交差耐性
2019年07月17日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月17日の水曜日でございます。
本日は、祇園祭のメインイベント、山鉾巡行がございます。
天気がどうでしょうねぇ〜。
今年は梅雨明けがまだですから、天気が非常に心配です。
そんな梅雨明け前ですが、今日も元気にネタ突入〜。
昨日は太古の生き物、マンモスのお話をしましたが、今日の主役もそんな時代から生きてるだろうと考えられてる奴らです。
そう。
それは、非常に高い確率で人間からは嫌われる生き物、ゴキブリのことですな。
非常に高い確率といいましたが、中には彼らをペットとして飼っちゃう人もいます。
ま、ちょっと一般家庭にいる種類と違うようですが、好む方も中にはいます。
が、大半のヒト科は忌み嫌い、この世からまず絶滅してくれと願っていることでしょう。
そう思わせるのは、主にチャバネゴキブリという種で、こいつの姿を見つけてしまったら少なからず背筋に寒いものが走ります(笑)
で、こいつがどうしたかというと、もともとコイツらの起源は古く、マンモスどころの騒ぎじゃないんですよ。
一説には、3億年前から生存していて進化を繰り返し現代に存在すると言われています。
3億年前っつったら、ジュラ紀より古いんですから、スゴイですよねぇ。
で、今日のお話の内容としましては、このゴキブリがですね、最近、またもや強く進化してるんでないのってお話なんですよ。
アメリカ・パデュー大学の研究チームが、イリノイ州ダンヴィルとインディアナ州インディアナポリスにあるアパートに潜むゴキブリに、3つの方法で殺虫剤を与えて、その効果を試すという調査を行なったそうです。
まぁ、調査研究はいいですけど、わたくしならこの実験に参加することすら拒否反応が出ますがね。
1つめは、1種類の殺虫剤のみを使用するというやり方。
2つめは、殺虫剤を2つ組み合わせて使うというやり方。
3つめは、3つの殺虫剤を1月ごとのローテーションで使うというやり方。
この3つのやり方で、6ヶ月間にわたり、ビールに浸したパンでゴキブリのサンプルを採取しつつ、ゴキブリの数や薬剤耐性の変化を観察し続けたんだそうです。
すると驚いたことに、ほとんどのケースでは、ゴキブリの生息数は一定か、むしろ増加したらしいんですよ。
増加て(笑)
そして、増加の原因は、ゴキブリの子供が「交差耐性」を発揮してしまうことなんだそうです。
「交差耐性」とは、ある生物がある殺虫剤に対する耐性を身につけると同時に、別の殺虫剤に対する耐性をも獲得する現象をいうそうです。
つまりゴキブリの子供は、親世代のゴキブリが直接体験した殺虫剤だけでなく、それ以外の殺虫剤に対しても、生まれつき耐性を備えているということなんだそうですよ。
恐るべきことに、1世代を経るだけで、薬剤への耐性が6倍にも強化されていたほどだったといいますから、まさしく無敵に近づいとるな。
一応は効果があったのは単一の殺虫剤のみを使ったときだったようなんですが、これは、それに対してまったく耐性がない集団に対してのみの効果であり、しかもわずかに耐性を持つ集団に使った場合は、生き残った個体が耐性のある子孫を生み出すために結局個体数が増えてしまうわけなんです。
ゴキのメスは数ヶ月ごとに10匹以上の子供を産むために、一時的に数を減らしてもすぐに元通りになってしまうわけですな。
人が暮らすところならどこにでもいるチャバネゴキブリは、さまざまな病原菌を撒き散らし、フンなどはアレルギーの原因になります。
その見た目も一般的な人間の嫌悪感を掻き立てるもので、精神衛生上の問題も生じます。
そんな軍団が殺虫剤に対する耐性を次々と身につけながら、増殖するわけでこれは完全なイタチゴッコですなぁ(笑)
ゴキブリってヤツは、単体ではメチャクチャ弱い生物なんですよね。
その気になりゃ、子供でも簡単に駆除できます。
ですが、この「交差耐性」ってヤツと凄まじい繁殖力により、数で圧倒してくるわけですな。
こんなもんとまともに戦ってもどうにもなりません(笑)
駆除の方向で考えても無理があるので、共存するか見てみぬふりをするか…
後、自然界の掟、天敵を放つって手もあります。
これ、確実に駆除出来るそうなんですが、ゴキブリの一番の天敵は、クモ、ゲジゲジ、ムカデなどだそうです(笑)
あかん(笑)
ムカデ、ゲジゲジなんて、ゴキブリよりタチが悪いやん。
クモもかなり気持ち悪いんで、この作戦もちょっと無理がありそうです。
わたくし院長は、とにかく食べ物をそこらに置かない、水分を残さないって作戦で結構姿を見ないですんでる気がします。
特に水分は効果的で、わたくしは毎日流しのシンクは水滴の一つも残らないように吹き上げております。
水が飲めないとゴキも居心地悪いですから、よそに移動してくれるでしょうしねぇ。
恐竜より太古から生きながらえてる種なんですから、そりゃ簡単には駆除できないっすよ。
ってことで、ゴキ達がまた強くなってるよって事しかお伝えできてませんが、わたくしの「水断ち作戦」効果あると思うんで、是非試してみて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月17日の水曜日でございます。
本日は、祇園祭のメインイベント、山鉾巡行がございます。
天気がどうでしょうねぇ〜。
今年は梅雨明けがまだですから、天気が非常に心配です。
そんな梅雨明け前ですが、今日も元気にネタ突入〜。
昨日は太古の生き物、マンモスのお話をしましたが、今日の主役もそんな時代から生きてるだろうと考えられてる奴らです。
そう。
それは、非常に高い確率で人間からは嫌われる生き物、ゴキブリのことですな。
非常に高い確率といいましたが、中には彼らをペットとして飼っちゃう人もいます。
ま、ちょっと一般家庭にいる種類と違うようですが、好む方も中にはいます。
が、大半のヒト科は忌み嫌い、この世からまず絶滅してくれと願っていることでしょう。
そう思わせるのは、主にチャバネゴキブリという種で、こいつの姿を見つけてしまったら少なからず背筋に寒いものが走ります(笑)
で、こいつがどうしたかというと、もともとコイツらの起源は古く、マンモスどころの騒ぎじゃないんですよ。
一説には、3億年前から生存していて進化を繰り返し現代に存在すると言われています。
3億年前っつったら、ジュラ紀より古いんですから、スゴイですよねぇ。
で、今日のお話の内容としましては、このゴキブリがですね、最近、またもや強く進化してるんでないのってお話なんですよ。
アメリカ・パデュー大学の研究チームが、イリノイ州ダンヴィルとインディアナ州インディアナポリスにあるアパートに潜むゴキブリに、3つの方法で殺虫剤を与えて、その効果を試すという調査を行なったそうです。
まぁ、調査研究はいいですけど、わたくしならこの実験に参加することすら拒否反応が出ますがね。
1つめは、1種類の殺虫剤のみを使用するというやり方。
2つめは、殺虫剤を2つ組み合わせて使うというやり方。
3つめは、3つの殺虫剤を1月ごとのローテーションで使うというやり方。
この3つのやり方で、6ヶ月間にわたり、ビールに浸したパンでゴキブリのサンプルを採取しつつ、ゴキブリの数や薬剤耐性の変化を観察し続けたんだそうです。
すると驚いたことに、ほとんどのケースでは、ゴキブリの生息数は一定か、むしろ増加したらしいんですよ。
増加て(笑)
そして、増加の原因は、ゴキブリの子供が「交差耐性」を発揮してしまうことなんだそうです。
「交差耐性」とは、ある生物がある殺虫剤に対する耐性を身につけると同時に、別の殺虫剤に対する耐性をも獲得する現象をいうそうです。
つまりゴキブリの子供は、親世代のゴキブリが直接体験した殺虫剤だけでなく、それ以外の殺虫剤に対しても、生まれつき耐性を備えているということなんだそうですよ。
恐るべきことに、1世代を経るだけで、薬剤への耐性が6倍にも強化されていたほどだったといいますから、まさしく無敵に近づいとるな。
一応は効果があったのは単一の殺虫剤のみを使ったときだったようなんですが、これは、それに対してまったく耐性がない集団に対してのみの効果であり、しかもわずかに耐性を持つ集団に使った場合は、生き残った個体が耐性のある子孫を生み出すために結局個体数が増えてしまうわけなんです。
ゴキのメスは数ヶ月ごとに10匹以上の子供を産むために、一時的に数を減らしてもすぐに元通りになってしまうわけですな。
人が暮らすところならどこにでもいるチャバネゴキブリは、さまざまな病原菌を撒き散らし、フンなどはアレルギーの原因になります。
その見た目も一般的な人間の嫌悪感を掻き立てるもので、精神衛生上の問題も生じます。
そんな軍団が殺虫剤に対する耐性を次々と身につけながら、増殖するわけでこれは完全なイタチゴッコですなぁ(笑)
ゴキブリってヤツは、単体ではメチャクチャ弱い生物なんですよね。
その気になりゃ、子供でも簡単に駆除できます。
ですが、この「交差耐性」ってヤツと凄まじい繁殖力により、数で圧倒してくるわけですな。
こんなもんとまともに戦ってもどうにもなりません(笑)
駆除の方向で考えても無理があるので、共存するか見てみぬふりをするか…
後、自然界の掟、天敵を放つって手もあります。
これ、確実に駆除出来るそうなんですが、ゴキブリの一番の天敵は、クモ、ゲジゲジ、ムカデなどだそうです(笑)
あかん(笑)
ムカデ、ゲジゲジなんて、ゴキブリよりタチが悪いやん。
クモもかなり気持ち悪いんで、この作戦もちょっと無理がありそうです。
わたくし院長は、とにかく食べ物をそこらに置かない、水分を残さないって作戦で結構姿を見ないですんでる気がします。
特に水分は効果的で、わたくしは毎日流しのシンクは水滴の一つも残らないように吹き上げております。
水が飲めないとゴキも居心地悪いですから、よそに移動してくれるでしょうしねぇ。
恐竜より太古から生きながらえてる種なんですから、そりゃ簡単には駆除できないっすよ。
ってことで、ゴキ達がまた強くなってるよって事しかお伝えできてませんが、わたくしの「水断ち作戦」効果あると思うんで、是非試してみて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院