです。
まぁ、1cmがどやねん?って感じるのは男性目線であって、女性にとっての1cmは相当なよう。
脚が太く見えるっているデメリットだけなら、まぁ見た目だけの問題ですが、靴がキツくなると、そこで血の流れが悪くなり、血流障害や足先の冷えなど二次的被害も起こってきます。
こんなやっかいな「むくみ」ですが、そもそも何故起こるのでしょう?
基本的なむくみ(一般的な)がおこる一番の理由は、「水分バランス」が崩れることによって生じます。
「むくみ」は、血液中の水分が血管の外にしみ出して細胞にたまった状態のことで、毛細血管から組織間にしみ出す水分と、再び血管に吸収される水分とのバランスがとれていれば、むくむことはありません。毛細血管の血圧が上がった場合や血管内で蛋白質濃度が低下した場合、血管がタンパク質や水分を通しやすくなった場合などに「水分バランス」が崩れ、むくみが生じるのです。
ちょっと分かりにくいですかね…
「水分バランス」といっても、血管と組織間の水分ですので、水を飲みすぎるとか、逆に飲まなさ過ぎるとかの単純な問題でもありません。
一言では説明できませんが、血管の中は常に水分や蛋白質などを入れたり出したりして、血圧や浸透圧調節しています。
この時、血管から出る水分が多すぎるって現象がむくみの正体です。
つまり、血管から水分を逃がさないようにすることで、むくみは改善出来るんです。
じゃ、どんな時、むくむ、つまり血管から水分がたくさん押し出されてしまうのか?
これを考えると、対策は立てられそうですよね。
では、むくみの原因と、対策をご紹介しますね。
・長時間同じ姿勢をとっている
ずっと立ちっぱなし、座りっぱなしなどの同じ姿勢をとっていると、脚の血行が滞って血液中の水分が停滞するため、脚がむくみます。時間がたつほど悪化することが多いので、仕事が終わる頃にむくみがひどくなってしまいます。
対策としましては、単純にこまめに姿勢を変えることですね。
1時間以上同じ姿勢をとり続けないことが鉄則です。デスクワークをする方は、1時間に1回は立ちあがって伸びをしたり、お茶を入れに行ったりするなどして、姿勢を変えるようにしましょう。足首を回したり、イスに座った状態でかかとを上げ下げしたりするのも効果的です。
立ち仕事の方は、歩くと脚の筋肉のポンプ作用で血液が巡りやすくなります。休憩中に散歩をしたり、帰宅時にひと駅分歩いてみたりするのもおすすめです。就寝時に、脚を少し上げて寝るのも効果的です。
・アルコール
お酒を飲むことで、血管内の水分は少なくなるのに、血管が膨張して外に水がしみ出してしまう「血管内脱水」という状態が起こり、むくみの原因になります。
こちらの対策は「飲まない」のが一番なんですが、なかなかそうもいかないでしょう。 水分補給して、アルコールを体外に出す様にしてください。
特に飲んでしまった次の日等はスポーツ飲料などを飲んで水分補給し、早めにアルコールを体外に出すことが重要です。呼気からもアルコールは抜けていきますから、意識的におおきく呼吸するのも効果的です。
・塩分の摂り過ぎ
塩分の摂り過ぎもむくみの原因になります。塩分を摂り過ぎると、からだの中のナトリウム濃度が高くなり、細胞と細胞の間に水分をため込もうとして、その結果、血管の外に水分がしみ出してしまうからです。
こちらの対策も、アルコール同様、塩分の多い食べ物を控えるってことですが、食べてしまったら、こちらも水分を多めにとりましょう。
アルコールと塩分はかなり危険です。お酒を飲むとどうしても塩辛いつまみを食べますし、翌日にはヘルシー感覚で、味噌汁や梅干とか意外と塩分濃度の高いものを食べてしまいます。カロリーと塩分は関係ないので、ヘルシーだからといって油断できません。
・冷え、血行不良、運動不足による新陳代謝の低下
これも、意外とあるんですよねぇ…
やはり女性は、男性よりも筋肉量が少ないため、血行不良からむくみやすくなります。また基礎代謝量が低いため、冷えからむくむこともあります。
対策として、少しでも運動をして筋肉量を増やし、新陳代謝を上げるようにしましょう。筋肉には血液を心臓に戻すポンプ作用があるので、足を大きく動かすことによってむくみ防止も期待できます。
後、大切なのはむくみを慢性化させないことですね。いったんむくんでしまうと、水分バランスの崩れから、細胞への養分の取り入れや老廃物の排出がうまくいかなくなるので、さらに悪化しやすくなります。
また、放っておくと「慢性化」しやすいという特徴もあります。対策を立てて実行し、むくみ知らずのスッキリ生活を送りましょう。
当院で施術している、「筋膜リリース」は全身の血流をあげるうえ、下腿なども直接刺激し老廃物を押し流します。
かなりのむくみ防止効果がありますから、気になる方は是非一度受けてみてください(^^)
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院